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「あ行」の才能に関することわざ
一を聞いて十を知るいちをきいてじゅうをしる聡明で物事の一部を聞いただけで他の万事を理解すること。
一頭地を抜くいっとうちをぬく人より頭ひとつ分抜きんでていることのたとえ。 また、多くの人々よりも優れているということ。
打てば響くうてばひびく働きかけると反応が早い事。結果がすぐにあらわれるという事。また反応が素早いだけでなく、その反応が優れているという事。
生まれながらの長老なしうまれながらのちょうろうなし名僧と呼ばれる人であっても生まれつきの名僧ではなく、そうなるまでには長い年月をかけて修養しているのだということ。
大きい薬缶は沸きが遅いおおきいやかんはわきがおそい優れた才能や器量を持つ人は、力を十分に発揮して大成するまでに長い年月がかかるというたとえ。
陸に上がった河童おかにあがったかっぱ能力の高い人でも、自分に適した環境から離れると、本来の力を発揮する事ができず無能になってしまうという意味です。
鬼に金棒おににかなぼうただえさえ強い人が、何かを得たり、良い条件が加わったりして、さらに強さを増して無敵になるという意味です。
「か行」の才能に関することわざ
快刀乱麻を断つかいとうらんまをたつ鋭い刀で、乱れた麻糸を断ち切ること。難しい物事を鮮やかに解決することのたとえ。
彼も人なり予も人なりかれもひとなりわれもひとなり同じ人間なのだから、他人にできることは努力すれば自分にも出来るはずだという自分自身を奮い立たせ、励ます言葉。
眼光紙背に徹すがんこうしはいにてっす書物の表面上の意味だけでなく、字句の背後にある意味まで読み取ること。
腐っても鯛くさってもたい本来価値のある人や物は、時間が経ったり条件が変わったりしても、それなりの値打ちがあるものだというたとえ。
癖ある馬に能ありくせあるうまにのうあり癖のあるものには必ず何らかの取柄がある。
口も八丁手も八丁くちもはっちょうてもはっちょうしゃべることもすることも達者なこと。口八丁手八丁。
鶏群の一鶴けいぐんのいっかく凡人な人間が大勢いる中で、ひときわすぐれたひとが混じっているというたとえ。 多くの平凡なひとたちの中で、際立ってすぐれたひとのことをいう。
芸は身を助けるげいはみをたすける身につけた芸や特技が、思いがけないときに役立ち、生活を支えることもあるということ。
後生畏るべしこうせいおそるべし若い人はさまざまな可能性を秘めている。 自分よりも若いからといって、侮れないだけでなく、恐れなければならない存在だというたとえ。
弘法にも筆の誤りこうぼうにもふでのあやまりどんな名人や達人でも、ときには失敗することがあるというたとえ。
弘法筆を選ばずこうぼうふでをえらばず物事に巧みな人は道具などに文句をつけないというたとえ。
「さ行」の才能に関することわざ
才子才に倒れるさいしさいにたおれる才知あふれる者は、自分の才知を過信してかえって失敗するものだということ。
雑魚の魚交じりざこのととまじり大物の中に小物が分不相応に入り交じるたとえ。ごまめのととまじり。蝦の鯛まじり。
山椒は小粒でもぴりりと辛いさんしょうはこつぶでもぴりりとからいからだは小さいけれど、意志が強く、鋭い気性や優れた才能があり、非常に優秀で侮る(あなどる)ことのできない人のたとえ。
麝あれば香しじゃあればかんばし香料の麝香(じゃこう)が自然とよい香りを放つということから、才能のある者は何もしなくても自然に世の中に認められるということ。
蛇は寸にして人を呑むじゃはすんにしてひとをのむ優れた者は、幼少の頃から人並みはずれた資質や才能を備えているということ。
出藍の誉れしゅつらんのほまれ弟子や教えを受けた人が、師匠よりも優れた才能や技量を身につけることのたとえ。
好きこそ物の上手なれすきこそもののじょうずなれ好きなことは一生懸命取り組み、工夫したり勉強したりするのでおのずと上達するというたとえ。 好きであることが、上手になるためのよい条件になるというたとえ。
栴檀は双葉より芳しせんだんはふたばよりかんばし香木の栴檀は双葉が出たころから芳香を放つということで、大成する人物は幼時から優秀な素質を示すたとえ。
千里の馬も蹴躓くせんりのうまもけつまずく優秀な人でも失敗をすることがある。
千里の馬も伯楽に逢わずせんりのうまもはくらくにあわずいつの時代にも優秀な人はいるが、その才能を見抜いて能力を発揮させることができる人はなかなかいないということ。
「た行」の才能に関することわざ
大賢は愚なるが如したいけんはぐなるがごとしとても賢い人は、賢いことを表に出したりしないので、一見愚か者のように見えるというたとえ。
大智は愚の如したいちはぐのごとしとても賢い人は、賢いことを表に出したりしないので、一見愚か者のように見えるというたとえ。
大巧は拙なるが若したいこうはせつなるがごとし本当に優れた技術を持つ人は小細工に頼らないため、一見すると拙く見えることもあるというたとえ。
宝の持ち腐れたからのもちぐされ役に立つものや、価値のあるもの、優れた才能を持っているにも関わらず、それらを活用しないままでいる事。発揮しないままでいる事。無駄にしているという事。
玉磨かざれば光なしたまみがかざればひかりなし宝石だって磨かれなければ美しく光を放つ事が無いように、優れた才能や秀でた素質を持つ人物でも、努力して自分を磨かなければ、その才能や素質を活かすことができないという事。
知恵と力は重荷にならぬちえとちからはおもににならぬ知恵と力はありすぎても重荷にならず、たくさんあるほうがいいということ。
知恵は万代の宝ちえはばんだいのたからすぐれた知恵は、その人ひとりのものではなく、のちのちまで尊重されて役に立つ宝であるというたとえ。
長所は短所ちょうしょはたんしょ失敗は多くその長所に頼る所から来るものだから、長所は見方を変えれば短所である。
爪の垢を煎じて飲むつめのあかをせんじてのむすぐれた人にあやかろうとするたとえ。
手八丁口八丁てはっちょうくちはっちょうすることもじゃべることも達者な人ということ。
出る杭は打たれるでるくいはうたれるすぐれてぬけ出ているものは、とかく憎まれる。また、さしでてふるまう者は、制裁されることのたとえ。
天は二物を与えずてんはにぶつをあたえず一個の人間は、そう幾つもの才能や長所を持っているものではない。
頭角を現すとうかくをあらわす学識や才能がよりめだってすぐれる。
十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人とおでしんどうじゅうごでさいしはたちすぎればただのひといくら幼少の頃が天才だろうと、成長してしまえばただの人になるという戒め。
鳶が鷹を生むとびがたかをうむごく普通の平凡な親から、優れた子供が生まれる事。
「な行」の才能に関することわざ
習うより慣れろならうよりなれろ人に教わるだけでなく、実際に繰り返し経験することで技術や知識が身につくということ。
能ある鷹は爪を隠すのうあるたかはつめをかくす実力や才能のある者は、普段はそれを隠していて、いざという時にだけその力を発揮するという意味。
能書筆を択ばずのうしょふでをえらばず字の上手な人は、筆のよしあしに関係なくすぐれた字を書くという事。
嚢中の錐のうちゅうのきり嚢(袋)の中に錐を入れておくと、必ずとがった先端が嚢を突き破って外に出る。そこから、優れた人物は必ずその才能や真価を現すというたとえ。
能なしの能一つのうなしののうひとつどんなに役に立たぬものでも、何か一つは取り柄があることをいう。
「ま行」の才能に関することわざ
水を得た魚みずをえたうお自分にふさわしい場所や得意の分野を得て、生き生きとしているようすのこと。
実るほど頭の下がる稲穂かなみのるほどあたまのさがるいなほかなすぐれた人物ほど、謙虚になるものだというたとえ。
実るほど頭を垂れる稲穂かなみのるほどこうべをたれるいなほかな徳のあるすぐれた人物ほど謙虚であるというたとえ。
昔千里も今一里むかしせんりもいまいちり優れた人物も年を取れば能力が凡人にも劣るということ。
名馬に癖ありめいばにくせありすぐれた才能を持つ人には、強い個性や癖があることが多いということ。 また、個性がなくおとなしい者は、非凡な働きはできないということ。
目から鼻へ抜けるめからはなへぬける①抜け目がなくやる事素早い様子。 ②非常に利口で賢いさまのたとえ。
餅は餅屋もちはもちや物事にはそれぞれ専門家がいるので、その分野のことは専門家に任せるのがよいということ。






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