【成竹を胸中に得】の意味と使い方や例文(出典)

成竹を胸中に得

「成竹を胸中に得」の意味(出典)

意味
【ことわざ】
成竹を胸中に得

「胸に成竹あり」「成竹」ともいう。
【読み方】
せいちくをきょうちゅうにう

【意味】
胸の内で計画を立て、十分な成功する見込みがあること。

「成竹」は、完全な竹の姿。かねてからの考え。成算。
ことわざ博士
「成竹を胸中に得」というのは、何かを始める前に、計画や見通しがしっかりしていて、準備万端であることを意味しているんだよ。
助手ねこ
なるほどな、それでいうと、何かを始める前に、ちゃんと計画を立てて、必要な準備をしておくってことニャ。胸中に成竹を得るってのは、心の中できちんとした見通しを持っている状態ニャン。

前もって考えておくことの大切さを教えてくれる言葉ニャ。

【出典】
「蘇軾そしょく」の「文与可画篔簹谷偃竹記ぶんよかうんとうこくのえんちくをえがくのき」

「成竹を胸中に得」の解説

カンタン!解説
解説

「成竹を胸中に得」という表現は、何かを始める前に、計画や見通しをしっかりと立てて、準備を整えることを意味しているんだ。ここでの「成竹」とは、すでにでき上がっている竹の絵を指していて、画家が竹の絵を描く前に、その構図やデザインを事前にしっかりと考えておくことを象徴しているんだよ。

この表現は、中国の詩人である蘇軾(そしょく)が書いた「文与可画篔簹谷偃竹記」に由来しているんだ。「胸中」は、心の内、つまり考えや計画を持っている心の状態を表しているんだね。

たとえば、ビジネスプロジェクトを始める前に、戦略を練り、必要なリソースを確保し、潜在的なリスクを評価することや、試験の準備として、あらかじめ勉強計画を立て、必要な教材を用意することなどが、「成竹を胸中に得」の考え方に当てはまるんだよ。

このことわざは、事前にしっかりと準備をしておくことの重要性を教えてくれているんだね。それは、何事も成功させるためには、計画と準備が不可欠であるということを示しているんだ。

「成竹を胸中に得」の使い方

健太
運慶は、成竹を胸中に得てから彫り始めたんだって。
ともこ
神がかっているわよね。
健太
まさに神に乗りうつられたかのようだったそうだ。
ともこ
神様の作品だから800年以上の時を経て今もなお残り続けているのかもね。

「成竹を胸中に得」の例文

例文
  1. 凡人の僕には分からないが、ともこちゃんは頭の中で成竹を胸中に得ているようだ。
  2. 十分に思案し成竹を胸中に得てから物事を始めると良い。
  3. これほど見事な大理石はなかなかない。失敗は許されないので、成竹を胸中に得た後一息で仕上げる。
  4. 成功までのイメージができないならやらない方がいい。成竹を胸中に得てからスタートすべきだ。
  5. 成竹を胸中に得、成功するめどが立ってからしか物事をやらないので、決して失敗しない。



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