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【未曽有】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
未曾有

【読み方】
みぞう

【意味】
①「未 (いま) だ曽 (かつ) て有らず」の意味。今までに一度もなかったこと。また、非常に珍しいこと。希有 (けう) 。
②十二分経の一。仏・菩薩 (ぼさつ) による奇跡を記した経典。

【類義語】
・前代未聞
・破天荒

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「未曾有」の使い方

健太
今年の日本列島を襲った寒波は、未曾有の被害をもたらしたよね。
ともこ
そうね。農産物だけではなく、人命にも被害が出たわよね。
健太
とても悲しいニュースだったね。自然が牙を剥くと、人間の力ではどうしようもできないね。
ともこ
そうね。科学が進歩しても、自然を甘く見ることなく共存していかないと駄目よね。

「未曾有」の例文

  1. 未曾有の大震災から七年が経ちましたが、まだ七万人以上の人が避難生活を強いられています。
  2. 日本は今、未曾有の危機に直面しています。
  3. この年の国勢調査では、未曾有の人口減少が見られ、100年後には、人口が3分の1になると予想されています。
  4. 未曾有の大災害の中、自分を守るだけでも精一杯のはずなのにもかかわらず、見知らぬ人と人とが助け合う姿がたくさん見られたそうです。
  5. 今年は、未曾有の暑い夏になり、地球温暖化対策を真剣に考え始めました。