【性格・気質】のことわざ一覧と意味付き

この記事では、性格・気質に関することわざを、様々なカテゴリーに分けて意味付きで五十音順に掲載しました。

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誠実

仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)

自分自身の行いにも心にも、なにもやましいことがないというたとえ。
やましいことがなにもなければ、天を見ても神に対しても恥ずべきことはないということ。


家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)

逆境に陥ったときにはじめて、それを助けるものが現れる。
貧しい家の子どもは親を助けて働かなくてはならないので、その親孝行ぶりが目立って世間の人にもはっきりわかるという意味。豊かな家だと親孝行な子どもがいても、そうした善行を示すことができない。


陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)

人目につかなくても善行を積んだ人には、よい報いが目に見えて現れる。


忠臣は二君に仕えず(ちゅうしんはにくんにつかえず)

心から忠義(ちゅうぎ)を尽くす臣下(しんか)というものは、その生涯で一人の主君にしか仕えないということ。


尾生の信(びせいのしん)

約束したことは必ず守ることのたとえ。また、融通がきかない馬鹿正直のたとえ。


水清ければ魚棲まず(みずきよければうおすまず)

水があまりに清らかに澄みきっていると、隠れる場所がなくて魚がすみつかないように、人もきちんとしすぎていると、人が寄り付かず孤立するというたとえ。


律儀者の子沢山(りちぎもののこだくさん)

生真面目で義理堅い人は、品行方正で夫婦仲が良いので、子供が多くなるということ。

丁寧

衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)

生活が豊かになって初めて、道徳心が高まり礼儀を知るようになる。


礼も過ぎれば無礼になる(れいもすぎればぶれいになる)

礼儀もあまり度が過ぎると、お世辞になってみにくいという意味。

素朴・温和

剛毅木訥仁に近し(ごうきぼくとつじんにちかし)

無欲で意志が強く、飾り気がなく口数の少ない人物こそ、道徳の理想である仁に最も近いものであるというたとえ。


深い川は静かに流れる(ふかいかわはしずかにながれる)

思慮深い人は無意味に騒ぎたてることなく、悠然と行動するというたとえ。


仏の顔も三度まで(ほとけのかおもさんどまで)

どんなに温厚な人でも、度重なるひどい仕打ちや、何度も無礼なことをされると、怒るというたとえ。

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度量が広い

清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)

度量が大きいことをいう。

こだわらない

馬の耳に風(うまのみみにかぜ)

人の意見に少しも感せず、聞き流していることのたとえ。馬耳東風。


馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)

いくら説き聞かせても、何の効もないたとえ。


蛙の面に水(かえるのつらにみず)

どんな酷い目にあっても、顔色を変えることなく、平然とし鈍感なこと。


浩然の気(こうぜんのき)

のびのびとした、おおらかな気持ちのこと。
なんの制約もなく、解放された気分のこと。


弘法筆を選ばず(こうぼうふでをえらばず)

物事に巧みな人は道具などに文句をつけないというたとえ。


対岸の火事(たいがんのかじ)

他人にとっては重要な事でも、自分にとっては関係がないため、痛くも痒くもない事。


盗人猛猛しい(ぬすびとたけだけしい)

盗みや悪事を働いておきながら、ずぶとく平然としているさま。また、盗みや悪事を見咎められて居直ったり、逆に食ってかかることをいう。


蛇が蚊を呑んだよう(へびがかをのんだよう)

少しも感じないで、けろりとしている事。また、物足りない様子だという事。あまりに少量で,腹の足しにならない事。


柳に風(やなぎにかぜ)

柳が風になびくように、逆らわなければ災いを受けないということ。
相手に逆らわず、さらりと受け流してあしらうことのたとえ。

のんき

明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)

未来のことは前もって知ることはできない。それを言うのは気が早いと、からかいの気持ちを含めていう。


芋の煮えたもご存じない(いものにえたもごぞんじない)

芋が煮えたのか煮えてないのかの区別もつかない。世間を知らずや、甘やかされて育った人を、からかったり、あざけたりする言葉。


紺屋の明後日(こうやのあさって)

紺屋、つまり、染物屋の「明後日にはできる」という返事のように、約束の期日が当てにならないこと。


総領の甚六(そうりょうのじんろく)

長男や長女は、甘やかされて大事に育てられるので、弟や妹に比べると、おっとりしていて世間知らずが多いということのたとえ。


左団扇で暮らす(ひだりうちわでくらす)

左手で団扇を使いながら気楽に毎日を送るということで、生活の苦労がなく、のんきに暮らすたとえ。


来年の事を言えば鬼が笑う(らいねんのことをいえばおにがわらう)

まだ先の話をあれやこれや言って、見通しのたつはずのない未来について予測するのは、意味がないということ。

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思い切りがいい

後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)

今がどうにかなれば、後はどうにでもなれということ。


清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)

覚悟を決め、思い切って大きな決断をする事。


立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)

立ち去る者は、跡を見苦しくないようによく始末すべきである。また、退き際はいさぎよくあるべきである。


立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)

立ち去る者は、後始末をして見苦しくないように去るべきだと言う事。
また、物事の引き際は美しく、潔い事。

意志が固い

剛毅木訥仁に近し(ごうきぼくとつじんにちかし)

無欲で意志が強く、飾り気がなく口数の少ない人物こそ、道徳の理想である仁に最も近いものであるというたとえ。


疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)

艱難にあって初めて節操の固いこと、意志の強いことがわかるたとえ。


断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)

決意を固くして断行すれば、何者もこれを妨げることはできない。


忠臣は二君に仕えず(ちゅうしんはにくんにつかえず)

心から忠義(ちゅうぎ)を尽くす臣下(しんか)というものは、その生涯で一人の主君にしか仕えないということ。


泥中の蓮(でいちゅうのはす)

けがれた境遇にあってもこれに染まらず、清らかさを保つことのたとえ。


梃子でも動かない(てこでもうごかない)

どういう手段を使っても動かせない。決心・信念などを変えない。


尾生の信(びせいのしん)

約束したことは必ず守ることのたとえ。また、融通がきかない馬鹿正直のたとえ。


武士に二言はない(ぶしににごんはない)

武士は信義を重んずるので、いったん言ったことを取り消すようなことはしない。

我慢強い

韓信の股くぐり(かんしんのまたくぐり)

大きな志を持っていたり、大望を抱いたりしている者は、どんな屈辱にも耐え我慢しなければならないというたとえ。


心頭を滅却すれば火もまた涼し(しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし)

心から雑念(ざつねん)を払い無念無想(むねんむそう)の境地(きょうち)に達すれば、火でさえも熱くは感じないというたとえ。心の持ちようで、どんな苦労や苦痛もつらさを感じないものというたとえ。


成らぬ堪忍するが堪忍(ならぬかんにんするがかんにん)

これ以上我慢できない事をさらに我慢してこそ、本当の忍耐であるという意味です。


忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん)

忍耐はあらゆる道理に到達する入口であり、物事を成功させる基となるものだという意味。


武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)

武士は物を食べなくても、食べたようなふりをして楊枝を使って空腹を人に見せない。


柳に雪折れなし(やなぎにゆきおれなし)

柳の枝はよくしなうので、雪が積もっても振り落としてしまって折れない。そこから、柔軟なものは堅固なものより適応性があって困難に耐えるというたとえ。

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慎重

浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)

物事の大きさや、相手の強さに関わらず、何事も慎重に取り組むべきだというたとえ。


羮に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)

たった一度の失敗に懲りて、必要以上に注意深くなることを表している。


石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)

堅固な石橋をたたいて、堅固さを確かめてから渡る。用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。


急がば回れ(いそがばまわれ)

急いでいる時は、少しぐらい危険でも近道をしたくなるが、遠回りでも安全な道を行ったほうが結局は早いことが多いということ。急ぐ仕事はかえって丁寧に、確実なやり方でやれという意味でも使われる。


馬に乗るとも口車に乗るな(うまにのるともくちぐるまにのるな)

うまい話や巧みな言葉にうっかり乗ると、ひどい目にあうから気をつけるべきだという事。都合のいい話には、用心すべきだと言う事。


勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)

物事において成功や決着がついたからといって気を緩めてしまいそうになるが、緩めるのではなくさらに気を引き締めないといけないと言う意味。


瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)

疑念を招くような行為は避けたほうが良いという事。


君子危うきに近寄らず(くんしあやうきにちかよらず)

教養があり徳のあるひとは、身を慎んで危険なものごとにむやみにちかよらない。


転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)

つまずいて転ばぬように、前もって杖を突いて歩くということから、あらかじめ失敗を防ぐための準備をしたり、用心したりしておくべきだというたとえ。


三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)

休むことを急いであと回しにしないで、念には念を入れて落ち度のないように気をつけようというたとえ。


将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずうまをいよ)

大きな目標を達成するためには、周辺のものから手にいれることが先決だというたとえ。
相手を説得するためには、相手が信頼している人を先に説得するべきだということ。


備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)

平生から事に備えて準備をしておけば、何の心配もなくなるということ。


その手は桑名の焼き蛤(そのてはくわなのやきはまぐり)

うまいことをいっても、そんな計略には引っかからないというたとえ。


知恵は小出しにせよ(ちえはこだしにせよ)

自分が持っている知恵を一度に出してしまっては、あとで苦境に立たされたときに打つ手がなくなってしまうので、その場その時に合わせて少しずつ披露することが賢明であるということ。


濡れぬ先の傘(ぬれぬさきのかさ)

雨に濡れる前に傘をさすということで、失敗しないように手回しよく準備するたとえ。


念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)

用心した上に、さらに重ねて用心するという意味です。


人を射んとせば先ず馬を射よ(ひとをいんとせばまずいまをいよ)

敵将を討ち取ろうと思ったら、まずその敵将の乗っている馬を射倒せということで、目標に直接ぶつからずに周囲から攻略するほうが効果的だという意味。


深い川は静かに流れる(ふかいかわはしずかにながれる)

分別のある人や思慮深い人は、ゆったりとしていてやたらに騒がないという事。また中身がある人は悠然としていて余裕が有るが、出来ていない人ほど騒々しいものだという事。


蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる)

度が過ぎるほどの用心をすること。


李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)

人から疑われるような、まぎらわしい行動は避けよというたとえ。

軽率

尻馬に乗る(しりうまにのる)

誰かが乗った馬の後方、尻の上あたりに便乗するように、他人の言うことや行うことに無批判に同調するたとえ。


問うに落ちず語るに落ちる(とうにおちずかたるにおちる)

秘密というものは、人に問われたときは漏らさないよう用心するものだが、自分から話し出したときはついうっかり口をすべらせて本当のことを話してしまうものだということ。


張り子の虎(はりこのとら)

見かけだけは強そうだが、実は弱い人。虚勢を張る人。首を振る癖のある人。

向こう見ず

暗闇の鉄砲(くらやみのてっぽう)

向こう見ずにことを行うたとえ。狙い定めようのない暗闇に鉄砲を撃つ意から。


蟷螂の斧(とうろうのおの)

自分の力が弱いことに気づかずに大敵に刃向かうこと。向こう見ず。はかない抵抗。


闇夜に鉄砲(やみよにてっぽう)

目標の見えない暗闇で鉄砲を撃つことから、当てずっぽうにやるたとえ。さらに、向こう見ずにやることのたとえ。


若気の至り(わかげのいたり)

若さに任せて無分別な行動をしてしまうこと。また、その結果。「至り」は、物事の成り行きや結果の意味として使う。

流されやすい

一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)

一人の行動が、他の大勢の行動を駆り立ててしまうことのたとえ。
群衆とは付和雷同(ふわらいどう)しやすいということ。


尻馬に乗る(しりうまにのる)

誰かが乗った馬の後方、尻の上あたりに便乗するように、他人の言うことや行うことに無批判に同調するたとえ。


煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず)

欲望などの煩悩というものは、払っても払っても心から離れないということのたとえ。


ミイラ取りがミイラになる(みいらとりがみいらになる)

人を連れ戻しに行った者が、連れ戻せなくてその人自身も帰ってこないことのたとえ。
人を説得にようとした者が、逆に相手に説得されてしまうことのたとえ。

融通が利かない

株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ)

偶然うまくいったことに味をしめて、同じようにしてもう一度成功しようとするたとえ。時勢が移り変わっていることを知らずに、かたくなに旧を守ることのたとえ。融通がきかないこと。


木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ)

情に動かされない人。また融通のきかない人のたとえ。


尾生の信(びせいのしん)

約束したことは必ず守ることのたとえ。また、融通がきかない馬鹿正直のたとえ。


人と屏風は直ぐには立たず(ひととびょうぶはすぐにはたたず)

屏風は折り曲げなければ立てられないが、人も正義を主張したり、正直さを守るだけでは世渡りは困難だということ。時には妥協も必要になるというたとえ。


曲がらねば世が渡られぬ(まがらねばよがわたられぬ)

道理にかなった正しいことだけでは世の中をうまく渡ってはいけません。時には相手のすることや言うことが間違っていると思っていても、相手に合わせることが必要であるということ。

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臆病

犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)

臆病な人が陰で虚勢を張り、または他人を攻撃すること。


義を見てせざるは勇無きなり(ぎをみてせざるはゆうなきなり)

そうするのが人間として正しい道だとわかっていながら、自分の利益や保身のためにしようとしないのは真の勇気がないからだという意味。


二の足を踏む(にのあしをふむ)

ためらう。しりごみする。


負け犬の遠吠え(まけいぬのとおぼえ)

臆病で弱い者が、陰でこそこそと虚勢を張って強がってみたり、威張ったりすること。
弱い者は面と向かって相手に何も言えないので、隠れて相手の悪口をいうこと。

ずる賢い

足下を見る(あしもとをみる)

相手の弱みにつけこむ。


牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)

歩みの遅い牛を捨てて速い馬に乗り換えるように、不利なほうをやめて好都合なほうに切り替えることのたとえ。

怠惰

油を売る(あぶらをうる)

むだ話をして、仕事を怠ける。


怠け者の節句働き(なまけもののせっくばたらき)

人々が働いているときは怠けているものに限って、人々が休んでいるときに働き出し、あたかも自分は働き者のように周囲に思わせる者をいう。


蛇稽古(へびげいこ)

稽古事などが長続きしない事。

傲慢

ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)

人の意見や忠告に対して、いろいろ理由や理屈を言って従わない。


井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)

自分の目で見たり耳で聞いたりするなどして得た体験や知識が圧倒的に少なく、それでいて自分の乏しい見聞にこだわってしまうという意味です。見聞が乏しいにも関わらず、自分は何でも知っているように勘違いしたり、得意になっている人を指す事もあります。
また、世間知らずという意味もあります。


驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)

栄華を極めて勝手なふるまいをする人は長くその身を保つことができない。


月満つれば則ち虧く(つきみつればすなわちかく)

何事も盛りに達すればやがては衰え始める。物事には必ず盛衰があるという意。


虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)

有力者の権勢をかさに着ていばるつまらぬ者のこと。


鳥なき里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり)

本当にその分野の優れた人がいないところでは、少し詳しいだけであたかもその分野の専門家のように威張り、偉そうにする人を意味する。


張り子の虎(はりこのとら)

見かけだけは強そうだが、実は弱い人。虚勢を張る人。首を振る癖のある人。


右と言えば左(みぎといえばひだり)

人の言うことに、いちいち反対することのたとえ。


遼東の豕(りょうとうのいのこ)

世の中のことを知らずに、自分だけが得意になること。独りよがり。

欲深い

虻蜂取らず(あぶはちとらず)

強欲なあまり、同時に2つのものを得ようとするが、結局どちらも得ることはできなかったという戒め。


蛇の口裂け(くちなわのくちさけ)

欲深さで身を滅ぼすこと。


転んでもただでは起きぬ(ころんでもただではおきぬ)

たとえ失敗しても何か利益を得ようとする。強欲であることのたとえ。また根性のあることのたとえ。


鱣は蛇に似たり、蚕は蠋に似たり(せんはへびににたり、さんはしょくににたり)

利益のためならば、どんなことでもやるというたとえ。


大欲は無欲に似たり(たいよくはむよくににたり)

大きな欲を持っている者は、目先の小さな利益には関心を示さないので、まわりの人には無欲に見えるということ。また、欲の深い者は欲張りすぎてしまい、なんの利益も得られないので、結局は欲のない者に見えるということ。


二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっともえず)

欲を出して2つの事を同時にやろうとすると、結局どちらも失敗するという意味です。


煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず)

欲望などの煩悩というものは、払っても払っても心から離れないということのたとえ。


欲と二人連れ(よくとふたりづれ)

欲得ずくで行動すること。打算によって行動すること。


欲の熊鷹股裂くる(よくのくまたかまたさくる)

欲が深ければ禍を受けることのたとえ。


隴を得て蜀を望む(ろうをえてしょくをのぞむ)

一つの望みを達すると、さらに次の望みがわいてくる。人間の欲望に限りがないこと。

下品

下衆の勘繰り(げすのかんぐり)

心が卑しい者は、ひがみっぽくて邪推(じゃすい)するというたとえ。

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ずうずうしい

蛙の面に水(かえるのつらにみず)

どんな酷い目にあっても、顔色を変えることなく、平然とし鈍感なこと。


面の皮を剥ぐ(つらのかわをはぐ)

悪人や恥知らずな者の正体をあばき、こらしめること。


憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはばかる)

人に憎まれるような人ほど、世渡り上手で、世間では出世したり成功したりする、厚かましい人は嫌われるけど長生きできるという意味です。人に憎まれるくらいの方が、世の中上手くいくという例えです。


盗人猛々しい(ぬすびとたけだけしい)

盗みや悪事を働いておきながら、ずぶとく平然としているさま。また、盗みや悪事を見咎められて居直ったり、逆に食ってかかることをいう。


蛇が蚊を呑んだよう(へびがかをのんだよう)

少しも感じないで、けろりとしている事。また、物足りない様子だという事。あまりに少量で,腹の足しにならない事。


面皮を剥ぐ(めんぴをはぐ)

かくれて悪事をはたらく者をあばき、あるいは厚かましく振る舞う者に恥をかかせてこらしめる。

したたか

煮ても焼いても食えない(にてもやいてもくえない)

始末におえないものや、やりようのないもののことをいう。

厳しい

泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)

ルールを守るためには、たとえ肉親や親しい人であろうと己の情を捨て、切り捨てないといけないという意味である。

冷たい

鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)

冷酷で無慈悲な人でも、時には他人の苦しみや悲しみに憐れみや同情を感じて涙を流す事もあるという意味です。現在では、怖い人や厳しい人に対して使われることが多いです。


木で鼻を括る(きではなをくくる)

無愛想にもてなすことのたとえ。「木で鼻こくる」とも、


木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ)

融通の利かない堅い人の事。また、人情や風流への理解の薄い人の事。


取り付く島もない(とりつくしまもない)

頼ろうとしても、冷たくあしらわれたりして頼るに頼れない状態を意味する。

偏屈・強情

蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ(へびはたけのつつにいれてもまっすぐにならぬ)

生まれつき根性が曲がっている者は、真っすぐに直すことはむずかしいということ。

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