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【斜に構える】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
斜に構える

【読み方】
しゃにかまえる

【意味】
①剣道で、刀を斜めに構える。
②身構える。改まった態度をする。
③物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの態度で臨む。

【語源・由来】
刀を斜めに下げて身構えるのがもともとの意味。

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「斜に構える」の使い方

健太
ともこちゃん。どんなに努力をしても、どうせ僕の良さなんて世間に認められっこないさ。
ともこ
えっ?何でそんなに世の中に対して斜に構えるの?健太くんの良さを分かってくれる人はいるわ。私だってその一人よ。だから、あきらめずに宿題をするべきだわ。
健太
宿題をして頑張ってもどうせ100点は取れないさ。
ともこ
ははーん。宿題をしたくないからって世の中のせいにしようとしているでしょう?そんなこと言っても宿題は見せませんからね。自分でちゃんとやってね。

「斜に構える」の例文

  1. 無私の愛を信じない、自分の親以上に自分を愛してくれる人なんているわけないさ、と斜に構える態度を取る。
  2. 友人の忠告を斜に構えて聞くのは、失礼だよ。
  3. 皆さんに伝えたいことがあるというので、何事かと斜に構えて待っていたら、単なる新曲の告知だった。
  4. この辺り一帯を開発する企業側は斜に構え、住民代表を出迎えた。
  5. 健太くんは、校長先生のお説教を斜に構えて聞いているが、あれでは先生の想いは伝わらないだろう。
  6. ともこちゃんは、立ち上がって斜に構えると偉そうに胸の前で腕を組んだ。

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