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【ことわざ100選】有名なことわざ一覧(意味・例文付き)

有名なことわざ

ことわざとは人々の知恵を、だれもが知っているたとえで表したものです。

昔から多くの人によって伝えられてきたものですから、ことわざを使って表現すると人の共感を得やすくなります。

当記事の「ことわざ100選」は、ことわざ研究者でことわざ学会代表理事北村孝一先生に、収録項目の選定をしていただきました。

本記事のことわざ選定・コラム執筆
北村孝一(きたむら よしかつ)先生
北村孝一ことわざ研究者(ことわざ学会代表理事)。エッセイスト。学習院大学非常勤講師として「ことわざの世界」を講義した(2005年から断続的に2017年3月まで)。用例や社会的背景を重視し、日本のことわざを実証的に研究する。『故事俗信ことわざ大辞典』第2版(小学館、2012)を編纂・監修。後者を精選しエッセイを加え、読みやすくした『ことわざを知る辞典』(小学館、2018)も編んでいる。Wikipedia / Amazon著者ページ

 

北村孝一先生
選定の基本方針は、次の3つです。

1.多くの人によく知られているもの

有名なことわざは、ふつうの人が知っていて常識とされ、いちいち説明せずに使われます。
意味だけでなく、どのような場面で使われるかに注意し、必要なときに使えるように身につけましょう。

2.日常生活で使われるもの

特に古典や文学にくわしくなくても、生活のなかで自然に使われるものです。
ふだん使われる口語の形を主に採用しましたが、漢文的表現や文語でも現在使われているものは、見出しにしたり、説明文で補足しています。

3.ことわざのレトリックになじみ、センスを磨けるもの

ことわざは、短い表現で、口調がよく、深い意味をあらわすものが少なくありません。
比喩や対句、反語など、多様なレトリックが用いられています。
ことわざによく使われる表現方法になじみ、論理的理解力とともに、ことばのセンス(感性)を磨けるものを選びました。丸暗記ではなく、声に出して、ゆっくり味わってみてください。

「あ行」の有名なことわざ

後の祭り
ことわざ 後の祭り
読み方 あとのまつり
意味 時機を逃してしまい、後から悔やんでも手遅れであることのたとえ。
ことわざ博士
期待していた結果が得られなかったときや、チャンスを逃したときに、自嘲や反省の意を込めて使われるのが一般的です。

【例文】

  • 体調が悪いのに無理をして仕事を続けた結果、入院することになってしまい、今さら休養をとっても後の祭りだ。
  • 提出期限を過ぎてから素晴らしいアイデアを思いついたが、すでに選考は終わっており、まさに後の祭りだった。
  • 大切な記念日を忘れてしまい、後から豪華なプレゼントを用意したが、パートナーの機嫌は直らず後の祭りとなってしまった。
「後の祭り」の漫画

雨降って地固まる

雨降って地固まる
ことわざ 雨降って地固まる
読み方 あめふってじがたまる
意味 揉め事など悪いことがあったあとに、以前よりも良い関係や状態になること。
ことわざ博士
雨が降ると地面がぬかるんで悪くなるが、雨が止んで乾いたあとは、降る前よりも地面が硬く締まって固くなることから。トラブルを乗り越えて絆が深まった際に、ポジティブな意味で使われます。

【例文】

  • 激しい議論を戦わせた二人だったが、今ではお互いを一番理解し合う親友だ。まさに雨降って地固まるだね。
  • 経営陣の対立で一時は会社が揺れたが、結果的に組織が若返り、雨降って地固まる結果となった。
  • 「ケンカをしたおかげで本音が言えたね。雨降って地固まると言うし、これからはもっと仲良くしよう。」
「雨降って地固まる」の漫画

案ずるより産むが易い

案ずるより産むが易し
ことわざ 案ずるより産むが易い
読み方 あんずるよりうむがやすい
意味 始める前はあれこれ心配するが、実際にやってみると案外たやすくできるということ。
ことわざ博士
出産を控えた母親が「無事に生まれるだろうか」と不安になるが、実際には心配したほどではなく無事に生まれることが多いという経験則から。未知のことに挑戦する際の励ましとして使われます。

【例文】

  • 初めての海外旅行で不安しかなかったが、行ってみれば楽しいことばかりで、案ずるより産むが易いだった。
  • 難易度が高いと思っていた資格試験だが、勉強を始めてみたら理解が進み、案ずるより産むが易いと感じた。
  • 「失敗を怖がって何もしないのはもったいないよ。案ずるより産むが易いと言うから、まずは挑戦してみよう。」
「案ずるより産むが易し」の漫画

石の上にも三年

石の上にも三年
ことわざ 石の上にも三年
読み方 いしのうえにもさんねん
意味 冷たい石の上でも三年座り続ければ暖まるように、つらくても辛抱強く続ければ必ず報われるということ。
ことわざ博士
どんなに厳しく辛い状況であっても、根気よく努力を重ねれば、やがて良い結果が得られることのたとえです。単に「我慢する」というだけでなく、時間をかけることで状況が好転したり、自分自身に力がついたりするという希望を含んだ表現です。

【例文】

  • 入社当初は仕事に馴染めず辞めたいと思ったが、石の上にも三年の精神で続け、今ではチームの要となった。
  • 下積み生活が長かった彼だが、石の上にも三年、ついに主役の座を射止めることができた。
  • 習い事がなかなか上達しなくて悩んでいる娘に、「石の上にも三年と言うから、もう少し頑張ってみよう」と励ました。
「石の上にも三年」の漫画

【専門家コラム】

専門家コラム

急がば回れ

急がば回れ
ことわざ 急がば回れ
読み方 いそがばまわれ
意味 急いでいるときこそ、危ない近道よりも、遠回りでも安全で確実な道を通るほうが結局は早く目的地に着くということ。
ことわざ博士
近道はリスクを伴い、失敗するとかえって時間がかかることが多いものです。急ぎの仕事ほど丁寧に、確実な手順を踏むべきだという戒めとして使われます。

【例文】

  • ショートカットキーを覚えず手作業で進めるのは非効率だが、設定を間違えてデータを消すよりは急がば回れだ。
  • 納期が迫っていたが、あえて念入りに最終確認を行ったおかげで重大なミスを防げた。まさに急がば回れだ。
  • 渋滞を避けて細い道に入ったが、結局行き止まりで戻ることになった。急がば回れで大通りを行くべきだった。
「急がば回れ」の漫画

一富士二鷹三茄子

一富士二鷹三茄子
ことわざ 一富士二鷹三茄子
読み方 いちふじにたかさんなすび
意味 初夢で見ると縁起が良いとされるものを、順に並べた言葉。
ことわざ博士
一番が富士山、二番が鷹、三番が茄子です。江戸時代から続く言い伝えで、これらが夢に現れるとその一年が良い年になると信じられています。

【例文】

  • 正月の夜、富士山の夢を見たので、今年は一富士二鷹三茄子で幸先が良いと家族で喜んだ。
  • 一富士二鷹三茄子と言うし、今夜は良い夢が見られるように早く寝ることにしよう。
  • 宝くじが当たった友人は、初夢で鷹が飛んでいるのを見たそうだ。一富士二鷹三茄子の御利益かもしれない。
「一富士二鷹三茄子」の漫画

【専門家コラム】

専門家コラム

一寸の虫にも五分の魂

一寸の虫にも五分の魂
ことわざ 一寸の虫にも五分の魂
読み方 いっすんのむしにもごぶのたましい
意味 小さく弱いものにも、それなりの意地や考えがあるのだから、決して侮ってはいけないということ。
ことわざ博士
一寸(約3cm)の小さな虫でも、その体の半分である五分(約1.5cm)もの魂を持っているという意味。弱者に対する敬意や、自分を不当に扱う強者への反発として使われます。

【例文】

  • 彼は新入社員だからとバカにしていたが、会議で鋭い指摘をされ、一寸の虫にも五分の魂だと痛感した。
  • 一寸の虫にも五分の魂だ。いくら権力があるからといって、人のプライドを傷つけるようなことは許されない。
  • 小さなチームが大企業を相手に勝利を収めた様子は、まさに一寸の虫にも五分の魂を証明するものだった。
「一寸の虫にも五分の魂」の漫画

犬も歩けば棒に当たる

犬も歩けば棒に当たる
ことわざ 犬も歩けば棒に当たる
読み方 いぬもあるけばぼうにあたる
意味 ①何かをしようと行動すれば、思いがけない幸運に出会うこと。
②余計なことをすれば、思わぬ災難にあうこと。
ことわざ博士
元々は災難にあう意味で使われていましたが、現在では「動けば何か良いことがある」というポジティブな意味で使われることが増えています。

【例文】

  • 散歩のついでに商店街に寄ったら、偶然欲しかった品が半額で売っていた。犬も歩けば棒に当たるだね。
  • 営業に回るのをサボらなければ、きっと新しい契約が取れるはずだ。犬も歩けば棒に当たるというじゃないか。
  • 余計な口出しをしたせいで、面倒な係を引き受ける羽目になった。まさに犬も歩けば棒に当たるだ。
「犬も歩けば棒に当たる」の漫画

【専門家コラム】

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命あっての物種

命あっての物種
ことわざ 命あっての物種
読み方 いのちあってのものだね
意味 何事も命があってこそできることで、命を粗末にしてはいけないということ。
ことわざ博士
「物種」とは物事の根本という意味。どれほど富や名声があっても、死んでしまえば元も子もないという、生命の尊さを強調する言葉です。

【例文】

  • 仕事が忙しいのはわかるが、過労で倒れては元も子もない。命あっての物種だから、しっかり休みなさい。
  • 嵐の中を航海するのは危険すぎる。命あっての物種だ、天候が回復するまで港で待とう。
  • ギャンブルに全財産を注ぎ込もうとする友人を、「命あっての物種だぞ、生活を壊すようなことはやめろ」と説得した。
「命あっての物種」の漫画

井の中の蛙

井の中の蛙大海を知らず
ことわざ 井の中の蛙
読み方 いのなかのかわず
意味 自分の狭い範囲の知識や経験にとらわれ、世の中がもっと広いことを知らないこと。世間知らず。
ことわざ博士
井戸の中に住むカエルは、外に広い海があることを知らないという物語から。井の中の蛙大海を知らず、と続けて使うのが一般的です。

【例文】

  • 地元では神童と呼ばれていたが、都会の大学に入って自分の未熟さを知り、まさに井の中の蛙だったと思い知らされた。
  • 社内だけで評価されて満足している彼は、井の中の蛙になってしまっているのではないか。
  • 海外に出て初めて日本の良さも悪さもわかったよ。ずっと日本にいた頃は、井の中の蛙だったんだね。
「井の中の蛙大海をしらず」の漫画

魚心あれば水心

魚心あれば水心
ことわざ 魚心あれば水心
読み方 うおごころあればみずごころ
意味 相手が自分に好意を持って接してくれるなら、こちらもそれに応じた態度を取るということ。
ことわざ博士
魚が水に親しむ心を持てば、水もそれに応じる心を持つという意味から。人間関係の相互作用や、好意の交換を指します。

【例文】

  • あなたが彼に優しく接すれば、彼もきっと助けてくれるはずだ。魚心あれば水心だよ。
  • 取引先が誠意を見せてくれたので、こちらも納期を早めるよう調整した。まさに魚心あれば水心だ。
  • 仲直りしたいなら自分から歩み寄るべきだ。魚心あれば水心と言うし、相手も応えてくれるだろう。
「魚心あれば水心」の漫画

馬の耳に念仏

馬の耳に念仏
ことわざ 馬の耳に念仏
読み方 うまのみみにねんぶつ
意味 いくら意見や忠告を言っても、全く効き目がないことのたとえ。
ことわざ博士
馬にありがたい念仏を聞かせても、その意味がわからず無駄であることから。相手に聞く耳がないことや、理解力が欠けていることへの嘆きとして使われます。

【例文】

  • 息子に「勉強しなさい」と何度言っても、漫画を読み続けている。これでは馬の耳に念仏だ。
  • ギャンブルはやめるように何度も忠告したが、彼は翌日には競馬場へ行っていた。まさに馬の耳に念仏である。
  • この案件の危険性を説明したのに、社長は強引に進めるつもりだ。専門家の意見も馬の耳に念仏のようだ。
「馬の耳に念仏」の漫画

噂をすれば影がさす

噂をすれば影がさす
ことわざ 噂をすれば影がさす
読み方 うわさをすればかげがさす
意味 ある人の噂をしていると、ちょうどその本人が現れるということ。
ことわざ博士
噂をすると、その人の影が差す(現れる)という経験的な偶然を指します。「噂をすれば影」と略して使うことも多いです。

【例文】

  • 「田中さん、最近見ないね」と話していたら、向こうから田中さんが歩いてきた。噂をすれば影がさすとはこのことだ。
  • 会社で上司の愚痴を言っていたら、本人が後ろに立っていた。まさに噂をすれば影がさすで、肝を冷やしたよ。
  • ちょうどあなたの噂をしていたところだよ。噂をすれば影がさすと言うけど、本当に来るなんて驚いた。
「噂をすれば影がさす」の漫画

【専門家コラム】

専門家コラム

海老で鯛を釣る

海老で鯛を釣る
ことわざ 海老で鯛を釣る
読み方 えびでたいをつる
意味 小さな投資やわずかな労力で、大きな利益を得ることのたとえ。
ことわざ博士
安い海老を餌にして、高級魚である鯛を釣り上げるという意味から。略して「海老鯛(えびたい)」とも呼ばれます。

【例文】

  • 駄菓子を一つあげただけなのに、お礼に高級なメロンをもらってしまい、海老で鯛を釣る結果となった。
  • 軽い気持ちで応募した無料の懸賞で海外旅行が当たった。まさに海老で鯛を釣るだね。
  • そんな少額の投資で大儲けしようなんて、海老で鯛を釣るような話がそう簡単にあるわけないだろう。
「海老で鯛を釣る」の漫画

縁の下の力持ち

縁の下の力持ち
ことわざ 縁の下の力持ち
読み方 えんのしたのちからもち
意味 他人のために目立たないところで苦労し、尽力すること。また、そのような人のこと。
ことわざ博士
家を支える縁の下の柱のように、表舞台には出ないが、その人の働きがなければ全体が成り立たない重要な役割を指します。

【例文】

  • 彼女はイベントの事務作業をすべて一人でこなしてくれた。まさに縁の下の力持ちだ。
  • 華やかなステージを支える照明や音響スタッフこそ、縁の下の力持ちと呼ぶにふさわしい。
  • 自分の手柄にせず、チームを裏から支える彼は、社内で最高の縁の下の力持ちとして信頼されている。
「縁の下の力持ち」の漫画

負うた子に教えられて浅瀬を渡る

負うた子に教えられて浅瀬を渡る
ことわざ 負うた子に教えられて浅瀬を渡る
読み方 おうたこにおしえられてあさせをわたる
意味 時には自分より若く未熟な人から、教えられることがあるということ。
ことわざ博士
子供を背負って川を渡る際、子供の方が浅瀬をよく見つけて教えてくれることがあるというたとえ。年長者が謙虚であるべきだという教えも含みます。

【例文】

  • 最新のアプリの使い方は、孫に教わったほうが早い。負うた子に教えられて浅瀬を渡る思いだ。
  • 若手社員の斬新なアイデアが会社を救った。負うた子に教えられて浅瀬を渡ることもあるものだね。
  • 「父さん、そのやり方は古いよ」と息子に指摘され、負うた子に教えられて浅瀬を渡るという言葉が身に沁みた。
「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」の漫画

鬼に金棒

鬼に金棒
ことわざ 鬼に金棒
読み方 おににかなぼう
意味 強い者がさらに強い味方や武器を得て、無敵になることのたとえ。
ことわざ博士
もともと強い鬼が、武器である金棒を持つことで、さらに強さが増す様子から。

【例文】

  • 彼はもともと営業成績が良いのに、英語までマスターしたなんて、まさに鬼に金棒だ。
  • 優勝候補のチームに、世界的な名選手が加わった。これでは鬼に金棒で、他チームは太刀打ちできない。
  • あなたが協力してくれれば鬼に金棒です。ぜひこのプロジェクトのリーダーをお願いします。
「鬼に金棒」の漫画

帯に短し襷に長し

帯に短し襷に長し
ことわざ 帯に短し襷に長し
読み方 おびにみじかしいたすきにながし
意味 中途半端で、どちらの役にも立たず、使い道に困ることのたとえ。
ことわざ博士
帯にするには短すぎるが、襷(たすき)にするには長すぎる布のように、どっちつかずで不便な状況を指します。

【例文】

  • このパソコンは重すぎて持ち歩けないし、性能が低すぎて家での仕事にも向かない。帯に短し襷に長しだ。
  • 提案された予算案は、新規事業には少なすぎるが、維持費としては多すぎる。帯に短し襷に長しで困っている。
  • 買ってみたコートが、フォーマルにはカジュアルすぎるし、普段着には派手すぎて、帯に短し襷に長しで結局着ていない。
「帯に短し襷に長し」の漫画

溺れる者は藁をもつかむ

溺れる者は藁をも掴む
ことわざ 溺れる者は藁をもつかむ
読み方 おぼれるものはわらをもつかむ
意味 非常に苦しい状況にある人は、頼りにならないものにまで頼って、なんとか助かろうとすること。
ことわざ博士
水に溺れている人は、流れてきた一本の藁(わら)という、本来は助けにならないようなものでさえ必死に掴もうとする様子から。

【例文】

  • 重い病気を宣告され、溺れる者は藁をもつかむ思いで怪しげな祈祷師に頼ってしまった。
  • 倒産寸前の社長は、高金利の闇金からお金を借りてしまった。まさに溺れる者は藁をもつかむ状況だった。
  • 試験直前に全く勉強していなかった彼は、効果があるかわからない「寝るだけで覚える枕」を買った。溺れる者は藁をもつかむだね。
「溺れる者は藁をも掴む」の漫画

思い立ったが吉日

思い立ったが吉日
ことわざ 思い立ったが吉日
読み方 おもいたったがきじつ
意味 何かをしようと思いついたら、日を選ばず、すぐに実行するのが良いということ。
ことわざ博士
暦の良い日(吉日)を待つのではなく、やる気になったその日が最高の日であるという積極的な姿勢を勧める言葉です。

【例文】

  • ずっとやりたかったボランティアに今日申し込んできたよ。思い立ったが吉日だね。
  • 「来月から始めよう」なんて言わずに、今日からダイエットを始めよう。思い立ったが吉日と言うじゃないか。
  • 以前から気になっていた店に、仕事帰りにふらっと寄ってみた。思い立ったが吉日で、素晴らしい出会いがあった。
「思い立ったが吉日」の漫画

親の心子知らず

親の心子知らず
ことわざ 親の心子知らず
読み方 おやのこころこしらず
意味 親が子供を思う深い愛情が、子供には全く通じず、勝手な振る舞いばかりすること。
ことわざ博士
子供は親の心配や苦労を理解せず、自分の好きなことばかりするものだという嘆きや諦め。また、自分が親になって初めて親のありがたさがわかるという意味でも使われます。

【例文】

  • 将来を心配して小言を言っているのに、息子は「うるさい」と言って部屋に閉じこもる。親の心子知らずだ。
  • 親が無理をして学費を払っているのに、大学をサボって遊び回っているなんて、親の心子知らずも甚だしい。
  • 自分が子供を持って初めて、あの時の母の厳しさが愛だったと気づいた。親の心子知らずだったな。
「親の心子知らず」の漫画
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「か行」の有名なことわざ

蛙の子は蛙

蛙の子は蛙
ことわざ 蛙の子は蛙
読み方 かえるのこはかえる
意味 凡人の子は凡人である、あるいは子は結局親と同じような道を歩むものであるということ。
ことわざ博士
子供は幼い頃、親と違う特徴を見せたり異なる職業を目指したりしても、最終的には親の性質を受け継いだり、似た境遇に落ち着いたりすることを指します。

【例文】

  • 音楽に興味がないと言っていた息子が、結局父と同じピアニストになった。やはり蛙の子は蛙だ。
  • 期待された二世議員だったが、失言の多さまで父親そっくりで、蛙の子は蛙だと囁かれている。
  • 僕は社長になりたかったけど、そんな才能はなかった。親も普通のサラリーマンだったし、蛙の子は蛙なんだよな。
「蛙の子は蛙」の漫画

【専門家コラム】

専門家コラム

壁に耳あり

壁に耳あり障子に目あり
ことわざ 壁に耳あり
読み方 かべにみみあり
意味 密談をしていても、どこで誰が聞いているかわからないので用心すべきだという教え。
ことわざ博士
内緒話は漏れやすいという戒めです。「壁に耳あり障子に目あり」と続けて使うことが多く、場所を選んで話すべきだと示唆しています。

【例文】

  • カフェでライバル会社の噂話をしていたら、隣の席にその社員が座っていた。壁に耳ありだね。
  • 壁に耳ありと言うから、新しい企画の詳細は会議室に入ってから話そう。
  • 誰もいないと思って愚痴をこぼしたが、壁に耳ありで、いつの間にか本人に伝わっていた。
「壁に耳あり障子に目あり」の漫画

亀の甲より年の功

亀の甲より年の功
ことわざ 亀の甲より年の功
読み方 かめのこうよりとしのこう
意味 年長者の長年の経験によって培われた知恵や技術は、尊ぶべきであるというたとえ。
ことわざ博士
亀の甲羅が長く生きるほど固く立派になるように、人間も長年経験を積むことで優れた知恵が備わるという意味です。「功」は経験や手柄を指します。

【例文】

  • 機械が故障して若手が手こずっていたが、ベテランの職人が一瞬で直した。亀の甲より年の功だ。
  • 育児でパニックになっていた私を、母の一言が救ってくれた。まさに亀の甲より年の功だと感じた。
  • 新しい理論も大切だが、現場の判断は亀の甲より年の功。ベテランの意見も聞きなさい。
「亀の甲より年の功」の漫画

可愛い子には旅をさせよ

可愛い子には旅をさせよ
ことわざ 可愛い子には旅をさせよ
読み方 かわいいこにはたびをさせよ
意味 子供が可愛いなら、手元に置いて甘やかすよりも、世の中の厳しさを経験させたほうが成長のためになるということ。
ことわざ博士
親の過保護を戒める言葉です。ここでいう「旅」とは、単なる旅行ではなく、自立を促すための試練や修行を意味しています。

【例文】

  • 息子を一人で海外留学に行かせるのは不安だが、可愛い子には旅をさせよと思って送り出した。
  • 跡取り息子をあえて他社に修行に出すのは、可愛い子には旅をさせよという親心の現れだ。
  • ずっと実家暮らしでは苦労を知らないままだ。可愛い子には旅をさせよと言うし、一人暮らしを勧めよう。
「可愛い子には旅をさせよ」の漫画

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥

聞くはいっときの恥聞かぬは一生の恥
ことわざ 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
読み方 きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ
意味 知らないことを聞くのはその時だけ恥ずかしいが、聞かずに知らないままでいると、一生恥ずかしい思いをすることになる。
ことわざ博士
無知を隠して知ったかぶりをすることの不利益を説いています。積極的に質問して学ぶ姿勢を肯定する言葉です。

【例文】

  • 今さら聞けない基本操作だが、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥と思い、先輩に教えてもらった。
  • 会議で専門用語がわからなかったら遠慮なく聞きなさい。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥だよ。
  • 分からないまま進めて大失敗するより、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥の精神で確認した方が、結局は自分のためになる。
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」の漫画

腐っても鯛

腐っても鯛
ことわざ 腐っても鯛
読み方 くさってもたい
意味 優れた価値のあるものは、多少古くなったり落ちぶれたりしても、それなりの品格や価値を保っているということ。
ことわざ博士
鯛は死んで鮮度が落ちても他の魚より美味しいとされることから。本物の実力者や高級品を称賛する際に使われます。

【例文】

  • 引退間近のベテラン選手だが、ここ一番での勝負強さは流石だ。まさに腐っても鯛である。
  • 型落ちの高級車だが、乗り心地や静粛性は最新の軽自動車よりずっと良い。腐っても鯛だね。
  • 倒産寸前の老舗旅館だが、接客の立ち振る舞いには気品がある。腐っても鯛とはこのことだ。
「腐っても鯛」の漫画

苦しいときの神頼み

苦しい時の神頼み
ことわざ 苦しいときの神頼み
読み方 くるしいときのかみだのみ
意味 普段は信心深くない者が、困った時や苦しい時だけ神仏にすがって助けを求めようとすること。
ことわざ博士
人間の身勝手さや、切羽詰まった状況を皮肉を込めて表現します。また、自嘲的に「最後は祈るしかない」という場面でも使われます。

【例文】

  • 全く勉強せずに試験当日を迎え、苦しいときの神頼みで神社の合格祈願にお参りした。
  • 普段は「運なんて関係ない」と言っている彼が、大損をして急に占いに頼り出した。苦しいときの神頼みだ。
  • 苦しいときの神頼みだけじゃ神様も助けてくれないよ。まずは自分の努力が必要だ。
「苦しい時の神頼み」の漫画

怪我の功名

怪我の功名
ことわざ 怪我の功名
読み方 けがのこうみょう
意味 失敗したことや、何気なくやったことが、思いがけず良い結果を生むこと。
ことわざ博士
本来は「怪我(過失)」から生まれた「功名(手柄)」という意味。狙って出した結果ではなく、偶然の幸運を指します。

【例文】

  • 料理の分量を間違えたが、それが隠し味になって絶品の新メニューが生まれた。まさに怪我の功名だ。
  • 電車を乗り間違えたおかげで、ずっと探していた幻の古本屋を見つけた。怪我の功名というやつだね。
  • データを消してしまったおかげで最初から作り直すことになったが、結果的に前回より良い資料ができた。怪我の功名だ。
「怪我の功名」の漫画

後悔先に立たず

後悔先に立たず
ことわざ 後悔先に立たず
読み方 こうかいさきにたたず
意味 事が終わってしまった後で悔やんでも、取り返しがつかないということ。
ことわざ博士
あらかじめ注意深く行動すべきだという戒めです。「後の祭り」と似ていますが、より「事前にしっかり考えるべきだった」という反省に重点があります。

【例文】

  • 安物につられて偽物を買ってしまった。後悔先に立たずだが、次からは正規店で買おう。
  • もっと早く健康診断を受けていれば……。後悔先に立たずとは、まさにこのことだ。
  • 後悔先に立たずと言うから、契約書に判を押す前にもう一度しっかり内容を確認しなさい。
「後悔先に立たず」の漫画

弘法にも筆の誤り

弘法にも筆の誤り
ことわざ 弘法にも筆の誤り
読み方 こうぼうにもふでのあやまり
意味 その道の達人や名人であっても、時には失敗することがあるということ。
ことわざ博士
平安時代の高僧で書の名人だった弘法大師(空海)でさえ、書き間違えることがあるという伝説に基づいています。

【例文】

  • 完璧主義の部長が計算ミスをするなんて。弘法にも筆の誤りがあるものだ。
  • 弘法にも筆の誤りと言うし、一度の失敗でそんなに落ち込むことはないよ。次は気をつけて。
  • オリンピックの金メダリストが予選で転倒した。まさに弘法にも筆の誤り、勝負の世界は何が起こるかわからない。
「弘法にも筆の誤り」の漫画

転ばぬ先の杖

転ばぬ先の杖
ことわざ 転ばぬ先の杖
読み方 ころばぬさきのつえ
意味 失敗しないように、前もって十分な準備や用心をしておくことのたとえ。
ことわざ博士
転んでから杖を求めても遅いので、歩き出す前に杖を用意しておくべきだという意味。リスク管理の重要性を説く言葉です。

【例文】

  • 予備のバッテリーを持ち歩くのは重いが、転ばぬ先の杖として常にカバンに入れている。
  • 晴れているけど折りたたみ傘を持っていきなさい。転ばぬ先の杖と言うだろう?
  • 契約がスムーズに進んでいる時こそ、トラブルに備えて弁護士に確認しておくのが転ばぬ先の杖だ。
「転ばぬ先の杖」の漫画

紺屋の白袴

紺屋の白袴
ことわざ 紺屋の白袴
読み方 こんやのしろばかま
意味 他人のことに忙しくて、自分のことに手が回らないことのたとえ。
ことわざ博士
染物屋(紺屋)が自分の袴は染めずに白いまま穿(は)いていることから。専門家でありながら、自分のことには無頓着な様子を指します。

【例文】

  • 腕の良い大工さんの自宅が雨漏りしているなんて、まさに紺屋の白袴だ。
  • 医者の不養生とはよく言うが、あんなに患者に健康を説く先生が倒れるなんて、紺屋の白袴だね。
  • コンサルタントとして他社の経営を立て直している彼だが、自分の会社の家計は火の車で、紺屋の白袴状態だ。
「紺屋の白袴」の漫画
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「さ行」の有名なことわざ

猿も木から落ちる

猿も木から落ちる
ことわざ 猿も木から落ちる
読み方 さるもきからおちる
意味 その道に長けた名人でも、時には失敗することがあるということ。
ことわざ博士
木登りが得意な猿でも落ちることがあるという意味。「弘法にも筆の誤り」とほぼ同じ意味で使われます。

【例文】

  • プロの料理人が味付けを忘れるなんて、猿も木から落ちることもあるものだ。
  • 猿も木から落ちると言うし、天才と言われる彼だってミスをすることはあるよ。あまり責めないであげなさい。
  • 百発百中の射撃の名手が的を外した。まさに猿も木から落ちる瞬間を目撃した。
「猿も木から落ちる」の漫画

三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵
ことわざ 三人寄れば文殊の知恵
読み方 さんにんよればもんじゅのちえ
意味 凡人であっても三人集まって相談すれば、知恵を司る文殊菩薩のような素晴らしい知恵が出るということ。
ことわざ博士
一人で悩むよりも、周囲と協力して知恵を出し合うことの大切さを説いています。

【例文】

  • 一人では解決できなかった難問も、チーム全員で議論したら解決策が見えた。三人寄れば文殊の知恵だ。
  • 三人寄れば文殊の知恵と言うし、一度みんなで集まってアイデアを出し合ってみないか?
  • 素人の集まりだったが、知恵を絞り合った結果、画期的な企画が生まれた。まさに三人寄れば文殊の知恵だ。
「三人よれば文殊の知恵」の漫画

親しき仲にも礼儀あり

親しき仲にも礼儀あり
ことわざ 親しき仲にも礼儀あり
読み方 したしきなかにもれいぎあり
意味 どれほど親しい関係であっても、最低限の礼儀を忘れると不和の原因になるので、遠慮が必要だということ。
ことわざ博士
親愛の情にかこつけて相手を尊重しなくなると、関係が壊れてしまうという戒めです。

【例文】

  • 家族だからといって、勝手に日記を読んではいけない。親しき仲にも礼儀ありだ。
  • 仲の良い友人に借金を申し込むのは、親しき仲にも礼儀ありという言葉を忘れた行為だ。
  • 親しき仲にも礼儀ありと言うから、いくら幼馴染でも、仕事の場では敬語で話すべきだよ。
「親しき仲にも礼儀あり」の漫画

釈迦に説法

釈迦に説法
ことわざ 釈迦に説法
読み方 しゃかにせっぽう
意味 その道の専門家に、浅はかな知識で教えを説く愚かさのこと。
ことわざ博士
仏教の開祖であるお釈迦様に、教え(説法)を説くのは無意味で失礼であることから。自分が相手より知識が劣っている場合の謙遜としても使われます。

【例文】

  • プロのカメラマンに写真の撮り方をアドバイスするなんて、まさに釈迦に説法だった。
  • ベテランの先生にこんなことを言うのは釈迦に説法かもしれませんが、最新のソフトを導入してはいかがでしょう。
  • 料理の鉄人に包丁の研ぎ方を教えようとした新入社員は、釈迦に説法だと周りに笑われた。
「釈迦に説法」の漫画

朱に交われば赤くなる

朱に交われば赤くなる
ことわざ 朱に交われば赤くなる
読み方 しゅにまじわればあかなる
意味 人は交際する相手や環境によって、良くも悪くも影響を受けるものである。
ことわざ博士
赤い絵具(朱)に触れれば自分も赤くなるように、付き合う人間を慎重に選ぶべきだという教えです。

【例文】

  • 真面目だった彼が悪い仲間と付き合い始めてから、すっかり変わってしまった。朱に交われば赤くなるだ。
  • 進学校に入ってから急に勉強に身が入るようになった。朱に交われば赤くなる、良い環境の影響だね。
  • 朱に交われば赤くなると言うし、将来のことを考えるなら、高い志を持つ友人と付き合いなさい。
「朱に交われば赤くなる」の漫画

知らぬが仏

知らぬが仏
ことわざ 知らぬが仏
読み方 しらぬがほとけ
意味 事実を知れば腹が立ったり悩んだりするが、知らなければ仏のように穏やかでいられるということ。
ことわざ博士
余計なことを知らされない方が幸せであるという状況を皮肉を込めて、または諦めを込めて言います。

【例文】

  • 夫は私が内緒で高いバッグを買ったことを知らない。まさに知らぬが仏だ。
  • あんなに陰口を言われているのに、本人は気づかずニコニコしている。知らぬが仏とはこのことだね。
  • 自分のミスが大きなトラブルに発展していたことを後で知った。あのまま気づかずに寝ていた時間は知らぬが仏だった。
「知らぬが仏」の漫画

好きこそ物の上手なれ

好きこそ物の上手なれ
ことわざ 好きこそ物の上手なれ
読み方 すきこそもののじょうずなれ
意味 好きなことは一生懸命に取り組むので、自然と上達が早いということ。
ことわざ博士
才能よりも「好きであること」が上達への一番の近道であるという励ましの言葉です。

【例文】

  • 彼は釣りが好きすぎて、ついにプロ級の腕前になった。好きこそ物の上手なれだね。
  • 子供がゲームに夢中なら、プログラミングを学ばせてみては?好きこそ物の上手なれと言うし、伸びるかもしれないよ。
  • 独学でピアノを始めた彼女だが、毎日楽しそうに練習して、あっという間に難曲を弾けるようになった。好きこそ物の上手なれだ。
「好きこそものの上手なれ」の漫画

【専門家コラム】

専門家コラム

過ぎたるは及ばざるが如し

過ぎたるは猶及ばざるが如し
ことわざ 過ぎたるは及ばざるが如し
読み方 すぎたるはおよばざるがごとし
意味 何事もやりすぎは、足りないことと同じように良くない。中道が大切だということ。
ことわざ博士
孔子の言葉に基づいた、過不足のない「中庸」を勧める教えです。

【例文】

  • 健康に良いからといって食べ過ぎてお腹を壊した。まさに過ぎたるは及ばざるが如しだ。
  • 丁寧なメールは良いが、一日に何通も送るのは相手の迷惑になる。過ぎたるは及ばざるが如しだね。
  • 筋トレもやりすぎると怪我をするよ。過ぎたるは及ばざるが如し、適度な休息も必要だ。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の漫画

雀百まで踊り忘れず

雀百まで踊り忘れず
ことわざ 雀百まで踊り忘れず
読み方 すずめひゃくまでおどりわすれず
意味 幼い頃に身についた習慣や性格は、年をとっても生涯変わらない。
ことわざ博士
スズメがピョンピョン跳ねるような「踊り」を死ぬまで続けることから。「三つ子の魂百まで」と同じような意味です。

【例文】

  • 80歳になっても落ち着きがない祖父を見て、父が「雀百まで踊り忘れずだな」と苦笑いした。
  • 子供の頃の偏食が大人になっても直らない。雀百まで踊り忘れずとは、よく言ったものだ。
  • 彼は出世しても相変わらずお調子者だ。雀百まで踊り忘れず、人間の本質は変わらない。
「雀百まで踊り忘れず」の漫画

背に腹はかえられぬ

背に腹はかえられぬ
ことわざ 背に腹はかえられぬ
読み方 せにはらはかえられぬ
意味 切羽詰まった重大な事態を乗り切るためには、他のことを犠牲にするのもやむを得ないということ。
ことわざ博士
腹を守るためには、背中を切られるのも仕方ないという極限の選択から。不本意ながら妥協する際に使われます。

【例文】

  • 借金を返すために、大切にしていた家を売ることにした。背に腹はかえられぬ決断だ。
  • プライドは傷つくが、会社を救うためにはライバル社に頭を下げるしかない。背に腹はかえられぬだね。
  • 生活のためには嫌な仕事でも引き受けざるを得ない。背に腹はかえられぬ事情があるんだ。

地震雷火事親父

地震雷火事親父
ことわざ 地震雷火事親父
読み方 じしんかみなりかじおやじ
意味 世の中で恐ろしいとされるものを、順番に並べた言葉。
ことわざ博士
かつての日本で、家庭内や社会で最も怖れられていた存在の象徴です。現代では「親父」の権威は薄れましたが、言葉として残っています。

【例文】

  • 昔は父親が本当に怖かったから、地震雷火事親父という言葉にも納得感があった。
  • 地震雷火事親父と言うけれど、最近は地震が一番怖くて、親父は一番優しい存在になったね。
  • 自然災害の恐ろしさは今も昔も変わらない。地震雷火事親父、どれも備えが必要だ。

【専門家コラム】

専門家コラム

船頭多くして船山へ上る

船頭多くして船山に上る
ことわざ 船頭多くして船山へ上る
読み方 せんどうおおくしてふねやまへのぼる
意味 指図する人間が多すぎると方針がまとまらず、物事がとんでもない方向へ進んでしまう。
ことわざ博士
船を操る責任者(船頭)が複数いると、それぞれが勝手な方向に漕ぎ出し、船が山に登ってしまうようなあり得ない失敗を招くという意味です。

【例文】

  • 全員がリーダー気取りで意見を譲らないので、会議が全く進まない。船頭多くして船山へ上る状態だ。
  • 責任者が三人いて、指示がバラバラだ。これでは船頭多くして船山へ上ることになる。
  • あまり多くの人が口を出すと、船頭多くして船山へ上るよ。方針を一本化すべきだ。

善は急げ

善は急げ
ことわざ 善は急げ
読み方 ぜんはいそげ
意味 良いことだと思いついたら、迷わずにすぐ実行するのが良い。
ことわざ博士
躊躇している間に機会を逃したり、やる気が失せたりすることを戒めています。「思い立ったが吉日」と似ています。

【例文】

  • ボランティアの募集を見つけて、すぐに応募した。善は急げだ。
  • 仲直りしたいと思っているなら、今すぐ謝りに行きなさい。善は急げだよ。
  • 寄付をしようと決めたその足で銀行へ向かった。善は急げという言葉が背中を押してくれた。

千里の道も一歩から

千里の道も一歩から
ことわざ 千里の道も一歩から
読み方 せんりのみちもいっぽから
意味 どんなに大きな目標でも、身近な一歩を着実に踏み出すことから始まる。
ことわざ博士
千里(約4000km)という遠い道のりも、最初の一歩がなければたどり着けない。焦らずに基礎から積み上げることの大切さを説いています。

【例文】

  • 膨大な単語帳を前に途方に暮れたが、千里の道も一歩からと言い聞かせて、まずは1ページ目を覚えた。
  • 壮大な事業計画も、まずは資金集めという千里の道も一歩から始まった。
  • 合格までは程遠いけれど、今日この一問を解くことが千里の道も一歩からの精神で大切なんだ。

損して得取れ

損して得取れ
ことわざ 損して得取れ
読み方 そんしてとくとれ
意味 目先の小さな損を覚悟して、将来的に大きな利益を得るように工夫しなさい。
ことわざ博士
一時的な赤字や労力を惜しまず投資することで、顧客の信頼や大きな成果を勝ち取る商売の知恵です。

【例文】

  • 宣伝のために試供品を無料で配った。損して得取れの戦略が見事に当たり、注文が殺到した。
  • 今日の接待は自腹になったが、これで大きな契約が決まれば損して得取れだ。
  • 最初は苦労ばかりで報われないかもしれないが、損して得取れと言う。今の努力は必ず将来の利益になるよ。
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「た行」の有名なことわざ

立つ鳥跡を濁さず

立つ鳥跡を濁さず
ことわざ 立つ鳥跡を濁さず
読み方 たつとりあとをにごさず
意味 立ち去る者は、自分のいた場所をきれいに片付け、見苦しくないようにすべきだという教え。
ことわざ博士
水鳥が飛び立った後の水面が濁っていない様子から。退職や転校など、その場を離れる際の後始末や、引き際の潔さを説く言葉です。

【例文】

  • 退職するにあたって、後任が困らないよう資料を完璧に整理した。立つ鳥跡を濁さずだ。
  • キャンプを楽しんだ後は、ゴミをすべて持ち帰ろう。立つ鳥跡を濁さずというじゃないか。
  • 彼は潔く負けを認め、ライバルにエールを送って去っていった。まさに立つ鳥跡を濁さずだ。

棚から牡丹餅

棚から牡丹餅
ことわざ 棚から牡丹餅
読み方 たなからぼたもち
意味 思いがけない幸運が舞い込んでくること。
ことわざ博士
棚の下で寝ていたら、偶然ぼたもちが落ちて口の中に入ってきたという幸運な状況から。略して「たなぼた」とも言います。

【例文】

  • 掃除をしていたら、昔なくした指輪が見つかった。まさに棚から牡丹餅だ。
  • ライバルが急に出場を辞退したため、補欠だった私が出場できることになった。棚から牡丹餅のような幸運だ。
  • そんな棚から牡丹餅みたいな話を期待してないで、地道に努力しなさい。

旅は道連れ世は情け

旅は道連れ世は情け
ことわざ 旅は道連れ世は情け
読み方 たびはみちづれよはなさけ
意味 旅には道連れがあるのが心強いように、世の中を渡っていくには互いに思いやりを持つことが大切だということ。
ことわざ博士
見知らぬ場所を歩く旅路と、先の見えない人生を重ね合わせた言葉です。人間関係における相互扶助の重要性を教えています。

【例文】

  • 慣れない土地でのトラブルを地元の人に助けてもらった。旅は道連れ世は情けだと実感したよ。
  • 旅は道連れ世は情けと言うし、困ったときはお互い様。遠慮なく頼ってくれ。
  • 職場が変わっても、周囲への思いやりを忘れずにいれば必ず誰かが助けてくれる。旅は道連れ世は情けだ。

塵も積もれば山となる

塵も積もれば山となる
ことわざ 塵も積もれば山となる
読み方 ちりもつもればやまとなる
意味 ごくわずかなものでも、積み重なれば大きなものになる。
ことわざ博士
塵のような小さなものでも、長い年月をかけて積もれば山のように高くなることから。日々の小さな努力の積み重ねの大切さを表します。

【例文】

  • 毎日100円ずつ貯金していたら、一年で大きな金額になった。塵も積もれば山となるだ。
  • 塵も積もれば山となると言うし、毎日5分だけでも英単語を覚える習慣をつけよう。
  • 小さな無駄遣いをやめただけで、家計が劇的に改善した。まさに塵も積もれば山となるだね。

【専門家コラム】

専門家コラム

月とすっぽん

月と鼈
ことわざ 月とすっぽん
読み方 つきとすっぽん
意味 二つのものの違いが非常に大きく、比較にならないこと。
ことわざ博士
どちらも形は丸いが、夜空に輝く「月」と泥の中にいる「すっぽん」では価値も美しさも全く違うことから。

【例文】

  • 彼と私では、テニスの実力が月とすっぽんだ。
  • 同じ白いシャツでも、オーダーメイドの高級品と既製品では、肌触りが月とすっぽんだ。
  • あの双子は顔こそ似ているけれど、運動神経に関しては月とすっぽんの差があるよ。

鉄は熱いうちに打て

鉄は熱いうちに打て
ことわざ 鉄は熱いうちに打て
読み方 てつはあついうちにうて
意味 鉄が熱いうちなら形を変えられるように、人間も柔軟な若いうちに教育すべきだ。また、物事は時期を逃さずに行うべきだ。
ことわざ博士
鍛冶屋が鉄を叩いて成形する様子から。心身が若く純粋な時期の訓練や、情熱があるうちに即座に行動することの重要性を説きます。

【例文】

  • 子供に楽器を習わせるなら、鉄は熱いうちに打てで早いうちが良い。
  • 素晴らしいアイデアを思いついたなら、鉄は熱いうちに打てと言うし、今すぐ企画書を書こう。
  • 悪い習慣がつく前に、厳しく指導してくれた先生に感謝している。鉄は熱いうちに打てとはこのことだ。

【専門家コラム】

専門家コラム

灯台下暗し

灯台下暗し
ことわざ 灯台下暗し
読み方 とうだいもとくらし
意味 身近な事情は、かえって気づきにくいということ。
ことわざ博士
ここでいう「灯台」は海の灯台ではなく、室内を照らす昔の照明(油皿を乗せた台)のことです。明かりのすぐ下が影になって暗いことから。

【例文】

  • 必死で探していた鍵が、自分のポケットに入っていた。灯台下暗しだ。
  • 理想の結婚相手を遠くに探していたけれど、実は一番近くにいた親友だった。灯台下暗しだね。
  • 会社の不振の原因を外部に求めていたが、実は社内ルールに問題があった。灯台下暗しとはこのことだ。

遠くの親類より近くの他人

遠くの親戚より近くの他人
ことわざ 遠くの親類より近くの他人
読み方 とおくのしんるいよりちかくのたにん
意味 疎遠な親戚よりも、近所に住む他人の方が、いざという時に頼りになる。
ことわざ博士
血縁関係があっても遠くにいては助けに来られないが、近くの隣人ならすぐ手を差し伸べてくれるという、日常の付き合いの重要性を説く言葉です。

【例文】

  • 急に体調を崩した時、お隣さんが車で病院へ運んでくれた。遠くの親類より近くの他人だ。
  • 遠くの親類より近くの他人と言うから、引っ越したらまずは近所の方に挨拶をしっかりしよう。
  • 災害の際、近所の人たちと協力して乗り越えたことで、遠くの親類より近くの他人という言葉の重みを感じた。

時は金なり

時は金なり
ことわざ 時は金なり
読み方 ときはかねなり
意味 時間は金銭と同じように貴重なものだから、無駄にしてはいけない。
ことわざ博士
アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンの言葉が由来とされます。失ったお金は稼げますが、失った時間は二度と戻らないという戒めです。

【例文】

  • 迷っている時間があるなら、まずは行動すべきだ。時は金なりだ。
  • 時は金なりと言うし、会議はダラダラ続けず、短時間で効率よく終わらせよう。
  • 無駄な待ち時間を読書に充てている。時は金なり、一分一秒を大切にしたい。

取らぬ狸の皮算用

捕らぬ狸の皮算用
ことわざ 取らぬ狸の皮算用
読み方 とらぬたぬきのかわざんよう
意味 まだ手に入っていない不確かなものに期待して、計画を立てること。
ことわざ博士
捕まえてもいないタヌキの皮がいくらで売れるか計算することから。期待外れに終わるリスクがある計画を揶揄する際に使われます。

【例文】

  • 「宝くじが当たったら豪邸を買おう」なんて、取らぬ狸の皮算用だよ。
  • 契約が決まってもいないのに祝杯をあげるのは、取らぬ狸の皮算用だ。
  • 投資で儲かることばかり考えて散財しているが、そんなのは取らぬ狸の皮算用でしかない。

飛んで火に入る夏の虫

飛んで火に入る夏の虫
ことわざ 飛んで火に入る夏の虫
読み方 とんでひにいるなつのむし
意味 自分から進んで災難や危険の中に飛び込んでいくこと。
ことわざ博士
夏の夜の虫が、明るい火に惹かれて飛び込み、焼け死んでしまう様子から。

【例文】

  • 無謀な挑戦だと知りながら、わざわざ強豪チームに試合を申し込むのは、飛んで火に入る夏の虫だ。
  • 罠だとわかっている場所に一人で乗り込むなんて、飛んで火に入る夏の虫のようなものだぞ。
  • 詐欺師の集まりに自分から首を突っ込むなんて、飛んで火に入る夏の虫そのものだ。

「な行」の有名なことわざ

ない袖は振れない

無い袖は振れない
ことわざ ない袖は振れない
読み方 ないそではふれない
意味 持っていないものは、出したくても出せないことのたとえ。特にお金がないときに使われる。
ことわざ博士
着物の袖がないと振ることができないように、資金や実力がないときには、どう頼まれても応じられない状況を指します。

【例文】

  • お金を貸してあげたいのは山々だが、今の私にはない袖は振れない
  • 予算を増やしてほしいと言われても、ない袖は振れないんだ。今の範囲で工夫してくれ。
  • どれほど熱意があっても、材料がなければ料理は作れない。ない袖は振れない状況に歯がゆさを感じる。

泣きっ面に蜂

泣き面に蜂
ことわざ 泣きっ面に蜂
読み方 なきっつらにはち
意味 不幸や災難が重なって起こることのたとえ。
ことわざ博士
泣いてむくんでいる顔を、さらに蜂が刺すということから。踏んだり蹴ったりな状況を指します。

【例文】

  • 風邪で寝込んでいたところに、お風呂が壊れてお湯が出なくなった。まさに泣きっ面に蜂だ。
  • 仕事でミスをして叱られた帰り道、財布を落としてしまった。泣きっ面に蜂とはこのことだ。
  • 倒産しそうな会社に、追い打ちをかけるような増税。泣きっ面に蜂で、もう立ち直れそうにない。

無くて七癖

無くて七癖
ことわざ 無くて七癖
読み方 なくてななくせ
意味 癖がないように見える人でも、多かれ少なかれ何かしらの癖はあるものだということ。
ことわざ博士
人は誰でも、自分では気づかない些細な癖を持っているという意味。「あって四十八癖」と続けることもあります。

【例文】

  • 「癖なんてないよ」と言っている彼も、考え事をするときは必ず耳を触る。無くて七癖だね。
  • 無くて七癖と言うし、自分では普通だと思っていても、他人から見れば不思議な習慣があるものだ。
  • 自分の喋り方を録音して聞いてみたら、意外な口癖が見つかった。本当に無くて七癖だ。

情けは人の為ならず

情けは人の為ならず
ことわざ 情けは人の為ならず
読み方 なさけはひとのためならず
意味 人に親切にすれば、巡り巡って自分に良い報いが返ってくるということ。
ことわざ博士
「甘やかすのはその人のためにならない」と誤解されやすいですが、正しくは「自分のためになるから親切にしよう」という積極的な意味です。

【例文】

  • 以前助けた同僚が、今度は私のピンチを救ってくれた。情けは人の為ならずだね。
  • 情けは人の為ならずと言うから、困っている人がいたら迷わず手を貸してあげよう。
  • 日頃から周囲を気遣っていたおかげで、退職時に多くの人が協力してくれた。情けは人の為ならずだと実感した。

【専門家コラム】

専門家コラム

七転び八起き

七転び八起き
ことわざ 七転び八起き
読み方 ななころびやおき
意味 何度失敗しても諦めずに立ち上がること。また、人生の浮き沈みが激しいこと。
ことわざ博士
七回転んでも八回起き上がる。不屈の精神や、粘り強く努力する姿勢を称える言葉です。

【例文】

  • 受験に三回失敗したが、七転び八起きの精神で勉強を続け、ついに合格した。
  • 起業してからはトラブル続きだったけれど、七転び八起きでここまでやってきたよ。
  • 人生は七転び八起きだ。一度の失敗で絶望せず、何度でもやり直せばいい。

七度たずねて人を疑え

七度探して人を疑え
ことわざ 七度たずねて人を疑え
読み方 ななたびたずねてひとをうたがえ
意味 物を失くしたときは、何度もよく探してから、初めて他人の仕業ではないかと疑いなさいという戒め。
ことわざ博士
「七度」は何度も、という意味。軽々しく人を疑って人間関係を壊さないように、という深い知恵が含まれています。

【例文】

  • 財布がないと大騒ぎしたが、結局カバンの底にあった。七度たずねて人を疑えという教訓を忘れていた。
  • 彼が盗んだと決めつける前に、もう一度家中を探してみなさい。七度たずねて人を疑えと言うだろう?
  • 書類を紛失して誰かのせいにしそうになったが、七度たずねて人を疑えと思い直し、再度ファイルを確認したら見つかった。

習うより慣れよ

習うより慣れろ
ことわざ 習うより慣れよ
読み方 ならうよりなれよ
意味 人から教わるよりも、自分で実際に経験を重ねるほうが、物事を早く確実に身につけられる。
ことわざ博士
理屈を頭で理解するより、体で覚える実践の大切さを説いています。

【例文】

  • パソコンの操作本を読んで悩むより、実際に使ってみたほうが上達が早い。習うより慣れよだ。
  • 料理の基本は習うより慣れよ。まずは毎日台所に立つことから始めなさい。
  • 語学学習は文法ばかり勉強するより、現地の人と話す方が身につく。習うより慣れよとはこのことだ。

二度あることは三度ある

二度あることは三度ある
ことわざ 二度あることは三度ある
読み方 にどあることはさんどある
意味 物事は繰り返される傾向があるので、二度起きたことは、さらにもう一度起きると覚悟して注意すべきだ。
ことわざ博士
偶然が重なることへの警戒を促す言葉です。主に悪い出来事が続くときに使われます。

【例文】

  • 先週も今週も遅刻してしまった。二度あることは三度あると言うし、明日は目覚ましを二つかけよう。
  • 怪我をした直後にまた風邪を引いた。二度あることは三度あるかもしれないから、今日は早めに寝よう。
  • システム障害が二回続いた。二度あることは三度あるから、根本的な対策が必要だ。

二兎を追う者は一兎をも得ず

二兎を追う者は一兎をも得ず
ことわざ 二兎を追う者は一兎をも得ず
読み方 にとをおうものはいっとをもえず
意味 欲張って二つのことを同時に成し遂げようとすると、結局どちらも失敗することのたとえ。
ことわざ博士
二羽のウサギを一度に追いかけても、足が分散して結局一羽も捕まえられないことから。

【例文】

  • 勉強とアルバイトを両立させようとしたが、どちらも中途半端になった。二兎を追う者は一兎をも得ずだ。
  • 二兎を追う者は一兎をも得ずと言うし、まずは一番大切なこの仕事に集中しよう。
  • 二人の女性に同時にプロポーズしようとして、両方に振られた彼は、まさに二兎を追う者は一兎をも得ずの状態だ。

濡れ手で粟

濡れ手で粟
ことわざ 濡れ手で粟
読み方 ぬれてであわ
意味 何の苦労もせずに、多くの利益を得ることのたとえ。
ことわざ博士
濡れた手で粟(あわ)を触れば、粒が吸い付いてたくさん取れることから。

【例文】

  • 友人の勧めで買った株が数日で倍になった。まさに濡れ手で粟だ。
  • 濡れ手で粟のような美味しい話には、必ず裏があるから気をつけなさい。
  • 偶然見つけた古い切手が驚くほどの高値で売れた。濡れ手で粟の儲け話に驚いている。

猫に小判

猫に小判
ことわざ 猫に小判
読み方 ねこにこばん
意味 価値のあるものを与えても、本人がその価値を知らなければ何の役にも立たないこと。
ことわざ博士
猫に高価な小判を見せても、興味を示さないことから。「豚に真珠」と同じ意味です。

【例文】

  • 料理を全くしない人に高級な包丁をプレゼントしても、猫に小判だ。
  • 最新のスマートフォンを祖母に贈ったが、電話の受け方すらわからず、猫に小判になってしまった。
  • 彼にクラシックの名曲を聞かせても、猫に小判で居眠りを始めてしまったよ。

【専門家コラム】

専門家コラム

寝耳に水

寝耳に水
ことわざ 寝耳に水
読み方 ねみみにみず
意味 不意の出来事に、非常に驚くことのたとえ。
ことわざ博士
寝ている時に耳に水が入ると驚くことから。全く予想していなかった知らせを受けたときに使います。

【例文】

  • 会社が明日で閉鎖されるなんて、まさに寝耳に水の話だ。
  • 彼が結婚するなんて、寝耳に水だよ!昨日まで独身主義だと言っていたのに。
  • 突然の解雇通告は、私にとって寝耳に水で、しばらく立ち直れなかった。

能ある鷹は爪を隠す

能ある鷹は爪を隠す
ことわざ 能ある鷹は爪を隠す
読み方 のうあるたかはつめをかくす
意味 本当に実力がある人は、それをむやみにひけらかしたりしないということ。
ことわざ博士
優れた鷹は、獲物を狙うときまで鋭い爪を隠していることから。謙虚でありながら、いざという時に力を発揮する人を称える言葉です。

【例文】

  • 普段は物静かな彼が、トラブルの際に完璧な采配を見せた。能ある鷹は爪を隠すだね。
  • 自分の手柄を自慢してばかりいては、能ある鷹は爪を隠すとは言えないよ。
  • 彼は実は多言語を操れるのだが、必要な時以外は決して明かさない。能ある鷹は爪を隠すタイプだ。

喉もと過ぎれば熱さを忘れる

喉元過ぎれば熱さを忘れる
ことわざ 喉もと過ぎれば熱さを忘れる
読み方 のどもとすぎればあつさをわすれる
意味 苦しいことも、過ぎ去ってしまえばその苦しさを忘れ、苦境の時に受けた恩義も忘れてしまうこと。
ことわざ博士
熱い食べ物も、飲み込んでしまえば熱さを忘れることから。人間の忘れっぽさや、恩知らずな面を戒める言葉です。

【例文】

  • 入院中は「退院したら健康に気をつける」と言っていたのに、今は不摂生な生活に戻っている。喉もと過ぎれば熱さを忘れるだ。
  • 喉もと過ぎれば熱さを忘れると言うけれど、あの時の感謝の気持ちだけは忘れないでいたい。
  • 大失敗をした直後は反省するが、数日経つと同じミスを繰り返す。喉もと過ぎれば熱さを忘れる典型だ。

暖簾に腕押し

暖簾に腕押し
ことわざ 暖簾に腕押し
読み方 のれんにうでおし
意味 手応えや反応が全くなく、張り合いがないことのたとえ。
ことわざ博士
吊るしてある暖簾(のれん)を腕で押しても、ふにゃりとして抵抗がないことから。

【例文】

  • 息子にいくら説教をしても、適当な返事をされるだけで、暖簾に腕押しだ。
  • 彼に改善案を出しても、暖簾に腕押しで全く取り合ってくれない。
  • 熱心にプレゼンをしたが、相手の担当者は無表情のままで、暖簾に腕押しのような虚しさを感じた。
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「は行」の有名なことわざ

花より団子

花より団子
ことわざ 花より団子
読み方 はなよりだんご
意味 外見の美しさや風流なことよりも、実利や実生活に役立つものを重んじることのたとえ。
ことわざ博士
桜を見る(花)よりも、お団子を食べる(団子)ほうが良いという、人間の正直な欲求や現実的な考えを表します。

【例文】

  • 絶景を見に行ったのに、近くのレストランのメニューにばかり目が行く。花より団子だね。
  • 誕生日に花束をもらうより、美味しい焼肉を食べに行きたい。私は花より団子派なんだ。
  • 美術館に行くよりも、その後のランチが楽しみで仕方ない。まさに花より団子だ。

【専門家コラム】

専門家コラム

早起きは三文の徳

早起きは三文の徳
ことわざ 早起きは三文の徳(得)
読み方 はやおきはさんもんのとく
意味 朝早く起きれば、健康にも良く、何かしら良いことがある。
ことわざ博士
「三文」とはごくわずかな金額のことですが、たとえ少しでも得があるのだから早起きすべきだ、という励ましの言葉です。

【例文】

  • 早起きして散歩をしたら、綺麗な朝焼けが見られた。早起きは三文の徳だね。
  • 早起きは三文の徳と言うし、明日からは1時間早く起きて勉強に充てよう。
  • 開店前に並んだおかげで、限定品を無事に買うことができた。まさに早起きは三文の徳だ。

人の噂も七十五日

人の噂も七十五日
ことわざ 人の噂も七十五日
読み方 ひとのうわさもしちじゅうごにち
意味 世間の噂というものは、一時的には騒がしいが、やがて忘れ去られてしまうものだ。
ことわざ博士
「七十五日」は約一季節。どんなにスキャンダルになっても、時間が解決してくれるという諦めや慰めの意味で使われます。

【例文】

  • 失敗を笑われて恥ずかしいが、人の噂も七十五日と言うし、気にせず前を向こう。
  • あんなに騒がれていたニュースも、今では誰も話していない。人の噂も七十五日だね。
  • 噂を立てられて悩んでいる友人に、「人の噂も七十五日だから、放っておけばいいよ」と励ました。

【専門家コラム】

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人のふり見て我がふり直せ

人の振り見て我が振り直せ
ことわざ 人のふり見て我がふり直せ
読み方 ひとのふりみてわがふりなおせ
意味 他人の行い(良い点も悪い点も)を見て、自分の行いを反省し、改善しなさいという教え。
ことわざ博士
他人の欠点は目につきやすいものですが、それを批判するのではなく、自分も同じことをしていないか確認する材料にしよう、という知恵です。

【例文】

  • 同僚の言葉遣いが乱暴なのを不快に感じたが、人のふり見て我がふり直せで、自分も丁寧な口調を心がけた。
  • 電車で大声で話している人を見て恥ずかしいと思ったよ。人のふり見て我がふり直せだね。
  • 友達が時間を守らないのを怒る前に、自分も遅刻していないか振り返った。まさに人のふり見て我がふり直せだ。

【専門家コラム】

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火のない所に煙は立たない

火の無い所に煙は立たぬ
ことわざ 火のない所に煙は立たない
読み方 ひのないところにけむりはたたない
意味 全く根拠がなければ噂は立たない。噂が出るからには、何かしらの原因があるはずだということ。
ことわざ博士
火が燃えていなければ煙は出ないという自然の理から。単なる憶測だけでなく、事実が含まれている可能性を示唆します。

【例文】

  • 彼は否定しているけれど、浮気の噂が出るなんて火のない所に煙は立たないと言うし、怪しい。
  • 火のない所に煙は立たないと言うだろう?何もしないでこんな噂が立つはずがないよ。
  • 会社の経営不安の噂が流れている。火のない所に煙は立たないから、今のうちに転職先を探そう。

百聞は一見にしかず

百聞は一見に如かず
ことわざ 百聞は一見にしかず
読み方 ひゃくぶんはいっけんにしかず
意味 人から百度聞くよりも、一度自分の目で見るほうが、はるかに正確に理解できる。
ことわざ博士
情報の正確さを確かめるには、伝聞よりも体験が重要であるという教え。

【例文】

  • 富士山の美しさは写真で知っていたが、実物を見て感動した。百聞は一見にしかずだ。
  • 新しいアプリの説明を聞くより、一度使ってみよう。百聞は一見にしかずだよ。
  • 現場の状況を報告書で読むより、実際に行って確かめるべきだ。百聞は一見にしかずだね。

瓢箪から駒

瓢箪から駒が出る
ことわざ 瓢箪から駒
読み方 ひょうたんからこま
意味 意外なところから意外なものが出てくること。また、冗談で言ったことが本当になること。
ことわざ博士
小さな瓢箪(ひょうたん)の中から、本物の馬(駒)が飛び出したという仙術の物語から。

【例文】

  • 「宝くじが当たるかも」と冗談で言ったら本当に当たった。まさに瓢箪から駒だ。
  • 趣味で始めたSNSがきっかけで本を出版することになった。瓢箪から駒のような展開だね。
  • 軽い気持ちで参加したパーティーで、将来の結婚相手に出会うなんて、瓢箪から駒だ。

豚に真珠

豚に真珠
ことわざ 豚に真珠
読み方 ぶたにしんじゅ
意味 価値のわからない者に、貴重なものを与えても無駄であること。
ことわざ博士
新約聖書に由来する言葉です。価値を理解できない相手に立派なものを贈る虚しさを表します。

【例文】

  • クラシックに全く興味がない彼に、特等席のチケットをあげても豚に真珠だ。
  • 幼い子供に高級なブランド服を買い与えるなんて、豚に真珠もいいところだ。
  • 最新の高性能PCをネット検索にしか使わないなんて、豚に真珠だよ。

下手の横好き

下手の横好き
ことわざ 下手の横好き
読み方 へたのよこずき
意味 下手なのに、そのことが非常に好きで熱心であること。
ことわざ博士
技術が伴わなくても情熱がある様子。少し自嘲気味に、あるいは親しみを込めた皮肉として使われます。

【例文】

  • 私のゴルフは下手の横好きで、スコアはちっとも上がらないけれど、毎週通っている。
  • 下手の横好きとはよく言ったもので、彼の歌は音痴だが、マイクを離さないんだ。
  • 料理は下手の横好きだけど、新しいレシピに挑戦するのは本当に楽しい。

仏の顔も三度

仏の顔も三度まで
ことわざ 仏の顔も三度
読み方 ほとけのかおもさんど
意味 どんなに慈悲深く温厚な人でも、何度も無礼なことをされれば、しまいには怒り出すということ。
ことわざ博士
仏の顔も三度まで」と略されることが多いです。相手の忍耐に甘えすぎてはいけないという戒めです。

【例文】

  • 借金を何度も踏み倒す彼に、さすがの親友も絶交を言い渡した。仏の顔も三度だね。
  • 何度も遅刻を繰り返しては、仏の顔も三度で、今度こそクビになるよ。
  • 黙って聞いていたが、何度も侮辱されたら黙っていられない。仏の顔も三度だぞ。

「ま行」の有名なことわざ

負けるが勝ち

負けるが勝ち
ことわざ 負けるが勝ち
読み方 まけるがかち
意味 無意味な争いなら、一時的に相手に勝ちを譲るほうが、結果的には自分の利益になるということ。
ことわざ博士
意地を張って争い続けるより、身を引くことで無用な損害を避けたり、相手の反省を促したりする戦略的な考え方です。

【例文】

  • 酔っ払いに絡まれたが、言い返さずに立ち去った。負けるが勝ちだ。
  • ここで口論を続けても時間の無駄だ。負けるが勝ちと思って、君が先に謝りなさい。
  • 裁判で徹底抗戦するより、和解に応じる方がコストもかからない。負けるが勝ちという決断だ。

馬子にも衣装

馬子にも衣装
ことわざ 馬子にも衣装
読み方 まごにもいしょう
意味 身なりを整えれば、誰でも立派に見えるということ。
ことわざ博士
「馬子」は馬を引く労働者のこと。衣装次第で人は見違えるという、外見の整えの重要性(あるいは皮肉)を指します。

【例文】

  • 普段はジャージ姿の弟がスーツを着たら、まるでモデルのようだ。馬子にも衣装だね。
  • 馬子にも衣装と言うけれど、今日の君は本当にお姫様のように綺麗だ。
  • 汚れ仕事ばかりの職人たちが正装して集まった。馬子にも衣装で、皆見違えるようだ。

待てば海路の日和あり

待てば海路の日和あり
ことわざ 待てば海路の日和あり
読み方 まてばかいろのひよりあり
意味 今は状況が悪くても、焦らずに待っていれば、必ず良い機会(航海に適した天気)がやってくる。
ことわざ博士
嵐で船が出せなくても、待っていれば必ず晴れる。辛抱強くチャンスを待つべきだという励ましの言葉です。

【例文】

  • 就職活動がうまくいかないけれど、待てば海路の日和あり。自分に合う会社がきっと見つかるはずだ。
  • 今は景気が悪いが、待てば海路の日和ありと言う。今は力を蓄える時期だ。
  • 骨折して試合に出られない。でも待てば海路の日和あり。復帰後の活躍のためにリハビリに励もう。

ミイラ取りがミイラになる

ミイラ取りがミイラになる
ことわざ ミイラ取りがミイラになる
読み方 みいらとりがみいらになる
意味 人を説得しに行った者が、逆に取り込まれて相手と同意見になってしまうこと。また、探しに行った者が帰ってこなくなること。
ことわざ博士
ミイラ(当時は薬用)を採りに行った者が、砂漠で遭難して自分がミイラになってしまうという話から。

【例文】

  • 息子にゲームをやめるよう注意しに行った夫が、一緒に遊んでいた。ミイラ取りがミイラになるだ。
  • 投資詐欺を暴こうとして接触した記者が、その儲け話に魅了されて入会してしまった。ミイラ取りがミイラになるだね。
  • 反対派を説得するために派遣された交渉役が、相手の熱意に負けて賛成派に転向した。まさにミイラ取りがミイラになるだ。

身から出た錆

身から出た錆
ことわざ 身から出た錆
読み方 みからでたさび
意味 自分のした悪い行いのせいで、自分自身が苦しむことになること。自業自得。
ことわざ博士
刀の刀身(身)から出た錆が、刀そのものを腐らせてしまうことから。

【例文】

  • 嘘をつき続けた結果、誰からも信用されなくなった。これは身から出た錆だ。
  • 不摂生を続けて病気になったのは、身から出た錆と言うほかないよ。
  • 浮気がバレて離婚することになった。自業自得、身から出た錆だと反省している。

三つ子の魂百まで

三つ子の魂百まで
ことわざ 三つ子の魂百まで
読み方 みつごのたましいひゃくまで
意味 幼い頃に形成された性格や気質は、死ぬまで変わらない。
ことわざ博士
「三つ子」は三歳児。幼少期の教育や環境がいかに大切かを説く言葉です。

【例文】

  • 彼は子供の頃から好奇心旺盛だったが、大人になっても変わらない。三つ子の魂百までだね。
  • 三つ子の魂百までと言うから、子供のうちに正しい礼儀を身につけさせたい。
  • 幼少期の負けず嫌いな性格が、今のプロスポーツ選手としての成功を支えている。三つ子の魂百までだ。

餅は餅屋

餅は餅屋
ことわざ 餅は餅屋
読み方 もちはもちや
意味 何事も専門家に任せるのが一番であるということ。
ことわざ博士
自分でお餅をつくよりも、お餅屋さんが作ったお餅のほうが美味しいことから。素人が手を出すよりプロに頼るべきだという教えです。

【例文】

  • パソコンが壊れたので自分で直そうとしたが、結局プロに頼んだ。やはり餅は餅屋だ。
  • 家のリフォームは、餅は餅屋で、信頼できる建築家に任せるのが一番だよ。
  • デザインのことはデザイナーに聞くのが正解だ。餅は餅屋だね。
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「や行」の有名なことわざ

焼け石に水

焼け石に水
ことわざ 焼け石に水
読み方 やけいしにみず
意味 努力や援助の量が少なすぎて、全く効果が上がらないこと。
ことわざ博士
真っ赤に焼けた大きな石に、わずかな水をかけてもすぐに蒸発して冷えないことから。

【例文】

  • 膨大な借金があるのに、数千円を返したところで焼け石に水だ。
  • 徹夜続きの疲れを、たった1時間の昼寝で取ろうとするのは、焼け石に水だよ。
  • 深刻な水不足に、一雨降ったくらいでは焼け石に水でしかない。

安物買いの銭失い

安物買いの銭失い
ことわざ 安物買いの銭失い
読み方 やすものがいのぜにうしない
意味 値段が安いからといって買うと、品質が悪くてすぐに壊れたりして、結局は高くつくことになる。
ことわざ博士
一時的な安さに惹かれて失敗することを戒める言葉です。

【例文】

  • 安い靴を買ったら一週間で底が抜けた。まさに安物買いの銭失いだ。
  • 安物買いの銭失いにならないよう、長く使うものは多少高くても良い品を選びなさい。
  • セールで大量の服を買ったが、どれも着心地が悪くて一度も着ていない。安物買いの銭失いだった。

「ら行」の有名なことわざ

楽あれば苦あり

楽あれば苦あり苦あれば楽あり
ことわざ 楽あれば苦あり
読み方 らくあればくあり
意味 人生には、楽しいこともあれば苦しいこともある。
ことわざ博士
良いことばかりは続かないし、逆に悪いことばかりでもないという、人生のバランスを説く言葉です。「苦あれば楽あり」とも言います。

【例文】

  • 昇進して喜んでいたが、その分責任が重くなって毎日大変だ。楽あれば苦ありだね。
  • 今は苦しい練習ばかりだが、優勝すれば最高に楽しい。苦あれば楽ありだよ。
  • 旅行は楽しいが、帰宅してからの片付けや仕事の山を考えると、楽あれば苦ありだと感じる。

良薬は口に苦し

良薬は口に苦し
ことわざ 良薬は口に苦し
読み方 りょうやくはくちににがし
意味 自分のためを思う良い忠告は、聞くのがつらく、素直に受け入れにくいものだ。
ことわざ博士
病気を治す良い薬が苦くて飲みにくいのと同じで、耳の痛い意見こそ自分を成長させてくれるという意味です。

【例文】

  • 先生の厳しい指摘はショックだったが、良薬は口に苦しで、おかげで欠点に気づけた。
  • 君のために言っているんだ。良薬は口に苦しと思って、しっかり聞きなさい。
  • 友人からの率直な批判は耳が痛いけれど、良薬は口に苦しだと思って感謝している。

論より証拠

論より証拠
ことわざ 論より証拠
読み方 ろんよりしょうこ
意味 あれこれ議論するよりも、目に見える証拠を示すほうが、物事をはっきりさせる。
ことわざ博士
理屈を並べるよりも、具体的な事実を提示するのが一番説得力があるという意味です。

【例文】

  • 「私の料理は美味しい」と説明するより、食べてもらうのが一番だ。論より証拠だよ。
  • 口ではやる気があると言っているが、全く行動していない。論より証拠、結果を見せてほしい。
  • 論より証拠と言うし、実験結果のデータをすぐに出してください。

「わ行」の有名なことわざ

我が身をつねって人の痛さを知れ

我が身を抓って人の痛さを知れ
ことわざ 我が身をつねって人の痛さを知れ
読み方 わがみをつねってひとのいたさをしれ
意味 自分の身に置き換えて考えて、他人の痛みや苦しみを理解しなさい。
ことわざ博士
自分の体を抓(つね)れば痛いように、他人も同じように痛がっている。想像力を持って接することを説く言葉です。

【例文】

  • 自分がされて嫌なことは相手にもしない。我が身をつねって人の痛さを知れだね。
  • 我が身をつねって人の痛さを知れと言うだろう?そんな冷たい言葉をかけるべきじゃない。
  • 苦労した経験があるからこそ、困っている人の気持ちがわかる。我が身をつねって人の痛さを知れだ。

【専門家コラム】

専門家コラム

禍を転じて福となす

禍を転じて福と為す
ことわざ 禍を転じて福となす
読み方 わざわいをてんじてふくとなす
意味 身にふりかかった災難をうまく利用して、逆に幸せな結果になるようにすること。
ことわざ博士
失敗や不幸をただ嘆くのではなく、それをバネにして状況を好転させる積極的な姿勢を指します。

【例文】

  • 大失恋をして自分磨きに励んだ結果、さらに素晴らしい人と結婚できた。まさに禍を転じて福となすだ。
  • 怪我で試合に出られなかった時間を勉強に充てて、資格を取った。禍を転じて福となすだね。
  • 会社の不祥事をきっかけに徹底的な改革を行い、前よりも信頼される企業になった。禍を転じて福となす好例だ。

渡る世間に鬼はない

渡る世間に鬼はなし
ことわざ 渡る世間に鬼はない
読み方 わたるせけんにおにはない
意味 この世の中は冷たい人ばかりではなく、困った時には必ず助けてくれる慈悲深い人がいるものだ。
ことわざ博士
人間不信になりそうな時でも、世の中の善意を信じる勇気を与えてくれる言葉です。

【例文】

  • 旅先で財布を失くしたが、見知らぬ人が電車賃を貸してくれた。渡る世間に鬼はない
  • 渡る世間に鬼はないと言うし、正直に事情を話せばきっと誰かが力になってくれるよ。
  • 倒産して途方に暮れていた時、昔の恩師が資金を援助してくれた。渡る世間に鬼はないと涙が出た。

【専門家コラム】

専門家コラム

笑う門には福来たる

笑う門には福来たる
ことわざ 笑う門には福来たる
読み方 わらうかどにはふくきたる
意味 いつも明るく笑いが絶えない家には、自然と幸運がやってくる。
ことわざ博士
苦しい時こそ笑顔を絶やさないことで、心も明るくなり、運気も開けるというポジティブな教えです。

【例文】

  • 家族でいつも笑い合っているからか、我が家にはトラブルがあっても明るい。笑う門には福来たるだ。
  • 笑う門には福来たると言うし、暗い顔をしないで笑顔で頑張ろう!
  • 彼女の周りにはいつも人が集まり、良いニュースが絶えない。まさに笑う門には福来たるを体現している。