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【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

【大学受験】必須ことわざ

大学受験現代文で、最低限覚えておきたい必須ことわざを五十音順に掲載しました。

高校生が絶対に覚えておくべきことわざを厳選しましたので、この記事で紹介していることわざは全て確実に覚えておきましょう!

当サイトに収録してある、ことわざ一覧は、ことわざ検索(ことわざ集)をご覧ください。

大学受験現代文で、最低限覚えておきたい慣用句は、【大学受験】入試現代文によく出る!必須慣用句一覧をご覧ください。

大学入試でよく出題される、英語ことわざと慣用句は、【大学受験】入試で頻出!英語のことわざ・慣用句一覧をご覧ください。

大学受験現代文で、最低限覚えておきたい四字熟語こちらをご覧ください。

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「あ行」の【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

悪銭身につかず(あくせんみにつかず)

不正に手に入れたお金は、無駄に使ってしまい残らないというたとえ。


後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)

今がどうにかなれば、後はどうにでもなれということ。


虻蜂取らず(あぶはちとらず)

強欲なあまり、同時に2つのものを得ようとするが、結局どちらも得ることはできなかったという戒め。


雨降って地固まる(あめふってじかたまる)

変事があってかえって前よりよく基礎が固まること。


案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)

あれこれ心配するよりも、思い切って取り組むと、案外うまくいくものだという教え。


生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)

生きている馬の目を抜き取るほど、すばやく物事をする。油断のならないさま。


石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)

冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。


石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)

堅固な石橋をたたいて、堅固さを確かめてから渡る。用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。


医者の不養生(いしゃのふようじょう)

人には養生(ようじょう)をすすめる医者も、自分は案外いいかげんなことをしていること。また、理屈のよくわかっている立場の人が、自分では実行しないことのたとえ。


急がば回れ(いそがばまわれ)

急いでいる時は、少しぐらい危険でも近道をしたくなるが、遠回りでも安全な道を行ったほうが結局は早いことが多いということ。急ぐ仕事はかえって丁寧に、確実なやり方でやれという意味でも使われる。


一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)

どんな弱小なものにも、それ相応の意地があるのだから侮りがたいの意。


犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)

①じっとしていれば良いのに、出しゃばったばかりに思わぬ災難に遭う。
②積極的に行動すると、思いがけず良い事がある。


命あっての物種(いのちあってのものだね)

何事も命あってできることで、死んでは何にもならない。


井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)

自分の目で見たり耳で聞いたりするなどして得た体験や知識が圧倒的に少なく、それでいて自分の乏しい見聞にこだわってしまうという意味です。見聞が乏しいにも関わらず、自分は何でも知っているように勘違いしたり、得意になっている人を指す事もあります。また、世間知らずという意味もあります。


言わぬが花(いわぬがはな)

はっきり言わない方が味がある。差し障りがない。


魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)

相手が好きになってくれたら、こちらもそれに応ずる準備があるということ。


雨後の筍(うごのたけのこ)

何かをきっかけにして、同じような物事が次々と発生(出現)する事を意味しています。


嘘も方便(うそもほうべん)

嘘をつくことは悪い事ですが、物事を円滑に進めるためや、より良い結果を得るための手段として、時には多少の嘘も許されるし、必要であるという意味です。


馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)

いくら説き聞かせても、何の効もないたとえ。


江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)

意外なところで、または筋違いのことで、昔の恨みの仕返しをする。一説に「江戸の敵を長崎が打つ」。


絵に描いた餅(えにかいたもち)

役に立たない物事。計画だけは立派だが、実行が伴わないこと。画餅。


鬼に金棒(おににかなぼう)

ただえさえ強い人が、何かを得たり、良い条件が加わったりして、さらに強さを増して無敵になるという意味です。


鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)

冷酷で無慈悲な人でも、時には他人の苦しみや悲しみに憐れみや同情を感じて涙を流す事もあるという意味です。現在では、怖い人や厳しい人に対して使われることが多いです。


帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし)

物事が中途半端で役に立たないこと。

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「か行」の【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる)

恩顧を与えた物から思いがけず害を受けること。


河童の川流れ(かっぱのかわながれ)

どんなんにその道の達人や名人であっても、奢りや油断により失敗してしまうこともあるということのたとえ。


果報は寝て待て(かほうはねてまて)

幸福というものは自分の力ではどうすることもできない。自然に身を任せ気長に待つことが良いということ。


枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)

つまらないもの、必要ないものでもあった方がましであるという意味。


可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)

子どもが可愛かったら、辛い旅の経験をさせて世の中の苦労を体験させるのがよいということ。


清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)

覚悟を決め、思い切って大きな決断をする事。


口は禍の門(くちはわざわいのかど)

不用意な発言は身を滅ぼす要因になるため、発する言葉は十分に慎むべきだという事。
何気なく言った言葉が元で災難を招き、身を滅ぼすこともあるので、発言をする際には慎重にすべきだという事。


口も八丁手も八丁(くちもはっちょうてもはっちょう)

しゃべることもすることも達者なこと。口八丁手八丁。


君子危うきに近寄らず(くんしあやうきにちかよらず)

教養があり徳のあるひとは、身を慎んで危険なものごとにむやみにちかよらない。


光陰矢の如し(こういんやのごとし)

月日はとどまることなく、早く過ぎてしまうというたとえ。


後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)

すでにしてしまったことを、後から悔やんでもどうにもならないということ。
後悔しないように、事前に注意すべきという戒め。


口角泡を飛ばす(こうかくあわをとばす)

激しくしゃべりまくったり、議論したりすることの形容。


弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)

名筆家の代表とされる弘法大師でも、時には書き誤りがあるということで、名人上手でも失敗することもあるというたとえ。


転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)

つまずいて転ばぬように、前もって杖を突いて歩くということから、あらかじめ失敗を防ぐための準備をしたり、用心したりしておくべきだというたとえ。

「さ行」の【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

猿も木から落ちる(さるもきからおちる)

すぐれた専門家でも、ときにはその得意な専門のことで、失敗することもあるというたとえ。


釈迦に説法(しゃかにせっぽう)

その道を知り尽くしている相手に、不必要なことを教えることのたとえ。


蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)

同類のことは、同類がよく知っている。
その道の人間がその社会のことに、よく通じているというたとえ。


朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)

人は環境に支配されやすいので、付き合う友達によって良くも悪くもなるということのたとえ。
友達を選ぶことの大切さのたとえ。

「た行」の【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)

立ち去る者は、跡を見苦しくないようによく始末すべきである。また、退き際はいさぎよくあるべきである。


立て板に水(たていたにみず)

物事がとどこおらずになめらかにゆくさま。転じて、弁舌がすらすらとしてよどみのないさま。

「な行」の【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

無くて七癖(なくてななくせ)

人はだれでも多かれ少かれ何らかの癖を持っているものだということ。


情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)

情けを人にかけておけば、巡り巡って自分によい報いが来る。人に親切にしておけば、必ずよい報いがある。


憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはばかる)

人に憎まれるような人ほど、世渡り上手で、世間では出世したり成功したりする、厚かましい人は嫌われるけど長生きできるという意味です。人に憎まれるくらいの方が、世の中上手くいくという例えです。


猫に小判(ねこにこばん)

どれほど貴重なもの・高価なもの・価値のあるものでも、持ち主がそれを知らなければ何の値打ちもないことを意味します。すばらしいものを見せても、効果や反応がない事を意味することもあります。


寝耳に水(ねみみにみず)

思いがけない出来事が、突然起きてびっくりする様子。


能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)

実力や才能のある者は、普段はそれを隠していて、いざという時にだけその力を発揮するという意味。


暖簾に腕押し(のれんにうでおし)

相手の反応や手応えがない事や、張り合いがないという意味です。

「は行」の【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

花より団子(はなよりだんご)

花見などという風流なことよりも、食べるほうが大事というたとえ。外観よりも実質を、虚栄より実益を重んじることのたとえ。


早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)

早起きをすれば、なにかしらよいことがある。


人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)

人の噂は長く続くものではなく、七十五日もすれば忘れられてしまうというたとえ。


火の無い所に煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ)

火種のないところに煙が立たないことから、原因のない所に噂は立たないというたとえ。


下手の横好き(へたのよこずき)

下手なくせに、その物事が好きで熱心である事。


仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず)

せっかく作ったのに、重要なものが欠けているというたとえ。


仏の顔も三度まで(ほとけのかおもさんどまで)

どんなに温厚な人でも、度重なるひどい仕打ちや、何度も無礼なことをされると、怒るというたとえ。

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「ま行」の【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)

原因がなければ結果はないということ、何かを得ようとするのであれば、それなりの努力が必要だということのたとえです。


負けるが勝ち(まけるがかち)

時には、あえて争わないで相手に勝ちを譲ったほうが、結果的には自分に有利となって勝利に結びつくことがあるということ。


待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)

今は思うようにいかなくても、あせらずに待っていればチャンスはそのうちにやってくるということのたとえ。


身から出た錆(みからでたさび)

自分でした言動が原因で、自ら受ける苦しみや災禍(さいか)のこと。


三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)

幼い頃の性質は、年をとっても変わらないということ。


無用の長物(むようのちょうぶつ)

あってもなんの役に立たないどころか、むしろ邪魔(じゃま)になるもののたとえ。


目は口ほどに物を言う(めはくちほどにものをいう)

情をこめた目つきは、口で話す以上に強く相手の心を捉える。

「や行」の【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

焼け石に水(やけいしにみず)

焼け石にすこしの水をかけても冷えないように、努力や援助がわずかでは効果がほとんど期待できないことのたとえ。


藪から棒(やぶからぼう)

物事の仕方が思いがけないさまのたとえ。だしぬけであるさま。


弱り目に祟り目(よわりめにたたりめ)

不運の上に不運が重なること。

「ら行」の【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず)

書物の内容は理解できても、実行がともなわないこと。また、そうした人を皮肉ったたとえ。


論より証拠(ろんよりしょうこ)

物事は議論よりも、証拠によって明らかになるということ。
また、具体的な事実にものをいわせるのは、説得への第一歩であるということ。

「わ行」の【大学受験】入試現代文によく出る!必須ことわざ一覧

渡る世間に鬼はなし(わたるせけんにおにはなし)

この世の中には、鬼のように冷たい人ばかりではなく、思いやりのある優しい人も必ずいる。




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