ことわざ一覧|「い」から始まることわざ(2/44ページ)

「い」で始まることわざ

【い】からはじまることわざ

  • いい後は悪い意味:よいことがあった後には、とかく悪いことが起こりがちなので、調子に乗って油断してはいけないという戒め。
  • 言い勝ち功名意味:ことば数の多い者が勝ち、黙っていてはよい意見も通らないことのたとえ。
  • 言いたいことは明日言え意味:言いたいことがあっても、その場ですぐには口にせず、時間をおいてよく考えてから言うのがよいということ。
  • 意到りて筆随う意味:思いや考えが十分に定まれば、筆は自然にそれに従って動くこと。
  • 言うた損より言わぬ損が少ない意味:言い過ぎや言い間違いで受ける損より、黙っていたために受ける損のほうが小さいという戒め。
  • 家売れば釘の価意味:大金をかけて手に入れた家でも、売るときには釘代ほどの安値でしか売れないこと。
  • 家柄より芋茎意味:家の格式が高くても、それだけでは生活の役に立たず、食べられる芋茎のほうが値打ちがあるということ。
  • 家に無くてならぬものは上がり框と女房意味:上がり框のない家がないように、家庭には妻が欠かせないという、昔の家庭観に基づくことわざ。
  • 家に鼠、国に盗人意味:規模の大小にかかわらず、どのような所にも、内側にいてそれを害するものがいるというたとえ。
  • 家の高いより床の高いがよい意味:家柄が高いことよりも、今の暮らし向きが豊かで実があることのほうがよいというたとえ。
  • 家は弱かれ主は強かれ意味:家屋は弱くても、家の主は強く頼もしくなければならないという戒め。
  • 毬栗も内から割れる意味:どんなに外がかたく見えても、こわれるきっかけは内側から生じるということ。
  • 怒りには則ち理を思い、危うきには義を忘れず意味:腹が立ったときには道理を考え、危ない場面や苦しい場面でも人としての正しい道を忘れてはならないという教え。
  • 怒りは逆徳なり、兵は凶器なり、争いは末節なり意味:怒りは徳にそむくものであり、武器は不吉な道具であり、争いは大事なことではないという教え。
  • 怒れる拳笑顔に当たらず意味:怒っている相手でも、やわらかな笑顔やおだやかな態度には強く出にくいということ。
  • 生きての恨み死しての嘆き意味:生きている間の深い恨みと、死んでもなお残るほどの強い嘆きをいう。
  • 生き二両に死に五両意味:生きている間には少しの金を惜しむのに、死ぬと葬式や供養にもっと多くの金を使うこと。
  • 息の香の臭きは主知らず意味:自分の欠点や短所は、自分では気づきにくいものだというたとえ。
  • 行きはよいよい帰りは怖い意味:行くときや始めるときは気楽でも、帰るときや終えるときには思ったよりむずかしさや心配があること。
  • 生き身は死に身意味:生きている身も、いつ死に向かうか分からない、はかないものだということ。
  • 戦を見て矢を矧ぐ意味:物事が起こってからあわてて準備を始めても遅いことのたとえ。
  • 意見三両、堪忍五両意味:人にきびしく言うことにも値打ちはあるが、それよりも堪え忍ぶことのほうが、いっそう大切であるということ。
  • 意見と餅はつくほど練れる意味:意見は何度も出し合い、考え合わせるほど、しだいによいものになるということ。
  • 諍い果てての契り意味:言い争いやけんかのあとで、かえって相手を理解し、仲がよくなること。
  • 砂長じて巌となる意味:小さな砂が長い年月を経て大きな岩になるほど、非常に長く続くこと。
  • 砂に黄金、泥に蓮意味:つまらないものやありふれたものの中に、思いがけず価値あるものがまじっていること。
  • 石臼を箸に刺す意味:不可能な無理難題を言うこと。
  • 石蟹の穴へ海蟹は入らず意味:それぞれにふさわしい居場所や役割があり、物事には保つべき秩序があることのたとえ。
  • 石車に乗っても口車に乗るな意味:言葉巧みに言われてだまされないように注意せよ、という戒め。
  • 石地蔵に蜂意味:痛くもかゆくもなく、何とも感じないことのたとえ。
  • 石で手を詰める意味:動きがとれず、進むことも退くこともできないほど困った状態になること。
  • 石に裃意味:謹厳で堅苦しい人、または、きまじめで頑固な人のたとえ。
  • 石に灸意味:いくら働きかけても、少しも効き目がないことのたとえ。
  • 石に錠意味:確かなものをさらに確実にすること。
  • 石に花咲く意味:現実には起こるはずのないことのたとえ。
  • 石に布団は着せられず意味:父母が死んでからでは、孝行を尽くそうとしても遅いことのたとえ。
  • 石に耳あり意味:秘密の話は、思いがけないところから漏れやすいということ。
  • 石の上にも三年意味:冷たい石の上でも三年座り続ければ温まるという意から、つらいことでも辛抱強く続ければ、やがて報われるというたとえ。
  • 石の物言う世の中意味:秘密や隠し事が、思いがけないところから外へ漏れやすいことのたとえ。
  • 石橋を叩いて渡る意味:堅く丈夫に見える石橋でも、安全を確かめてから渡るように、用心の上にも用心して物事を行うこと。
  • 石部金吉鉄兜意味:非常に物堅く生真面目で、融通のきかない人のたとえ。
  • 医者が取るか坊主が取るか意味:生きるか死ぬか分からないほど重い病人のこと。
  • 医者寒からず儒者寒し意味:医者はおおむね生活に困らず、儒者や学者は貧しくなりがちだというたとえ。
  • 医者上手にかかり下手意味:物事をうまく進めるには、相手を信用することが大切だというたとえ。
  • 医者知者福者意味:友人として有益な人、また、この世で大切にすべき人のこと。
  • 医者と味噌は古いほどよい意味:医者は経験を積んだ人ほど診断や治療を安心して任せられ、味噌は年月を経て熟成したものほど味がよいということ。
  • 医者の薬も匙加減意味:よい薬でも多ければよいわけではなく、適切な分量が大切であるように、何事にもほどよい加減が必要であるというたとえ。
  • 医者の自脈効き目なし意味:たとえ専門分野のことでも、自分自身の問題になると冷静に判断できず、適切な処理がしにくいことのたとえ。
  • 医者の不養生意味:人には健康や正しい行いをすすめる立場の人が、自分ではそれを守らないこと。
  • 鶍の嘴の食い違い意味:物事や意見が食い違って、思うように進まないことのたとえ。
  • 居ずば出会え意味:相手がいないと分かった時だけ強がる、卑怯な空威張りをあざける言葉。
  • 出雲の神より恵比寿の紙意味:男女の仲でも、愛情より金銭が優先されることのたとえ。
  • 出ずる息の入るをも待つべからず意味:一呼吸するほどの短い間にも、人の命がどうなるか分からないこと。
  • 何れ菖蒲か杜若意味:どちらも優れていて、優劣がつけにくいこと。
  • 伊勢へ七度、熊野へ三度意味:伊勢神宮や熊野三社へ何度も参るほど信心が深いこと。
  • 居候置いて合わず居て合わず意味:他人の家に世話になっている居候は、置く側にも居る側にも物心両面の苦労があり、どちらにとっても割に合わないということ。
  • 居候三杯目にはそっと出し意味:他人の家に世話になっている者は、食事のおかわりにも遠慮しがちになること。
  • 居候の三杯目意味:人の家に世話になっている居候は肩身が狭く、食事のお代わりでも三杯目になると遠慮がちになることのたとえ。
  • 急がば高火意味:急いで物を煮炊きするときほど、火に近づけすぎず、効率のよい加減を選ぶべきだという教え。
  • 急がば回れ意味:急いでいるときほど、危険な近道やあわただしい方法を選ばず、遠回りでも安全で確実な方法をとるほうが、結局は早く目的を達するというたとえ。
  • 急ぎの文は静かに書け意味:急ぎの手紙ほど大切な用件が多いので、書き誤りや書き漏らしのないよう、落ち着いて書くべきだという教え。
  • 磯際で船を破る意味:物事がもう一歩で成就しようとするところで失敗することのたとえ。
  • 磯の鮑の片思い意味:自分だけが相手を恋しく思い、相手はその気がない恋のたとえ。
  • 痛い上の針意味:痛い所にさらに針を刺すように、災難の上にまた災難が重なることのたとえ。
  • 板倉殿の冷え炬燵意味:非の打ち所がないこと。
  • 板子一枚下は地獄意味:船乗りの仕事が、いつ命にかかわる危険にあうか分からないほど危ないことのたとえ。
  • 痛し痒し意味:二つの方法のどちらを選んでも具合が悪く、どうすればよいか迷うこと。
  • 鼬になり貂になり意味:いろいろな方法を試してみること。
  • 鼬の最後っ屁意味:追い詰められたときに、苦しまぎれの非常手段に出ること。
  • 鼬の無き間の貂誇り意味:自分より強い者やすぐれた者がいない所で、いばることのたとえ。
  • 鼬の道切り意味:交際や行き来、便りなどが途絶えることのたとえ。
  • 痛む上に塩を塗る意味:悪いことの上に、さらに悪いことが起こって、つらさが増すことのたとえ。
  • 一瓜実に二丸顔意味:かつて女性の顔立ちについて、瓜実顔を第一、丸顔を第二によいとした言い方。
  • 一運二腰三拍子意味:相場で利益を得るには、第一に運、第二に粘り強さ、第三に時機をつかむことが大切だということ。
  • 一押し二金三男意味:女性を口説くには、まず押しの強さが大切で、金の力や男振りのよさはその次の条件であるということ。
  • 一髪、二化粧、三衣装意味:女性を美しく見せるものは、第一に髪かたち、第二に化粧、第三に衣装であるということ。
  • 一芸は道に通ずる意味:一つの技芸を深くきわめた人は、ほかの分野にも通じる道理や応用力を身につけるということ。
  • 一合取っても武士は武士意味:どんなにわずかな禄でも、武士には武士としての誇りと本分があるということ。
  • 一時の懈怠は一生の懈怠意味:わずかな時の怠け心が、長い人生全体の怠りにつながるという戒め。
  • 一樹の陰一河の流れも他生の縁意味:知らない者同士が同じ木陰に身を寄せたり、同じ川の水を汲んだりするほどの小さな出会いも、前世からの因縁によるものだということ。
  • 一種二肥三作り意味:よい農作物を作るためには、第一によい種を選び、第二に適切な肥料を施し、第三に手入れや管理をよくすることが大切だという心得。
  • 一度あることは二度ある意味:物事が一度起こると、同じようなことが続いて起こるということ。
  • 一と言うたら二と悟れ意味:一つ言われたら、その用件だけで終わらせず、次に何をすべきかまで自分で考えて察せよという意味。
  • 一度死ねば二度死なぬ意味:人が死ぬのは一度だけだと考え、重大なことに向かうときに、恐れを断って覚悟を決めることば。
  • 一度はままよ二度はよし意味:悪事を初めて行うときは良心がとがめても、二度目からは平気で行うようになること。
  • 一度焼けた山は二度は焼けぬ意味:一度災難に遭ったら、同じ災難には二度と遭わないものだとして、災難に遭った人を慰める言葉。
  • 一難去ってまた一難意味:一つの災難が過ぎてほっとする間もなく、また次の災難が起きること。
  • 一に看病二に薬意味:病気の回復には、周囲の人の行き届いた看病が何より大切で、薬はその次に大切であるということ。
  • 一日一字を学べば三百六十字意味:毎日少しずつでも怠らずに学び続ければ、積もり積もって大きな成果が得られるというたとえ。
  • 一日猿楽に鼻を欠く意味:少しの楽しみのために、大きな損をすること。
  • 一日の計は朝にあり意味:一日の計画は朝のうちに立てるのがよいということ。
  • 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪引く意味:くしゃみ一回は誰かに褒められ、二回は憎まれ、三回は惚れられ、四回は風邪を引いたしるしだという、くしゃみの回数に意味をつけた言い伝え。
  • 一に養生二に介抱意味:病気を治すには、まず患者自身が医師の指示を守り、療養に努めることが大切で、次に周囲の人の行き届いた世話が大切だということ。
  • 一人虚を伝うれば万人実を伝う意味:一人がうそを言いふらすと、それを聞いた多くの人が真実のこととして言い広めてしまうこと。
  • 一念天に通ず意味:物事を成し遂げようと一心に思い、真剣に取り組めば、その思いが天に通じて、成功へつながるということ。
  • 一の裏は六意味:悪いことのあとには良いことがあり、良いことと悪いことはめぐり合わせの中で入れかわるということ。
  • 一馬の奔る、一毛の動かざるは無し意味:中心となる人や主な者が行動を起こすと、それに関わる人々や物事も一斉に動き出すことのたとえ。
  • 一番風呂は馬鹿が入る意味:沸かしたてで、まだだれも入っていない風呂は刺激が強く、すぐ入るのは体によくないという戒め。
  • 一引き二才三学問意味:出世や成功には、まず上の人からの引き立てが大切で、次に本人の才能、三番目に学問が必要だということ。
  • 一姫二太郎意味:子をもつなら、最初は女の子、次は男の子がよいという言い伝え。
  • 一富士二鷹三茄子意味:初夢に見ると縁起がよいとされるものを、富士、鷹、茄子の順に並べた言葉。
  • 一枚の紙にも裏表意味:一枚の薄い紙にも表と裏があるように、単純に見える物事にも複雑な事情があるということ。
  • 逸物の鷹も放さねば捕らず意味:どんなにすぐれた能力をもつ人や物でも、実際に用いなければ役に立たず、力を発揮する機会を与えなければ成果は出ない、というたとえ。
  • 一も取らず二も取らず意味:二つのものを両方とも得ようとして、結局どちらも手に入れられないこと。
  • 一文惜しみの百知らず意味:目先のわずかな金銭を惜しんで、全体として大きな損失を受けることに気づかないこと。
  • 一文高の世の中意味:少しでも多く財産や金銭を持つ者が尊ばれ、世間で力を持つこと。
  • 一輪咲いても花は花意味:小さく目立たない存在であっても、その本質や価値は変わらないというたとえ。
  • 一鶏鳴けば万鶏歌う意味:一人の意見や行動につられて、多くの人が安易に同調し、その考えや動きが広がっていくことのたとえ。
  • 一行失すれば百行共に傾く意味:一つでも行いに過ちがあると、それまで積み重ねた多くの善行まで損なわれるということ。
  • 一災おこれば二災おこる意味:一度災難が起こると、それに伴って別の災難も起こりやすいこと。
  • 一生添うとは男の習い意味:男性が女性を口説くとき、「一生愛して離れない」と約束するのは、よくある決まり文句だということ。
  • 一升徳利に二升は入らぬ意味:ものには限度があり、それ以上を望んでも無理だということ。
  • 一升の餅に五升の取粉意味:主となるものより、それに付随して必要になるもの・手間・費用のほうが多くなることのたとえ。
  • 一寸先は闇意味:ほんの少し先の未来でさえ、何が起こるかまったく予測できないことのたとえ。
  • 一寸延びれば尋延びる意味:目の前の困難を何とかしのいでいけば、先に行って楽になるというたとえ。
  • 一寸の虫にも五分の魂意味:どんなに小さく弱い者にも、それ相応の命や意地、誇りがあるので、むやみに粗末にしたり、ばかにしたりしてはならないというたとえ。
  • 一銭を笑う者は一銭に泣く意味:わずかな金額だといって軽く見る者は、やがてそのわずかな金額に困ることになるという戒め。
  • 一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る意味:物事の一部分を知るだけで、全体の様子や性質を推し量ることのたとえ。
  • 一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む意味:酒は少しなら自制して飲めるが、杯を重ねるうちに乱れ、最後には酒に支配されて正気を失うという戒め。
  • 一髪千鈞を引く意味:ひとすじの髪の毛で千鈞の重さのものを引くように、非常に危険なことをするたとえ。
  • 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う意味:一人の行いが、周囲の大勢を同じような行動へ駆り立ててしまうことのたとえ。
  • 一匹の鯨に七浦賑わう意味:大きな獲物や大きな成果があると、その利益や恩恵を受ける人も多くなること。
  • 一夫関に当たれば万夫も開くなし意味:一人が関所を守れば、万人の力でも通れないということから、地形がきわめて険しく、守りの堅い場所をいう。
  • 一片の雲も日を蔽う意味:小さなものでも、時には侮れない力や影響をもつことのたとえ。
  • いつまでもあると思うな親と金意味:頼りとなる親も、持っている金も、いつまでもあるわけではないから、人に頼りすぎず、自立と倹約を心がけよという戒め。
  • いつも月夜に米の飯意味:年じゅう明るい月夜と米の飯が続けば申し分がないということから、飽きることのない気楽で満ち足りた生活のたとえ。
  • いつも柳の下に泥鰌は居らぬ意味:一度うまくいったからといって、同じ場所や同じ方法で、また同じように幸運を得られるとは限らないというたとえ。
  • 井戸から火の出たよう意味:めったにないこと。
  • 従兄弟同士は鴨の味意味:いとこ同士が夫婦になると、情愛が深く、仲むつまじいというたとえ。
  • 愛しき子には旅をさせよ意味:子どもを本当に大切に思うなら、甘やかして手元に置くばかりでなく、世の中に出して苦労や経験を積ませるのがよい、というたとえ。
  • 井戸の端の童意味:井戸のそばで遊ぶ幼い子どものように、少しの油断で大きな事故が起こりかねない、非常に危険な状態のたとえ。
  • 居ない者貧乏意味:その場にいない者は、分け前をもらえなかったり、自分の言い分を聞いてもらえなかったりして、何かと損をするということ。
  • 田舎に京あり意味:田舎にも、にぎやかな所や、みやびな趣のある所はある。
  • 田舎の学問より京の昼寝意味:田舎で一生懸命に学問をするより、都でゆったり過ごすほうが、自然に見聞が広まりやすいということ。
  • 稲荷の前の昼盗人意味:神をも恐れないほど図々しい人のたとえ。
  • 犬一代に狸一匹意味:めったにめぐりあわないことや、珍しいこと、特に大きな好機のたとえ。
  • 戌亥の夕立と伯母御の牡丹餅は来ぬためし無し意味:北西の方角で降り始めた夕立が必ずこちらへ来るように、伯母が甥や姪をかわいがるのも当然だということ。
  • 犬が西向きゃ尾は東意味:当然のこと、わかりきったこと。
  • 犬と猿意味:仲の悪い間柄のたとえ。
  • 犬に肴の番意味:番をさせる相手の選び方が不適当なこと。
  • 犬になるなら大家の犬になれ意味:同じ人の下につくなら、力や信用のある相手を選ぶほうがよい、というたとえ。
  • 犬にも食わせず棚にも置かず意味:けちな人のやり方のたとえ。
  • 犬に論語意味:どんなに道理を説いて聞かせても、相手に通じず、効果がないことのたとえ。
  • 犬の一年は三日意味:犬の一年は人間の三日にあたるほど、犬の成長が早いというたとえ。
  • 犬の尾を食うて回る意味:犬が自分のしっぽをくわえようとしても回るばかりで届かないように、いくら焦っても思うようにできず、苦労のわりに報いが少ないことのたとえ。
  • 犬の川端歩き意味:食べ物や金銭など、何かを得たい気持ちはありながら、結局何も得られずに歩き回ること。
  • 犬の逃げ吠え意味:臆病な犬が逃げながら吠えること。
  • 犬は人に付き猫は家に付く意味:犬は飼い主や家族になついて従い、猫は住み慣れた家や場所になじむ、という犬と猫の性質の違いを表す言葉。
  • 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ意味:犬でさえ、わずか三日世話をされれば、その恩を長く忘れないということ。
  • 犬骨折って鷹の餌食意味:苦労して手に入れようとしたものや、ようやく得た成果を、他人に横から奪われることのたとえ。
  • 犬も歩けば棒に当たる意味:何かをしようとして動くと、思いがけない災難に遭うことがある、また、出歩いたり行動したりするうちに思いがけない幸運に出会うこともあるというたとえ。
  • 犬も朋輩鷹も朋輩意味:役目や地位、受ける扱いが違っていても、同じ主人や同じ目的のもとにいる者は、同じ仲間であるというたとえ。
  • 稲は実るにつけて俯き、侍は出世につけて仰向く意味:人は出世したり力をつけたりするほど、いばらず、稲穂のように頭を低くして謙虚であるべきだという戒め。
  • 稲は実るにつけて俯き、侍は出世につけて仰向く意味:人は出世したり力をつけたりするほど、いばらず、稲穂のように頭を低くして謙虚であるべきだという戒め。
  • 豕を抱いて臭きを知らず意味:自分の身に付いたにおいに気づきにくいように、自分の欠点や醜さには気づきにくいことのたとえ。
  • 猪も七代目には豕になる意味:変わらないように見えるものでも、長い年月や世代を経るうちに、少しずつ成長・変化することのたとえ。
  • 命あっての物種意味:何事も命があってこそできるもので、命を失っては何にもならないというたとえ。
  • 命あれば海月も骨に会う意味:長く生きていれば、めったにない幸運にめぐりあうこともあるというたとえ。
  • 命長ければ蓬莱に会う意味:長く生きていれば、思いがけない幸運にめぐりあうこともあるというたとえ。
  • 命に過ぎたる宝なし意味:命より大切なものは、この世にないという意味。
  • 命は槿花の露の如し意味:人の命は、槿花に置いた露のようにはかないものということ。
  • 命は宝の宝意味:命は、どんな宝よりも尊く、何ものにも代えがたい大切なものということ。
  • 命は法の宝意味:命があるからこそ、ありがたい仏法の教えを聞き、学ぶことができるということ。
  • 命より名を惜しむ意味:自分の命よりも名誉を大切にし、恥を受けて生きるより、名を守ることを重んじるということ。
  • 祈るより稼げ意味:困難に出会ったとき、神仏に祈ってすがるだけでなく、自分で働き、努力して道を開けということ。
  • 医は仁術意味:医術は、病人を治療することによって仁愛の徳を施す術であり、人を救うことが医者の道であるということ。
  • 茨垣を裸身で潜る意味:極めて苦痛なことのたとえ。
  • 茨に棘あり意味:見た目の美しいものには、かえって恐ろしいものや害のあるものが隠れていることのたとえ。
  • 茨の中にも三年の辛抱意味:どんなに苦しい境遇でも、辛抱して続ければ、やがて報われるという教え。
  • 居仏が立ち仏を使う意味:座っている者が、立っている者に用事を頼むことのたとえ。
  • 今泣いた烏がもう笑う意味:今まで泣いていた者が、すぐあとに機嫌を直して笑うこと。
  • 今の甘葛、後の鼻面意味:今、楽をしたり甘い思いをしたりすると、後になって苦しい結果を招くことのたとえ。
  • 今の情けは後の仇意味:その場かぎりの安易な同情や手助けが、あとになって相手のためにならず、かえって害になること。
  • 今参り二十日意味:奉公人などが、来たばかりの当時はまじめによく働くが、しばらくすると怠け出すことのたとえ。
  • 今際の念仏誰も唱える意味:ふだんは信心の薄い人でも、死に際や大きな危機に直面すると、神仏にすがろうとすること。
  • 芋頭でも頭は頭意味:どんなに小さな集団の長でも、長であることに変わりはないということ。
  • 芋茎で足を突く意味:かよわいものに痛めつけられること。
  • 芋の煮えたも御存じない意味:芋が煮えたかどうかの判断もできないほど、世間の事情にうとい人をあざけっていう言葉。
  • 芋虫でもつつけば動く意味:催促すれば、少しは効果があるということ。
  • いやいや三杯意味:口では遠慮して辞退しながら、勧められるままに何杯も飲むこと。
  • 卑しむ金木で目を突く意味:小さく弱いものだと見下して油断したために、思いがけない失敗をすることのたとえ。
  • 厭と頭を縦に振る意味:うわべの態度と本心とがまるで違うことのたとえ。
  • いらつは恋の癖意味:恋をしていると、恋人に会うまでの時間が長く感じられ、会えない間にいらいらしやすいということ。
  • いらぬお世話の蒲焼き意味:必要もないのに人のことに口を出したり、余計な世話を焼いたりすること。
  • いらぬ物も三年たてば用に立つ意味:今は必要でない物でも、時がたてば役に立つことがあるので、むやみに捨てるものではないということ。
  • 伊蘭の林に交われども赤栴檀の香は失せず意味:正しく立派な人は、周囲の悪い影響を受けても、自分のよさや清らかさを失わないということ。
  • 入り日よければ明日天気意味:夕日が美しく見えれば、翌日はよい天気になりやすいということ。
  • 入り船あれば出船あり意味:港に入る船があれば出ていく船もあるように、一方によいことがあれば、他方には困ることもあり、世の中はさまざまであるということ。
  • 入れ物と人はある物使え意味:道具も人も、手近にあるもので間に合わせよということ。
  • 色男金と力はなかりけり意味:女に好かれるような美男子には、とかく金と腕力がないという意味。
  • 色気と痔の気の無い者はない意味:人はだれでも欲や弱みをもち、心の中は似たり寄ったりであるということ。
  • 色気より食い気意味:恋愛や異性への関心よりも、食べることへの関心が先に立つこと。
  • 色の白いは七難隠す意味:肌の色が白ければ、顔かたちに多少の欠点があっても目立たず、美しく見えるということ。
  • 色は思案の外意味:男女間の恋愛や恋情は、常識や理屈だけでは判断しきれないということ。
  • 色を見て灰汁をさせ意味:むやみに物事を進めず、時と場合に応じて適切な手段を選ぶこと。
  • 鰯網で鯨捕る意味:思いがけない幸運や、意外に大きな収穫を得ることのたとえ。
  • 鰯の頭も信心から意味:鰯の頭のようにつまらないものでも、信じる人には尊くありがたいものに思われるということ。
  • 鰯の頭をせんより鯛の尾に付け意味:小さくて弱いもののかしらになるよりも、大きくて強いもののあとについていくほうが、安全で確実であるということ。
  • 言わぬが花意味:口に出してはっきり言わないほうが、かえって趣があり、差し障りもなくてよいということ。
  • 言わぬ事は聞こえぬ意味:はじめから言葉にして伝えなければ、相手に理解させることはできないという意味。
  • 言わぬは言うにまさる意味:言葉ではっきり言うよりも、口に出さないほうが、かえって思いの深さを表すこと。
  • 因果の小車意味:原因と結果がいつまでも繰り返されるさまを、止まらず回る小さな車輪にたとえたことわざ。
  • 印形は首と釣り替え意味:印鑑は、首と引き換えにするほど大切なものなので、軽々しく扱ったり押したりしてはならないという戒め。
  • 陰徳は末代の宝意味:人に知られないところでよい行いをする者には、その報いが子孫の代にまで及ぶということ。

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