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【御多分に洩れず】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
御多分に洩れず

【読み方】
ごたぶんにもれず

【意味】
世の中の多くの場合と同じように。例外ではなくて。「御多分」は、多くの人や多くの例。「洩れず」は、こぼれ落ちないで。

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「御多分に洩れず」の使い方

ともこ
健太くんは、空手を習っているけれども、御多分に洩れず、小さいころは少年野球をやっていたことがあるの?
健太
やったことは無いよ。ずーっと空手だよ。今の少年たちは、いろんな選択肢があるから、昔のように、御多分に洩れず、少年だから必ず野球をやるっていうわけじゃないと思うよ。
ともこ
へえ。そうなの。キャッチボールもやったことは無いの?
健太
そういえば無いねえ、父さんと一緒にランニングはするけどね。

「御多分に洩れず」の例文

  1. 思春期に音楽にはまった青年の御多分に洩れず、作曲家を志したこともあって、ギターを片手にたくさんの曲を作った。
  2. 世の中が不景気になると、御多分に洩れず我が社も苦しくなる。
  3. 最近人手不足のニュースをよく耳にしますが、御多分に洩れずうちの会社も人手が足りなくて困っているんですよ。
  4. 景気が回復した実感がわかないっていいますけど、御多分に洩れず、わが社も、そんなに景気の回復を感じません。
  5. 彼女の部屋は、御多分に洩れず、年頃の女の子の部屋らしく、キャラクターグッズであふれかえっていた。
  6. 彼は、生涯宗教色の濃い絵ばかり描いていましたが、この絵も御多分に洩れずキリストが生まれたとされている厩(うまや)の絵です。