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【ことわざ100選】有名なことわざ意味付き

有名なことわざ

ことわざとは、人々の知恵をことばに表したもので、昔から多くの人によって伝えられてきたものです。

ことわざを使うと、表現が簡単で、むだがなくなります。

また、ことわざは多くの人によって支持されてきたものですから、ことわざを使って主張すると、人の同意を得やすくなります。

この記事では、沢山あることわざの中でも、厳選して有名なことわざを100個にしぼり意味付きで掲載しました。

また、それぞれのことわざの上の⭐️印は知っておきたいことわざの重要度を表しています。

絶対知っておこう

よく使われるから知っておこう

一応、知っておこう

あなたが知っていることわざはいくつありますか?

有名な慣用句は、【慣用句100選】有名な慣用句意味付きをご覧ください。

有名な四字熟語は、【四字熟語100選】有名な四字熟語と意味解説付きをご覧ください。

当サイトに収録してある全てのことわざは、ことわざ検索(ことわざ集)をご覧ください。

当サイトの目次・逆引きは、逆引き検索一覧をご覧ください。

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「あ行」のことわざ意味付き

頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)

悪事や欠点などを、すっかりかくしたつもりでいても、その一部が現れている。


後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)

後のことはどうなろうとかまわないこと。


虻蜂とらず(あぶはちとらず)

二つを同時に手に入れようとすると、両方とも手に入らない。

虻蜂取らず

案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)

何かをする前はあれこれと心配するが、実際にやってみると案外簡単にできるものだ。


石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)

冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。


石橋をたたいて渡る(いしばしをたたいてわたる)

堅固な石橋をたたいて、堅固さを確かめてから渡る。用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。


急がば回れ(いそがばまわれ)

急ぐ時ほど、時間がかかっても安全な方法を取った方がよいことのたとえ。


犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)

①出しゃばって何かをすると、思いがけない災難にあう。
②外を出歩いていると、思いがけない幸せに、めぐりあうことがある。

犬も歩けば棒に当たる

命あっての物種(いのちあってのものだね)

何事も命あってできることで、死んでは何にもならない。


井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)

自分の身の回りのことしか知らないで、もっと広い世界があることを知らないこと。世間知らず。


魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)

相手が好きになってくれたら、こちらもそれに応ずる準備があるということ。


馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)

いくら説き聞かせても、何の効もないたとえ。


海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)

ほんの少しの元手や労力で多くの利益を得る。

海老で鯛を釣るのイラスト

縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)

他人のために苦労、努力をしても認められないこと。転じて、人に知られないが、陰で苦労、努力をすること。また、その人。


負うた子に教えられる(おうたこにおしえられる)

時には、自分よりも年下の者や未熟な者から教えられることがあることのたとえ。


鬼に金棒(おににかなぼう)

もともと力のある者が、さらに力をたくわえて、より強くなること。


帯に短したすきに長し(おびにみじかしたすきにながし)

物事が中途半端で役に立たないこと。


親の心子知らず(おやのこころこしらず)

親は子供のことをいろいろ心配するのに、子供はそんな親の気持ちも知らないで、逆らったり勝手なことをしたりするものだ。

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「か行」のことわざ意味付き

飼い犬に手をかまれる(かいいぬにてをかまれる)

恩顧を与えた物から思いがけず害を受けること。


河童の川流れ(かっぱのかわながれ)

どんなに上手な人でも、時には失敗する、というたとえ。

河童の川流れ

亀の甲より年の劫(かめのこうよりとしのこう)

長年かけて身につけた経験や知恵は値打ちがあり、尊いものだ。


可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)

子供がかわいいのなら、甘やかさずに、苦労をさせる方がよい。


聞いて極楽見て地獄(きいてごくらくみてじごく)

人から聞くと極楽のように思えるものでも、実際に見ると地獄のようである。


聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ)

知らないことを人に聞くのは、少し恥ずかしいが、聞かずに知らないままでいると一生はずかしい思いをするので、すぐに聞くほうがよい。


芸は身を助ける(げいはみをたすける)

何か一つでもすぐれた技をもっていれば、生活に困ったときの助けになる。


後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)

自分がしてしまったことを、後でしなければよかったと、残念に思っても、取り返しがつかない、という教え。


弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)

どんな名人でも、ときには失敗することがある。


紺屋の白袴(こうやのしろばかま)

商売に忙しくて、自分のすることをする暇のないことにいう。

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「さ行」のことわざ意味付き

猿も木から落ちる(さるもきからおちる)

どんなにすぐれた名人でも、ときには失敗することもある。

猿も木から落ちる

触らぬ神に祟りなし(さわらぬかみにたたりなし)

物事に関係しなければ、禍を招くことはない。


三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)

平凡な人間でも、三人集まって考えれば、よい知恵がうかぶということ。


親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)

どんなに親しい間がらでも、礼儀を忘れてはいけない。


釈迦に説法(しゃかにせっぽう)

自分よりもよく知っているその道の専門家に対して、自分のほうがくわしいような顔をして教えるおろかさのたとえ。


朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)

人は付き合う人によって良くも悪くもなる。友だちを選ぶときはよく注意しなさいとの教え。


知らぬが仏(しらぬがほとけ)

知れば気になることが、知らないために心配もなく、平気でいること。


好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)

好きなことは、自分から進んで努力するものなので、いつのまにかうまくなるものだ。


過ぎたるはなお及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)

程度を過ぎることは、足りないのと同じでよくない。何事もほどほどがよいとの教え。


雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)

小さい時に身につけたことは、大きくなってからも忘れないものだというたとえ。

雀百まで踊り忘れず

背に腹はかえられぬ(せにはらはかえられぬ)

大切なことのためには、ほかを犠牲にしてもやむを得ない。


善は急げ(ぜんはいそげ)

よいことをするのにためらうなの意。


千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)

どんな大きな仕事でも、小さなことの積み重ねによって成しとげられるという教え。


損して得取る(そんしてとくとる)

損をしても、それをもとに大きな利益を得るようにする。

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「た行」のことわざ意味付き

大は小を兼ねる(だいはしょうをかねる)

大きいものは小さいものの代わりになるので、小さいものよりも大きいものの方が役に立つ。


棚から牡丹餅(たなからぼたもち)

思いがけない幸運がめぐってくることのたとえ。たなぼた。あいた口へ餅。


忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう)

人が忠告してくれる言葉は、自分の欠点や弱点を言われるので、なかなか素直に聞き入れにくいということ。


塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)

どんなにわずかなものでも、少しずつ積み重ねていけば、やがては大きなことが達成できるという教え。

塵も積もれば山となる

釣り落とした魚は大きい(つりおとしたさかなはおおきい)

もう少しというところでのがしたものは、実際よりもずっと大きく感じるものだ。


月とすっぽん(つきとすっぽん)

二つのものの間に非常に差のあることのたとえ。


出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)

すぐれてぬけ出ているものは、とかく憎まれる。また、さしでてふるまう者は、制裁されることのたとえ。


灯台下暗し(とうだいもとくらし)

手近の事情はかえってわかりにくいものである。

灯台下暗し

遠くの親類より近くの他人(とおくのしんるいよりちかくのたにん)

遠くはなれて暮らす親類よりも、近くに住んでいる他人のほうが、いざというときにはたよりになるということ。


時は金なり(ときはかねなり)

時間は貴重で有効なものだから、むだに費やしてはならない。


とらぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)

たぬき(狸)をまだつかまえないうちから、その毛皮がいくらで売られるか計算することから。


泥棒を捕らえて縄をなう(どろぼうをとらえてなわをなう)

事が起こってからあわてて用意をすることのたとえ。


団栗の背比べ(どんぐりのせいくらべ)

どれもみな同じくらいで、特にすぐれたものがないこと。


飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)

危険と気づかずに、また、自分から進んで危険に飛び込むこと。

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「な行」のことわざ意味付き

ない袖は振れぬ(ないそではふれぬ)

何とか力になってあげたくても、お金も力もないので、どうすることもできないということ。


長い物には巻かれろ(ながいものにはまかれろ)

強い人や目上の人など、かないそうもない相手には、おとなしく従うほうが得だ。


泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)

悪いことの上に、さらに悪いことが重なることのたとえ。

泣き面に蜂

情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)

人に親切にしておくと、それはめぐりめぐって、やがて自分のためになるのだから、人には親切にしなさいとの教え。


七転び八起き(ななころびやおき)

度重なる失敗にも屈せず奮起することのたとえ。また、人生の浮き沈みがはなはだしいことのたとえ。七転八起。


二階から目薬(にかいからめぐすり)

遠回しすぎて、思うように届かないこと。効果があまりなくて、もどかしいこと。

二階から目薬

二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)

物事は、くり返し起きることが多いから注意しなさいという教え。悪いことに使う。


二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)

欲張って二つのことを一度にしようとすると、どちらもうまくいかないことのたとえ。


糠に釘(ぬかにくぎ)

効き目や手ごたえがまったくないことのたとえ。


濡れ手で粟(ぬれてであわ)

苦労をせずに、もうけること。


濡れぬ先の傘(ぬれぬさきのかさ)

何かを始めるときは、前もって準備をしておくことが大切だ。


猫に鰹節(ねこにかつおぶし)

人のそばに、その人の好きなものをおいておくと、危険だ。


猫に小判(ねこにこばん)

どんなに値打ちのあるものでも、その値打ちがわからない人にとっては何の役にも立たない。

猫に小判

能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)

才能や実力のある人は、むやみにそれを表に出さない。


喉もと過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる)

つらいことや苦しいこと、受けた恩などは、苦しい時がすぎると、忘れてしまうことのたとえ。


暖簾に腕押し(のれんにうでおし)

なんの手ごたえもなく、はりあいのないこと。

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「は行」のことわざ意味付き

話上手は聞き上手(はなしじょうずはききじょうず)

話すのが上手い人は、相手の話を聞くのも上手だ。

話上手は聞き上手

早起きは三文の得(はやおきはさんもんのとく)

早起きをすれば、なにかしらよいことがある。


人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)

うわさというものは、伝わるのも早いが、そう長く続くものではなく、すぐに忘れ去られるということ。


人のふり見て我がふり直せ(ひとのふりみてわがふりなおせ)

ほかの人の良いところや悪いところをよく見て、自分の行いを反省しなさいという教え。


火のない所に煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ)

うわさをされるのは、うわさをされるそれなりの訳がある。


百聞は一見にしかず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)

何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうがまさる。


豚に真珠(ぶたにしんじゅ)

高い価値あるものでもそれの分からない者には無価値に等しいことのたとえ。

豚に真珠

下手な鉄砲も数打てば当たる(へたなてっぽうもかずうてばあたる)

下手でも何度もやればうまくいくこともある。


下手の横好き(へたのよこずき)

下手なのに、そのことをやるのが好きで、とても熱心であること。


仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)

どんなに心の広い人でも、何度もひどいことをされれば、ついには怒り出すということ。

「ま行」のことわざ意味付き

負けるが勝ち(まけるがかち)

無理に相手と争うよりも、勝ちをゆずる方が結果的には得になる。


待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)

物事がうまくいかないときは、あせらずに良い日がくるのをじっと待つ方がよい。


ミイラ取りがミイラになる(みいらとりがみいらになる)

人を連れ戻すために出かけた人が、帰ってこなくなること。また、説得する人が逆に説得されてしまうこと。

ミイラ取りがミイラになる

身から出た錆(みからでたさび)

自分のした悪いことが原因で、苦しんだり、ひどい目にあったりすることのたとえ。


三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)

幼いときの性質は、年をとってからも変わらないということ。


昔取った杵柄(むかしとったきねづか)

若い時に身につけた技術は、年をとった今でも自信がある。


目から鼻へ抜ける

とても頭の回転がよく、ものわかりが早いこと。


餅は餅屋(もちはもちや)

物事はそれぞれの専門家があるということ。

「や行」のことわざ意味付き

焼け石に水(やけいしにみず)

焼け石にすこしの水をかけても冷えないように、努力や援助がわずかでは効果がほとんど期待できないことのたとえ。

焼け石に水

安物買いの銭失い(やすものがいのぜにうしない)

得だと思って安いものを買っても品質が悪くてすぐにだめになるので、結局は損をするということ。


柳の下のどじょう(やなぎのしたのどじょう)

一度うまくいっても、同じようにうまいことが、またあるとは限らないということ。

柳の下の泥鰌

弱り目に祟り目(よわりめにたたりめ)

困っている時に、さらに困ったことが重なって起きること。

「ら行」のことわざ意味付き

楽あれば苦あり(らくあればくあり)

世の中は、楽しいこともあれば、苦しいこともあるということ。


良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)

人が自分のためを思って注意してくれることばは、聞きづらいものである。


論より証拠(ろんよりしょうこ)

物事は、いろいろと議論するよりも、証拠を示す方がはっきりするということ。

「わ行」のことわざ意味付き

禍いを転じて福となす(わざわいをてんじてふくとなす)

悪い出来事に出会っても、うまくそれを利用して、幸福につなげるとよいということ。


渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)

世の中には、鬼のように冷たい人ばかりでなく、やさしくて思いやりのある人もいる。


笑う門には福来たる(わらうかどにはふくきたる)

いつも明るくほがらかに暮らしている人の家には、自然に幸せがやってくるものだ。


【2022年】おすすめ!ことわざ本