努力・忍耐のことわざ104選【意味付き一覧】

努力・忍耐のことわざ

勉強・スポーツ・仕事など、続ける力や辛抱強さにまつわることわざを、意味付きで五十音順に紹介します。気になる言葉から自由に読んでみましょう。

「あ行」の努力・忍耐のことわざ

商いは牛の涎のイラスト
商いは牛の涎あきないはうしのよだれ

商売は辛抱強く気長にコツコツと続けることが大切だというたとえ。

顎振り三年のイラスト
顎振り三年あごふりさんねん

尺八を習得する場合、顎を振ることだけで三年もかかるほど困難であるということ。転じて、何事も身につくようになるまでには、年月を要することにもいう。首振り三年。

商い三年のイラスト
商い三年あきないさんねん

商売で利益を上げるまでには三年かかる、三年は辛抱せよということ。

朝起き千両夜起き百両のイラスト
朝起き千両夜起き百両あさおきせんりょうよおきひゃくりょう

朝早く起きて働く方が、夜遅くまで起きて仕事をするよりも効率がよく十倍の価値があるということ。

朝の一時は晩の二時に当たるのイラスト
朝の一時は晩の二時に当たるあさのひとときはばんのふたときにあたる

朝は仕事がはかどるので、夜に仕事をするよりも二倍も能率が上がるということ。

雨垂れ石を穿つのイラスト
雨垂れ石を穿つあまだれいしをうがつ

どんなに微力だろうと、それを諦めず継続していけば、いつの日にか努力が実るということをたとえている。

蟻の思いも天に届くのイラスト
蟻の思いも天に届くありのおもいもてんにとどく

弱小な者でも一心に念じれば望みが達せられることのたとえ。

粟一粒は汗一粒のイラスト
粟一粒は汗一粒あわひとつぶはあせひとつぶ

小さな粟一粒であっても、その収穫のためには汗一粒にも当たる労力がかけられているのだから、無駄にしてはいけないということ。農民の苦労をいったことば。

鞍上人なく鞍下馬なしのイラスト
鞍上人なく鞍下馬なしあんじょうひとなくあんかうまなし

馬術の名人が馬を巧みに乗りこなす様子。乗り手と馬の呼吸がぴたりと合っているので、馬は鞍の上に人の存在を感ぜず、人もまた鞍の下の馬を意識しない、一心同体の境地にあることをいった言葉。

石に立つ矢のイラスト
石に立つ矢いしにたつや

心を込めてやれば、どんなことでもできるというたとえ。

石の上にも三年のイラスト
石の上にも三年いしのうえにもさんねん

「三年」は三年ちょうどの意味ではなく、多くの月日を表している。石の上にも三年とは、つらくても辛抱して続ければ、いつかは成し遂げられるということ。

一芸は道に通ずるのイラスト
一芸は道に通ずるいちげいはみちにつうずる

一つの芸道について極めた者は、他の分野にも通じる道理を身につけているということ。

一念岩をも通すのイラスト
一念岩をも通すいちねんいわをもとおす

心をこめてすれば、できないことは何もない。

一念天に通ずのイラスト
一念天に通ずいちねんてんにつうず

物事に精励してたゆまぬことで、その思いが天に通じ、いかなることもなしとげられること。

一挙手一投足のイラスト
一挙手一投足いっきょしゅいっとうそく

わずかな労力。少しの努力。細かないちいちの動作。一挙一動。

牛の歩みも千里のイラスト
牛の歩みも千里うしのあゆみもせんり

牛のような速度でゆっくりと進んでいても、いずれは千里に届くということ。努力を怠らなければ、大きな成果を上げることができるというたとえ。

氏より育ちのイラスト
氏より育ちうじよりそだち

産まれた家柄よりも、育った環境やしつけ、教育の方が、人間の形成に大きな影響を与えるという意味です。

馬に乗るまでは牛に乗れのイラスト
馬に乗るまでは牛に乗れうまにのるまではうしにのれ

高い地位に就く前には、一旦ひとまず低い地位に就いて実力をつけるべきだという事。また、最善策が取れないならば、次善の策を取るべきだという事。何もしないでいるよりも、少しでも前に進んだほうがよいという事。

生まれながらの長老なしのイラスト
生まれながらの長老なしうまれながらのちょうろうなし

名僧と呼ばれる人であっても生まれつきの名僧ではなく、そうなるまでには長い年月をかけて修養しているのだということ。

売り出し三年のイラスト
売り出し三年うりだしさんねん

商売を始めて最初の三年間、しっかりとした商売をすればあとはうまくいくということ。

運根鈍のイラスト
運根鈍うんこんどん

成功するには、運がよいこと、根気があること、ねばり強いことの三つが必要だということ。

縁の下の力持ちのイラスト
縁の下の力持ちえんのしたのちからもち

人の目に付かない所で、誰かのために苦労をしたり努力をしたりする事や、そのような人を意味します。

縁の下の舞のイラスト
縁の下の舞えんのしたのまい

人目につかないところで、他人を支える苦労や努力をしている事。また、そのような人の事。

大木の下に小木育たずのイラスト
大木の下に小木育たずおおきのしたにおぎそだたず

大きな木の下は日光が遮られ、小さな木は育たない。転じて、権勢のある者の庇護を受けていては立派な人物になれないというたとえ。

斧を研いで針にするのイラスト
斧を研いで針にするおのをといではりにする

斧を針の細さにまで研ぐというのは大変なことだが、やる気になれば不可能なことではない。転じて、どんなに困難なことでも忍耐と努力があれば成就するものだというたとえ。

思う念力岩をも通すのイラスト
思う念力岩をも通すおもうねんりきいわをもとおす

どんなことでも、一心に思いをこめてことに当たれば、できないことはないという意味。

「か行」の努力・忍耐のことわざ

学問に近道なしのイラスト
学問に近道なしがくもんにちかみちなし

学問を身につけるには楽な近道はなく、基礎から一つずつ努力を重ねて学ぶ必要があるということ。

稼ぐに追いつく貧乏なしのイラスト
稼ぐに追いつく貧乏なしかせぐにおいつくびんぼうなし

真面目にこつこつと仕事をし稼いでいれば、貧乏になることはないという意味。

櫂は三年櫓は三月のイラスト
櫂は三年櫓は三月かいはさんねんろはみつき

櫓の使い方に比べて櫂の使い方の難しいことをいう。櫂と櫓のように、似たようなものであっても習得にかかる時間には差があるということ。また、何事にも技術を習得するには時間がかかるということ。

河童の川流れのイラスト
河童の川流れかっぱのかわながれ

どんなんにその道の達人や名人であっても、奢りや油断により失敗してしまうこともあるということのたとえ。

鴨の水掻きのイラスト
鴨の水掻きかものみずかき

のんびりと水に浮かぶ鴨も、水面下では絶えず足で水を掻き続けている。転じて、人知れない苦労があるということのたとえ。

彼も人なり予も人なりのイラスト
彼も人なり予も人なりかれもひとなりわれもひとなり

同じ人間なのだから、他人にできることは努力すれば自分にも出来るはずだという自分自身を奮い立たせ、励ます言葉。

肝胆を砕くのイラスト
肝胆を砕くかんたんをくだく

持てる知恵をすべて傾け、全力を尽くして事に当たること。苦心するたとえ。

艱難汝を玉にすのイラスト
艱難汝を玉にすかんなんなんじをたまにす

人は多くの苦労を経験して、初めて立派な人物になれるというたとえ。

汗馬の労のイラスト
汗馬の労かんばのろう

戦場での功績のこと。または、他人のために東奔西走する苦労のこと。

韓信の股くぐりのイラスト
韓信の股くぐりかんしんのまたくぐり

大きな志を持っていたり、大望を抱いたりしている者は、どんな屈辱にも耐え我慢しなければならないというたとえ。

可愛い子には旅をさせよのイラスト
可愛い子には旅をさせよかわいいこにはたびをさせよ

子どもが可愛かったら、辛い旅の経験をさせて世の中の苦労を体験させるのがよいということ。

金の鎖も引けば切れるのイラスト
金の鎖も引けば切れるかねのくさりもひけばきれる

意志の強い人でも誘惑に負けることがあるというたとえ。また、努力すればできないことはないというたとえ。

鐘鋳るまでの土鋳型のイラスト
鐘鋳るまでの土鋳型かねいるまでのつちいがた

目的を達成するまでの手段として用いるだけのもののこと。また、成功するまでは粗末なもので我慢することをいう。

騏驥も一躍に十歩すること能わずのイラスト
騏驥も一躍に十歩すること能わずききもいちやくにじゅうほすることあたわず

よく走るすぐれた馬でも、一回の跳躍で十歩の距離を進むことはできないということ。転じて、こつこつと努力することが大切だということ。

狂瀾を既倒に廻らすのイラスト
狂瀾を既倒に廻らすきょうらんをきとうにめぐらす

形勢がすっかり悪くなったのを、再びもとに返すたとえ。回瀾を既倒に反すともいう。

勤勉は成功の母のイラスト
勤勉は成功の母きんべんはせいこうのはは

人生における成功は、その人の勤勉な労働が生み出すものであるという意味。

首振り三年ころ八年のイラスト
首振り三年ころ八年くびふりさんねんころはちねん

尺八を吹くのに、首を振って音の加減ができるようになるのに三年、さらに細かい指の動きによってころころというよい音が出るようになるには八年かかるということ。

愚公山を移すのイラスト
愚公山を移すぐこうやまをうつす

地味な努力でも、たゆまず続ければ、どんな大事でも成し遂げることができるというたとえ。

芸は道によって賢しのイラスト
芸は道によって賢しげいはみちによってかしこし

物事はその道にある人が一番よくわかっている。商売は道によって賢し。

下駄も阿弥陀も同じ木の切れのイラスト
下駄も阿弥陀も同じ木の切れげたもあみだもおなじきのきれ

人の足に踏まれる下駄も、人から頭を下げて拝まれる阿弥陀の像も、どちらも同じ木でできているということ。出発点は同じでも、運命によって境遇に差が出るたとえ。また、境遇は異なっても人間はみな同じという意味。

継続は力なりのイラスト
継続は力なりけいぞくはちからなり

小さな努力をこつこつ続けることで、やがて自分の力になっていくということ。

犬馬の労のイラスト
犬馬の労けんばのろう

人のために、犬や馬のように私心なく、ひたすら尽くして働くこと。へりくだって言うことば。

転がる石には苔が生えぬのイラスト
転がる石には苔が生えぬころがるいしにはこけがはえぬ

①活発な行動をしている人が、常に健康で生き生きしていることのたとえ。
②転職や転居を繰り返す人は、地位も得られず金も貯まらないというたとえ。

「さ行」の努力・忍耐のことわざ

歳寒の松柏のイラスト
歳寒の松柏さいかんのしょうはく

節操が堅く、困難にあっても屈しないことのたとえ。

三度目の正直のイラスト
三度目の正直さんどめのしょうじき

一度目や二度目では思い通りにならないことも三度目にはうまくいくものだということ。

死して後已むのイラスト
死して後已むししてのちやむ

死んで、はじめてやめるということ。つまり、生きている間は精一杯努力し続けるという意味。

修身斉家治国平天下のイラスト
修身斉家治国平天下しゅうしんせいかちこくへいてんか

自分の行ないを正しくし、家庭もととのえ、国家を治め、天下を平らかにする。儒教においてもっとも基本的な実践倫理で、男子一生の目的とされたもの。

上手昔より上手ならずのイラスト
上手昔より上手ならずじょうずむかしよりじょうずならず

何事においても始めから上手な者はいるわけではなく、それぞれに苦労と努力を重ねた結果であるということ。努力の大切さを教える言葉。

人事を尽くして天命を待つのイラスト
人事を尽くして天命を待つじんじをつくしててんめいをまつ

全力を出し尽くしてやれるだけのことはやったのだから、結果がどうなろうと天の意志に任せるしかないという心境をいったもの。

辛抱する木に金がなるのイラスト
辛抱する木に金がなるしんぼうするきにかねがなる

辛抱して頑張れば、お金も入ってくるものだということで、何事にも辛抱強さが大切だという教え。

好きこそ物の上手なれのイラスト
好きこそ物の上手なれすきこそもののじょうずなれ

好きなことには自然と熱心に取り組むため、練習や工夫を重ねて上達しやすいというたとえ。

雀の巣も構うに溜まるのイラスト
雀の巣も構うに溜まるすずめのすもくうにたまる

雀が材料を少しずつ運んできて巣を作り上げるように、少しずつ貯蓄をしても積もり積もれば大きな額になるということ。

生は難く死は易しのイラスト
生は難く死は易しせいはかたくしはやすし

苦しみに耐えて生きるのは、苦しみに耐えられず死を選ぶよりもむずかしい。

精神一到何事か成らざらんのイラスト
精神一到何事か成らざらんせいしんいっとうなにごとかならざらん

精神を一つのことに集中して全力を尽くせば、何事でも成し遂げられるという意味。

尺蠖の屈するは伸びんがためのイラスト
尺蠖の屈するは伸びんがためせっかくのくっするはのびんがため

将来の成功のために、一時的に不遇に耐え忍ぶことのたとえ。「尺蠖」は、尺取り虫。尺取り虫が体を屈めるのは、伸ばす時により長く伸びて前進しようとするためであるという意から。

千里の道も一歩からのイラスト
千里の道も一歩からせんりのみちもいっぽから

どんなに大きな事業でも、まずは手近なことの実行から始まるということ。
何事も一歩一歩着実に進めることが大切だということ。

狭き門より入れのイラスト
狭き門より入れせまきもんよりいれ

神の救いを得るには、狭い門や細い道を通るような努力が必要であることから、安易な方法を避け、苦しくても最善の方法を選ぶべきだという意味で用いる。

斃れて後已むのイラスト
斃れて後已むたおれてのちやむ

死ぬまで一生懸命努力して、途中でやめることをしないということ。

「た行」の努力・忍耐のことわざ

高きに登るは必ず低きよりすのイラスト
高きに登るは必ず低きよりすたかきにのぼるはかならずひくきよりす

物事の進行には一定の順序があり、手近な所から始めねばならないということ。

叩けよさらば開かれんのイラスト
叩けよさらば開かれんたたけよさらばひらかれん

積極的に求め、入ろうと努力する者に神の国の門は開かれるという意味で、あらゆる行動における積極さを促すたとえに用いられる。「求めよさらば与えられん。叩けよさらば開かれん。」と続くことば。

塵も積もれば山となるのイラスト
塵も積もれば山となるちりもつもればやまとなる

塵のように小さなことや、わずかなことでも、積もり積もれば山のように大きなことになる事から、疎かにしてはいけないという事。

他人の飯を食うのイラスト
他人の飯を食うたにんのめしをくう

親元を離れて他人の家に寄食(きしょく)したり、他人の間でもまれて生活したりして、実社会の経験を積んだり、その苦労を味わったりすること。

玉琢かざれば器を成さずのイラスト
玉琢かざれば器を成さずたまみがかざればうつわをなさず

生まれつきすぐれた才能を有していても、学問や修養を積まなければ立派な人間になることはできないということ。

玉磨かざれば光なしのイラスト
玉磨かざれば光なしたまみがかざればひかりなし

宝石だって磨かれなければ美しく光を放つ事が無いように、優れた才能や秀でた素質を持つ人物でも、努力して自分を磨かなければ、その才能や素質を活かすことができないという事。

使っている鍬は光るのイラスト
使っている鍬は光るつかっているくわはひかる

常に使っているは鍬は錆びずに光っているように、努力し続けている者は自然とそれが表にあらわれるということ。

釣瓶縄井桁を断つのイラスト
釣瓶縄井桁を断つつるべなわいげたをたつ

微力でも根気良く続ければ大きな成果を得ることができるというたとえ。

点滴石を穿つのイラスト
点滴石を穿つてんてきいしをうがつ

努力が持続することの大切さを説く言葉。自他を励ますときにも、功績を称するときにも使う。

「な行」の努力・忍耐のことわざ

流れる水は腐らずのイラスト
流れる水は腐らずながれるみずはくさらず

流れが新しい水を運んでくるように、常に動いていれば腐らないという意味です。停滞せずに常に活発に動き続けるものには、沈滞や腐敗がないことの例えです。そこから、絶えず動いているものは、悪化したり劣化したり、状態が悪くならないことを指します。また、常日頃から勉強や仕事を頑張っている人は、常に何かしらの進歩が見られることも指します。

習うより慣れろのイラスト
習うより慣れろならうよりなれろ

教わるだけでなく、実際に何度も経験を重ねることで、技術や知識がよく身につくということ。

七転び八起きのイラスト
七転び八起きななころびやおき

何回失敗しても、挫けず、諦めず、何度でも立ち上がって、また努力を続けることです。
浮き沈みの激しい人生に例えられることもあります。

成らぬ堪忍するが堪忍のイラスト
成らぬ堪忍するが堪忍ならぬかんにんするがかんにん

これ以上我慢できない事をさらに我慢してこそ、本当の忍耐であるという意味です。

忍の一字は衆妙の門のイラスト
忍の一字は衆妙の門にんのいちじはしゅうみょうのもん

「衆妙」は万物の深遠な道理。忍耐はあらゆる道理に到達する入口であり、物事を成功させる基となるものだという意味。

「は行」の努力・忍耐のことわざ

肺肝を砕くのイラスト
肺肝を砕くはいかんをくだく

心力のあるかぎりを尽くして考える。心を尽くす。非常に苦心する。

細き流れも大河となるのイラスト
細き流れも大河となるほそきながれもたいがとなる

小さな川がたくさん集まれば大きな川になるように、小さな努力でも長く続けていれば、やがて大きな成果を得ることができることのたとえ。

仏も昔は凡夫なりのイラスト
仏も昔は凡夫なりほとけもむかしはぼんぷなり

釈迦も最初は煩悩に苦しむ普通の人間だったが、修行を積み重ねることによって悟りを開いた。そこから、誰でも精進すれば仏になれるという教え。

ぽつぽつ三年波八年のイラスト
ぽつぽつ三年波八年ぽつぽつさんねんなみはちねん

日本画ではぽつぽつした苔が描けるようになるにも三年の修業が必要で、波だと八年もかかるということ。日本画の難しさを言った言葉。

「ま行」の努力・忍耐のことわざ

蒔かぬ種は生えぬのイラスト
蒔かぬ種は生えぬまかぬたねははえぬ

種を蒔かなければ芽が出ないように、準備や努力をしないでよい結果だけを期待しても得られないというたとえ。

三度肘を折って良医となるのイラスト
三度肘を折って良医となるみたびひじをおってりょういとなる

自分の肘を何度も折ることで苦痛を味わい、治療する経験を積んだ後に、はじめて優れた医師になれるという意味。

求めよさらば与えられんのイラスト
求めよさらば与えられんもとめよ、さらばあたえられん

ひたすら神に祈り求めれば、神は正しい信仰心を与えてくださるだろうという意味。転じて、積極的に努力すればよい結果が得られるということ。

「ら行」の努力・忍耐のことわざ

楽は苦の種、苦は楽の種のイラスト
楽は苦の種、苦は楽の種らくはくのたね、くはらくのたね

楽をすれば後で苦労を味わうことになり、逆に苦労をしておけば後で楽ができるということ。
人生は楽しいばかりでも、また苦しいばかりでもないという意。

利は天より来たらずのイラスト
利は天より来たらずりはてんよりきたらず

利益は、天から降ってくるものではない。自らが努力して得るしかないということ。

瑠璃の光も磨きからのイラスト
瑠璃の光も磨きからるりのひかりもみがきから

瑠璃が美しいのは磨くからである。素質があっても修練を積まなければ大成しないことのたとえ。

櫓櫂の立たぬ海もなしのイラスト
櫓櫂の立たぬ海もなしろかいのたたぬうみもなし

どんなに困難なことでも努力すればなんとかなるものだというたとえ。

ローマは一日にして成らずのイラスト
ローマは一日にして成らずろーまはいちにちにしてならず

大事業というものは、一朝一夕に成しとげられるものではないという意味。

櫓三年に棹八年のイラスト
櫓三年に棹八年ろさんねんにさおはちねん

櫓が便いこなせるようになるには三年かかり、棹ともなれば八年の修業を要するということ。

「わ行」の努力・忍耐のことわざ

若い時の苦労は買ってでもせよのイラスト
若い時の苦労は買ってでもせよわかいときのくろうはかってでもせよ

若いときの苦労は自分を鍛えてくれて将来役立つ貴重な経験が出来ることから、自から求めてしたほうがよいということ。また、ほかの人が辛いと思うこと事、嫌がることを進んでやることで自らを錬磨(れんま)できるという意味です。

我が物と思えば軽し笠の雪のイラスト
我が物と思えば軽し笠の雪わがものとおもえばかろしかさのゆき

頭にかぶった笠に積もる雪も、自分の物だと思えば軽く感じる。苦しいことも自分の利益になると思えばそれほど気にならないという意味。

禍も三年経てば用に立つのイラスト
禍も三年経てば用に立つわざわいもさんねんたてばようにたつ

災害のようなものでも、三年も時がたつと何かの役に立つ。あるいは幸福の原因になるという意味。不用なものはないというたとえ。




講談社刊行・全3冊

運営者・北澤篤史の著書

ことわざ・四字熟語・漢字熟語を、マンガで楽しく学べる図鑑シリーズです。

※Amazon・楽天の購入先にはアフィリエイトリンクが含まれます。

マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉の表紙
ことわざ

マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉

試験によく出ることわざを、マンガと解説で楽しく学べる一冊。

マンガでわかる おもしろ四字熟語図鑑〈試験に出る〉の表紙
四字熟語

マンガでわかる おもしろ四字熟語図鑑〈試験に出る〉

四字熟語をマンガで理解し、意味・漢字・使い方を覚えたい人へ。

マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑の表紙
漢字熟語

マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑

似た意味・同じ読みの漢字熟語の違いを、マンガと用例で学べる一冊。