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【故事成語100選】有名な故事成語一覧と意味付き

故事成語
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「や行」の故事成語一覧

病膏肓にいる(やまいこうこうにいる)

不治の病にかかること。転じて、ある物事に熱中してどうしようもなくなること。

【故事】
「膏」は心臓の下、「肓」は横隔膜の上部にあたり、ここに病気が入ると治療できないとされた。「春秋左氏伝・成公十年」にある故事に基づく。晋の景公が病気になり、秦から名医を呼んだところ、医者が着く前に景公は、病気の精が二人の童子となって、膏と肓の間に逃げ込む夢をみた。医者が到着し、景公を診察すると「膏と肓の間に病気があり、薬も針も届かないので治療のしようがありません」と言ったので、景公はその医者を厚くもてなした。まもなく景公は亡くなった。

病膏肓に入る

有終の美を飾る(ゆうしゅうのびをかざる)

「有終」は最後をまっとうする、しかっり締めくくるという意味。最後まで物事をやり遂げて、しかも立派に締めくくること。

【故事】
『詩経』の中にある滅びゆく周王朝について述べた部分が元となってできた故事成語。原文は『詩経』大雅・蕩と名付けられた詩です。この詩は全8章で、「有終の美を飾る」はこの第1章の最後に出てきます。ただこの言葉と同じ文字は出てきません。原文の最期にある「鮮克有終」が「有終の美」の元になった言葉です。この歌は西周が滅びようとするのを周の文王に託し、殷の紂王になぞらえて傷み歌ったものとされています。


羊頭狗肉(ようとうくにく)

見せかけばかりがりっぱで、実質がともなわないことのたとえ。

【故事】
「羊頭を掲げて、狗肉を売る」の略。羊の頭を店の看板に掲げて、犬の肉を売るという意。【出典】無門関[第六]


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