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【頷下の珠】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・故事)

頷下の珠

「頷下の珠」の意味(語源由来・出典・故事)

意味
【ことわざ】
頷下の珠

【読み方】
がんかのたま

【意味】
手に入れることが難しい宝玉のこと。

ことわざ博士
「頷下の珠」という言葉は、伝説の生物である驪竜 (りりょう) のあごの下に宿ると言われる珠玉を指すんだよ。

この珠玉は非常に貴重で手に入れるのが難しいとされている。だから、この言葉は手に入れにくい大変価値あるものを指して使われるんだ。

助手ねこ
あー、わかるわかる!要するに、ゲットするのがめっちゃ難しいけど、ものすごく価値があるものってことやんな。

よく「隠れた名品」とか「レア物」とか言うて、なかなか手に入らんけど、手に入れたら最高!っていうもんやね。この珠もそんな感じやな!

【語源・由来】
驪竜りりょうのあごの下にある珠玉を得るには、危険をおかさねばならないことから。

【出典】
荘子そうじ

【故事】
黄河のほとりに、ヨモギを編んでもっこを作って売る貧しい者がいた。その息子は淵にもぐって千金の球を得た。すると父はその子に「千金の球は必ず九層もの深い淵に住む黒い竜驪竜のあごの下にある。お前が得たのは竜が眠っている時に出会ったからだ。もし竜が目を覚ましていたら、お前の体のかけらも残らず食べられてしまっただろう」と言ったという。

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「頷下の珠」の解説

カンタン!解説
解説

「頷下の珠」っていう言葉は、昔の物語「荘子」に出てくるんだよ。

話の中に、驪竜(りりょう)っていう龍がいて、その龍のあごの下にすごく貴重な珠玉があったんだって。この珠玉は、とても希少で手に入れるのが難しかったの。

だから、「頷下の珠」とは、本当に手に入れるのが難しいけれど、すごく価値のあるもの、っていう意味があるんだ。ものすごく特別なもの、あるいはレアなものを指す時に使われる言葉なんだよ。

「頷下の珠」の使い方

健太
うわあ。レッドダイヤモンドじゃないか。
ともこ
頷下の珠といわれるレッドダイヤモンドよ。
健太
実物を目にすることができるとは思わなかったよ。
ともこ
お父さんが買ってきてくれたの。これは家宝にするしかないわよね。
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「頷下の珠」の例文

例文
  1. タンザナイトは限られた鉱山でだけ産出され、頷下の珠と呼ばれる。
  2. アウイナイトは鉱山が閉山となり、今流通している分は頷下の珠となった。
  3. フォスフォフィライトは希少できれいな宝石の上、硬度が高く頷下の珠だ。
  4. ロードクロサイトはバラ色の宝石で、頷下の珠とも世界一美しい宝石ともいわれる。
  5. カシミール・サファイアは、その優美なブルーから頷下の珠とされ高値がつけられている。

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