【人の患いは好みて人の師と為るに在り】の意味と使い方や例文(出典)

「人の患いは好みて人の師と為るに在り」の意味(出典)

意味

【ことわざ】
人の患いは好みて人の師と為るに在り

【読み方】
ひとのうれいはこのみてひとのしとなるにあり

【意味】
人の欠点の一つは、好んで他人の師となりたがることである。

『孟子』「離婁上」の「人之患、在好為人師」に基づく。
ことわざ博士
「人の患いは好みて人の師と為るに在り」は、『孟子』の言葉で、人はとかく他人の先生になりたがるところが欠点だ、という戒めなんだよ。教える行為そのものが悪いわけではないんだ。
助手ねこ
頼まれていないのに、何でも教えようとすると困らせることがあるんだニャ。相手の話をよく聞くことも大切なんだニャ。

【出典】
『孟子もうし』「離婁上」

「人の患いは好みて人の師と為るに在り」の解説

カンタン!解説
解説

「人の患いは好みて人の師と為るに在り」は、『孟子』「離婁上」の一句だよ。「患い」はここでは人の欠点・ありがちな問題をいい、好んで他人の師となりたがる態度を戒めているんだ。原文は「知識が不足している人だけ」を対象にした表現ではなく、人に教える立場を好んで求める姿勢そのものへの警戒として読むのが自然だよ。

「人の患いは好みて人の師と為るに在り」の使い方

健太
友達が何か言うたびに、つい助言してしまうんだ。
ともこ
相手が助言を求めているか確かめている?
健太
そういえば、聞いていなかったな。
ともこ
「人の患いは好みて人の師と為るに在り」という教えもあるね。

「人の患いは好みて人の師と為るに在り」の例文

例文
  1. 相手が求めていないのに何度も助言する人を見て、人の患いは好みて人の師と為るに在りを思い出した。
  2. 人の患いは好みて人の師と為るに在りは、人の先生になりたがる態度を戒めた『孟子』の言葉だ。
  3. 教える前に相手の考えを聞こうと思い、人の患いは好みて人の師と為るに在りを思い返した。
  4. 頼まれてもいないのに指導役になろうとして、人の患いは好みて人の師と為るに在りという言葉を聞いた。
  5. 人の患いは好みて人の師と為るに在りという教えは、知識を伝えること自体を否定するものではない。



講談社刊行・全3冊

運営者・北澤篤史の著書

ことわざ・四字熟語・漢字熟語を、マンガで楽しく学べる図鑑シリーズです。

※Amazon・楽天の購入先にはアフィリエイトリンクが含まれます。

マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉の表紙
ことわざ

マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉

試験によく出ることわざを、マンガと解説で楽しく学べる一冊。

マンガでわかる おもしろ四字熟語図鑑〈試験に出る〉の表紙
四字熟語

マンガでわかる おもしろ四字熟語図鑑〈試験に出る〉

四字熟語をマンガで理解し、意味・漢字・使い方を覚えたい人へ。

マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑の表紙
漢字熟語

マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑

似た意味・同じ読みの漢字熟語の違いを、マンガと用例で学べる一冊。