【お】からはじまる慣用句
77語を掲載
応接に暇がない非常に多忙なことの形容。
王手をかける相手のいちばん大事なところをついて、追い詰めること。
鸚鵡返しほかの人が言ったことを、そのまま言い返すこと。
多かれ少なかれ多い少ないの違いはあったとしても。
大きなお世話度を過ぎたお世話。
大きな顔をする力がないのに、威張っていること。
大きな口をきく実力もないのに、威張った態度で、大げさなことを言う。
大口を叩く偉そうなことを言う。
大台に乗る大きな区切りに到達する。
大手を振る両手を大きく振って威張って歩く。
大鉈を振るう思い切って予算や人員などを削ること。
大船に乗る心配ごとがあっても、相手を信用して、安心すること。
大風呂敷を広げる偉そうに大げさなことをいう。
大見得を切る大げさな態度で自信のほどを示す。
大向こうを唸らせる役者が、うまい芸で大向こうの観客を感嘆させる。
大目玉を食うひどくしかられること。
大目に見る多少の不正や欠点をきびしくとがめないで、思いやりをもつことをいう。
お株を奪う人の得意とすることをほかの人がうまくやってのける。
奥歯に衣着せる物事をはっきり言わず、相手に何かを察しさせるような思わせぶりな言い方をすること。
奥歯に物が挟まる相手への遠慮や隠れた事情があって、思っていることをはっきり言えないこと。
おくびにも出さない心に秘めて言葉にしないこと、表にださないこと。
臆病風に吹かれる臆病な気持ちになる、おじけづくこと。
臆面もなく恥ずかしがったり、気おくれしたりする様子もなく、ずうずうしく。
後れを取る先を越される。負ける。
御先棒を担ぐ軽々しく人の手先となり、その人のために行動すること。
お里が知れるその人の言葉つきや態度で、生まれや育ちのよしあしが分かる。
御座敷がかかる①芸人などが客に呼ばれる。
教えの庭文語的な表現で学校という意味。
押しが強いどこまでも自分の考えを押し通そうとする、あつかましい様子。
押しも押されもせぬどこへ出ても圧倒されることがない。
お釈迦になる壊れて使い物にならない状態になる。
おじゃんになる物事が途中でだめになる。
遅かりし由良之助待ちかねた相手がようやく来たとき、または行動が遅れて時機を逃し、もはや役に立たないときに、しゃれていう言葉。
恐れをなす恐ろしいと思う。尻込みする。
お高くとまる気位を高くもってすましたり、人を見下した態度をとったりする。
お茶の子さいさいたやすくできることのたとえ。
お茶を濁すいいかげんにその場をごまかす。
お茶を挽く芸者・遊女などが、客がつかず暇でいること。
御猪口になるさしていた傘が、風にあおられて、柄(え)とは逆の向きに開くこと。
乙に澄ます気取った態度をとる。
お手上げものごとがいきづまって、どうしようもなくなること。
頤で蠅を追う空腹や体力の消耗などで、体がひどく衰え、手で蠅を追い払う力もないほど元気がない様子。
男が廃る男としての面目が失われる。
男を見る目がない人の良さを見極める能力に劣っていること。
音に聞く1 人伝えに聞く。
同じ釜の飯を食う家族ではない人どうしが、いっしょに暮らし、苦楽をともにした親しい仲であることのたとえ。
尾羽打ち枯らす落ちぶれて、以前の勢いや面影を失い、みすぼらしい姿になること。
十八番とっておきの得意な芸。
お鉢が回る順番が巡ってきて、自分の番になること。
御百度を踏む頼み事があって同じ所を何度も訪問する。
尾鰭が付く魚の尾やひれが体の外についていることから、事実ではないことが付け加えられて、話が大げさになるたとえ。
尾鰭を付ける事実以外のことを付け加える。
おべっかを使うお世辞を言って、人に気に入られるようにする。
御眼鏡にかなう目上の人に評価されて、期待されること。
お目に掛かる目上の人にお会いする。
お目に掛ける見ていただく。
御目に適う目上の人が気に入る。
御目に留まる目上の人の印象に残る。
思いを馳せる遠く離れているものごとについて、色々と想像し、心を寄せる。
思う壷期待したとおりになること。
思うに任せない思ったとおりに物事が進まない。
思えば思われるこちらが相手に好意を持てば、相手も好意を持ってくれるようになるということ。
重きを置く重視すること。
重きをなす重要な地位・位置にある。
重荷を下ろす責任を果たして気持ちが楽になる。
親方日の丸国や自治体が後ろ盾となり、経営が行き詰まっても救済されるだろうと安心して、仕事や経営が安易になりやすい状態を皮肉る言葉。
親の脛をかじる子どもが経済的に自立できず、親に養ってもらって生活すること。
お山の大将小さな集団や狭い範囲の中で、自分がいちばん偉いと思って得意になり、威張っている人。
及びもつかないとうていかなわない。
折り紙付き人物や品物について、その人柄や品質が確かなものだとうけあうこと。
折り目正しい礼儀正しく、きちんとしている。
尾を引くしっぽを引きずるように、ものごとが終わった後も影響が残る。
尾を振る相手に気に入られようと機嫌を取ること。
音頭を取る先頭に立って物事の計画、指導をする。
恩に着せる恩を施したことをことさら感じさせようとする。
恩に着る人から受けた恩をありがたく思い、忘れないこと。
恩を売る相手からの見返りを予期して、恩をほどこす。



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