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【心を奪われる】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
心を奪われる

【読み方】
こころをうばわれる

【意味】
ほかのことに関心が向かないほど、ある対象に夢中になる。

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「心を奪われる」の使い方

ともこ
あら。健太くんが、何に心を奪われているのかと思ったら、かわいい猫ね。
健太
そうなんだ。とても気持ちよさそう昼寝をしているんだ。
ともこ
本当ね。この猫は昼寝に心を奪われて、健太くんがこの子に心を奪われてそばにいることに気が付いていないようね。
健太
全然起きる気配がないよね。見ていたら僕も眠くなってきたよ。

「心を奪われる」の例文

  1. 何かに心を奪われているような彼女の眼は、ぼんやりと僕の方を向いたのだった。
  2. 僕が彼女に話しかけたちょうどその時、彼女は目の前の絵に心を奪われていた。
  3. 予想したより、父さんはイライラしていなかったが、イライラしていないと言うよりは何か別のことに心を奪われているようであった。
  4. 病院に行って病名を告知されるまでは、死ぬ時のことに心を奪われる必要性がないほど、死ぬという事は遠い未来のことだと思っていた。
  5. 二十年記者をしていて、こんなに心を奪われる事件は、いまだかつてなかったんだ。

【注意!】間違った例文

❌「ラジオのうるさい音に心を奪われて、勉強に集中できない。」

この使い方は間違い。「心を奪われる」は、きれいなものや、魅力のあるもの(人)に対して使う言葉。この場合は「気を取られる」という。