【慣用句】
血祭りに上げる
【読み方】
ちまつりにあげる
【意味】
戦いのはじめに、敵を威勢よくやっつけて、味方の士気を奮い立たせる。
【語源・由来】
「血祭り」は、昔、中国で戦いの前にいけにえの血をささげて、勝利を祈ったこと。
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「血祭りに上げる」の使い方
健太くん。駅に私が大好きなアイドルがいるだなんて嘘だったじゃないの。よくも私をだましたわね。血祭りに上げてやるー!
ええっ。本当だって。僕が駅を通った時にはいたんだって!
駅員さんに聞いてもいないって言っていたわよ!
それは、駅員さんが気付いていないだけだよー。プライベートでこの町に来ている感じだったし・・・。血祭りに上げるだなんて、怖いこと言わないでよー。
「血祭りに上げる」の例文
- もたもたしている間にも、善良な市民が血祭りに上げられているかもしれないのだから、急ぐんだ。
- 彼は見事な剣さばきで、立ち向かってくる兵士たちを血祭りに上げたのでした。
- 農民の力は、結集すると武士でもかなわないくらいすごいもので、彼らが本気になったら自分たちは血祭りに上げられてしまう。
- 見せしめのためにお前から血祭りに上げてくれるわ!
- 外国人である我々が真っ先に血祭りに上げられるだろう。