【学問に王道なし】の意味と使い方や例文（語源由来・類義語・英語訳）

「学問に王道なし」ということわざ、これは古代ギリシャの数学者で、「幾何学の父」とも呼ばれるユークリッドの話から来ているんだよ。

「王道」というのは、王様だけが通れる特別な道、つまり簡単な近道のことを指すんだ。ユークリッドがエジプトの王に数学を教えていたとき、その王が「もっと簡単に数学を学べる方法はないのか？」と聞いたんだ。それに対して、ユークリッドが「幾何学には王道はないよ。つまり、簡単な近道はないんだよ」と答えたんだ。

それが時間を経て変化し、「学問に王道なし」ということわざになったわけだよ。これは、どんな学問も、一夜で身につくような簡単な方法なんてない、という意味なんだ。学問を極めるためには、地道な努力と時間が必要だと教えてくれる言葉なんだよ。