「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」の意味（出典・英語訳）
【ことわざ】
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
【読み方】
かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず
【意味】
相手の情勢や、味方の実力などをしっかり把握することで、たとえ百回戦っても負けることはないというたとえ。
相手と自分の長所と短所を、はっきりと見極めることで、どんな場合にも失敗しないということ。
ほうほう、それはつまり、相手のこともしっかり把握しつつ、自分の強みや弱みもちゃんと知っとかなあかんってことやな。
そうすれば、どんな対戦相手がきても負けんわけや！「知ってる」ってのが、すごく大切なんやな。
【出典】
「孫子」謀攻にある、兵法のひとつ。
この句の続きで、「彼を知らずして己を知れば、一勝一負（いっしょういっぷ）す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」
（敵の事情を知らずに味方のことだけを知っていれば、勝ったり負けたりして勝負がつかない。また、敵のことも味方の事も知らなければ、必ず負ける。）と、説いている。
【英語訳】
Know yourself as well as your enemy.
「殆（あや）うからず」は、危うくないということ。
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「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」の解説
カンタン！解説
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」っていう言葉は、「孫子」という古い戦術の本から来てるんだよ。
これは、もし敵のことも、自分のこともしっかりと理解して戦えば、たくさんの戦いをしても負けることはない、っていう意味なんだ。
簡単に言うと、サッカーや野球の試合で、相手チームの特技や弱点をよく知って、自分たちのチームの強さや弱さもわかっていれば、試合で上手く立ち回れるよね。それと同じで、しっかりと相手と自分のことを理解すれば、どんな戦いでも負けないよ、っていうことを教えてくれる言葉なんだよ。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」の使い方
健太くん、なにを一生懸命見ているの？
今度の試合は絶対に勝ちたいから、相手チームの攻撃方法を、もっと調べようと思うんだ。
彼を知り己を知れば百戦殆うからずというものね。
次こそ、勝つから応援してね。
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「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」の例文
- 彼を知り己を知れば百戦殆うからずというのだから、もっと相手の情報を調べたい。
- ライバル社も同じ日に新商品を発売するようだ。彼を知り己を知れば百戦殆うからずだから、もう少しデータを集めよう。
- 彼を知り己を知れば百戦殆うからずというから、隣のチームの企画についてもっと調査してみないか。
まとめ
相手の短所を知り、自分の長所を生かすことで、勝つことができると思うのではないでしょうか。
しかし、彼を知り己を知れば百戦殆うからずというように、相手と自分の長所と短所の両方を知ることが大切ですね。
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これは、敵の情報と自分の情報、両方をしっかりと理解していれば、どんな戦いにおいても負けないという意味があるんだよ。