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努力・忍耐のことわざ100 【一覧】  

努力・忍耐のことわざ

努力』を表すことわざを100個集め、50音順に並べました。

「スポーツを頑張っている人」「勉強を頑張っている人」「仕事を頑張っている人」

今現在、頑張って何かしら努力をしている全ての人にお届けします。

この記事から、あなたを変えるかもしれない言葉がひとつでも見つかれば、筆者としてはそれに勝る幸せはありません。

筆者は、日々努力を積み重ね、諦めないで頑張る人は絶対に報われると信じています。

才能のことわざは「才能に関することわざ一覧」をご確認下さい。

挑戦を表すことわざについては「挑戦」を表す厳選ことわざランキングTOP30をご覧下さい。

当サイトに収録したことわざ・慣用句の逆引きは、「逆引き検索一覧」をご覧ください。

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「あ行」の努力・忍耐のことわざ

商いは牛の涎

商売は辛抱強く気長にコツコツと続けることが大切だというたとえ。


顎振り三年

尺八を習得する場合、顎を振ることだけで三年もかかるほど困難であるということ。転じて、何事も身につくようになるまでには、年月を要することにもいう。首振り三年。


商い三年

商売で利益を上げるまでには三年かかる、三年は辛抱せよということ。


朝起き千両夜起き百両

朝早く起きて働く方が、夜遅くまで起きて仕事をするよりも効率がよく十倍の価値があるということ。


朝の一時は晩の二時に当たる

朝は仕事がはかどるので、夜に仕事をするよりも二倍も能率が上がるということ。


網無くして淵にのぞむな

十分な準備や用意をしていなければ、成功しないということ。


雨垂れ石を穿つ

どんなに微力だろうと、それを諦めず継続していけば、いつの日にか努力が実るということをたとえている。


蟻の思いも天に届く

弱小な者でも一心に念じれば望みが達せられることのたとえ。


粟一粒は汗一粒

小さな粟一粒であっても、その収穫のためには汗一粒にも当たる労力がかけられているのだから、無駄にしてはいけないということ。農民の苦労をいったことば。


鞍上人なく鞍下馬なし

馬術の名人が馬を巧みに乗りこなす様子。乗り手と馬の呼吸がぴたりと合っているので、馬は鞍の上に人の存在を感ぜず、人もまた鞍の下の馬を意識しない、一心同体の境地にあることをいった言葉。


石に立つ矢

心を込めてやれば、どんなことでもできるというたとえ。


石の上にも三年

「三年」は三年ちょうどの意味ではなく、多くの月日を表している。石の上にも三年とは、つらくても辛抱して続ければ、いつかは成し遂げられるということ。


一芸は道に通ずる

一つの芸道について極めた者は、他の分野にも通じる道理を身につけているということ。


一念岩をも通す

心をこめてすれば、できないことは何もない。


一念天に通ず

物事に精励してたゆまぬことで、その思いが天に通じ、いかなることもなしとげられること。


一挙手一投足

わずかな労力。少しの努力。細かないちいちの動作。一挙一動。


牛の歩みも千里

牛のような速度でゆっくりと進んでいても、いずれは千里に届くということ。努力を怠らなければ、大きな成果を上げることができるというたとえ。


氏より育ち

産まれた家柄よりも、育った環境やしつけ、教育の方が、人間の形成に大きな影響を与えるという意味です。


馬に乗るまでは牛に乗れ

高い地位に就く前には、一旦ひとまず低い地位に就いて実力をつけるべきだという事。また、最善策が取れないならば、次善の策を取るべきだという事。何もしないでいるよりも、少しでも前に進んだほうがよいという事。


生まれながらの長老なし

名僧と呼ばれる人であっても生まれつきの名僧ではなく、そうなるまでには長い年月をかけて修養しているのだということ。


売り出し三年

商売を始めて最初の三年間、しっかりとした商売をすればあとはうまくいくということ。


運根鈍

成功するには、運がよいこと、根気があること、ねばり強いことの三つが必要だということ。


縁の下の力持ち

人の目に付かない所で、誰かのために苦労をしたり努力をしたりする事や、そのような人を意味します。


縁の下の舞

人目につかないところで、他人を支える苦労や努力をしている事。また、そのような人の事。


大木の下に小木育たず

大きな木の下は日光が遮られ、小さな木は育たない。転じて、権勢のある者の庇護を受けていては立派な人物になれないというたとえ。


斧を研いで針にする

斧を針の細さにまで研ぐというのは大変なことだが、やる気になれば不可能なことではない。転じて、どんなに困難なことでも忍耐と努力があれば成就するものだというたとえ。


思う念力岩をも通す

どんなことでも、一心に思いをこめてことに当たれば、できないことはないという意味。

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「か行」の努力・忍耐のことわざ

稼ぐに追いつく貧乏なし

真面目にこつこつと仕事をし稼いでいれば、貧乏になることはないという意味。


櫂は三年櫓は三月

櫓の使い方に比べて櫂の使い方の難しいことをいう。櫂と櫓のように、似たようなものであっても習得にかかる時間には差があるということ。また、何事にも技術を習得するには時間がかかるということ。


河童の川流れ

どんなんにその道の達人や名人であっても、奢りや油断により失敗してしまうこともあるということのたとえ。


金の草鞋で尋ねる

根気よく、あちこち探し回る事。


鴨の水掻き

のんびりと水に浮かぶ鴨も、水面下では絶えず足で水を掻き続けている。転じて、人知れない苦労があるということのたとえ。


彼も人なり予も人なり

同じ人間なのだから、他人にできることは努力すれば自分にも出来るはずだという自分自身を奮い立たせ、励ます言葉。


肝胆を砕く

持てる知恵をすべて傾け、全力を尽くして事に当たること。苦心するたとえ。


艱難汝を玉にす

人は多くの苦労を経験して、初めて立派な人物になれるというたとえ。


汗馬の労

戦場での功績のこと。または、他人のために東奔西走する苦労のこと。


韓信の股くぐり

大きな志を持っていたり、大望を抱いたりしている者は、どんな屈辱にも耐え我慢しなければならないというたとえ。


可愛い子には旅をさせよ

子どもが可愛かったら、辛い旅の経験をさせて世の中の苦労を体験させるのがよいということ。


金の鎖も引けば切れる

意志の強い人でも誘惑に負けることがあるというたとえ。また、努力すればできないことはないというたとえ。


鐘鋳るまでの土鋳型

目的を達成するまでの手段として用いるだけのもののこと。また、成功するまでは粗末なもので我慢することをいう。


驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶ

凡人でも怠らずに努力し続けることによって、優れた人物に追いつくことができるというたとえ。


騏驥も一躍に十歩すること能わず

よく走るすぐれた馬でも、一回の跳躍で十歩の距離を進むことはできないということ。転じて、こつこつと努力することが大切だということ。


今日の一針明日の十針

処置が遅れるほど負担がかさむことのたとえ。


狂瀾を既倒に廻らす

形勢がすっかり悪くなったのを、再びもとに返すたとえ。回瀾を既倒に反すともいう。


勤勉は成功の母

人生における成功は、その人の勤勉な労働が生み出すものであるという意味。


首振り三年ころ八年

尺八を吹くのに、首を振って音の加減ができるようになるのに三年、さらに細かい指の動きによってころころというよい音が出るようになるには八年かかるということ。


愚公山を移す

地味な努力でも、たゆまず続ければ、どんな大事でも成し遂げることができるというたとえ。


芸は道によって賢し

物事はその道にある人が一番よくわかっている。商売は道によって賢し。


下駄も阿弥陀も同じ木の切れ

人の足に踏まれる下駄も、人から頭を下げて拝まれる阿弥陀の像も、どちらも同じ木でできているということ。出発点は同じでも、運命によって境遇に差が出るたとえ。また、境遇は異なっても人間はみな同じという意味。


犬馬の労

人のために、犬や馬のように私心なく、ひたすら尽くして働くこと。へりくだって言うことば。


転がる石には苔が生えぬ

①活発な行動をしている人が、常に健康で生き生きしていることのたとえ。
②転職や転居を繰り返す人は、地位も得られず金も貯まらないというたとえ。

「さ行」の努力・忍耐のことわざ

歳寒の松柏

節操が堅く、困難にあっても屈しないことのたとえ。


三度目の正直

一度目や二度目では思い通りにならないことも三度目にはうまくいくものだということ。


山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し

自分の心を律することは困難であるというたとえ。


死して後已む

死んで、はじめてやめるということ。つまり、生きている間は精一杯努力し続けるという意味。


修身斉家治国平天下

自分の行ないを正しくし、家庭もととのえ、国家を治め、天下を平らかにする。儒教においてもっとも基本的な実践倫理で、男子一生の目的とされたもの。


上手昔より上手ならず

何事においても始めから上手な者はいるわけではなく、それぞれに苦労と努力を重ねた結果であるということ。努力の大切さを教える言葉。


人事を尽くして天命を待つ

全力を出し尽くしてやれるだけのことはやったのだから、結果がどうなろうと天の意志に任せるしかないという心境をいったもの。


辛抱する木に金がなる

辛抱して頑張れば、お金も入ってくるものだということで、何事にも辛抱強さが大切だという教え。


雀の巣も構うに溜まる

雀が材料を少しずつ運んできて巣を作り上げるように、少しずつ貯蓄をしても積もり積もれば大きな額になるということ。


生は難く死は易し

苦しみに耐えて生きるのは、苦しみに耐えられず死を選ぶよりもむずかしい。


精神一到何事か成らざらん

精神を一つのことに集中して全力を尽くせば、何事でも成し遂げられるという意味。


尺蠖の屈するは伸びんがため

将来の成功のために、一時的に不遇に耐え忍ぶことのたとえ。「尺蠖」は、尺取り虫。尺取り虫が体を屈めるのは、伸ばす時により長く伸びて前進しようとするためであるという意から。


千里の道も一歩から

どんなに大きな事業でも、まずは手近なことの実行から始まるということ。
何事も一歩一歩着実に進めることが大切だということ。


狭き門より入れ

神の救いを得るには、狭い門や細い道を通るような努力が必要であることから、安易な方法を避け、苦しくても最善の方法を選ぶべきだという意味で用いる。


斃れて後已む

死ぬまで一生懸命努力して、途中でやめることをしないということ。

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「た行」の努力・忍耐のことわざ

高きに登るは必ず低きよりす

物事の進行には一定の順序があり、手近な所から始めねばならないということ。


叩けよさらば開かれん

積極的に求め、入ろうと努力する者に神の国の門は開かれるという意味で、あらゆる行動における積極さを促すたとえに用いられる。「求めよさらば与えられん。叩けよさらば開かれん。」と続くことば。


塵も積もれば山となる

塵のように小さなことや、わずかなことでも、積もり積もれば山のように大きなことになる事から、疎かにしてはいけないという事。


他人の飯を食う

親元を離れて他人の家に寄食(きしょく)したり、他人の間でもまれて生活したりして、実社会の経験を積んだり、その苦労を味わったりすること。


玉琢かざれば器を成さず

生まれつきすぐれた才能を有していても、学問や修養を積まなければ立派な人間になることはできないということ。


玉磨かざれば光なし

宝石だって磨かれなければ美しく光を放つ事が無いように、優れた才能や秀でた素質を持つ人物でも、努力して自分を磨かなければ、その才能や素質を活かすことができないという事。


使っている鍬は光る

常に使っているは鍬は錆びずに光っているように、努力し続けている者は自然とそれが表にあらわれるということ。


爪の垢を煎じて飲む

優れた人に似る様子。


釣瓶縄井桁を断つ

微力でも根気良く続ければ大きな成果を得ることができるというたとえ。


天は自ら助くる者を助く

天は独立独行して努力する者を助けて幸福をもたらす。


点滴石を穿つ

努力が持続することの大切さを説く言葉。自他を励ますときにも、功績を称するときにも使う。

「な行」の努力・忍耐のことわざ

鳴くまで待とう時鳥

好機が到来するまで辛抱強く待つということ。


流れる水は腐らず

流れが新しい水を運んでくるように、常に動いていれば腐らないという意味です。停滞せずに常に活発に動き続けるものには、沈滞や腐敗がないことの例えです。そこから、絶えず動いているものは、悪化したり劣化したり、状態が悪くならないことを指します。また、常日頃から勉強や仕事を頑張っている人は、常に何かしらの進歩が見られることも指します。


為せば成る、為さねば成らぬ何事も

自分ではできないと思っていても、その気になればできてしまうという意味。


七転び八起き

何回失敗しても、挫けず、諦めず、何度でも立ち上がって、また努力を続けることです。
浮き沈みの激しい人生に例えられることもあります。


成らぬ堪忍するが堪忍

これ以上我慢できない事をさらに我慢してこそ、本当の忍耐であるという意味です。


忍の一字は衆妙の門

「衆妙」は万物の深遠な道理。忍耐はあらゆる道理に到達する入口であり、物事を成功させる基となるものだという意味。

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「は行」の努力・忍耐のことわざ

肺肝を砕く

心力のあるかぎりを尽くして考える。心を尽くす。非常に苦心する。


人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し

重い荷を背負って長い道のりを歩み続けるように、人生は苦労の連続なので忍耐が大切ということ。


細き流れも大河となる

小さな川がたくさん集まれば大きな川になるように、小さな努力でも長く続けていれば、やがて大きな成果を得ることができることのたとえ。


仏も昔は凡夫なり

釈迦も最初は煩悩に苦しむ普通の人間だったが、修行を積み重ねることによって悟りを開いた。そこから、誰でも精進すれば仏になれるという教え。


ぽつぽつ三年波八年

日本画ではぽつぽつした苔が描けるようになるにも三年の修業が必要で、波だと八年もかかるということ。日本画の難しさを言った言葉。

「ま行」の努力・忍耐のことわざ

三度肘を折って良医となる

自分の肘を何度も折ることで苦痛を味わい、治療する経験を積んだ後に、はじめて優れた医師になれるという意味。


求めよさらば与えられん

ひたすら神に祈り求めれば、神は正しい信仰心を与えてくださるだろうという意味。転じて、積極的に努力すればよい結果が得られるということ。

「ら行」の努力・忍耐のことわざ

楽は苦の種、苦は楽の種

楽をすれば後で苦労を味わうことになり、逆に苦労をしておけば後で楽ができるということ。
人生は楽しいばかりでも、また苦しいばかりでもないという意。


利は天より来たらず

利益は、天から降ってくるものではない。自らが努力して得るしかないということ。


瑠璃の光も磨きから

瑠璃が美しいのは磨くからである。素質があっても修練を積まなければ大成しないことのたとえ。


櫓櫂の立たぬ海もなし

どんなに困難なことでも努力すればなんとかなるものだというたとえ。


ローマは一日にして成らず

大事業というものは、一朝一夕に成しとげられるものではないという意味。


櫓三年に棹八年

櫓が便いこなせるようになるには三年かかり、棹ともなれば八年の修業を要するということ。

「わ行」の努力・忍耐のことわざ

若い時の苦労は買ってでもせよ

若いときの苦労は自分を鍛えてくれて将来役立つ貴重な経験が出来ることから、自から求めてしたほうがよいということ。また、ほかの人が辛いと思うこと事、嫌がることを進んでやることで自らを錬磨(れんま)できるという意味です。


我が物と思えば軽し笠の雪

頭にかぶった笠に積もる雪も、自分の物だと思えば軽く感じる。苦しいことも自分の利益になると思えばそれほど気にならないという意味。


禍も三年経てば用に立つ

災害のようなものでも、三年も時がたつと何かの役に立つ。あるいは幸福の原因になるという意味。不用なものはないというたとえ。




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