は行のことわざ
【は】からはじまることわざ
- 奪い合う物は中から取る意味:二人が奪い合っている内に、第三者が利益を横から奪っていってしまうこと。
- 梅花は莟めるに香あり意味:将来偉大になる人は、子供の時から人並みはずれたところがあるということ。
- 肺肝を砕く意味:心力のあるかぎりを尽くして考える。
- 吐いた唾は呑めぬ意味:発言した後で、その発言を取り消すことはできないということ。
- 灰吹きから蛇が出る意味:「灰吹き」は、煙草盆の中に組み込み、煙草を煙管(きせる)で吸い終えたとき火皿に残った灰を落とすための器。
- 肺腑を衝く意味:人の心の奥底までひびくこと。
- 灰を吹いて眯する無からんと欲す意味:無理な望みや自分勝手な望みのこと。
- 枚を銜む意味:声をたてずに息をこらすこと。
- 蠅が飛べば虻も飛ぶ意味:似ている者同士は、お互いに真似をすること。
- 這えば立て立てば歩めの親心意味:赤ん坊が這いはじめれば早く立たないかと思い、立てば早く歩まないかと期待する。
- 化かす化かすが化かされる
- 馬鹿と煙は高いところへ上る意味:煙が上に上がるように、馬鹿はおだてにのりやすいということ。
- 馬鹿と鋏は使いよう意味:愚かな人でも、使い方によっては役に立つというたとえ。
- 馬鹿な子ほど可愛い意味:親にとっては、賢い子より愚かな子のほうがふびんでかわいいということ。
- 馬鹿に付ける薬はない意味:愚かな者をなおす薬はない。
- 墓に布団は着せられず意味:親が存命中に孝行をせよということ。
- 刃金が棟へ回る意味:知恵や力量が衰えていくこと。
- 馬鹿の一つ覚え意味:習い覚えたひとつのことばかりをいう人を嘲っていうことのたとえ。
- 馬鹿の真似する利口者、利口の真似する馬鹿者意味:利口ぶったりしないのが真の利口者で、利口ぶるのが愚か者だということ。
- 馬鹿は死ななきゃ治らない意味:利口ぶったりしないのが真の利口者で、利口ぶるのが愚か者だということ。
- 測り難きは人心意味:人の心ほど推し量るのが難しいものはない。
- 謀定まりて後戦う意味:事前準備をしっかりしてから始めれば、失敗しないということ。
- 謀は密なるを貴ぶ意味:事前準備をしっかりしてから始めれば、失敗しないということ。
- 謀を以て謀を討つ意味:敵の計略を逆手に取り裏をかくこと。
- 掃き溜めに鶴意味:その場に似合わないような美しい人や優れた人がいるたとえ。
- 破鏡重ねて照らさず、落花枝に上り難し意味:一旦損なわれたものは二度と元に戻らない。
- 白砂は泥中に在りて之と皆黒し意味:悪い環境におかれると、良いものも悪くなること。
- 白刃前に交われば流矢を顧みず意味:大きな困難を前にしては、小さな困難を顧みる余裕のないこと。
- 博打と相場は死ぬまで止まぬ意味:賭け事も相場も、一度はまったら抜け出せなくなること。
- 博奕は色より三分濃し意味:ばくちの魅力にはあらがえず、やめることができない。
- 白鳥の歌意味:ある人が最後に作った詩歌、曲、演奏をたたえていう。
- 白頭新の如し意味:交際の深さは時間の長さではなく、相手の気持ちを知るかどうかだということ。
- 白髪三千丈意味:長年の悲しみや愁いが深く積もることのたとえ。
- 白馬は馬に非ず意味:詭弁。こじつけ。
- 薄氷を履むが如し意味:川や湖、池などに張った薄い氷の上を歩くように危険きわまりないということ。
- 白璧の微瑕意味:完璧なものに少しの欠点があること。
- 莫耶を鈍しと為し鉛刀を銛しと為す意味:人の賢さや愚かさに関する世間の評判が当てにならないこと。
- 歯車が嚙み合わない意味:人の考えや動きがくいちがって、スムーズに事が運ばないこと。
- 白鷺は塵土の穢れを禁ぜず意味:清廉潔白なものは、どんな環境に置かれても正しさをまげない。
- 禿が三年目につかぬ意味:好きな人の禿げた頭は、三年間気にならない。
- 擌にかかれる鳥意味:逃げようとも逃げることができないこと。
- 箱根知らずの江戸話意味:知ったかぶりをして話すこと。
- 箸が転んでもおかしい年頃意味:知ったかぶりをして話すこと。
- 橋がなければ渡られぬ意味:仲立ちがなければ物事がうまくいかないものだ。
- 恥と頭はかき次第意味:恥をかくことに無感覚で、頭を掻きたいだけ掻くように、平気で恥をかく行為を重ねるたとえ。
- 箸と主とは太いのへかかれ意味:箸は太くて折れないものがいいように、仕える主人も頼れるしっかりした人がいい。
- 箸に当たり棒に当たる意味:怒りを無関係な者に八つ当たりすること。
- 箸に虹梁意味:両者が大きくかけはなれていること。
- 箸に目鼻をつけても男は男意味:どんなに落ちぶれようとも、男性は男として尊敬されなければいけないということ。
- 箸にも棒にも掛からない意味:手がつけられないほどひどく、どう扱ってよいかわからないこと。
- 始めあるものは必ず終わりあり意味:どんなことにも始めと終わりがあるということ。
- 始めが大事意味:どんなことでも始めが肝心ということ。
- 始めきらめき奈良刀意味:始めだけ立派に見えること。
- 始めちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣くとも蓋取るな意味:かまどで御飯を上手に炊く方法を口調よくいったもの。
- 始めて俑を作る者は其れ後なからんか意味:人道に反するような悪習を最初に作ったものは、必ず不幸せになるということ。
- 始めに二度なし意味:何事も始めが大事だが、一度きりでやり直しがきくものではないということ。
- 始めの囁き後のどよみ意味:秘密は二、三人にに知られれば、いずれ世間に知られるということ。
- 始めは処女の如く後は脱兎の如し意味:始めは処女のように弱々しく見せかけて相手を油断させ、後になると逃げ走る兎のように機敏に攻撃して相手に応じる隙を与えないこと。
- 始め半分意味:何事も始めがうまくいけば、物事の半分は終わったようなものだから、慎重にとりかかれということ。
- 始めよければ終わりよし意味:物事は始めがうまくいけば、全て順調に進み、最後に良い結果を得ることができるというたとえ。
- 始めよし後悪し意味:はじめが順調だとつい油断して、後で悪い結果を招くということ。
- 始めを言わねば末が聞こえぬ意味:はじめからきちんと説明しないと、なぜそういう結果になったのか理解できないということ。
- 始めを原ねて終わりに反る意味:最初にまでさかのぼって探究してから、終わりまで筋道を立ててきわめる。
- 始めを慎みて終わりを敬む意味:何をするにも、最初と最後を慎重に行うことが大事だということ。
- 箸も持たぬ乞食意味:何一つもっていないこと。
- 箸より重いものを持たない意味:裕福な家に生まれ育ち、働いたことがないということ。
- 柱には虫入るも鋤の柄には虫入らず意味:怠惰なものは心がたるみだめになるが、働き者は身も心も健全だということ。
- 走り馬の草を食うよう意味:円滑ではなくぎこちないこと。
- 走れば躓く意味:急いでいる時こそ落ち着くべきだということ。
- 恥を言わねば理が聞こえぬ意味:隠しておきたい恥もすべて打ち明けなければ、自分の事情をよく理解してもらえないということ。
- 恥を知らねば恥かかず意味:もともと恥ずかしいという心を持っていない者は、どんな恥ずかしい目に遭っても平気だという意味。
- 恥を知るは勇に近し意味:自分の間違いを素直に認めることは、勇気が必要だ。
- 蓮の台の半座を分かつ意味:強いきずなで結ばれた仲のこと。
- 鯊の鉤で、はたやは釣れぬ意味:少しの利益では、人を動かすことはできないということ。
- 肌に粟を生ず意味:寒さや恐ろしさのために身震いするさま。
- 裸馬の捨て鞭意味:すべてを失い、やけになって無茶苦茶なことをすること。
- 裸で道中はならぬ意味:何事にも相応の準備が必要だということ。
- 裸で物を落とす例なし意味:なにも持っていなければ、損をする恐れがなく、気楽であるというたとえ。
- 裸百貫意味:財産が全く無くても、男は銭百貫文の価値があるということ。
- 畑あっての芋種意味:良い母親じゃないと良い子は生まれてこない。
- 畑水練意味:少しも実際の役に立たない訓練。
- 畑に蛤意味:畑を掘って蛤を求めるように、見当違いのことをすることのたとえ。
- 二十後家は立つが三十後家は立たぬ意味:何事にも相応の準備が必要だということ。
- 働かざる者食うべからず意味:働かない怠惰な人間は、食べることが許されないということ。
- 働けば回る意味:働くほどに金回りが良くなるということ。
- 八細工七貧乏意味:なんでもできる器用な人が、一つの事に集中できずどれも中途半端で貧乏することが多いということ。
- 八十の手習い意味:年老いてから学問や習い事を始めること。
- 八十の三つ子意味:年老いると、無邪気な子供のようになるということ。
- 八十八夜の別れ霜意味:八十八夜の頃に降りる霜は季節の最後に降りる霜で、これ以後は降りないとされる。
- 罰は目の前意味:悪い事をすると、すぐに罰が当たること。
- 八分されても未だ二分残る意味:仲間外れにされても負けないということ。
- 八分は足らず十分はこぼれる意味:何事もほどほどで満足して、あまり欲張らない方が良いということ。
- 白駒の隙を過ぐるが如し意味:月日の経つのがとてもはやいこと。
- 八卦裏返り意味:占いは真逆に出ることが多く、悪い結果が出ても気にすることはないということ。
- 白虹日を貫く意味:白い虹が太陽を貫くようにみえる現象で、戦争で君主に危害が及ぶ不吉な予兆とされる。
- 八歳の翁、百歳の童意味:子どもであっても知恵も分別もある子もいれば、老人でも無知で分別がない愚かな大人もいる。
- 這っても黒豆意味:自分が間違っていることが、はっきりとわかっていても、間違っていないと言い張って譲らないことのたとえ。
- 初物七十五日意味:初物を珍重する俗説で、初物を食べると寿命が75日延びるとされる。
- 初雪は目の薬意味:真っ白で目に鮮やかな初雪をたたえていうことば。
- 髪を簡して櫛る意味:細かいことに過剰にこだわること。
- 鳩に三枝の礼あり、烏に反哺の孝あり意味:礼儀と孝行を大事にするべきだということ。
- 鳩の豆使い意味:お使いの途中で寄り道して戻ってこないこと。
- 鳩を憎み豆を作らぬ意味:些細なことにこだわって大切なことをしないために、自分や世間に損害を与えること。
- 花多ければ実少なし意味:外見を飾る人は、誠実さに欠けるものだということ。
- 花が見たくば吉野へござれ意味:本場へ行き本物に触れることが、一番大事だということ。
- 端から和尚はない意味:物事には順番や段階があって、一足飛びには進めないということ。
- 鼻糞丸めて万金丹意味:薬の原料は案外つまらないものが多いこと。
- 鼻毛を抜く意味:相手を手玉に取ったり、だましたり迷わせること。
- 鼻毛を読む意味:女性が、自分にうつつをぬかす男性を見ぬいて、思うようにもてあそぶこと。
- 話上手の聞き下手意味:話すことが上手な人は、人との会話においても自分の話に夢中になってしまい、とかく相手の話を聞かないし、聞いても肝心の内容を把握していないことが多いという意味。
- 話し上手の口下手意味:話術はないが、聞き手が理解できるように話すことができる人のことをいう。
- 話し上手の仕事下手意味:口先だけ立派なことをいうも、実務となると役に立たない者をあざけっていう。
- 話し上手は聞き上手意味:話すのがうまい人は、相手の話を聞くのも上手だ。
- 話では腹は張らぬ意味:口先だけで行動が伴わなければ、利益は得られないということ。
- 話の蓋は取らぬが秘密意味:秘密は蓋をしたままだから秘密を保てるのであって、不注意に人に話すものではないということ。
- 話の名人は嘘の名人意味:人に話すのが上手な人は、嘘や誇張表現でおもしろおかしく語ることがあるため注意して話を聞かなければいけないということ。
- 話は下で果てる意味:話をしているうちに話題が下品なものになると、そろそろおしまいになるということ。
- 話は立っても足腰立たぬ意味:話をしているうちに話題が下品なものになると、そろそろおしまいになるということ。
- 話半分意味:話の半分程度はうそや誇張であるから、半分ぐらい割り引いて聞くくらいがちょうどよいということ。
- 話を絵に描いたよう意味:美しい絵のように、話がうまくまとまり過ぎていて信用できないこと。
- 花好きの畑に花が集まる意味:花が好きな人の所に花が集まるように、自然と好きなものが集まってくること。
- 洟垂れ小僧も次第送り意味:鼻水を垂らしているような幼い子供でも、順に成長して大人になるということ。
- 花七日意味:盛りの時期が短くはかないことのたとえ。
- 花に嵐意味:桜の花が満開になったと思うと強い風が吹いて散らしてしまう。
- 花に三春の約あり意味:そう約束していたかのように、春になると必ず花が咲くということ。
- 花盗人は風流のうち意味:美しい花を見てつい一枝折ってしまうのは風流心によるものだから、とがめるほどのことではないということ。
- 花の傍らの深山木意味:優れたもののそばにあって、見劣りするもののたとえ。
- 鼻の先の疣疣意味:邪魔に思えるが、取ることもできないもののこと。
- 花の下より鼻の下意味:風流を楽しむより、生活を成り立たせることの方が大事だということ。
- 花は折りたし梢は高し意味:思い通りにならないこと。
- 花は桜木人は武士意味:花の中で最も優れているのが桜であり、人間では武士だということ。
- 花は根に帰る、鳥は古巣に帰る意味:花は木の根元に散って肥料になり、鳥は自分の巣に帰る。
- 花は半開、酒はほろ酔い意味:何事もほどほどがよく、完璧でない点に味わいを感じるということ。
- 花は山人は里意味:物にはそれぞれふさわしい場所があるということ。
- 花発いて風雨多し意味:大事な時には邪魔が入りやすく思い通りにいかないということ。
- 鼻へ食うと長者になる意味:油代を惜しんで明かりを灯さず、口と鼻を間違えるほどの暗闇の中で食事をするような倹約家ならば金持ちになるということ。
- 花も折らず実も取らず意味:両方を手に入れようと欲張ると、結局一つも得られないことのたとえ。
- 花も実もある意味:花が咲いているように外見が見事で、実がなっているように内容も充実していること。
- 花より団子意味:花見などという風流なことよりも、食べるほうが大事というたとえ。
- 鼻をかめと言えば血の出るほどかむ意味:人に言われたことに反抗して、度を越したやり方であてつけがましく応えること。
- 花を賞するに慎みて離披に至る勿れ意味:花は満開になる前に見るのがよい。
- 跳ねる馬は死んでも跳ねる意味:悪い癖は死んでもなおらないということ。
- 母方より食い方意味:親戚を心配する前に、自分の生活を成り立たせることを考える方が大事だということ。
- 祖母育ちは三百安い意味:おばあちゃんっ子は甘やかされ大切にされるから、他の子より頼りなく出来が悪くみえるということ。
- 母の折檻より隣の人の扱いが痛い意味:親の子への愛情の深さをいう。
- 蛤で海をかえる意味:とてもなしとげることができないこと、努力しようとも無駄なことのたとえ。
- はまった後で井戸の蓋をする意味:事が起きてしまってから用心すること。
- 浜の真砂意味:数が多いこと。
- 鱧も一期、海老も一期意味:境遇の違いはあっても、人の一生は大体同じであるということ。
- 早い馬も千里、のろい牛も千里意味:どうやっても結局は同じところに達するのだから、あわてる必要はないということ。
- 早いが勝ち意味:人より先にした者が利益を得るということ。
- 早い者に上手なし意味:仕事が早いものには、できあがりが雑になることがあるということ。
- 早牛も淀、遅牛も淀意味:どうやっても行きつく所は同じなのだから、あわてる必要はないということ。
- 早起き三両倹約五両意味:早起きと倹約は、両方とも大きな利益になるということ。
- 早起きは三文の徳意味:朝早く起きれば健康にもよく、何かしらよいことがあるという意味。
- 早合点の早忘れ意味:飲み込みが速い人は、忘れるのも早いので頼りにならないということ。
- 早かろう悪かろう意味:仕事がはやいと出来が悪くなりがちであるということ。
- 早きは宜しゅうて失あり、遅きは悪しゅうて失なし意味:仕事が早いの褒められるべきことだが、ミスを生じやすい。
- 早くて間に合わぬ鍛冶屋の向こう槌意味:自分だけ早すぎることで、全体の調子を狂わせること。
- 早くて悪し大事なし、遅くて悪し猶悪し意味:仕事の出来が悪くても仕事が早ければしょうがないが、仕事が遅いのに出来が悪いのはどうしようもないということ。
- 林深ければ則ち鳥棲み、水広ければ則ち魚游ぶ意味:徳を磨いて国民目線の政治を行えば、国民は自然と付き従うということ。
- 早好きの早飽き意味:何かをすぐに好きになるものは、飽きるのも早いということ。
- 早寝早起き病知らず意味:早寝早起きの規則正しい生活を送れば、健康に恵まれ病気知らずになるということ。
- 早飯早糞早算用意味:早くご飯を食べ、早く用便をして、早く計算ができるということは、雇用される者の大事な技能だということ。
- 早飯も芸のうち意味:早くご飯を食べることも芸の一つに数えて良いということ。
- はやり事は六十日意味:流行は長く続かず、60日もすれば世の中から忘れ去られるということ。
- はやり目なら病み目でもよい意味:むやみやたらに流行を追いかける者の愚かさをいう言葉。
- 流行物は廃り物意味:流行というものは、一時的なことですぐに廃れてしまうということのたとえ。
- はやる芝居は外題から意味:はやっている芝居は、題名から人を魅了する。
- 生ゆる山は山口から見ゆる意味:木の育ちがよい山は、山の入口に立つだけで分かる。
- 腹がすいてもひもじゅうない意味:腹が減ってもひもじいと弱音を吐いたりしないということ。
- 腹が立つなら親を思い出せ意味:腹が立ったら、問題を起こすと親が悲しむことになると思って我慢するようにということ。
- 腹が減っては戦ができぬ意味:腹が減っていては十分に活動ができない。
- 腹立てるより義理立てよ意味:腹が立つことがあっても、我慢して義理を立てた方が自分のためになるということ。
- 薔薇に刺あり意味:きれいな薔薇に棘があるように、美しいものは人に害を与える一面があるということ。
- 腹の皮が張れば目の皮がたるむ意味:腹が満たされると眠くなるということ。
- 腹の立つように家倉建たぬ意味:生きていると腹が立つことが多く腹を立てるのは容易だが、家や倉を建てるために金を稼ぐのは容易ではないということ。
- 腹は借り物意味:妊娠する母親の腹は一時的な借り物で、生まれてくる子の身分は父親の身分で決まるということ。
- 腹は立て損、喧嘩は仕損意味:腹を立てると自分が損をするだけだし、喧嘩は何の得にもならない。
- 腹八分目に医者いらず意味:満腹になるまで食べないで、八分目にしておくことで健康でい続けることができること。
- 腹も身の内意味:腹も自分の体の一部なのだから、こわせば自分が苦しむことになる。
- 腹を剖きて珠を蔵む意味:命よりも財貨を大切にすること。
- 張りつめた弓はいつか弛む意味:緊張はずっと続くものではない。
- 針で掘って鍬で埋める意味:努力を続けて少しずつためてきたものを一気に失くしてしまうこと。
- 針とる者車をとる意味:小さな悪行だからと見のがすと、いつか大きな悪行をするようになる。
- 針の穴から天を覗く意味:少しの知識しかないにも関わらず、大きな問題を解決しようとすることのたとえ。
- 針は小さくても呑まれぬ意味:小さいからといっても針をのみこむことはできないことから。
- 針ほどの穴から棒ほどの風がくる意味:開放した窓からの風よりも、針ほどの隙間から吹き込む風のほうが寒く感じるということ。
- 針ほどの事を棒ほどに言う意味:針などの小さなことを、棒ぐらいの大きさに誇張して表現するという意味で、物事を大げさに吹聴するたとえ。
- 針を倉に積む意味:長年にわたり、こつこつと小金をためこむこと。
- 針を棒に取りなす意味:針ほどの小さなことを、棒ほどの大きな事として大げさに言うこと。
- 針を以て地を刺す意味:貧しい見識で高い見識に勝手な判断を下すこと。
- 春植えざれば秋実らず意味:努力なしに良い結果を得られるはずがないということ。
- 春小雨夕立に秋日照り意味:春には小雨、夏は夕立、秋は日照りが続くと、その年は豊作になるということ。
- 春に三日の晴れ無し意味:春の晴天は三日ともたない。
- 春の晩飯後三里意味:春は冬より日が長く、夕食の後でも三里歩けるほどだということ。
- 春の日と継母はくれそうでくれない意味:春の日の長さを表すことば。
- 春の雪と叔母の杖は怖くない意味:春の雪も叔母のお説教も恐れるに足りない。
- 春の雪と歯抜け狼は怖くない意味:春の雪は降ってすぐにとけてなくなるし、歯の抜けた狼は噛みつかれることがないからこわくないということ。
- 葉をかいて根を断つ意味:小さなことにこだわり、全てをだめにしてしまうことのたとえ。
- 繁盛の地に草生えず意味:人通りが多くにぎわっている土地は、雑草が生える暇がない。
- 晩食以て肉に当て、安歩して以て車に当つ意味:貧しくても清く正しく生きれば、満足して安楽に暮らすことができる。
- 万死を出でて一生に遇う意味:助かる可能性が少ない危ない状態から、どうにか命が助かること。
- 万人心を異にすれば則ち一人の用無し意味:たくさんの人がいても心が一つにならなければ、一人分の力にもならないということ。
- 万卒は得易く一将は得難し意味:優秀な人材は少ないということ。
- 反哺の孝意味:親からの恩に報いるような孝行。
- 万里一条の鉄意味:すべての現象は時間の経過とともに変化するが、真の姿は少しも変わることなく過去・現在・未来にわたって一本の線のように永遠に連なっているということ。
- 万緑叢中紅一点意味:「万緑」は、見渡す限り一面の緑の意味。
- 判を貸すとも人請けするな意味:すべての現象は時間の経過とともに変化するが、真の姿は少しも変わることなく過去・現在・未来にわたって一本の線のように永遠に連なっているということ。
- 馬鹿があればこそ利口が引き立つ意味:世の中は、利口な人や愚かな人など、様々な人がいて成り立っているから、愚かな人がいることで利口な人が引き立っているというたとえ。
- 流行り物は廃り物意味:流行というものは、一時的なことですぐに廃れてしまうということのたとえ。
- 万死に一生を得る意味:助かる見込みのない命がかろうじて助かる。
- はこべの花が閉じると雨意味:はこべの花が閉じると雨が降ることが多い。
- 白虹張れば干天意味:色が鮮明ではない虹を白虹といい、この虹が出ると晴れが長く続き干ばつになる。
- 船盗人を徒歩で追う意味:適切な方法でないため、無駄な苦労にしかならないこと。


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