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【名にし負う】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
名にし負う

【読み方】
なにしおう

【意味】
有名な。名高い。「名に負う」を強めた言い方。「負う」は評判どおりの意味。

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「名にし負う」の使い方

健太
ここが名にし負う「親知らず子知らず」の難所なんだね。
ともこ
すごい崖ね。波が崖にぶつかって泡立っているわ。頭の中で先日習ったばかりの合唱曲「親知らず子知らず」が流れているわ。
健太
こんなところをよく通ろうって思ったよね。ほかに道が無かったのかな?
ともこ
そうよね。私ならこんな怖い道は絶対に通らないわ。遠回りになったとしても内陸を通るでしょうね。昔の人は、勇気があったわよね。

「名にし負う」の例文

  1. 富士山は、名にし負う天下の高嶺で、日本国民のみならず海外からも登山客が来ます。
  2. あれが名にし負うスカイツリーかあ、こんな遠くからでも見えるなんて、近くで見たらさぞかし高いんだろうな。
  3. 名にし負うロダンの地獄の門が、日本国内に、静岡県と東京都とふたつも現存するらしい。
  4. ここが名にし負う富士の樹海か、噂通りに迷って出られなくなりそうだ。
  5. この町は、名にし負う中山道の宿場町で、昔からたくさんの人々が行きかい賑わいを見せていた。
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