【ことわざ】
狸寝入り
【読み方】
たぬきねいり
【意味】
眠っているふりをすることのたとえ。都合の悪いときに、寝たふりをすること。
【語源・由来】
狸が寝ているふりをして、人を騙すという俗信から由来しているとされる。また、狸はとても臆病な動物なので、驚くと一時的に気を失うことがある。そこで、人を騙そうと狸が寝入ったふりをしているように見えることから。
【英語訳】
Fox sleep.
Play opossum.
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「狸寝入り」の使い方
ど、どうしよう。花瓶を割ってしまった。
健太くん、ここにいたのね。あら、寝ているのかしら。まあ、花瓶が割れているじゃない!
…。
健太くん、狸寝入りをして誤魔化そうとしてもだめよ。起きなさい!
「狸寝入り」の例文
- 彼はいつも困ったからといって、知らぬふりをして狸寝入りするなんて、本当に信じられないよ。
- 彼は狸寝入りすれば、誤魔化せると思っているんだ。あきれてしまうね。
- 君が狸寝入りしていることはわかっているんだ。早く起きて、事情を説明しなさい。
- まずいことになってしまったから、狸寝入りをして知らぬふりをしてしまおう。
この他にも、「狸」を使ったことわざがいくつかあります。
・捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)まだ手に入れてない儲けを計算したりすること。
・狸が人に化かされる(たぬきがひとにばかされる)相手を軽く見ていたせいで、騙すつもりが逆に騙されてしまうこと。
・狐と狸の化かし合い(きつねとたぬきのばかしあい)ずる賢いものが、お互いに騙し合うこと。
・同じ穴の狸(おなじあなのたぬき)仲間のようには見えないが、実はよくないことをする仲間のこと。
狸は、騙すもののたとえとして使われているようですね。
・捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)まだ手に入れてない儲けを計算したりすること。
・狸が人に化かされる(たぬきがひとにばかされる)相手を軽く見ていたせいで、騙すつもりが逆に騙されてしまうこと。
・狐と狸の化かし合い(きつねとたぬきのばかしあい)ずる賢いものが、お互いに騙し合うこと。
・同じ穴の狸(おなじあなのたぬき)仲間のようには見えないが、実はよくないことをする仲間のこと。
狸は、騙すもののたとえとして使われているようですね。
まとめ
都合が悪いことがあると、黙ったり寝たふりをしたりして、誤魔化してしまうことがあるのではないでしょうか。
狸寝入りをせずに、話し合うようにしたいものですね。