【ことわざ】
空き腹にまずい物無し
【読み方】
すきばらにまずいものなし
【意味】
空腹時に食べる物は、どんな物でもおいしく感じるということ。食事だけでなく、欲しい物について選り好みできない場合のたとえにも使う。
【類義語】
・空腹にまずい物なし
・ひだるい時にまずい物なし
・飢えては食を択ばず
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「空き腹にまずい物無し」の使い方

ともこちゃん。このお弁当、野菜ばっかりだよ。お肉がいいなあ。こんなの食べられないよ。

空き腹にまずい物無しっていうじゃないの。お腹がすいていたら、野に生えるつくしでもおいしく食べられると思うわ。

ええー。つくし?苦そうだなあ。でも、本当に飢えに苦しんだら食べるかもしれないなあ。

そうでしょう?苦くもまずくもないお弁当を食べているんだから、ありがたくいただきなさい。
「空き腹にまずい物無し」の例文
- 空き腹にまずい物無し、好き嫌いなんて我が儘が言えるのは、君らが恵まれ過ぎている証拠だ!
- 空き腹にまずい物無し、一度貧乏な生活をしてからは、何でもおいしいと思って食べるようになった。
- 空き腹にまずい物無し、あまりにもお腹が空きすぎて、焦げたパンがとても香ばしくおいしく感じられた。
- 空き腹にまずい物無し、飽食の時代だから分からないかもしれないが、食べ物が無いと靴でもおいしく思えるんだぞ。
- 空き腹にまずい物無し、お腹が空いているときは駄菓子でも高級スイーツのようにおいしく感じられる。