「嫌気が差す」の意味
【慣用句】
嫌気が差す
【読み方】
いやけがさす
【意味】
やる気を失う。いやになる。
つまり「もう耐えられへん!」って思う感じやな。特定の事や人に対して、我慢の限界がきて、もう嫌になっちゃう感情を言うんやな。
何かに飽きたり、うんざりしたりした時に使う言葉やな。
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「嫌気が差す」の解説
カンタン!解説
「嫌気が差す」っていうのはね、最初はそんなに嫌じゃなかったことが、だんだんとストレスになってきて、とうとう我慢できなくなるっていう意味なんだよ。
たとえば、毎日同じご飯を食べていて、最初はまあまあ好きだったけど、日に日に飽きてきて、とうとう「もうこのご飯は食べられない!」ってなったときに使うんだ。
「嫌気」は「嫌な気分」を意味していて、「差す」はその嫌な気分が湧き上がってくるってことを表しているんだよ。だから、「嫌気が差す」っていうのは、嫌な気分が満ちてきて、我慢できなくなるっていう意味なんだね。
「嫌気が差す」の使い方
成績優秀なともこちゃんでも。勉強に嫌気が差すことがあるの?
あるわよ。成績が伸び悩んでいる時は嫌気が差すわ。でも、そういう時は、どこかに原因があるはずだから、いったん勉強をやめて客観的に自分の勉強方法を眺めてみるの。
へえ。そうしたら、何かが見えてくるの?
そうなの。駄目なところが見えてくるの。そうすれば嫌気が差しても乗り越えられるの。
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「嫌気が差す」の例文
- 雪国のほうがましだと思ったのか、それとも単に都会に嫌気が差したのか、彼はここを去ることにしたらしい。
- 今の仕事に嫌気が差してきたのだが、転職するべきか、このまま上のポジションを目指してがんばるべきか。
- 恋人の、友人に対する態度を見てから、彼女の人間性に疑問を持ち、嫌気が差すようになった。
- 毎日毎日、習い事があって、友達と遊べない日々が続くことに、だんだん嫌気が差してきた。
- 自分があまりにも役立たずであることに、今日ほど嫌気が差してきたことは無かった。
つまり、特定の状況や人に対して、「もう嫌だ」と思う気持ちを強く感じるときに使うんだよ。