【し】からはじまる慣用句
111語を掲載
思案投げ首困った問題にぶつかってどうしてよいかわからず、思案にあまって首を傾けている様子。
思案に余るいくら考えても、良い考えが浮かばないようす。
思案に暮れるなかなか良い考えがうかばないので、どうしようかと、ずっと考え込んでいる様子。
歯牙にも掛けない論議の対象としない。
敷居が高い相手に迷惑をかけたり失礼なことをしたりして、その人の家に行きづらくなったり、その人に会いにくくなったりすることの例え。
試金石金属をこすりつけ純度を判定する石英質の黒い粘板岩。
指呼の間呼べば答えるほどの近い距離。
獅子吼仏が説法すること。
私淑直接の教えを受けていないが、ひそかにその人を師と考え敬意を抱き模範とすること。
舌打ちする①悔しかったり、不愉快だったりして、舌を鳴らす。
舌が肥えている贅沢なものやおいしいものをいつも食べていて、味覚が優れていること。
舌が肥える味のよしあしを識別する能力が高くなる。
舌が回るよくしゃべること。
舌足らず①舌がよく動かないので、しゃべる事がはっきりしない様子。
舌鼓を打つとてもおいしくて、舌を鳴らすこと。
下にも置かない人の事を、大変丁寧にもてなしたり、扱ったりするたとえ。
舌の根の乾かぬうち言い終わったばかりなのに、それに反するような言動をする。
舌を出す陰で人をあざけったりすること。
舌を巻く驚いたり感心したりする様子。
しっぺ返しあることをした時に、すぐにもどってくる仕返しのこと。
尻尾を出す悪いことやかくしていたこと、ごまかしたりしていたことがみつかること。
尻尾を掴む他人が隠している秘密や悪事の証拠を握ること。
尻尾を振る相手のきげんをとるたとえ。
尻尾を巻く立ち向かうことをやめること。
市道の交わり利益や損得で結びついた関係のことをいう。
鎬を削るはげしく争うこと。
四の五の言うなんのかんのと文句を付ける。
芝居を打つ人をだますために、それらしい作り事をする。
痺れを切らす長い間待って、一刻も我慢できないようす。
私腹を肥やす不当な利益を得ること。
始末が悪い扱いに困る。手に余る。
始末に負えないどうにも処理できない。
死命を制する相手の死ぬか生きるかを決する急所を押さえ、その運命を自分の手に握ること。
示しがつかない教えにするための、よい手本にならない。
癪の種腹を立てる原因となる物事。
社稷の臣国家の危急存亡のとき、その危難を一身に引き受けて事に当たる重臣。
車軸を流す雨が激しく降るようす。
鯱張るしゃちほこのように、緊張して体をこわばらせる。
シャッポを脱ぐとてもかなわないと認めて、降参する。
斜に構える①剣道で、刀を斜めに構える。
終止符を打つ物事に決着をつけ、終わりにする。
菽水の歓貧しいながら親孝行をして喜ばせること。
祝融の災い火災のこと。
手中に収める自分の手の中に入れるということで、自分のものにする。
出藍の誉れ弟子が師よりもすぐれた才能をあらわすたとえ。
朱を入れる朱筆で、文章・詩歌などを訂正・書き入れする。
春秋に富む歳月を豊富に持っているということで、年が若く、将来があることをいう。
将棋倒し次々に折り重なって倒れること。
蕭牆の患い国や家庭の中のもめごと。
霄壌の差天と地の差。とても大きな違い。
小人の勇血気にはやった思慮の浅い軽はずみな勇気のこと。
少年よ大志を抱け洋々たる前途を持つ若者たちは大きな志を持って勉学に努め、成し遂げたいことを持って世の中に出るべきだという励ましのことば。
正面を切る物事に対して正々堂々と当たる。
食牛の気大人物は子供のころから志気盛んで凡人とは違うということ。
触手を伸ばす欲しいものを得ようとして働きかける。
白羽の矢が立つ多くの人の中から特別に選び出されること。
白を切る知っていても、知らないふりをする。
尻馬に乗る誰かが乗った馬の後方、尻の上あたりに便乗するように、他人の言うことや行うことに無批判に同調するたとえ。
尻から抜ける頭のほうから入ったことが、そのまますぐに尻のほうから抜けるという意味で、見たり聞いたりしても片端から忘れるたとえ。
尻が暖まる長い間同じ場所に居る。
尻が重いなかなか動こうとしない。
尻が軽いおこないに、重みがない。
尻が長い話し込んでなかなか帰らない。
尻が割れる隠し事や悪事が露見する。
尻切れとんぼ物事が中途で切れて、あとが続かないこと。
尻毛を抜く相手の油断につけ込んで、不意に事をしでかして驚かせること。
尻に火が付く物事がさしせまって追い詰められ、あわてること。
尻に帆かけるあわてて逃げ出すさま。
尻目に懸ける人をさげすむ。無視する。
死力を尽くす死に物狂いでする。
尻を叩く人を励ましたり、責めたりしてやる気を起こさせること。
尻を拭う他人の失敗などの後始末をする。
尻をまくるどうとでもなれと、ふてぶてしく構える。
尻を持ち込む関係するものに問題を持ち込み責任を問い、解決を迫ること。
知る人ぞ知る広く知られてはいないが、ある一部の人にはその存在が非常によく知られている。
白黒をつける物事の是非・善悪・真偽などを決める。
仕を致す官職を辞すること。
新規蒔き直しもとに戻って、もう一度新しくやりなおすこと。
神経を尖らせる手抜かりのないように、各方面に注意を行き届かせる。
心血を注ぐ心身の力のありったけを尽くして行う。
辛酸を嘗める辛い物や酸っぱい物を嘗めさせられることを人生の苦労にたとえたもの。
寝食を忘れる熱心に努力する。
浸潤の譖り水が徐々にしみこむように、非難や悪口がじわじわ人に信じられていくこと。
進退窮まる進むことも退くこともできなくなり、どうしてよいかわからなくなる。
心胆を寒からしめる心底恐れ震えあがらせること。
真に迫るいかにも本物らしく見える。
心腹の疾簡単に倒すことができない。
辛抱が大事何事もがまん強く、最後までやり抜くことが肝心であるということ。
時雨の化ちょうどよい時期の降雨で草木が生い茂るように、良い政治をすれば人民が教化されるということ。
時間の問題すでに見通しがついていて、近いうちにそうなること。
地獄耳①一度聞いたら忘れないこと。
自責の念に駆られる自分で自分のあやまちを責めとがめること。
自他共に許す誰もがそのとおりだと認める。
地団駄を踏む悔しさや怒りのあまり、足で地面を激しく踏み鳴らすこと。
十指に余る数え上げていくと、かなりの数になる。
十指の指す所人々が一致して認めること。
地で行く①ありのままの姿や状態で行う。
自腹を切る自分で代金を負担する。
十年一日十年が一日と思われるほど、少しも変わらないこと。
術中に陥る相手の計略にひっかかる。
情が移る次第に愛情を感じるようになる。
常軌を逸するふつうには考えられないことを言ったり、したりする。
城府を設けず分け隔てなく人と接すること。
如才無い手抜かりがない。愛想がいい。
序の口①物事の初め。発端(ほつたん)。
時流に乗るその時代の風潮を利用して物事を進める。
人口に膾炙する世の中に広く知れ渡っていること、評判になっていること。
人後に落ちない他人に先を越されない。
人中の騏驥際立ってすぐれた人のこと。



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