ことわざ一覧|「か」から始まることわざ(6/44ページ)

か行のことわざ

【か】からはじまることわざ

  • 飼い犬に手を噛まれる意味:ふだんから目をかけていた配下の者やかわいがっていた者に、思いがけなく攻撃されたり裏切られたりして、ひどい目にあうこと。
  • 飼い養う犬も主を知る意味:飼い犬でさえ飼い主の恩を知っているということ。
  • 貝殻で海を干す意味:小さな貝殻で海水をくみ出しても海を干せないことから、到底できないこと、また努力しても効果が出にくい無駄なことのたとえ。
  • 害心ある者妨害あり意味:人に害を加えようとする悪意があると、相手もそれを防ごうとして、こちらを妨げたり警戒したりするということ。
  • 海賊が山賊の罪をあげる意味:自分の悪い行いを棚に上げて、同じような悪い行いをした相手を非難すること。
  • 書いた物が物を言う意味:口で言った約束や主張よりも、書いて残した文書は後の証拠として強い力をもつということ。
  • 飼い鳥を刺す如し意味:失敗するおそれがほとんどなく、きわめて簡単であること。
  • 甲斐無き星が夜を明かす意味:体の弱い人は自分の健康に気をつけるため、かえって長生きするというたとえ。
  • 櫂は三年櫓は三月意味:櫂の扱い方は、櫓の扱い方に比べてずっと難しいということ。
  • 買うは貰うに勝る意味:人から物をもらえば一見得に思えるが、相手への借りや気持ちの負担が生じるため、自分で買うほうがよいということ。
  • 替え着なしの晴れ着なし意味:いつもよい衣服を着ているが、それ一枚だけで、ほかに着替える衣服を持っていないこと。
  • カエサルの物はカエサルに意味:神への信仰と国家への義務とは別の次元のものであり、両方を守ることは矛盾しないということ。
  • 蛙の願立て意味:ずさんな考えや計画で物事を進めたために、かえって失敗することのたとえ。
  • 蛙の行列意味:先のことや危険をよく考えず、向こう見ずに行動すること。
  • 蛙の子は蛙意味:子は成長すると、結局は親に似たり、親と同じような道を歩んだりするものだというたとえ。
  • 蛙の面に水意味:非難されたり叱られたりしても、まったく平気で反応しないことのたとえ。
  • 蛙は口から呑まるる意味:余計なことを言ったために、自分で災いを招くことのたとえ。
  • 顔で笑って心で泣く意味:つらくて泣きたい気持ちを抑え、顔だけは楽しそうに笑うこと。
  • 顔に似ぬ心意味:顔つきや容貌と、その人の心とは必ずしも一致しないということ。
  • 嬶天下に空っ風意味:上州、つまり現在の群馬県の名物といわれる「嬶天下」と「空っ風」を並べ、その土地の気質や風土を言い表すこと。
  • 蚊がうすづけば雨が降る意味:蚊の群れが、臼をつくように盛んに上下して飛ぶのは、雨が降る前ぶれであるということ。
  • 踵で頭痛を病む意味:見当違いの心配をすることのたとえ。
  • かがみ女に反り男意味:女性は少し前にかがんでうつむき加減の姿がよく、男性は少し胸を張って反り加減の姿がよい、という昔の美意識を表す言葉。
  • 鏡は女の魂意味:女性にとって、鏡は命にも代えるほど大切なものであるということ。
  • 掛かるも引くも折による意味:物事を始めるにも退くにも、ふさわしい時機を見きわめることが大切だということ。
  • 柿が赤くなれば医者は青くなる意味:柿が色づく晩秋は気候がよく、病人が少なくなるため、医者が仕事を失って困るというたとえ。
  • 垣堅くして犬入らず意味:家庭内が健全であれば、外からそれを乱す者が入り込むことはないというたとえ。
  • 餓鬼に苧殻意味:力のない者が、折れやすい苧殻を振り回すように、頼りにも力にもならないことのたとえ。
  • 垣根と諍いは一人でならぬ意味:けんかや言い争いは、一人だけでは起こらず、相手になる人がいて初めて成り立つということ。
  • 鍵の穴から天を覗く意味:狭い見識で、大きな事柄をあれこれ考えることのたとえ。
  • 餓鬼の断食意味:当然のことを、特別なことをしているように言い立て、人前をつくろうことのたとえ。
  • 餓鬼の花争い意味:貧しい者が、生活に直接関係のない趣味や不必要なことに夢中になることのたとえ。
  • 餓鬼の目に水見えず意味:求めるものを強く望みすぎて、すぐ近くにあるのに気づかないことのたとえ。
  • 餓鬼も人数意味:取るに足りない者でも、いれば多少の役に立ち、多く集まれば侮れない力になることのたとえ。
  • 柿を盗んで核を隠さず意味:悪事や欠点を隠したつもりでも、肝心の証拠を残したために、すぐ人に知られてしまうことのたとえ。
  • 学者と大木は俄にできぬ意味:深い学問を身に付けた人は、大木と同じように、長い年月と努力を重ねなければ育たないということ。
  • 学者の取った天下なし意味:学者は政治について立派な理論を述べても、理屈だけでは現実の国を治められないということ。
  • 学者の不身持ち意味:高い理想や立派な道理を説きながら、自分の実生活では実行が伴わないこと。
  • 学の前に書来る意味:好きで熱心に打ち込んでいれば、必要なものやよい機会が自然と集まり、道が開けるということ。
  • 学若し成らずんば死すとも帰らず意味:学業がもし成し遂げられなかったら、死んでも故郷には帰らないということ。
  • 学問に王道なし意味:学問を身につけるのに安易な近道はなく、だれであっても必要な過程を一つずつ経なければならないということ。
  • 学問に近道なし意味:学問を身につけるには、楽に早くすませる方法はなく、基礎から一つ一つ積み重ねて学ぶ必要があるということ。
  • 楽屋から火を出す意味:自分から災いを引き起こすこと。
  • 楽屋で声を嗄らす意味:いくら骨を折っても人に認められないこと、また無駄骨を折ることのたとえ。
  • 隠れての信は現れての徳意味:心の中に秘めた信仰には、いつか利益があらわれる。
  • 駆け馬に鞭意味:もともと強い者や勢いのあるものに、さらに力を加えて、いっそう強く、勢いよくすることのたとえ。
  • 駆けつけ三杯意味:酒の席に遅れて来た人に、罰として続けざまに三杯の酒を飲ませること。
  • 陰では殿の事も言う意味:どれほど身分や地位の高い人でも、本人のいない所では悪口や批判を言われるものだということ。
  • 陰に居て枝を折る意味:恩を受けた人に、かえって害を加えることのたとえ。
  • 影も無いのに犬は吠えぬ意味:まったく根拠がないところに、うわさが立つことはない。
  • 陽炎、稲妻、水の月意味:目には見えていても手に取ったり捕らえたりできないもの、また、動きが非常に素早く身軽なもののたとえ。
  • 嘉肴ありと雖も食らわざればその旨きを知らず意味:どれほど優れた教えも、実際に学ばなければ、そのよさは分からないということ。
  • 籠で水汲む意味:苦労しても、方法が適切でないため、まったく成果が得られないことのたとえ。
  • 駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人意味:世の中には階級・職業・境遇の異なるさまざまな人がいること。
  • 風下に笊意味:苦労が多いわりに成果が少ないこと。
  • 傘と提灯は戻らぬつもりで貸せ意味:傘や提灯は、用が済むと返すのを忘れられやすいので、貸すなら戻ってこない覚悟で貸せという戒め。
  • 風見の烏意味:お高くとまって威張っているさま。
  • 火事あとの釘拾い意味:大きな損失や浪費をしたあとで、わずかな節約をしても、埋め合わせにならないことのたとえ。
  • 火事あとの火の用心意味:手を打つべき時機を逃し、事が起こってから用心しても間に合わず、役に立たないことのたとえ。
  • 貸し借りは他人意味:親子や兄弟のように親しい間柄でも、金銭の貸し借りをすると、他人同様の冷たい関係になりがちであるということ。
  • 賢い人には友がない意味:利口すぎる人、すきのない人、打算的な人などは近寄りがたく、心を開いてつきあえる友人ができにくいというたとえ。
  • 貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる意味:人に貸した物はいつまでも覚えているのに、人から借りた物はつい忘れてしまうということ。
  • 火事と喧嘩は江戸の花意味:江戸は大火事が多く、火消しの働きぶりが華やかであり、また江戸っ子は気が早く派手な喧嘩が多かったことをいう言葉。
  • 歌人は居ながらにして名所を知る意味:歌人は古歌や歌枕を学ぶため、実際にその土地へ行かなくても、名所のありさまをよく知っているということ。
  • 鎹思案意味:二つの事を両方とも成功させようとする考え。
  • 霞に千鳥意味:ふさわしくないこと、または実際にはないことのたとえ。
  • 風が吹けば桶屋が儲かる
  • 稼ぎ男に繰り女意味:外でよく働いて稼ぐ男と、家を守り、家事や家計をうまくやりくりする女をいう言葉。
  • 稼ぐに追いつく貧乏なし意味:一生懸命に働いていれば、貧乏に苦しむことはないというたとえ。
  • 稼ぐに追い抜く貧乏神意味:どんなに働いても貧乏から抜け出せないことのたとえ。
  • 風の前の塵意味:物事のはかないこと、または、危険が迫っていることのたとえ。
  • 風は吹けども山は動ぜず意味:混乱した状態の中にあっても、少しも動じないことのたとえ。
  • 風邪は万病の元意味:風邪を軽く見て放っておくと、さまざまな病気を引き起こす原因になるという戒め。
  • 風吹かぬ間の花意味:一時だけの繁栄や成功。
  • 風吹けば木安からず意味:事件や問題が起こると、その影響を受けて人の心も落ち着かなくなるというたとえ。
  • 堅い石から火が出る意味:真面目で慎み深い人でも、時には人を驚かせるような思い切った行動をすること。
  • 堅い木は折れる意味:ふだんは強情で頑固な人が、問題にぶつかると意外にもろく、くじけやすいことのたとえ。
  • 敵の家でも口を濡らせ意味:たとえ敵の家であっても、出された飲食物には少しでも口をつけるのが礼儀だということ。
  • 敵の前より借金の前意味:敵の前では平然としていられても、金を借りている相手の前では頭が上がらないということ。
  • 形は生めども心は生まぬ意味:親子は姿や顔つきが似ることがあっても、性質や人柄まで同じとは限らないというたとえ。
  • 片手で錐は揉まれぬ意味:物事を成し遂げるには、ひとりで抱えこまず、力を合わせることが大切だというたとえ。
  • 刀は武士の魂意味:刀は、武士にとって精神や誇りが宿るほど大切なものだというたとえ。
  • 片山曇れば片山日照る意味:一方に悪いことがあれば、もう一方に良いこともあり、世の中はさまざまで一様ではないというたとえ。
  • 語り下手の聞き上手意味:話をするのは下手だが、人の話を聞くのは上手であること。
  • 花中の鶯舌は花ならずして芳し意味:よい環境の中にいると、そこにいるものも自然によい影響を受け、すぐれたものになるというたとえ。
  • 火中の栗を拾う意味:自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すこと。
  • 餓えて死ぬは一人、飲んで死ぬは千人意味:飢えて死ぬ人は少ないが、酒の飲みすぎで命を落とす人は多いということ。
  • 鰹節と砥石の借入れはない意味:鰹節も砥石も使えば減るため、借りたつもりでも、実際にはもらうことになるということ。
  • 鰹節を猫に預ける意味:猫の大好物である鰹節の番を猫にさせるように、自分の不用意な判断によって災いを招き、かえって悪い結果を助けてしまうこと。
  • 勝った自慢は負けての後悔意味:勝負に勝ったときに自慢しすぎると、あとで負けたときに引っ込みがつかず、恥ずかしい思いをして後悔するという戒め。
  • 勝って兜の緒を締めよ意味:戦いに勝ったあとでも油断せず、気を引き締めて用心せよというたとえ。
  • 河童に塩を誂える意味:見当はずれの注文をすることのたとえ。
  • 河童に水練意味:泳ぎの上手な河童に泳ぎを教えるように、その事をよく知っている人へ教えようとする、見当違いで無駄なことのたとえ。
  • 河童の川流れ意味:泳ぎのうまい河童でも川に流されることがあるように、その道の名人・達人でも、時には得意なことで思いがけない失敗をするというたとえ。
  • 河童の寒稽古意味:他人が見れば大変そうに見えても、本人にとっては何でもないことのたとえ。
  • 河童の屁意味:物事がたやすくできること、また、取るに足りないことのたとえ。
  • 勝つも負けるも時の運意味:勝ち負けは、その時の運にも左右され、実力のある者が必ず勝つとは限らないということ。
  • 勝てば官軍、負ければ賊軍意味:戦いに勝ったほうが正義とされ、負けたほうが不義とされること。
  • 門松は冥土の旅の一里塚
  • 家内喧嘩は貧乏の種蒔き意味:家庭内の不和や家族のけんかは、生活を乱し、貧乏になるもとになるという戒め。
  • 悲しい時は身一つ意味:悲しい境遇や苦しい状況に陥ったとき、結局頼れるものは自分自身しかないということ。
  • 彼方によければ此方の恨み意味:一方にとってよいようにしたことが、もう一方には不満や恨みのもとになること。
  • 鉄鎚の川流れ意味:下積みのまま頭が上がらないこと。
  • 叶わぬ恋に心を尽くすより犬猫を飼え意味:叶わない恋に思い悩んで心をすり減らすより、愛情に応えてくれる犬や猫を飼う方がよいということ。
  • 叶わぬ時には親を出せ意味:言い訳に困ったときには、親を引き合いに出して口実を作れという意味。
  • 叶わぬ時の神頼み意味:ふだんは神仏を頼まない人が、思いどおりにならず困ったときだけ、神仏に祈って助けを求めること。
  • 蟹の念仏意味:蟹が口から泡を出すように、口の中でぶつぶつ、くどくどとつぶやくさま。
  • 蟹の横這い意味:はたから見ると不自由そうでも、本人には最も適していること。
  • 蟹は甲羅に似せて穴を掘る意味:蟹が自分の甲羅の大きさに合わせて穴を掘るように、人は自分の力量や身分に応じた言動をし、また相応の願望を持つものだというたとえ。
  • 鐘鋳るまでの土鋳型意味:目的を達成するまでの一時的な手段として用いるだけのもの。
  • 金請けするとも人請けするな意味:借金の保証人にはなっても、人の身元や人柄の保証人にはなるなという戒め。
  • 金が言わせる旦那意味:金を持っているために、世間から「旦那、旦那」ともてはやされるのであって、本人の人柄や実力によって尊敬されているとは限らないということ。
  • 金が敵意味:金銭のために災いを受けたり、身を滅ぼしたりすること。
  • 金が金を儲ける意味:金銭をためたり増やしたりするには、才能や努力よりも、もとになる金銭そのものが大きく働くということ。
  • 金が子を生む意味:金銭に利子がついて、だんだん増えていくこと。
  • 金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる意味:世の中のたいがいの事は、金の力で解決できるというたとえ。
  • 金で面を張る意味:金銭の力で相手を圧倒し、屈服させること。
  • 鐘の音がよく聞こえると雨意味:遠くの鐘の音がいつもよりはっきり聞こえると、雨が近いとする言い伝え。
  • 金の切れ目が縁の切れ目意味:金銭によって成り立っている人間関係は、金がなくなれば終わるということ。
  • 金の鎖も引けば切れる意味:どれほど意志の強い人でも、誘惑に負けることがあるというたとえ。
  • 金の光は阿弥陀ほど意味:金銭のもつ力や効き目は、阿弥陀の霊力にも匹敵するほど大きいということ。
  • 金の光は七光意味:金持ちの威光が広く及び、金銭の力によって周囲から重んじられたり、利益を受けたりすること。
  • 金の棒にも縋ってみよ意味:成功しそうにないことでも、一度は試してみるとよいということ。
  • 金の草鞋で探す意味:根気強く、あちこちを探し回ること。
  • 金の草鞋で尋ねる意味:根気よくさがしまわること。
  • 金は命の親、命の敵意味:金によって命を助けられることもあれば、反対に金が原因で命を落とすこともあるというたとえ。
  • 金は浮き物意味:金は一所にとどまらず人から人へと渡るものだという。
  • 金は片行き意味:金は、ある所には多く集まる一方、ない所には少しも集まらないということ。
  • 金は三欠くに溜まる意味:義理・人情・交際の三つを犠牲にするほどでなければ、金はたまらないということ。
  • 金は天下の回り物意味:金銭は一人のもとにとどまり続けるものではなく、世の中を巡っていくということ。
  • 金は湧き物意味:金銭は思いがけなく手に入ることもあるのだから、今なくてもくよくよすることはないということ。
  • 金儲けと死に病に易い事なし意味:金を儲けることと、命の助かる見込みのない病に対処することは、どちらも容易ではなく、並大抵の苦労ではないということ。
  • 鐘も撞木の当たり柄意味:相手への接し方によって、相手の反応も変わるということ。
  • 金持ち金を使わず意味:金持ちほど金を惜しみ、なかなか使わないということ。
  • 金持ち喧嘩せず意味:金持ちは損得にさとく、争っても利益にならないことを知っているため、むだな喧嘩をしないということ。
  • 金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い意味:金持ちは、財産が増えるほど欲深くなり、金を出し惜しみするようになるというたとえ。
  • 金持ちの貧乏人、貧乏人の金持ち意味:財産が多くても欲が尽きず、いつも不足を感じる人は心が貧しく、財産が少なくても今あるものに満足する人は心が豊かだということ。
  • 金を貸せば友を失う意味:親しい友人同士でも、金銭の貸し借りをすると、返済や催促をめぐって仲が悪くなり、友情を失いやすいという戒め。
  • 蚊柱立てば雨意味:蚊柱が立つと、やがて雨が降ることが多いという天気の言い伝え。
  • 壁に馬を乗りかける意味:だしぬけに行動を起こし、強引に物事を進めること。
  • 壁に耳あり障子に目あり意味:秘密の話は、どこでだれが聞いたり見たりしているか分からず、思いがけず漏れやすいというたとえ。
  • 壁の穴は壁で塞げ意味:その場しのぎの間に合わせでは物事はうまくいかず、問題に合った材料や方法で根本から処理すべきだという教え。
  • 果報は寝て待て意味:幸福の訪れは人の力だけではどうにもならないので、焦らずに時機を待てということ。
  • 噛み合う犬は呼び難し意味:何かに夢中になっている者は、周囲から何を言われても耳に入らないというたとえ。
  • 上清ければ下濁らず意味:上に立つ人の行いが正しければ、下にいる人々も不正を行わず、正しくふるまうということ。
  • 紙子着て川へ入る意味:無分別なことや無謀なことをして、自ら破滅を招くことのたとえ。
  • 神様にも祝詞意味:分かりきっていると思われることでも、黙っていては相手に通じないので、はっきりと言葉にして伝えるべきだというたとえ。
  • 裃を着た盗人意味:役人でありながら、職権を利用して私利私欲をはかる者のたとえ。
  • 紙漉きの手鼻意味:人のためにばかり品物を作り、自分の分がなくて不自由することのたとえ。
  • 剃刀と奉公人は使いよう意味:道具も人も、扱い方や仕事の任せ方によって、働きや成果が大きく変わるということ。
  • 剃刀の刃渡り意味:失敗すれば自分の身を傷つけたり、大きな損害を受けたりするような、非常に危険な行動をすることのたとえ。
  • 雷が鳴ると梅雨が明ける意味:梅雨の終わりごろに雷が鳴ると、やがて梅雨が明けて本格的な夏になることが多いという天気の言い伝え。
  • 神の神庫も梯のままに意味:どれほど困難なことでも、それに合った手段を用いれば成し遂げられるということ。
  • 神は見通し意味:神はどんな小さな行いや心の内までも見抜いているので、うそをついたり、ごまかしたりすることはできないということ。
  • 神へも物は申しがら意味:神に願うときでさえ、真心だけでなく、願い方や言葉の選び方に工夫が必要だということ。
  • 髪結い髪結わず意味:他人のために自分の技術を使うことに忙しく、自分自身のことにまで手が回らないことのたとえ。
  • 噛む馬はしまいまで噛む意味:生まれつきのよくない性質や、一度身についた悪い癖は、なかなか直らず長く残るというたとえ。
  • 亀の甲より年の功意味:年長者には、長年の経験によって身につけた、若者には及びにくい知恵や技能があるということ。
  • 亀の年を鶴が羨む意味:十分に恵まれている者でも、さらに多くを望むように、人の欲望には限りがないというたとえ。
  • 鴨集まって動ずれば雷となる意味:一つ一つは小さく弱いものでも、数多く集まって動けば、軽んじられないほど大きな力を発揮するということ。
  • 鴨が葱を背負って来る意味:自分にとって好都合な相手が、さらに利益となるものまで持って現れること。
  • 賀茂川の水意味:権力や努力を尽くしても、思い通りにできないもののたとえ。
  • 鴨の水掻き意味:何事もないように見えても、人には知られない苦労や努力があることのたとえ。
  • 粥腹も一時意味:わずかなものでも、一時しのぎの役には立つことのたとえ。
  • 空馬に怪我なし意味:何も持っていない者は、損をするはずがないということ。
  • 烏の行水意味:入浴時間がとても短く、ゆっくり体を洗わずに、すぐ風呂から出てしまうことのたとえ。
  • 烏羽の文字意味:黒い烏の羽に墨で書いた文字のように、そのままでは読めないこと、または判別しにくいことのたとえ。
  • 烏は百度洗っても鷺にはならぬ意味:生まれつきの性質や特徴を、あとから無理に別のものへ変えようとしても難しいというたとえ。
  • 烏は鵜に使う
  • 烏を鷺意味:正しくないことを正しいように言いくるめ、筋の通らない主張を無理に押し通すことのたとえ。
  • 唐へ投げ金意味:確かな見込みのないことに金を出すこと。
  • 唐物商いは千里一跳ね意味:舶来品を扱う商売は、一度の売買で大きな利益を得ることがある、というたとえ。
  • 借り着より洗い着意味:人に頼って見栄を張るよりも、自分の力で質素に生活するほうがよいというたとえ。
  • 借りて借り得貸して貸し損意味:借りたものを返さずにすむことがあるため、借りる側は得をし、貸す側は返してもらえずに損をすることがある、ということ。
  • 狩人罠にかかる意味:人を陥れようとたくらんだ本人が、逆に自分の仕組んだ計略にはまり、災難にあうこと。
  • 借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔意味:金や物を借りるときはにこにこしている人が、返すときには不機嫌な顔をするというたとえ。
  • 借りる八合、済す一升意味:人に物やお金を借りたら、少し多めに返すか、お礼を添えて返すのが常識であるということ。
  • 枯れ木に花意味:いったん衰えたものが再び栄えることのたとえ。
  • 枯れ木も山の賑わい意味:つまらないものでも、ないよりはましであることのたとえ。
  • 彼を知り己を知れば百戦して殆うからず意味:敵味方双方の実情を知っていれば何回闘おうとも決して負けないということ。
  • 可愛い子には旅をさせよ意味:子どもがかわいければ、甘やかして守るだけでなく、世間に出してつらさや苦労を経験させるほうがよい、という教え。
  • 可愛可愛は憎いの裏意味:心の中では憎く思いながら、口先では盛んにかわいいと言うこと。
  • 可愛さ余って憎さ百倍意味:かわいいと思う気持ちが強い相手ほど、いったん憎いと思うようになると、その憎しみも非常に強くなるということ。
  • 皮一枚剥げば美人も髑髏意味:外見がどんなに美しく見えても、皮膚の下は同じ骨であり、見た目だけに心を奪われたり、人を外見だけで判断したりしてはいけないという意味。
  • 乾き田に水意味:困り果てている人や行き詰まった状況に、ちょうどよい助けが差し伸べられること。
  • 川口で船を破る意味:長い航海の末に港近くの川口で船を損なうことから、成功の直前で失敗すること。
  • 川越して宿を取れ意味:するべきことや難しいことは後回しにせず、できるうちに先に片づけておくのがよいという教え。
  • 川立ちは川で果てる意味:得意な技や慣れたことが、油断のためにかえって失敗や身の破滅のもとになることのたとえ。
  • 川中には立てど人中には立たれず意味:川の流れの中には立てても、世間の中で人に流されずに生きていくことは難しいというたとえ。
  • 川に水運ぶ意味:十分にあるものを、さらに同じ場所へ加えるような、無益なことや無駄な骨折りのたとえ。
  • 川の石星となる意味:川の石が星になるはずがないように、絶対にありえないことのたとえ。
  • 皮引けば身が付く意味:関係がきわめて密接なものは、一方に何かが起こると、もう一方にも直接影響が及ぶというたとえ。
  • 皮一重意味:容貌の美しさや醜さは、ただ一枚の皮膚の表面上の違いにすぎず、その下は皆同じであるということ。
  • 川向かいの喧嘩意味:川をへだてた向こう側の喧嘩のように、自分には利害関係がなく、少しも痛みや影響を感じないことのたとえ。
  • 土器の欠けも用あり意味:役に立たなさそうなものでも、何かの役に立つことがあるということ。
  • 瓦は磨いても玉にはならぬ意味:もともとの質や素質が限られているものは、いくら手を加えたり教えたりしても、すぐれたものには変わりにくいというたとえ。
  • 瓦も磨けば玉となる意味:素質が十分でない人でも、努力を重ねればすぐれた人になれるというたとえ。
  • 皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切る意味:自分も犠牲や痛手を受けることを覚悟し、その代わりに相手へそれ以上の大きな打撃を与えることのたとえ。
  • 蚊を殺すにはその馬を撃たず意味:馬にとまった蚊を殺すために馬まで傷つけては意味がないことから、手段のために根本の目的に反することをしてはならないという戒め。
  • 勧学院の雀は蒙求を囀る意味:ふだん見たり聞いたりしていることは、特に教わらなくても自然に覚えるというたとえ。
  • 寒九の雨意味:寒に入って九日目に降る雨のこと。
  • 癇癪持ちの事破り意味:短気で怒りやすい人は、少しのことで腹を立て、まとまりかけた話や計画を壊してしまうということ。
  • 勘定合って銭足らず意味:帳簿の計算は合っているが、実際の現金が足りないこと。
  • 感心上手の行い下手意味:他人の言動に感心するばかりで、自分では実行しないこと。
  • 勘当に科なく赦免に忠なし意味:筋道の通らない賞罰であること。
  • 関東の食い倒れ上方の着倒れ意味:関東の人は食べ物に金を費やし、上方の人は衣類に金を費やすということ。
  • 雁捕る罠に鶴意味:思いがけない幸運や、予想していた以上の収穫を得ることのたとえ。
  • 艱難汝を玉にす意味:多くの苦しみや困難を経て、人は初めて立派な人物になるということ。
  • 寒に帷子、土用に布子意味:季節外れで役に立たないこと、また、物事があべこべで無益なことのたとえ。
  • 堪忍の忍の字が百貫する意味:怒りや不満をじっと耐え忍ぶことには、たいへん大きな価値があるということ。
  • 堪忍は一生の宝意味:怒りや苦しみをこらえる徳は、一生を通じて大きな助けとなるということ。
  • 旱魃に飢饉なし意味:日照りが続く年は、一部に干害があっても、全体としては大きな飢饉になりにくいということ。
  • 旱魃に水意味:切に願い望んでいたことが実現すること。
  • 雁は八百、矢は三本意味:獲物や機会は多いのに、それを得るための手段が少なくて困ること。
  • 雁は八百、矢は三文意味:わずかな元手で大もうけをすることのたとえ。
  • 看板に偽りあり意味:外見や宣伝で示していることと、実際の中身や行動が一致していないこと。
  • 看板に偽りなし意味:看板に書いてあることや公言していることと、実物・実質とが一致していること。
  • 雁も鳩も食わねば知れぬ意味:雁の肉か鳩の肉かは、食べてみない者には分からないことから、経験してこそ物事の本当の価値が分かるというたとえ。
  • 眼裏に塵あって三界窄し意味:心に少しでも迷いやこだわりがあると、世の中の本当の姿を正しく見ることができないというたとえ。

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