当サイトのアンケート結果(調査期間:2024年1月〜12月)をもとに、日常で最もよく使うことわざランキングTOP50を集計しました。
この記事でご紹介することわざは日常生活で頻繁に使えますので、是非覚えておきましょう!
当サイトのことわざ一覧は、ことわざ一覧(五十音順)をご覧ください。
目次
日常でよく使うことわざランキング 50位〜41位
危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)
危険であることを知っていながら、むりに物事や仕事を行う。危険すれすれのことをする。
縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
他人のために苦労、努力をしても認められないこと。転じて、人に知られないが、陰で苦労、努力をすること。また、その人。
井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
知識や見聞の狭いことのたとえ。また、自分の狭い知識や見解にとらわれて、他に広い世界があることを知らないたとえ。小さな井戸の中にすむ蛙は、大きな海のあることを知らないという意から。世間知らず、一人よがりを戒めるときに用いられることが多い。
餅は餅屋(もちはもちや)
物事はそれぞれの専門家があるということ。
花より団子(はなよりだんご)
見てただ美しい物よりも実際に役立つ物の方が良いという例え。
短気は損気(たんきはそんき)
すぐかっとなって怒る気の短い人は人との付き合いがうまくいかず、仕事も失敗しがちで、損をすることが多いといういましめ。
住めば都(すめばみやこ)
住む前は、どんなに暮らしにくいと思われる土地でも、そこに長く住んで慣れてしまうと良いところと思うようになるものだという例え。
口は災いの元(くちはわざわいのもと)
うっかり勝手なことやよけいなことを話すと、それが災難のもとになるから、言葉には十分気をつけなさいという教え。
噂をすれば影がさす(うわさをすればかげがさす)
ある人の噂をすると当人がそこに現れるものだ。
鬼に金棒(おににかなぼう)
強い者がさらに力を加えて、もっと強くなることの例え。
日常でよく使うことわざランキング 40位〜31位
言わぬが花(いわぬがはな)
はっきり言わない方が味がある。差し障りがない。
寝耳に水(ねみみにみず)
思いがけないことが突然起きて、非常に驚くことのたとえ。
二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)
物事は同じようなことが繰り返して起こるものであるという例え。
安物買いの銭失い(やすものがいのぜにうしない)
安いからといって物を買っても、品質が悪かったり、使い道がなかったり、役に立たなくて、結局損をすることになる。
身から出た錆(みからでたさび)
自分のした悪い行いのために、自分が苦しんだり災いを受けたりすることの例え。
百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうがまさる。
喉元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる)
どんなに苦しいことでも、その時が過ぎれば忘れてしまうものだし、苦しい時に受けた恩も楽になれば忘れてしまうものだ。
泣きっ面にはち(なきっつらにはち)
悪いことがあった上にさらに悪いことが起きることのたとえ。
鉄は熱いうちに打て(てつはあついうちにうて)
鉄は熱して軟らかいうちに打って鍛えるように、人も純粋な気持ちを失わない若いうちに鍛練すべきである。また、物事を行うには、それに適切な時期を失してはいけない。
情けは人のためならず(なさけはひとのためならず)
情けを人にかけておけば、巡り巡って自分によい報いが来る。人に親切にしておけば、必ずよい報いがある。
日常でよく使うことわざランキング 31位〜20位
習うより慣れろ(ならうよりなれろ)
物事は、人に教わるよりも自分で直接体験してゆく方が身につくということ。
灯台もと暗し(とうだいもとくらし)
手近の事情はかえってわかりにくいものである。
失敗は成功の基(しっぱいはせいこうのもと)
失敗したとき、なぜ失敗したのか、やり方の悪い点を考え直したり、反省したりしていけば次には成功するようになる。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ)
知らないことを人に聞くには、その場かぎりの恥ずかしさですむが、聞かないで知らないままで過ごしてしまうと一生恥ずかしい思いをする。
石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)
堅固に見える石橋でも、なお、安全を確かめてから渡る。用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。
初心忘るべからず(しょしんわするべからず)
勉強や仕事などは、慣れてくるとだらけてなまけ心が起きてしまうものだが、始めようと思った時の真剣な気持ちを忘れてはいけない。
善は急げ(ぜんはいそげ)
よいことをするのにためらうなの意。
捕らぬたぬきの皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)
まだどうなるかわからないものを当てにし、期待してこれからの計画を立てること。
喉から手が出る(のどからてがでる)
非常に欲しくてたまらない気持ちの例え。
論より証拠(ろんよりしょうこ)
色々と理屈を言い合うよりも、自分が正しいという証拠を実際に示した方がはっきりするということ。
日常でよく使うことわざランキング 20位〜11位
覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)
一度してしまったことは取り返しがつかないし、元通りにすることはできないという例え。
好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)
自分が好きですることは面白くて一生懸命にやれるので、いつの間にか上手になるものである。
塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)
どんなわずかな物でも、積み重ねていけば、大きな物になる。(小さな努力や細かい節約が大切であるといういましめ)
団栗の背比べ(どんぐりのせいくらべ)
どれもこれも皆同じくらいで、特に優れた者がいない事の例え。
背水の陣(はいすいのじん)
これが最後であると覚悟して必死になって物事を行うこと。
念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)
気をつけた上に、さらに気をつけて、間違いをなくしなさいということ。
大は小を兼ねる(だいはしょうをかねる)
大きいものは、小さいものの代わりをすることもできる。しかし、その反対に小は大を兼ねることはできないという意味もある。
絵に描いた餅(えにかいたもち)
役に立たない物事。計画だけは立派だが、実行が伴わないこと。画餅。
終わり良ければ全て良し(おわりよければすべてよし)
最後に成功すれば、途中で起こった失敗や道筋などは問題ではないということ。
五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)
二つのもが似たり寄ったりで、あまり違いのないことの例え。
日常でよく使うことわざランキング 10位〜6位
人は見かけによらぬもの(ひとはみかけによらぬもの)
人の本当の性格や能力は、見た目の印象や外見では判断できないことのたとえ。
外見と中身は違うことが多いということのたとえ。
揚げ足を取る(あげあしをとる)
相手の言葉のおかしなところや、言い間違いをわざと取り上げて、からかったり悪口をいったりする。
猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
どんなに物事の上手な人でも、失敗することがあるというたとえ。
親しき中にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)
お互いに仲良くなると、礼儀を忘れたり乱暴な言葉を使ったりして、仲が悪くなることがある。仲が良くなっても慣れすぎずにいつでも相手を敬う気持ちを持って付き合いなさいということ。
焼け石に水(やけいしにみず)
焼け石にすこしの水をかけても冷えないように、努力や援助がわずかでは効果がほとんど期待できないことのたとえ。
日常でよく使うことわざランキング 5位〜1位
急がば回れ(いそがばまわれ)
急いでいるときほど、危険な近道よりも安全で確実な道を選ぶほうがよい。なにごとも急ぐとリスクが増すので、落ち着いて着実な手段をとることが大切ということ。
後の祭り(あとのまつり)
なにかをしたり言ったりするのが遅すぎて、手遅れになった状態のこと。
食わず嫌い(くわずぎらい)
やっても見もしないで、自分勝手なかたよった見方でだめだと決めたり、むやみに嫌ったりなど自分の感情だけで物事を判断してはいけない。
後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)
物事が終わった後で、こうすれば良かったと残念がってももう取り返しがつかない。後で悔やむことの無いように今、努力しなさいという教え。
火に油を注ぐ(ひにあぶらをそそぐ)
勢いの盛んなものに、一段と勢いをつける例え。