「て」で始まることわざ
【て】からはじまることわざ
- 鄭家の奴は詩をうたう意味:四六時中見聞きしていると、知らないうちに覚えてしまうものだ。
- 庭訓三月四書大学意味:学問にすぐに飽きて長続きしないこと。
- 亭主元気で留守がいい意味:夫婦の間柄において、夫は家にお金を入れるだけで良く、常から家にいない方が妻にとって都合が良いということを意味する言葉。
- 亭主三杯客一杯意味:客に酒をふるまうとき、遠慮させないよう主人が客より多く飲むこと。
- 亭主の好きな赤烏帽子意味:一家の主人の好むものは、たとえ笑われるような異様な物事でも、家族はこれに従うものであるとのこと。
- 亭主の好きを客へ出す意味:自分の好きなものは他人も好きに違いないと思ってしまうこと。
- 貞女は両夫に見えず意味:貞節な女性は、夫と別れても再婚はしないということ。
- 泥酔意味:正体をなくすほど酒に酔うこと。
- 泥中の蓮意味:けがれた境遇にあってもこれに染まらず、清らかさを保つことのたとえ。
- 丁寧も時による意味:丁寧にするのは、時と場合による。
- 筳は以て屋を持すべからず意味:適材適所に用いなければならない。
- 手が空けば口が開く意味:仕事がなくなった途端、暮らしが成り立たなくなる。
- 手書きあれども文書きなし意味:文字を上手に書く人は多いけれど、文章を上手に書く人は少ないということ。
- 手加減の独り舌打ち意味:自分で味加減した料理を一人おいしく舌鼓を打って食べること。
- 敵国外患無き者は国恒に亡ぶ意味:国や民が安楽に浸ることを戒める言葉。
- 敵に糧意味:敵に食料を与えること。
- 敵に塩を送る意味:争っている相手が苦しんでいるときに、争いとは関係ないところについては利用しない、困ってたら支援することもあることのたとえ。
- 敵に味方あり、味方に敵あり意味:対立する人の中にも、自分を理解したり同情してくれる人がいる可能性がある反面、味方の中にも、隙を窺い油断できない人がいるかもしれない。
- 敵は仮す可からず時は失う可からず意味:敵に情けは無用。
- 敵は本能寺にあり意味:真の目的は別のところにある意。
- 敵もさるもの引っ掻くもの意味:相手もさすがに大したものだと、実力を認めるときの言葉。
- 溺を拯うに石を錘す意味:誤った方法でかえって災いを大きくすること。
- 敵を見て旗を巻く意味:勢いにのまれ戦う意欲をなくすこと。
- 手功より目功意味:手先の熟練より、経験を積み広い視野で物を見る力を養うことが大事だということ。
- 手品するにも種がいる意味:何をするにも材料や工夫がないとうまくできないということ。
- 弟子は師匠の半減意味:弟子が師匠を越えるのは難しいということ。
- 手酌五合、髱一升意味:酒は手酌で飲むと五合しか飲めないが、女性の酌だと一升飲めるということ。
- 手千両意味:手先が器用なことや腕に技術を持っていることは千両に匹敵する価値がある。
- 手出し十層倍意味:喧嘩で先に手を出した方の罪は、相手よりも十倍重い。
- 涅すれども緇まず意味:悪い環境下でも、影響されないこと。
- 鉄桶水を漏らさず意味:鉄製の桶が水漏れしないように、つけいる隙がないこと。
- 鉄は熱いうちに打て意味:物事にはふさわしい時機があり、よい機会を逃してはならないというたとえ。
- 鉄物は敵の末にも貸せ意味:鉄器は使わないでるとさびるので、だれかに貸して使わせるほうが良い。
- 鉄砲玉の使い意味:行ったきり帰ってこない使い。
- 鉄を点じて金と成す意味:他人が作った平凡な文章に手を加え、洗練された文章にすること。
- 手でする事を足でする意味:誤った方法でいい加減にやること。
- 蝸牛が日和を知る意味:分不相応なことをすること。
- 手鍋下げても意味:好きな男の人と結婚できるなら、召使いをやとわず、自分で煮炊きするような質素な暮らしも嫌とは思わない。
- 手習いは坂に車を押す如し意味:学問は、上り坂で車を押すように少しの油断で戻ってしまうため、絶えず努力しないといけない。
- 手に据えた鷹を逸らしたよう意味:大切なものを失い落ち込むこと。
- 手に万鈞を提げて而る後に多力見る意味:難しいことを処理してはじめて、その人の能力が分かる。
- 手の舞い足の踏む所を知らず意味:うれしさに我慢できなくなって小躍りする様子。
- 手の奴足の乗り物意味:他人の力を借りずに自力で物事をすること。
- 出日拝む者はあっても、入り日拝む者なし意味:勢いがあるものの所には多くの人が出入りするが、落ちぶれたものの所に出入りするものはない。
- 手八丁口八丁意味:話すことも、実際に物事を行うことも非常に上手なこと。
- 出船あれば入船あり意味:出るものがあれば入ってくるものもあり、世の中はさまざまだ。
- 出船に船頭待たず意味:チャンスが来たら周囲の事情など構わず、すぐに行動しなければいけない。
- 出船によい風は入り船に悪い意味:一方に良いことは、もう一方には悪いことだ。
- 手前味噌で塩が辛い意味:自分のしたことに対しては、甘い目で見てしまうこと。
- 手前味噌を並べる意味:自分で自分のことを誇ること。
- 手飯で力持ち意味:自分でお金を出し、人のために働くこと。
- 出物腫れ物所嫌わず意味:屁もできものも、あれこれ場所・場合に関係なく、おかまいなしに出る。
- 寺から里意味:物事が逆であることのたとえ。
- 寺から出れば坊主意味:寺から出てきた者は、みな僧侶と見なすように、物事を大ざっぱに分類してしまうこと。
- 寺に勝った太鼓意味:貧しい家に不釣り合いな立派な家具や道具のこと。
- 寺にも葬式意味:人の世話をするものが、逆に世話になるのが世の常だということ。
- 寺の隣にも鬼が棲む意味:良い人と悪い人が混合しているのが世の中だということ。
- 出る息入る息を待たず意味:人の命は、呼吸を一回する間にもどう変化するかわからないほどはかないということ。
- 出る杭は打たれる意味:すぐれてぬけ出ているものは、とかく憎まれる。
- 出る船の纜を引く意味:未練がましい振る舞いのこと。
- 手六十意味:手習いは六十歳までは鍛錬次第で上達するものだ。
- 手を出して火傷する意味:余計なことに手出しして災難にあうこと。
- 手を翻せば雲と作り手を覆せば雨となる意味:人情の変わりやすいこと。
- 天涯比隣の若し意味:天の果てのように遠い地にいて離れていても、心は隣にいるように通じ合っているということ。
- 天下取っても二合半意味:・物は必要なだけあればそれで事足りるので、あまり欲張るなというということ。
- 天下の憂いに先だちて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ意味:すぐれた為政者は世の人々に先だって天下国家のことを憂い、世の人々が政治の結果を楽しんだ後に楽しむ。
- 天下の大事は必ず細より作る意味:どんな重大なことも、最初は些細なことが原因で起こるものだ。
- 天下の難事は必ず易きより作る意味:天下の難事は、些細なことが原因となって起こるものだということ。
- 天下は回り持ち意味:国を治めるものは、ある一族だけでなく次々と変わるものだ。
- 天から降ったか地から湧いたか意味:空から落ちてきたのか、それとも地面から出てきたのかということで、人などが突然現れるようすをいう。
- 天から横に降る雨はない意味:人間は生来まっすぐ素直な心を持ち、本性は善である。
- 天機泄らすべからず意味:重大な秘密は決して漏らしていけないという戒め。
- 天狗の飛び損ない意味:日頃自慢しているものが油断して失敗すること。
- 天句践を空しゅうすること莫れ、時に范蠡無きにしも非ず意味:天は句践を見捨てるようなことはしない、時がくれば范蠡のような忠臣が現れ助けてくれる。
- 天行は健なり意味:天体の運行や自然の変化は一刻も休むことがない。
- 天災は忘れた頃にやってくる意味:自然災害は、その恐ろしさや以前の被害を忘れた頃にまた起こるものであるので、注意欠かさず備えをすべきという事。
- 天定まって亦能く人を破る意味:乱世には悪が栄えることもあるが、天運が正常になれば、悪は天の制裁を受け滅び、善が栄える。
- 天子に戯言無し意味:天子は冗談や嘘を言わない。
- 天井一日、底百日意味:相場は高値の期間が短く、下がっている期間が長い。
- 天上天下唯我独尊意味:宇宙間に自分より尊いものはないという意。
- 天水桶に竜意味:すぐれた人がつまらないところにいて才能を発揮できずにいること。
- 天水桶の孑孑意味:世間知らずのこと。
- 天高く馬肥ゆる秋意味:秋は、空がすみきって高く見え、食べ物がおいしく馬も大きくなるような、さわやかなよい季節だということ。
- 天地を動かし鬼神を感ぜしむ意味:詩歌は、天地を動かし鬼神をも感動させる力がある。
- 点滴石を穿つ意味:努力が持続することの大切さを説く言葉。
- 天道畏るべし意味:天が定めた道理には従うべきで、逆らうと身を滅ぼす。
- 天道様と米の飯はどこへも付いて回る意味:どこへ行っても、日の光はさすし、食っていくくらいのことはできるということ。
- 天道是か非か意味:幸不幸、運命への不満や怒りを表すことば。
- 天道は親無し意味:天の道は平等でひいきなどしない。
- 天道は善に福し淫に禍す意味:天は善人に幸せを与え、悪人に禍を与える。
- 天道人を殺さず意味:天は慈悲深く人を見捨てるようなことはしない。
- 貂なき森の鼬意味:強い人や優れた人がいないところで取るに足らないものがいばること。
- 天に口あり地に耳あり意味:秘密事や悪事は、いずれ人に知れてしまうものだ。
- 天に口なし、人を以て言わしむ意味:天には口が無いから何も言えないが、天の意志は人の口を通して世に伝わる。
- 天に順う者は存し、天に逆らうものは滅ぶ意味:自然の道理に従うものは存続し、逆らうものは滅びる。
- 天に跼り地に蹐す意味:恐れおののきびくびくする。
- 天に唾する意味:人に向かって何か害を与えようとすると、かえって自分が被害を受けるという事。
- 貂になり兎になり意味:手を変え品を変えあれこれ手を尽くすこと。
- 天に二日無く土に二王無し意味:天に二つ太陽がないように、国家にも二人の王がいてはならない。
- 天に風雨、人に疾病意味:強風や大雨の天候があるように、予想外の病にかかることもあるから気をつけなければならない。
- 天、二物を与えず意味:人には長所と短所があり、完璧な人間など存在しないということ。
- 天に眼意味:天は、いつでも人の全ての行いを見逃さない。
- 天に三日の晴れなし意味:晴れが三日続かないように、人生良いことばかり続かない。
- 天に耳無しと雖も之を聞くに人を以てす意味:秘密は、必ず誰かに知られるものだということ。
- 天に向かって唾を吐く意味:天に向かって唾を吐くと、それが自分の顔にかかってくるということから、他人に危害や損害を与えようとして、かえって自分がひどい目に遭うたとえ。
- 天の与うるに取らざれば反ってその咎を受く意味:天が与えたチャンスを逃すと、逆に災難に見舞われる。
- 天の支うる所は壊る可からず意味:天命に逆らうことはできない。
- 天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず意味:物事を成し遂げるには、人の和が大事であるということ。
- 天の作せる孼は猶違くべきも、自ら作せる孼は逭るべからず意味:天が起こす災害はどうにか避けることができるが、自分が起こした災難は避けることができないということ。
- 天の配剤意味:天は、よい行いには報い、悪い行いは罰する。
- 天馬空を行く意味:天馬が空を自由に駆け巡るように、思考や行動が自由で勢いがあること。
- 天は二物を与えず意味:一個の人間は、そう幾つもの才能や長所を持っているものではない。
- 天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず意味:人間は本来平等であって、貴賎上下の差別はない。
- 天は自ら助くる者を助く意味:天は独立独行して努力する者を助けて幸福をもたらす。
- 天網恢恢疎にして漏らさず意味:天は正しく人を見ているので、悪事を働いたものは、天罰を逃れることは決してできないということ。
- 天を恨みず人を咎めず意味:どんな不運にあっても、天を恨まず他人をとがめず、みずから反省して修養に努める。
- 天を指して魚を射る意味:手段や方法を間違えると、目的は達成できない。


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