「知音」の意味（出典・故事）
【ことわざ】
知音
【読み方】
ちいん
【意味】
心の通い合う友達。自分のことをよく知る友達のこと。また、音楽に精通する人。
「知音」という言葉は、心がとてもよくわかり合っている友人、親しい友人、恋人などを指すんだ。つまり、お互いのことを深く理解している人間関係を表しているんだよ。
なるほど、それはつまり、心がピッタリ合う友だちや恋人のことを指すんやな。
心の中身までよく知ってる、って感じか。深いつながりがある人間関係のことを言うんやな。これは、自分のことをよく理解してくれる大切な人のことを表してるんやな。
【出典】
「列子」
【故事】
中国、春秋時代、琴の名手伯牙の親友鍾子期は、伯牙のひく琴の音から伯牙の心境を読み取った。伯牙が「まるで私の心の中とそっくりだ、もはや私の琴の音は君の耳から逃れるところなどない」と言ったほどよく理解したという故事から。
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「知音」の解説
カンタン！解説
「知音」っていう言葉はね、中国の春秋時代の話が由来になっているんだよ。その昔、琴を弾くのがとても上手な人、伯牙っていう人がいたんだ。彼の親友で、唯一彼の琴の音を理解できる人、鍾子期っていう人が亡くなったんだ。その時に伯牙は、「もう自分の琴の音を理解してくれる人はいない」と悲しみ、愛用していた琴の糸を切って、二度と琴を弾かなかったという話があるんだよ。
それから、「知音」っていう言葉は、互いに心をよく理解し合った友達、つまり親友を指すようになったんだよ。また、恋人や親しい人という意味でも使われるよ。
だから、「知音」っていうのは、心の底から理解し合える人、つまり親友や特別な人のことを表す言葉なんだよ。
「知音」の使い方
彼は健太くんの親友？
知音と呼べる友達だよ。
音楽仲間なの？
彼は音楽に精通していて、僕にとってはThe 知音なんだよ。
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「知音」の例文
- 困った僕を知音が助けてくれた。
- 知音は、人生における何よりの宝だ。
- 学生生活の間に、知音に恵まれることはとてもラッキーなことだ。
- 一人でも知音がいると、この世界に僕は一人じゃないと思えて救われる。
- 知音と共に過ごす時間は、彼女との時間よりも楽しい。
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