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【しっぺ返し】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
しっぺ返し

【読み方】
しっぺがえし

【意味】
あることをした時に、すぐにもどってくる仕返しのこと。

【語源・由来】
もともとは「竹篦(しっぺい)返し」といい、「竹篦」とは、座禅の際に戒めのために打つ道具で、割った竹に漆を塗った細長い板状のもの。鎌倉時代に禅宗の伝来とともに伝わった。僧侶が交代で竹篦を打つ役をしたため、打たれた者が打つ側になることもあることから。

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「しっぺ返し」の使い方

健太
ふえーん。ともこちゃーん。さっき、犬に追いかけられてお尻を噛まれてしまったよ。
ともこ
まあ大変。どうしてそうなってしまったの?
健太
犬が歩いていたから驚かせたんだ。そうしたら犬が怒って噛みついてきたんだ。
ともこ
そんないじわるなことをするから、しっぺ返しにあうのよ!当然の報いだわ!

「しっぺ返し」の例文

  1. 普段からそんな馬鹿のことをやっているから、しっぺ返しをくらうことになるんだ。
  2. まじめに生きようとした途端に、今までの不誠実さのしっぺ返しが一気に襲い掛かってきたかのような不幸に見舞われた。
  3. ろくでもない強欲なお金持ちに対して、強烈なしっぺ返しをくらわすことが目的で強盗をはたらいたのです。
  4. 普段の行いが悪いと、いざというときしっぺ返しされるのが悲しい。
  5. 君はいつも自分のことしか考えていないけれども、いつかしっぺ返しが来るよ。