ことわざ一覧|「お」から始まることわざ(5/44ページ)

「お」で始まることわざ

【お】からはじまることわざ

  • 老い木に花咲く意味:一度衰えたものが、再び勢いを取り戻して栄えることのたとえ。
  • 老い木は曲がらぬ意味:年を重ねた人が強情で、考えや習慣を変えにくいこと。
  • 追風に帆を上げる意味:勢いに乗じて、思うままに力を発揮することのたとえ。
  • 老いては子に従え意味:老年になってからは、何事も子にまかせ、その判断に従うほうがよいという教え。
  • 老いて再び稚児になる意味:老人となり、理解力や判断力などが衰えて、子供のようになること。
  • 老いの学問意味:年老いてから学問を始めること。
  • 負うた子に教えられて浅瀬を渡る意味:自分より年少、または未熟だと思っていた者から、思いがけず教えられることのたとえ。
  • 負うた子より抱いた子意味:離れている者よりも、身近な者をまず大切にするのが人情の常であるというたとえ。
  • 負うた子を三年探す意味:手近にある物に気づかず、長い間あちこちを探し回ることのたとえ。
  • 会うた時に笠を脱げ意味:知人に会ったら、すぐ笠を脱いであいさつせよということ。
  • 追う手を防げば搦め手が回る意味:一つの災難を逃れても、また別の災難が次々に起こることのたとえ。
  • 王は十善神は九善意味:前世に十善の徳を積んだ者は現世で国王となり、九善を積んだ者は神になるという考えから、王の位は神よりもすぐれているということ。
  • 負えば抱かれよう意味:一つの望みをかなえてやると、それに甘えて、さらに大きな望みを求めてくることのたとえ。
  • 大嘘は吐くとも小嘘は吐くな意味:誰も信じないような大きな嘘よりも、本当らしく聞こえる小さな嘘のほうが人をだましやすく、実害を生みやすいので、ついてはならないということ。
  • 大男総身に知恵が回り兼ね意味:体ばかり大きく、何事にも愚鈍な人をあざけっていう言葉。
  • 大男の殿意味:体は目立つほど大きいのに、いつも人に後れを取る男をあざけっていう言葉。
  • 大風に灰を撒く意味:効果のない、むだなことをすることのたとえ。
  • 狼に衣意味:凶悪で無慈悲な人が、うわべだけはやさしく、善人らしくよそおうこと。
  • 大河を手で堰く意味:無謀で不可能な方法によって、到底できないことをしようとするたとえ。
  • 大木一本倒るれば小木千本の嘆き意味:強い勢力をもつものが倒れると、そのあおりを受けて、多くの弱いものが苦しむこと。
  • 大きい薬缶は沸きが遅い意味:才能や器量の大きい人は、力を十分に発揮して大成するまでに長い年月がかかるというたとえ。
  • 大きな家には大きな風意味:裕福な者にも、裕福な者なりの悩みや心配があること。
  • 大きな魚が小さな魚を食う意味:権力や勢力の強い者が、弱い者を圧迫し、利益を奪うことのたとえ。
  • 大きな話より小さな現実意味:魅力的でも実現する見込みの薄い大きな計画や約束より、規模は小さくても確実に実現できるもののほうがよいということ。
  • 大木に蝉意味:大きなものに小さなものが付いている様子から、二つのものの大きさに非常な隔たりがあることのたとえ。
  • 大木の下に小木育たず意味:大きな力や権力をもつ人の庇護の下にいると、その影響が強すぎて、立派な人物に育ちにくいというたとえ。
  • 大木の下に小木育つ意味:大きな勢力をもつ人のもとには、その庇護を受ける多くの人が集まり、支えられていることのたとえ。
  • 多し少なし子三人意味:子どもの数は三人くらいが、多すぎず少なすぎず、ちょうどよいということ。
  • 大遣いより小遣い意味:一度にまとまって出る大きな費用よりも、日常の細かな支出のほうが、積み重なるとかえって大きな金額になりやすいということ。
  • 大所の犬となるとも小所の犬となるな意味:どうせ人に仕えたり身を寄せたりするなら、勢力があり、頼りになる相手を選べというたとえ。
  • 大鳥取るとて小鳥も取り損なう意味:欲張って大きな利益を得ようと無理をしたため、確実に得られたはずの小さな利益まで失うこと。
  • 大取りより小取り意味:一度に大きな利益を得ようとするよりも、小さな利益を少しずつ確実に積み重ねるほうがよいということ。
  • 大中の小中意味:囲碁で、盤面の中央は広い陣地になりそうに見えても、実際に得られる目数は少ないため、その争いにこだわりすぎてはいけないという教え。
  • 大鍋の底は撫でても三杯意味:規模の大きなものは、残った一部分だけでも、普通のものとは比べものにならないほど大きいというたとえ。
  • 大水に飲み水なし意味:物や人がたくさんあっても、その目的にかなって本当に役立つものや人は少ないというたとえ。
  • 大鋸屑も言えば言う意味:役に立たないようなものでも、もっともらしい理屈をつければ、価値があるかのように言いなせるというたとえ。
  • 大鋸屑も取柄意味:どんなものにも、何かしら役に立つところがあるというたとえ。
  • 陸に上がった河童意味:力のある者が、自分に適した場所や環境を離れたため、本来の能力を発揮できず、無力になってしまうことのたとえ。
  • 置かぬ棚を探す意味:あるはずのない物を探すこと。
  • 置かぬ棚をも探せ意味:物をなくしたときは、置いた覚えのない場所まで念入りに探せという教え。
  • 起きて働く果報者意味:病気で寝込まず、健康に働けることこそ、何よりも幸福であるということ。
  • 起きて半畳寝て一畳意味:人間一人が必要とする広さはわずかなものであり、必要以上の富や地位を求めて贅沢をするべきではないという教え。
  • 沖な物あて意味:まだ手に入れていない物を、すでに得られるものとして当てにすること。
  • 沖にも付かず磯にも付かず意味:頼って身を寄せる所がないこと。
  • 奥山の杉のともずり意味:自分の行いが原因となり、自分自身が苦しむこと。
  • お蔵に火がつく意味:事態が差し迫り、放っておけない危険な状況になってきたことのたとえ。
  • 送る月日に関守なし意味:月日は少しも滞ることなく、驚くほど早く過ぎてゆくということ。
  • 屋漏に愧じず意味:人が見ていない所でも、恥ずべき行いをしないこと。
  • 螻蛄の水渡り意味:まねをして努力しても、結局は成し遂げられないこと。
  • 驕る平家は久しからず意味:地位や財力を鼻にかけて驕り高ぶる者は、その勢いを長く保てず、やがて衰え滅びるというたとえ。
  • 驕れる者久しからず意味:思い上がって横柄に振る舞う者は、その栄えや地位を長く保つことができず、やがて衰えるということ。
  • 伯父が甥の草を刈る意味:目上の者が目下の者のために働くような、普通とは逆の役割や順序をたとえた言葉。
  • お仕着せの長口上意味:型どおりの決まりきった言葉を、長々と述べること。
  • 恐れ入谷の鬼子母神意味:相手の力量や見事な行いに感服し、「恐れ入った」「まいった」と認めることを、しゃれていう言葉。
  • 煽てと畚には乗るな意味:人からほめられてその気になると、あとでひどい目にあうことがあるので、甘い言葉には気をつけよという戒め。
  • おたまじゃくしが蛙になる意味:当然そうなるはずのものが、自然な流れのまま、その姿に変わること。
  • 小田原評定意味:大勢で長く話し合っても意見がまとまらず、いつまでも結論が出ない会議や相談のたとえ。
  • 落ち武者は薄の穂にも怖ず意味:恐怖にとらわれていると、何でもないものまで恐ろしく感じられることのたとえ。
  • 落ちれば同じ谷川の水意味:出発点やたどった道が違っていても、最後に行き着く所は同じであることのたとえ。
  • 夫の心と川の瀬は一夜に変わる意味:夫の妻に対する愛情は、急に変わりやすいというたとえ。
  • 男心と秋の空意味:男の女性に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ。
  • 男伊達より小鍋だて意味:男の面目を保つためにつまらない意地を張るより、家族との暮らしや実生活を大切にしたほうがよいということ。
  • 男猫が子を生む意味:現実には決して起こり得ないことのたとえ。
  • 男の目には糸を張れ、女の目には鈴を張れ意味:男の目はきりりとまっすぐなのがよく、女の目はぱっちりと大きいのがよいというたとえ。
  • 男は三年に一度笑う意味:男は軽々しく笑わず、威厳を保つべきだということ。
  • 男は敷居を跨げば七人の敵あり意味:男が家の外に出て社会で活動すれば、多くの競争相手や敵に出会い、さまざまな苦労があるということ。
  • 男は辞儀に余れ意味:男は、謙遜しすぎるくらい控えめに振る舞うのがよいということ。
  • 男は裸百貫意味:男は、財産を何も持っていなくても、身一つで働き、大きな富を築けるだけの値打ちがあるということ。
  • 男は松、女は藤意味:松に藤が絡まるように、女は男を頼みにして生活するものだという昔のたとえ。
  • 男やもめに蛆がわき、女やもめに花が咲く意味:独り暮らしの男は家事がおろそかになり、身の回りが不潔になりがちだが、独り暮らしの女は身ぎれいになり、周囲の男たちからもてはやされるということ。
  • 落とした物は拾い徳意味:落とし物は落とし主の不注意によるものだから、拾った人の物にしてもよいとする昔の考え。
  • 大人は火の子意味:大人は寒さを嫌い、火のそばで暖まりたがるということ。
  • 踊り三人見手八人意味:物事を実際に行う人よりも、そばで見ているだけの人のほうが多いことのたとえ。
  • 同じ羽毛の鳥は集まる意味:性格や考え方、趣味などの似た者同士は、自然に集まり、仲間になりやすいということ。
  • 鬼が住むか蛇が住むか意味:どんな恐ろしいものが住んでいるか分からないこと。
  • 鬼が出るか蛇が出るか意味:次にどのような事態や運命が待ち構えているのか、まったく予測できないこと。
  • 鬼瓦にも化粧意味:醜いものも、化粧をすれば、かなり美しく見えるというたとえ。
  • 鬼に金棒意味:もともと強いものに、さらに強さや有利な条件が加わり、いっそう強力になること。
  • 鬼に瘤を取られる意味:一見すると損害を受けたようでありながら、実際にはかえって利益を得ることのたとえ。
  • 鬼に衣意味:表面は慈悲深くおとなしく見えても、内心は鬼のように恐ろしいこと。
  • 鬼にもなれば仏にもなる意味:相手の態度や出方によって、鬼のように厳しく恐ろしい人にもなれば、仏のように優しく慈悲深い人にもなるということ。
  • 鬼の居ぬ間に洗濯意味:怖い人や気兼ねする人がいない間に、思う存分くつろいだり、自由に振る舞ったりすること。
  • 鬼の霍乱意味:普段は非常に健康で丈夫な人が、珍しく病気になることのたとえ。
  • 鬼の首を取ったよう意味:さほどでもないことを、大きな手柄を立てたかのように喜び、得意げに振る舞うさま。
  • 鬼の空念仏意味:無慈悲な者が、心にもないのに殊勝そうに振る舞うことのたとえ。
  • 鬼の立てたる石の戸も情けに開く意味:どれほど頑なに閉ざされた心でも、思いやりや誠意によってほぐれ、相手を受け入れるようになること。
  • 鬼の女房に鬼神がなる意味:鬼のように恐ろしい容貌・心・行いの男には、それにふさわしい同じような女が妻になるということ。
  • 鬼の目にも涙意味:無慈悲な人や普段は厳しい人でも、時には哀れみや思いやりの心を起こし、涙を流すことがあるというたとえ。
  • 鬼の目にも見残し意味:どれほど注意深く、厳しく目を光らせている人でも、ときには見落としや手抜かりがあるということ。
  • 鬼も十八番茶も出花意味:容姿がよくないと見られていた女性でも、年頃になるとそれなりの魅力が出てくるというたとえ。
  • 鬼も角折る意味:鬼のような悪人でも、何かのきっかけによって心を入れ替え、善人に変わることのたとえ。
  • 己の欲する所を人に施せ意味:自分が人からしてもらいたいと思うことを、自分も人にしなさいという教え。
  • 己を責めて人を責むるな意味:自分の責任で起こったことを他人のせいにせず、まず自分の行いや判断を反省せよという戒め。
  • 伯母の牡丹餅と乾夕立の来ぬことはない意味:伯母が牡丹餅を持って訪ねて来るように、北西の空に黒雲が起これば夕立が必ずやって来るということ。
  • 帯に短し襷に長し意味:中途半端で、どの用途にも十分に合わず、役に立たないことのたとえ。
  • 思し召しより米の飯意味:口先だけの好意よりも、実際に役立つ食べ物や品物を与えてもらうほうがありがたいということ。
  • 溺れる者は藁をも掴む
  • お前百までわしゃ九十九まで意味:夫婦が仲よく、そろって元気に長生きし、末永く連れ添おうと願うこと。
  • 御神酒上がらぬ神はない意味:神様でさえ酒を召し上がるのだから、人間が酒を飲むのは当然だということ。
  • 思い置きは腹の病意味:先々のことを心配しすぎると、その心労が健康を損なうということ。
  • 思い面瘡思われ面皰意味:人を恋しく思うと面瘡ができ、人から恋しく思われると面皰ができるという昔の言い伝え。
  • 思い立ったが吉日意味:何かをしようと決心したら、その日をよい日と考え、すぐに取りかかるのがよいということ。
  • 思う事言わねば腹ふくる意味:心に思っていることを言わずにいると、不満や気掛かりが内にたまり、腹に物がつかえたように気持ちが晴れないということ。
  • 思う事一つ叶えばまた一つ意味:人間の欲望には限りがなく、一つの願いがかなうと、すぐにまた次の願いが生まれること。
  • 思うに別れて思わぬに添う意味:好きな人とは結ばれず、愛していない人と夫婦になること。
  • 思うようなら子と三人意味:人生が思い通りになるなら、夫婦と子ども一人の三人で暮らすのがよいということ。
  • 思えば思わるる意味:こちらが相手のことを思っていれば、相手もこちらを思うようになるということ。
  • 重き馬荷に上荷打つ意味:すでに大きな負担があるところへ、さらに負担が加わることのたとえ。
  • 表木綿の裏甲斐絹意味:外から見える部分は地味にしながら、人目につかない部分にぜいたくをすること。
  • 重荷に小付け意味:すでに重い負担を抱えているところへ、さらに新たな負担が加わること。
  • 親思いの主倒し意味:使用人などが、主人の家の物を盗んで自分の親に与え、主人に損害をもたらすこと。
  • 親思う心にまさる親心意味:子が親を思う心よりも、親が子を思いやる心のほうが、はるかに深いということ。
  • 親が親なら子も子意味:親が悪い行いをし、子もまた悪い行いをしたとき、その親子をまとめて非難する言葉。
  • 親が死んでも食休み意味:どのような場合でも食後の休憩だけは取るべきであり、どれほど忙しくても、休みなく働くのはよくないというたとえ。
  • 親方思いの主倒し意味:主人のためを思ってしたことが、かえって主人に不利益を与えること。
  • 親苦労する、その子楽する、孫乞食する意味:親は苦労して財産を築き、その子はその財産を使って楽をし、孫は財産が尽きて乞食にまで落ちぶれるということ。
  • 親孝行と火の用心は灰にならぬ前意味:親孝行は親が生きているうちに、火の用心は火事が起こる前にすべきであり、どちらも手遅れになってからでは役に立たないということ。
  • 親子の仲でも金銭は他人意味:血のつながった親子であっても、金銭上のことでは他人同士と同じように、貸し借りや支払いのけじめを明確にすべきだということ。
  • 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世意味:親子の縁は現世だけ、夫婦の縁は現世から来世まで、主従の縁は前世・現世・来世にわたるほど深いということ。
  • 親父と南蛮は辛いほどいい意味:父親は、子どもをむやみに甘やかさず、必要なときには厳しく教え導くほうがよいということ。
  • 親知らず子知らず意味:危険な山道や海辺の断崖絶壁など、親子であっても互いを顧みる余裕がないほど険しい難所。
  • 親擦れより友擦れ意味:子どもは、親から受ける感化よりも友達から受ける影響のほうが大きく、友達との交わりを通して世間を知っていくということ。
  • 親と子供は銭金で買われぬ意味:親にとって子供は、子供にとって親は、金銭では手に入れられないほど大切で、かけがえのない存在だということ。
  • 親に先立つは不孝意味:子供が親より先に死ぬことは、親をこの上なく悲しませる大きな親不孝であるということ。
  • 親に似た蛙の子意味:子が親に似て、目立った長所のない平凡な者に育つことのたとえ。
  • 親に似ぬ子は鬼子意味:親に似ていない子は人の子ではなく鬼の子だというたとえから、子は親に似るのが普通であるということ。
  • 親には一日に三度笑って見せよ意味:親にいつも笑顔で接することも、大切な親孝行の一つであるという教え。
  • 親の甘茶が毒となる意味:親が子供を甘やかして育てると、長い目で見ればその子のためにならず、かえって害を及ぼすということ。
  • 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄は無い意味:親が子どもの将来を思って述べる意見には、茄子の花と同じように、一つとして無駄なものがないという教え。
  • 親の意見と冷や酒は後で効く意味:親の忠告は、その場では聞き流してしまっても、後になって正しさやありがたさが分かるということ。
  • 親の因果が子に報う意味:親が行った悪事の報いが、罪のない子供に災いとなって現れること。
  • 親の打つ拳より他人の摩るが痛い意味:親の厳しいしつけには子を思う愛情がこもる一方、他人の表面的な優しさは、かえって子のためにならないということ。
  • 親の奥歯で噛む子は他人が前歯で噛む意味:親が子をかわいがるあまり、必要なときにもきちんと叱らないと、その子は外で他人から厳しく叱られることになるということ。
  • 親の恩と水の恩は送られぬ意味:親から受けた恩と、水から受ける恩恵とは、どちらもすべてを返しきれないほど大きいということ。
  • 親の恩は子で送る意味:親から受けた恩は、自分の子を立派に育てることで報いるものだということ。
  • 親の恩は子を持って知る意味:自分が親となって子供を育ててみて、初めて、自分を育ててくれた親の苦労や愛情、ありがたさが身にしみて分かるということ。
  • 親の恩より義理の恩意味:親から受けた恩よりも、主人・師・世話になった人など、恩義のある他人に報いることを先にすべきだということ。
  • 親の心子知らず意味:親の深い愛情や苦労は子にはなかなか伝わらず、子はその気持ちを理解しないまま勝手に振る舞うものだということ。
  • 親の十七子は知らぬ意味:親は自分の若いころの失敗や未熟さを子供に語らないため、子供には親の過去の本当の姿が分からないということ。
  • 親の背でもただは掻かぬ意味:非常に欲が深く、親のためのささやかな手助けでさえ、報酬や見返りなしにはしないことのたとえ。
  • 親の光は七光意味:親の社会的地位や名声が高いと、その影響によって子も大きな恩恵を受けるということ。
  • 親の目は贔屓目意味:親はわが子をかわいく思うため、その才能や長所を実際以上に高く評価しがちだということ。
  • 親の物は子の物、子の物は親の物意味:親子の間では、持ち物の所有を他人同士のように厳密に区別しないということ。
  • 親の欲目意味:親はわが子がかわいいため、実際以上に優れていると評価しがちであること。
  • 親は親、子は子意味:親と子でも、性格や才能、心の持ち方などが同じとは限らず、それぞれ別の人間であるということ。
  • 親馬鹿子馬鹿意味:親はわが子をかわいがりすぎて甘やかし、子はその愛情に甘えて愚かな行いをするということ。
  • 親はなくとも子は育つ意味:実の親がそばにいなくても、子どもはどうにか成長していくものだということ。
  • 親は木綿着る子は錦着る意味:親が苦労して質素に暮らし財産を築いても、子はその苦労を知らず、ぜいたくをして財産を減らしてしまうこと。
  • 親見たけりゃ子を見ろ意味:子どもの言葉づかいや振る舞いを見れば、その親の人柄や家庭でのしつけが分かるということ。
  • 親も親なり子も子なり意味:親も立派で、その子もまた立派であるということ。
  • 親より先に死ぬのは一番の親不孝意味:子どもが親より先に亡くなることは、親に最も深い悲しみを与えるため、最大の親不孝に当たるということ。
  • 親を睨むと鮃になる意味:親をにらむと、罰が当たって目が片寄り、鮃のようになるということ。
  • 泳ぎ上手は川で死ぬ意味:自分の力を過信し、慣れていることや得意なことで失敗したり、身を滅ぼしたりすることのたとえ。
  • 及ばぬ鯉の滝登り意味:身分などがつり合わず、かなう見込みのない恋のたとえ。
  • 愚か者に福あり意味:欲や野心をもたない人は、他人から恨まれたり憎まれたりせず、かえって平穏で幸福な一生を送れるということ。
  • 負わず借らずに子三人意味:人に頼ったり借金をしたりせず、三人ほどの子どもに恵まれた家庭が、平穏で幸福だということ。
  • 終わり良ければ全て良し意味:物事は、最後の結果さえ良ければ、途中で起きた失敗や苦労は問題にならないということ。
  • 尾を振る犬は叩かれず意味:愛敬のある人や従順な人は、他人からむやみに害を加えられたり、ひどく扱われたりしないというたとえ。
  • 尾を振る犬も噛むことあり意味:普段はおとなしく従順な人でも、時には思いがけず反抗することがあるというたとえ。
  • 穏座の初物意味:野菜や果物などの盛りが過ぎたころのものが、初物のように珍重されること。
  • 女心と秋の空意味:女性の男性に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすいというたとえ。
  • 女賢しくて牛売り損なう意味:女性は利口そうに振る舞っても、目先の利益にとらわれて大局を見失い、かえって物事を失敗するという古いたとえ。
  • 女三人寄れば姦しい意味:女性はおしゃべりで、三人も集まると非常にやかましくなるというたとえ。
  • 女と坊主に余り物がない意味:僧侶にはいつも務めがあり、女性にもいずれ結婚相手が現れるので、どちらも世間から必要とされなくなることはないという古いたとえ。
  • 女の足駄にて造れる笛には秋の鹿寄る意味:女の色香に、男は心を奪われて迷いやすいことのたとえ。
  • 女の髪の毛には大象もつながる意味:女性には、男性の心を強く引きつける力があることのたとえ。
  • 女の心は猫の眼意味:女性の気持ちは、猫の目のように変わりやすいということ。
  • 女は三界に家無し意味:女性は、幼いときは親に、結婚後は夫に、年老いてからは子に従うものとされ、広い世界のどこにも自分の安住できる場所がないということ。
  • 女は目の天国、財布の煉獄、魂の地獄意味:美しい女性は目を楽しませるが、交際すると金がかかり、ついには心や身まで滅ぼされることがあるというたとえ。
  • 恩の腹は切らねど情けの腹は切る意味:受けた恩に報いるために命を捨てる者は少ないが、義理や人情のためには命を捨てる者が多いということ。
  • 恩を仇で返す意味:受けた恩に報いないばかりか、かえって恩を受けた相手に害を加えること。
  • 負んぶに抱っこ意味:何から何まで人の世話になること。

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