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【手を束ねる】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
手を束ねる

【読み方】
てをつかねる

【意味】
あることが起こっているときに、何もしないで見ている。何もできないでいる。腕組みをする。また、傍観する。

「束ねる」は、たばねるという意味で、腕を組むこと。

【類義語】
・手をこまねく
・腕をこまねく

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「手を束ねる」の使い方

ともこ
健太くん。それはやめたほうが良いと思うわ。
健太
まあまあ。今回は口を出さないで、見守っていてよ。
ともこ
だって、確実に失敗することが分かっているのに、手を束ねてみているだけということは、私にはできっこないわ。
健太
・・・そこまで言われると自信が無くなってきたよ。やっぱり無理かなあ。大丈夫だと思ったんだけどなあ。

「手を束ねる」の例文

  1. 手を束ねてその事件を携帯電話で撮影している人がかなりいたようだが、なぜ被害者を助けに行かないで撮影を優先させたのだろう。
  2. 企業は、その公害問題に手を束ねるばかりで、何らかの手を打とうともしなかった。
  3. 雨脚が急に強まり、川は見る見る増水して、あっという間に周辺の民家は水に浸かったが、ただ手を束ねるだけで何もできなかった。
  4. あの頃の僕は、事態が急変していくのをただ手を束ねてみていることしかできなかった。
  5. 自分で修理をすることができないので、専門の人が修理するのを手を束ねてみているだけだった。