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【小学生用】小学校で習うことわざ312選|意味付き一覧

小学校で習うことわざ

小学校6年間で習うことわざ312語を意味付きで五十音順に掲載しました。

最重要のことわざ100語を確認したい方は【ことわざ100選】有名なことわざ意味付きをご覧ください。

全てのことわざを確認したい場合は、ことわざ一覧をご覧ください。

 

 「ことわざ・慣用句の百科事典」コラム

 

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【索引】小学校で習うことわざ

索引
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行
わ行
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「あ行」の小学校で習うことわざ

会うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)

会うは別れの始め

どんな大事な人との出会いであっても、人は生かされている限り、必ず死から逃れることはできないので、出会いがあれば、必ず別れがやってくる。別れがあるからこそ、人の出会いは財産になっていく事もあるので、その人と過ごす時間を大切にしなければという意味もある。


青菜に塩(あおなにしお)

青菜に塩

物事がうまくいかず、元気がなくなりしょんぼりしている様子。


青は藍よりいでて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)

青は藍より出でて藍より青し

教えを受けた弟子が、先生よりもすぐれた人になることのたとえ。


赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)

赤子の手を捻る

か弱い者は、たやすく負かすことができる。容易にできることのたとえ。


秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)

秋茄子は嫁に食わすな

秋にできるなすは美味しいから嫁には食べさせるなという、姑(しゅうとめ)から嫁への意地悪なことば。また、秋なすを食べると体が冷えて毒だから嫁には食べさせるなという、姑から嫁への思いやりのことばともいわれている。


秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)

秋の日は釣瓶落とし

秋の日暮れはとても早いという例え。


悪事千里を行く(あくじせんりをいく)

悪事千里を走る

悪い行為や評判は、たちまちに千里の遠方まで知れ渡ること。


悪銭身につかず(あくせんみにつかず)

悪銭身につかず

悪いことをして手に入れたお金は、無駄に使ったりつまらないことに使ったりしてすぐになくなってしまう。


揚げ足を取る(あげあしをとる)

揚げ足を取る

相手の言葉のおかしなところや、言い間違いをわざと取り上げて、からかったり悪口をいったりする。


頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)

頭隠して尻隠さず

一部分が外から見えているのに、自分ではそれを全部かくしたつもりになっていることの例え。

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頭の上の蠅を追え(あたまのうえのはえをおえ)

頭の上の蠅を追え

人の世話を焼くよりも、まずは自分のことをきちんとしなさいという教え。


当たるも八卦当たらぬも八卦(あたるもはっけあたらぬもはっけ)

当たるも八卦、当たらぬも八卦

占いは当たる場合もあれば、当たらない場合もあるということ。


あちら立てればこちらが立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)

あちら立てればこちらが立たぬ

物事は両立しにくく、一方をよくすればもう一方が悪くなるというたとえ。また、二人の主人に仕えるのはうまくいかないということ。


悪貨は良貨を駆逐する(あっかはりょうかをくちくする)

悪貨は良貨を駆逐する

名目価値は同じでも、質の異なる貨幣が一緒に出回ると、良貨は手元にためこまれるので結局は悪貨だけが流れることになる。(グレシャムの法則)


暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)

暑さ寒さも彼岸まで

彼岸を過ぎれば、暑さや寒さは落ち着き、過ごしやすい日々になるということ。


後足で砂をかける(あとあしですなをかける)

後足で砂をかける

世話になった人と別れる時、その恩を返すどころか裏切ったり、さらに迷惑をかけたりしていくこと。


後の祭り(あとのまつり)

後の祭り

物事がすんでしまってから何かしようとしても、どうにもならないこと。ちょうど良い時をはずすこと。


後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)

後は野となれ山となれ

今がどうにかなれば、後はどうにでもなれということ。


穴があったら入りたい(あながあったらはいりたい)

穴があったら入りたい

どこかへ隠れてしまいたいほど、恥ずかしくてたまら無い気持ちの例え。


痘痕も靨(あばたもえくぼ)

痘痕も靨

好きになるとどんな欠点でも長所に見えるということのたとえ。


危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)

危ない橋を渡る

危険であることを知っていながら、むりに物事や仕事を行う。危険すれすれのことをする。


虻蜂取らず(あぶはちとらず)

虻蜂取らず

二つの物を一度に手に入れようとしても、どちらも手に入らない。また二つのことを一度にしようとしてもどちらもできなくなる。


余り物に福がある(あまりものにふくがある)

残り物には福がある

人が選んだり、取ったりした後の残った物に思いがけない幸運がある。


雨降って地固まる(あめふってじかたまる)

雨降って地固まる

変事があってかえって前よりよく基礎が固まること。


案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)

案ずるより産むが易し

あれこれ心配するよりも、思い切って取り組むと、案外うまくいくものだという教え。


いざ鎌倉(いざかまくら)

いざ鎌倉

さあ、大変なことが起こった、いますぐ駆けつけねばならぬ、という意味。


石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)

石の上にも三年

冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。


石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)

石橋を叩いて渡る

堅固に見える石橋でも、なお、安全を確かめてから渡る。用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。

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医者の不養生(いしゃのふようじょう)

医者の不養生

人には養生(ようじょう)をすすめる医者も、自分は案外いいかげんなことをしていること。また、理屈のよくわかっている立場の人が、自分では実行しないことのたとえ。


いずれ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)

いずれ菖蒲か杜若

どちらも優れていて甲乙つけにくいこと。


急がば回れ(いそがばまわれ)

急がば回れ

急ぐからといって、危ない近道を行くより、遠回りでも安全な道を行った方がかえって早く着くという教え。


一事が万事(いちじがばんじ)

一事が万事

ひとつのことがそうなら、他のことすべてについても大体同じことがいえるということ。他人のよくない点について使われることが多い。


一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)

一難去ってまた一難

一つの災難が過ぎて、すぐにまた次の災難が起きること。


一年の計は元旦にあり(いちねんのけいはがんたんにあり)

一年の計は元旦にあり

一年の計画はその年の初めに立てておくのがよい。


一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)

一富士二鷹三茄子

縁起が良い夢を順に並べた語。特に、新年の初夢に見ると縁起が良いとしていう。


一寸先は闇(いっすんさきはやみ)

一寸先は闇

例えすぐ先の事でも、未来の事は誰にも全く予測できないという意味です。


一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)

一寸の虫にも五分の魂

どんな弱小なものにも、それ相応の意地があるのだから侮りがたいの意。


いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)

いつまでもあると思うな親と金

親が生きているうちに一人前になって、孝行をし、お金はあるうちに倹約をしておかないと必ず困る時がくるという教え。


犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)

犬も歩けば棒に当たる

①物事を出しゃばってしようとすると、思いがけない災難に遭うものだ。
②外を出歩いていると、思いがけない幸せにめぐり会うことがある。


井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)

井の中の蛙大海を知らず

自分のせまい知識や見方にとらわれて、もっと広い知識や様々な見方、考え方があることを知らない。


言わぬが花(いわぬがはな)

言わぬが花

はっきり言わない方が味がある。差し障りがない。


魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)

魚心あれば水心

自分が相手に対して親しい気持ちを持っているなら、相手もまた同じような気持ちを持ってくれる。


牛にひかれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)

牛に引かれて善光寺参り

思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。


氏より育ち(うじよりそだち)

氏より育ち

氏素性のよさより子供から大人になる間の環境やしつけ、教育の方が、人間の形成に大きな影響を与える。


嘘から出た実(うそからでたまこと)

嘘から出た実

初めは嘘のつもりで言ったことが、偶然事実になること。


嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)

嘘つきは泥棒の始まり

嘘をついてはならないという戒め。


嘘も方便(うそもほうべん)

嘘も方便

嘘をつくことは悪い事ですが、物事を円滑に進めるためや、より良い結果を得るための手段として、時には多少の嘘も許されるし、必要であるという意味です。


歌は世につれ世は歌につれ(うたはよにつれよはうたにつれ)

歌は世につれ世は歌につれ

流行歌はその時その時の時世で生まれ、世の中もまた、流行歌によって影響を受ける。このように歌と世の中はお互いに関わりあって移り変わっていくのである。


鵜の真似をする烏(うのまねをするからす)

鵜の真似をする烏

自分の腕前を知らずに徒に人の真似をして失敗すること。


馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)

馬の耳に念仏

いくら説き聞かせても、何の効もないたとえ。


瓜の蔓に茄子はならぬ(うりのつるになすびはならぬ)

瓜の蔓に茄子はならぬ

平凡な親からは非凡な子供は生まれない。血統は争えないこととしていう。


噂をすれば影がさす(うわさをすればかげがさす)

噂をすれば影がさす

ある人の噂をすると当人がそこに現れるものだ。


江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)

江戸の敵を長崎で討つ

意外なところで、または筋違いのことで、昔の恨みの仕返しをする。一説に「江戸の敵を長崎が打つ」。


絵に描いた餅(えにかいたもち)

絵に描いた餅

役に立たない物事。計画だけは立派だが、実行が伴わないこと。画餅。


海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)

海老で鯛を釣る

ほんの少しの元手や労力で多くの利益を得る。


縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)

縁の下の力持ち

他人のために苦労、努力をしても認められないこと。転じて、人に知られないが、陰で苦労、努力をすること。また、その人。


驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)

驕る平家は久しからず

栄華を極めて勝手なふるまいをする人は長くその身を保つことができない。


小田原評定(おだわらひょうじょう)

小田原評定

長引いてなかなか決定しない相談。


鬼に金棒(おににかなぼう)

鬼に金棒

強い者がさらに力を加えて、もっと強くなることの例え。


鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)

鬼の居ぬ間に洗濯

厳しく注意する人や、こわい人がいない間に、自分の好きなことをしたり、楽をしたりする例え。


鬼の霍乱(おにのかくらん)

鬼の霍乱

ふだんきわめて健康な人が珍しく病気になることのたとえ


鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)

鬼の目にも涙

冷酷で無慈悲な人でも、時には他人の苦しみや悲しみに憐れみや同情を感じて涙を流す事もあるという意味です。現在では、怖い人や厳しい人に対して使われることが多いです。


帯に短したすきに長し(おびにみじかしたすきにながし)

帯に短し襷に長し

物事が中途半端で役に立たないこと。


溺れる者は藁をも掴む(おぼれるものはわらをもつかむ)

溺れる者は藁をも掴む

危ない目に遭っている人や大変困っている人は、頼りになりそうもないものまで、頼ろうとするものだという例え。


思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)

思い立ったが吉日

なにかをしようと思いついたら、すぐに実行したほうがいいというたとえ。


親思う心に勝る親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)

親思う心にまさる親心

子供が親を大事に思う心よりも、親が子供を思う心はもっと深く大きいものだということ。


親の心子知らず(おやのこころこしらず)

親の心子知らず

親は心から子供のことを心配しているのに、子供はそんな気持ちも知らないで、親にさからったり勝手なことをしたり困らせたりするものだ。


終わり良ければ全て良し(おわりよければすべてよし)

終わり良ければ全て良し

最後に成功すれば、途中で起こった失敗や道筋などは問題ではないということ。


恩を仇で返す(おんをあだでかえす)

恩を仇で返す

人から親切にしてもらったのに、それを忘れてありがたいとも思わず、かえってひどいことをする。

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