「き」で始まることわざ
- 聞いて極楽見て地獄意味:話に聞いていたときにはすばらしいと思えたものが、実際に自分の目で見るとひどい状態であること。
- 気が利き過ぎて間が抜ける
- 木株にも物着せよ意味:形のよくない木の切り株のようなものでも、飾り方しだいで見栄えがよくなるということ。
- 雉子の頓使い意味:使いに行ったまま戻ってこない人のたとえ。
- 聞き上手の話下手意味:人の話を上手に聞く人は、自分から話すことは下手なことが多い、ということ。
- 聞くと見るとは大違い意味:人から聞いた話と、実際に自分の目で見たこととでは、大きな違いがあるということ。
- 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥意味:知らないことを尋ねるのはその場では恥ずかしく感じても、尋ねずに知らないままでいると、長く恥をかくという戒め。
- 聞くは気の毒、見るは目の毒意味:知らずにいれば心を乱さずにすむことも、聞いたり見たりすると欲望や迷いが起こり、心身の害になるということ。
- 聞くは法楽意味:聞くだけなら無料なのだから、せっかくなら聞いていくとよい、と人に勧めること。
- 聞けば聞き腹意味:聞かなければ平気でいられることも、聞いてしまうと腹立たしくなるということ。
- 木七竹八塀十郎意味:木は陰暦七月、竹は陰暦八月に切り、土塀は十月に塗るのがよいということ。
- 雉の隠れ意味:全体を隠したつもりでも、一部分が見えていて、隠し切れていないことをあざけっていう言葉。
- 雉も鳴かずば撃たれまい意味:余計なことを言わなければ、災いを招かずにすむことのたとえ。
- 雉を食えば三年の古傷も出る意味:雉の肉は精が強く、食べると三年前の古い傷まで膿むほどだという、雉肉の滋養の強さを大げさに表す言葉。
- 鬼神は邪無し意味:鬼神は、曲がったことや道理にはずれたことをしないということ。
- 傷口に塩意味:悪いことが起きてつらいところへ、さらに悪いことが重なることのたとえ。
- 疵に玉意味:欠点の多いものの中に、少しだけよい所があること。
- 傷持つ足の下り坂意味:やましいことがある者は、もともと落ち着かず逃げ腰なのに、状況が悪くなるとすぐ逃げ出すこと。
- 汚く稼いで清く暮らせ意味:世間体を気にせず懸命に金を稼ぎ、そのかわり使うときは惜しまず、すがすがしく暮らせということ。
- 北に近ければ南に遠い意味:一方に都合よくすれば、もう一方には都合が悪くなることのたとえ。
- 北枕に寝るな意味:頭を北に向けて寝てはいけないという戒め。
- 吉事門を出でず意味:良い行いやよい評判は、世間に広く知れ渡りにくいこと。
- 吉凶は人によりて日によらず意味:運のよしあしや物事の成否は、人の行いによって決まるものであり、暦の上の日取りによって決まるものではない。
- 啄木鳥の子は卵から頷く意味:生まれつき優れた素質をもつ者は、幼いころからその片鱗を表すというたとえ。
- 狐が下手の射る矢を恐る意味:下手な者の行動はどのように出るか予測しにくいため、かえって対処が難しく、恐ろしいということ。
- 狐と狸意味:悪賢く、油断のできない者同士。
- 狐と狸の化かし合い意味:悪賢い者同士が、互いに相手をだまそうとして駆け引きをすることのたとえ。
- 狐七化け狸は八化け意味:狐は七通りに化けるが、狸は八通りに化けるといい、狸のほうが狐よりも化けるのが上手だということ。
- 狐の子は面白意味:子は親に似るものだというたとえ。
- 狐の嫁入り意味:日が照っているのに、急に小雨が降ること。
- 狐を馬に乗せたよう意味:落ち着きがないこと。
- 来て見れば、さほどでもなし富士の山意味:評判や聞き伝えではたいそう立派に思えたものも、実際に見てみると期待したほどではない、というたとえ。
- 木に竹を接ぐ意味:性質の違うものを無理につぎ合わせることから、前後のつじつまが合わないこと、筋が通らないこと、調和やつり合いがとれないことのたとえ。
- 木に餅がなる意味:話がうますぎること、また、難しいことをいかにも簡単そうに言うことのたとえ。
- 機に縁りて法を説け意味:相手の素質やその場の事情に応じて、ふさわしい教え方や対応をするべきだということ。
- 杵で当たり杓子で当たる意味:何かにつけて人や物に当たり散らすこと。
- 昨日の襤褸今日の錦意味:昨日まで貧しくみすぼらしい身なりをしていた人が、今日は立身出世して立派な装いをしていること。
- 昨日の敵は今日の友意味:昨日まで敵だった者でも、事情が変わって今日は味方や友になること。
- 昨日の友は今日の仇意味:昨日まで親しかった人が、今日は敵になることもあるというたとえ。
- 昨日の淵は今日の瀬意味:昨日まで深い淵であった所が、今日は浅い瀬になるように、世の中や人の身の上が変わりやすく、定まらないことのたとえ。
- 昨日は今日の昔意味:わずか一日前のことでも、今から見ればすでに過去であるということ。
- 昨日は人の身、今日は我が身
- 昨日は嫁、今日は姑意味:時の流れが非常に早く、人の境遇や立場が変わりやすいことのたとえ。
- 気の利いた化け物は引っ込む時分意味:長居している客や、長く地位に居座って引退しない人に対して、そろそろ退くべきだと皮肉をこめていう言葉。
- 茸採った山は忘れられない意味:一度うまい味をしめると、その場所や経験をいつまでも忘れられないことのたとえ。
- 木登りは木で果てる意味:得意な技能を持つ者が、かえってその技能のために身を滅ぼすことのたとえ。
- 木の股から生まれる意味:人情を理解しないこと。
- 木の実は木の本意味:物事はすべて、そのもとへ帰るものだというたとえ。
- 木は木、金は金意味:物事の違いをはっきり区別し、ごまかさずに正しく扱うべきだということ。
- 木は規に依って直く人は人に依って賢し意味:曲がった木が定規を当てて削ることでまっすぐになるように、人もさまざまな人と交わることで賢くなるということ。
- 気は心意味:額や量は少なくても、真心をこめているということ。
- 木仏金仏石仏意味:人情や風流を解さず、情に動かされない人、また融通のきかない人のたとえ。
- 君飾らざれば臣敬わず意味:人から尊敬を得るには、服装や言葉遣い、振る舞いをきちんと整える必要があるということ。
- 鬼面、人を嚇す意味:見せかけの威勢や恐ろしげな態度によって、人をおどしたり驚かせたりすることのたとえ。
- 木もと竹うら意味:木を割るときは根元のほうから、竹を割るときは先のほうから割るとうまく割れるということ。
- 鬼門金神我より祟る意味:災いは鬼門や金神の祟りによって起こるのではなく、自分の不注意や慎みのない行いが招くものだということ。
- 客と白鷺は立ったが見事意味:客は長居をせず、ほどよいころに帰るほうがよいということ。
- 客の朝起き意味:泊まり客が、その家の人より早く起きると、もてなす側が応対に困り、迷惑になるということ。
- 急行に善歩無し意味:物事を急いで行うと、丁寧さや正確さを欠き、よい仕上がりにならないということ。
- 九死に一生を得る意味:ほとんど助かる見込みのない危険な状態から、かろうじて命が助かること。
- 今日あって明日ない身意味:人の命がはかなく、今日は生きていても明日はどうなるか分からないことのたとえ。
- 兄弟は他人の始まり意味:兄弟姉妹も、成長してそれぞれの家庭を持つと、結婚や利害関係などによって情が薄れ、しだいに他人のように疎遠になるということ。
- 京に田舎あり意味:にぎやかな都にも、田舎めいて不便な所がある。
- 京の着倒れ、大阪の食い倒れ意味:京都の人は衣装に、大阪の人は飲食に、財産を使い果たすほど金をかけるということ。
- 今日の情けは明日の仇意味:人の心は利害や感情に左右されやすく、今日の好意が明日には敵意へ変わることもあるというたとえ。
- 今日の後に今日はなし意味:今日という日は、一度過ぎれば二度と戻ってこないので、一日一日を無駄にせず大切に過ごせという教え。
- 今日の一針明日の十針意味:小さな問題でも処置を先延ばしにすると、あとで何倍もの手間や負担がかかることのたとえ。
- 京の夢大阪の夢意味:夢の話をする前に唱える言葉。
- 今日は人の上、明日は我が身の上意味:今日、他人に起こった災難が、明日は自分にも降りかかるかもしれないということ。
- 器用貧乏人宝意味:どのようなことでも一応は上手にできるため、他人には重宝がられるが、自分は一つのことに徹しきれず、結局は大成しないこと。
- 経も読まずに布施を取る意味:果たすべき仕事や役目を果たさないまま、報酬や利益だけを得ようとすること。
- 清水の舞台から飛び降りる意味:死んだつもりで、思い切って大きな決断をすること。
- 虚名久しく立たず意味:称賛であっても中傷であっても、事実に基づかない評判は長く続かないということ。
- 嫌いは知らぬの唐名意味:知らないことを認めたくない人が、「嫌いだ」と言ってごまかすことのたとえ。
- 切り株にも衣装意味:つまらないものでも、外見を飾れば立派に見えるということ。
- 義理と褌欠かされぬ意味:男に褌が欠かせないように、人との関係で守るべき義理も欠くことのできない大切なものだということ。
- 義理張るより頰張れ意味:義理を守ろうとして無理な付き合いに金を使うよりも、自分の暮らしや利益を大切にせよということ。
- 器量より気前意味:顔立ちの美しさよりも、気立てのよさのほうが大切だということ。
- 麒麟の躓き意味:どれほど優れた人でも、ときには思いがけない失敗や間違いをすることのたとえ。
- 切る手遅かれ意味:重大な決断や物事の実行は、軽率に急がず、十分に考えてから行えという戒め。
- 綺麗な花は山に咲く意味:本当によいものや価値のあるものは、かえって人の目につかないところにあるというたとえ。
- 木を見て森を見ず意味:小さいことや細部に心を奪われて、物事の全体や本質を見通さないことのたとえ。
- 金言耳に逆らう意味:ためになる優れた忠告は、聞く人の感情を傷つけやすく、素直に聞き入れられないものだということ。
- 金時の火事見舞い意味:顔が非常に赤くなっていることのたとえ。
- 金の卵を産む鵞鳥を殺すな意味:目先の大きな利益を得ようとして、将来にわたり利益を生み続ける大切なものを失ってはならないという戒め。
- 金の茶釜の七つもあるよう意味:自分の家は金持ちだと、ありもしない大げさな話を言いふらすこと。
- 勤勉は成功の母意味:人生で成功を収めるには、仕事や勉強に真面目に励み、努力を続けることが何より大切だということ。