【慣用句】
口が掛かる
【読み方】
くちがかかる
【意味】
①芸人・芸妓などが客の座敷に呼ばれる。
②仕事の注文などを受ける。
③仲間などから誘いがある。
「口」は、仕事や役割
【語源・由来】
芸人が客から座敷に呼ばれる意味から転じて。
【類義語】
・口をかける
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「口が掛かる」の使い方

ともこちゃんは、優秀で手際が良いから、先生が手伝ってほしいことがあるときは、いつもともこちゃんが呼ばれるよね。

そうね。先生が困った時に口が掛かる便利屋さんみたいなものね。

でも、ボランティアでやっているんでしょう。偉いよね。

表向きはそうだけど、お菓子をもらったりしているわよ。
「口が掛かる」の例文
- あのイベントでの手腕をかわれて、彼の仕事ぶりを見ていた他社から口が掛かったそうだ。
- 手品が得意な彼は、宴会というと必ず口が掛かるので、日々練習を怠らない。
- 人数が足りないから土曜日が空いているなら、バイトに入ってくれないかと口が掛かった。
- 百貨店のイベントに出店してから、すこしずつ口が掛かるようになってきた。
- サッカーをやるにはあと一人足りないから、一緒にやらないかと口が掛かった。