「気が咎める」の意味(語源由来)
【慣用句】
気が咎める
【読み方】
きがとがめる
【意味】
罪の意識を感じる。後ろめたい。やましさを感じる。
「気が咎める」という表現は、自分がしたことが何かしら良くないことだと自覚し、その後に罪悪感や後悔の感情を抱く状態を指すんだよ。
つまり、自分がやったことが悪かったんちゃうかと思って、心がえぐられる状態ってことやな。
自分で自分を責めるような、後ろめたい感じになるんやな。
【語源由来】
「咎める」があやまちや罪を取り立てて、非難する。なじる。という意味であることから。
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「気が咎める」の解説
カンタン!解説
「気が咎める」っていう表現はね、自分が何か悪いことをしたと感じて、それに対して罪悪感や後ろめたさを感じることだよ。
例えば、友達の秘密をうっかり他の人に話してしまったときに、それが間違いだったと気づいて、「あー、気が咎める…」って感じることがあるよね。
ここでの「気」っていうのは、心の動きや感情のことを指していて、「咎める」っていうのは自分が悪いことをしたと感じて心が痛むこと。
だから、「気が咎める」っていうのは、自分の行動に対して罪悪感を感じる、つまり、心が悪いことをしたと感じるってことを表しているんだよね。
「気が咎める」の使い方
健太くん。いつもごめんなさい。
どうしたの?ともこちゃん。急に謝るなんて。
空手が大好きな健太くんに、いつも、一に勉強、二に勉強、三に空手って言っていることに気が咎めたの。
僕のためを思って言ってくれていることを知っているから大丈夫だよ。気にしないで。
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「気が咎める」の例文
- ある人の絵を模倣し、自分なりにアレンジした絵が優秀賞を取り、少々気が咎めた。
- 彼女が、一人で黙々と働いているのをぼけっと眺めているのは、さすがに気が咎める。
- ただの自慢話になってしまうので、いささか気が咎めるが、僕は記憶力には自信があり、教科書を一目見ただけで暗記できるんだ。
- 気が咎めるのか、なんとか笑いを引っ込めようとしているが、どうもまだ堪えきれないようだ。
- うちへ帰って出直すのは大変だし、友達のうちへ話しに行くのは何だか気が咎める時間だし、仕方がないから町の中を散歩する事にした。