【慣用句】
雀の涙
【読み方】
すずめのなみだ
【意味】
ほんのわずかな量のたとえ。
【語源由来】
小さな雀が流す小さな涙ということから。
【類義語】
蚊の涙(かのなみだ)
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「雀の涙」の使い方

健太くん、とてもおいしそうなものを食べているわね。少し分けてちょうだい。

うん。いいよ。あげるから、手を出して。

えっ。そんなにたくさんあるのに、こんな雀の涙ほどしかくれないの?

空手の練習の後でお腹がすいてるから、たくさんはあげられないんだよ。雀の涙でごめんね。
「雀の涙」の例文
- 給与明細を見ると、いろいろ引かれ、雀の涙だったので少しがっかりした。
- 毎日の生活の中で、雀の涙ほどのちっぽけな幸せを一つ一つ、大事にしていきている。
- この一万円は、僕にとっては大金だけれども、ともこちゃんにとっては雀の涙でしかないんだろうな。
- 雀の涙ほどの年金で老後を暮らしていくためには、病気知らずで元気な毎日を送らなくてはいけない。
- 相当な額の財産が残されていたはずなのに、父の後妻にほとんどを持っていかれ、自分は雀の涙ほどしかもらえなかった。