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日本の有名なことわざ英語表現100選(音声付き)

ことわざ英語での言い回し

日本でもよく使われる有名なことわざを、英語では何と言うかご存知でしょうか?

実は、日本のことわざを英語にすると、それぞれの文化や環境の違いが感じられとても面白いです。

今回は、そんな日本のことわざの、英語での言い回しを、発音付き(英語の声:音読さん)で100選紹介していきたいと思います。

大学入試(大学受験)でよく出る英語のことわざや慣用句は、【大学受験】入試で頻出!英語のことわざ・慣用句一覧をご覧ください。

当サイトの目次・逆引きは、逆引き検索一覧をご覧ください。

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「あ行」の日本の有名なことわざ英語表現

悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)

悪い行為や評判は、たちまちに千里の遠方まで知れ渡ること。

【英語での言い回し】

A lie travels round the world while truth is putting her boots on.(真実が靴を履いている間に虚言は世界中を駆け巡っている)

 

Bad news travels fast.(悪いニュースは早く伝達する)

 

Ill news comes too soon.(悪い知らせは早く来すぎる)


悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)

不正に手に入れたお金は、無駄に使ってしまい残らないというたとえ。

【英語での言い回し】

Ill got, ill spent.(不正に得た金は乱費される)


明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)

これから先のことをあまり考えないで、成り行きに身をまかせていこうということ。

【英語での言い回し】

Tomorrow is another day.(明日はまた新しい日だ)

 

Tomorrow is a new day.(明日は明日)

 

Tomorrow never knows.(明日のことはわからない)

 

Let the morn come and the meat with it.(明日は明日の食物を持って来る)


当たるも八卦当たらぬも八卦(あたるもはっけあたらぬもはっけ)

占いは当たる場合もあれば、当たらない場合もあるということ。

【英語での言い回し】

Fortune is fickle and blind.(運は気まぐれ、分からぬもの)


案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)

あれこれ心配するよりも、思い切って取り組むと、案外うまくいくものだという教え。

【英語での言い回し】

Fear is often greater than the danger.(危険そのものは恐れたほどひどくないことが多い)

 

An attempt is sometimes easier than expected.(やってみると、思っていたより易しいことがよくある)


石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)

冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。

【英語での言い回し】

Patience is a virtue.(忍耐は石をも穿つ)

 

Patience wins the day.(忍耐が勝利を収める)


石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)

堅固な石橋をたたいて、堅固さを確かめてから渡る。用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。

【英語での言い回し】

Much caution does no harm.(注意を怠らなければ被害なし)


急がば回れ(いそがばまわれ)

急いでいる時は、少しぐらい危険でも近道をしたくなるが、遠回りでも安全な道を行ったほうが結局は早いことが多いということ。急ぐ仕事はかえって丁寧に、確実なやり方でやれという意味でも使われる。

【英語での言い回し】

Make haste slowly.(ゆっくり急げ)

 

More haste, less speed.(急ぐならゆっくりと)

 

The longest way round is the nearest way home.(一番遠い回り道が一番の近道だ)

 

Slow and [but] sure [steady] wins the race.(ゆっくりと着実なのが結局勝つ)


一か八か(いちかばちか)

上手くいくかどうかわからないが成り行きに任せて。

【英語での言い回し】

Sink or swim.(溺れたくなければ泳げ)


一事が万事(いちじがばんじ)

ひとつのことがそうなら、他のことすべてについても大体同じことがいえるということ。他人のよくない点について使われることが多い。

【英語での言い回し】

One instance shows all.(一つの事柄ですべてが見える)


一姫二太郎(いちひめにたろう)

一人目の子供は女、二人目の子供は男であるのが理想的だという意味。

【英語での言い回し】

The lucky man has a daughter for his firstborn.(第一子に娘をさずかるのが幸運)


一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)

聡明で物事の一部を聞いただけで他の万事を理解すること。

【英語での言い回し】

A word is enough to the wise.(賢者には一言で足りる)

 

Half a word to a wise man is enough.(賢者には半語で充分)


一寸先は闇(いっすんさきはやみ)

例えすぐ先の事でも、未来の事は誰にも全く予測できないという意味。

【英語での言い回し】

No one knows what the future holds.(先のことなどわからない)

 

Who can read the future?(誰にも未来は読めない)

 

Nobody knows what may happen tomorrow.(明日何が起こるのか誰にもわからない)

 

Who knows what tomorrow will bring?(明日何が起こるのか誰が知っているの?)

 

We don’t know what’s around the corner.(角を曲がったところに何があるかはわからない。)


一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)

どんな弱小なものにも、それ相応の意地があるのだから侮りがたいの意。

【英語での言い回し】

Tread on a worm and it will turn.(虫でさえ踏みつけると向かってくる)

 

Even a worm will turn.(虫けらでさえも反撃してくる)

 

The fly has her spleen and the ant has gall.(ハエにも脾臓があり、アリにも胆汁がある)


嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)

嘘をついてはならないという戒め。

【英語での言い回し】

  • He that will lie will steal.(嘘をつく人は盗みもするだろう)
  • If you lie, you steal.(もしあなたが嘘をつくなら、あなたは盗みもするでしょう。)
  • Show me a liar, and I will show you a thief.(嘘つきを見せなさい、そうすれば私が泥棒を見せてあげよう。)
  • Lying and stealing are next door neighbors.(嘘をつくことと盗みをすることは隣り同士)

鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)

怖い人・気詰まりする人・気兼ねする人がいない間に、思いっきりくつろいで息抜きをするという意味。

【英語での言い回し】

  • When the cat is away, the mice will play.(猫がいない間、ネズミが遊ぶ)
  • The mouse goes abroad where the cat is not lord.(猫が領主でない国では、ねずみも出歩く)

思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)

なにかをしようと思いついたら、すぐに実行したほうがいいというたとえ。

【英語での言い回し】

  • Procrastination is the thief of time.(ためらいは時間泥棒)
  • There is no time like the present.(今が最高の時である)
  • Never put off till tomorrow what you can do today.(今日できることを明日に延ばすな)

終わり良ければ全て良し(おわりよければすべてよし)

最初や途中がどうであれ、結局大切なのは結果であるということ。

【英語での言い回し】

  • All’s well that ends well.(終わりよければ全てよし)
  • The end crowns all.(最後がすべてを飾る)
  • The end justifies the means.(結果さえよければ手段は選ばない)
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「か行」の日本の有名なことわざ英語表現

学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)

学問には安易に習得できるような方法はない。

【英語での言い回し】

  • There is no royal road to learning.

勝てば官軍負ければ賊軍(かてばかんぐんまければぞくぐん)

勝った方はすべて正しいとされ、負けた方はすべて悪いとされるたとえ。短く、「勝てば官軍」として使われることが多い。

【英語での言い回し】

  • Losers are always in the wrong.(敗者は常に悪者に)
  • Might is right.(力は正義である)
  • Successful sin passes for virtue.(罪も成功すると徳として通る)

金は天下の回り物(かねはてんかのまわりもの)

金銭は一人の所に留まってはいない。貧富は固定したものではない。

【英語での言い回し】

  • Money comes and goes.(金は出たり入ったりだ)
  • Money is a great traveler in the world.(お金は世界の旅人である)
  • Money changes the hands.(金は手を変える)

枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)

つまらないもの、必要ないものでもあった方がましであるという意味。

【英語での言い回し】

  • The more, the merrier.(人数が多ければそれだけ楽しい)
  • A bad bush is better than the open field.(悪い茂みでもむき出しの原っぱよりはまし)
  • Anything is better than nothing.(なんでも何も無いよりはまし)

可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)

子どもが可愛かったら、辛い旅の経験をさせて世の中の苦労を体験させるのがよいということ。

【英語での言い回し】

  • Spare the rod and spoil the child.(鞭を惜しむと子供をだめにする)
  • If you love your child, send him out into the world.
  • If you love your child, send him out on a journey.

可愛さ余って憎さ百倍(かわいさあまってにくさひゃくばい)

可愛いと思う気持ちが強ければ強いほど、いったん憎悪の念が生じると、その憎しみは可愛いと思っていた気持ちの百倍にもなるというたとえ。

【英語での言い回し】

  • The deepest love turns into the deepest hatred.(最高の愛も最大の憎悪に変わりうる)
  • The greatest hate proceeds from the greatest love.(最大の憎しみは最大の愛から生じる)

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ)

自分の知らないことはそのままにせず、積極的に聞いたほうが良いという意味。

【英語での言い回し】

  • Nothing is lost for asking.(聞いて失う物は何もない)
  • Better to ask the way than go astray.(道に迷うより道を聞くがよい。)
  • Asking makes one appear foolish, but not asking makes one foolish indeed.(聞くと愚か者に見えるが、聞かなければ本当の愚か者になる)
  • Ask much, know much.(大いに聞いて、大いに知れ)

口は災いの元(くちはわざわいのもと)

不用意な発言は自分自身に災いを招く結果になるので、言葉は十分に慎むべきだという事。
不用意な発言は身を滅ぼす要因となることもあり、言葉が自らに災難をもたらすことも多いため、うかつに言葉を発するべきではないという事。

【英語での言い回し】

  • Out of the mouth comes evil.(災いが口から出る)
  • More have repented speech than silence.(黙っていたことで後悔する者よりも、話したことで後悔する者のほうが多い)

鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)

鶏の口になっても牛の尻にはなるなということで、大きな集団の中の下にいるよりも、小さな集団の先頭に立てといういましめ。人に従属するよりも独立したほうがよいとするたとえ。

【英語での言い回し】

  • Better be the head of a dog than the tail of a lion.(ライオンのしっぽより犬の頭がよい)

光陰矢の如し(こういんやのごとし)

月日はとどまることなく、早く過ぎてしまうというたとえ。

【英語での言い回し】

  • Time flies like an arrow.(時は矢のごとく飛び行く)
  • Time has wings.(時(間)には羽が生えている)

後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)

すでにしてしまったことを、後から悔やんでもどうにもならないということ。
後悔しないように、事前に注意すべきという戒め。

【英語での言い回し】

  • Repentance comes too late.(遅過ぎる悔恨)
  • What is done cannot be undone.(やってしまったことはやらなかったことにできない)
  • It cannot regain, even if he repents subsequently.

郷に入っては郷に従え(ごうにいってはごうにしたがえ)

その土地に行ったら、その土地のしきたりに従うのが良い。新しい環境に移ったら、それに逆らわず従うべきだという教え。

【英語での言い回し】

  • When in Rome do as the Romans do.(ローマではローマ人のようにしなさい)
  • Every country has its law.(どの国にもそれぞれ法がある)

虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)

虎の子を捕らえるには虎のいる洞穴に入らなければならないように、危険を冒さなければ大きな利益や成功は得られないということ。

【英語での言い回し】

  • No pain, no gain.(痛みなくして得るものなし)
  • Nothing venture, nothing have.(何の冒険もしないなら、何も得られない)
  • Great profits, great risks.(大きい利益を上げるには大きいリスクがある)
  • The more danger, the more honor.(危険が多ければ名誉も多い)

五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)

少しの違いはあることはあるが、本質的には同じことだという。

【英語での言い回し】

  • A miss is as good as a mile.(1インチの間違いも1マイルの間違いと同じ)
  • The pot calls the kettle black.(やかんを黒と呼ぶポット)
  • It’s six of one and a half dozen of the other.(ある人にとっての6は他の人にとっての半ダースだ)

転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)

つまずいて転ばぬように、前もって杖を突いて歩くということから、あらかじめ失敗を防ぐための準備をしたり、用心したりしておくべきだというたとえ。

【英語での言い回し】

  • Look before you leap.(飛ぶ前に見よ)
  • Good watch prevents misfortune.(気をつけることで不幸が防げる)
  • Prevention is better than cure.(予防は治療にまさる)
  • Forewarned is forearmed.(あらかじめの警戒はあらかじめ武装と同じ)
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「さ行」の日本の有名なことわざ英語表現

歳月人を待たず(さいげつひとをまたず)

時間は人の都合とは関係なしに刻々と過ぎていくものであり、人を待ってくれることなどないという意味。

【英語での言い回し】

  • Time and tide wait for no man.(好機は必ずものにせよ)

賽は投げられた(さいはなげられた)

勝負を決するための賽子(さいころ)は投げられたので、元に戻すことはできない。こうなったら断行あるのみだということ。

【英語での言い回し】

  • The die is cast.(賽は投げられた)

先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)

・人よりも先に物事を実行することによって、相手を抑え、有利な立場に立つことができる。
・先手を取ることができれば、相手を圧倒し、抑えつけることができる。
・何事も、先手を取ることで成功の糸口をつかめるが、後手に回っては勝ち目がない。

【英語での言い回し】

  • Take the lead, and you will win.(先んずれば勝つ)
  • First come, first served.(早い者勝ちです)
  • The foremost dog catches the hare.(先頭の犬が兎を捕らえる)

触らぬ神に祟りなし(さわらぬかみにたたりなし)

物事に関係しなければ、禍を招くことはない。

【英語での言い回し】

  • Let sleeping dogs lie.(寝ている犬は寝かせておけ)
  • If it ain’t broke, don’t fix it.(壊れてないものは直すな)
  • Don’t ask for trouble.(厄介を求めるな)

三度目の正直(さんどめのしょうじき)

一度目や二度目では思い通りにならないことも三度目にはうまくいくものだということ。

【英語での言い回し】

  • The third time lucky.(三度目の正直)
  • Third time does the trick.(三度目はうまくいく)

三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)

凡人(ぼんじん)がひとりで考えても、良い考えや案は浮かばないが、三人集まって相談することで、文殊菩薩という知恵を司る神様のようなよい知恵が出るということ。

【英語での言い回し】

  • Two heads are better than one.(2人の頭脳は1人の頭脳に勝る)

地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)

この世のことはすべて、お金さえあれば解決できるという意味。

【英語での言い回し】

  • A golden key can open any door.(黄金の鍵はどんな扉でも開けることができる)
  • Money makes the mare to go.(金は馬をも動かせる)
  • No penny, no pardon.(金がなければ許しももらえぬ)
  • Every man has his price.(人にはそれぞれ値段がある)

 事実は小説よりも奇なり(じじつはしょうせつよりもきなり)

事件など現実に起こる事実のほうが、趣向(しゅこう)を凝らして作られる小説よりも不思議な変化に富んでいて面白いものだということ。

【英語での言い回し】

  • Truth/Fact is stranger than fiction.(現実の出来事が小説のような創作物より奇妙なことがある)

親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)

とても親しく仲の良い関係であっても、礼儀は守るべきであり大切なことであるというたとえ。
相手への心づかいを忘れてしまうと、不和のもとになるというたとえ。

【英語での言い回し】

  • Manners know distance.(礼儀は距離をわきまえている)
  • A hedge between keeps friendship green.(垣根が友情を新鮮に保つ)

失敗は成功の基(しっぱいはせいこうのもと)

失敗することで、その原因を考えて反省し改善することで、同じ失敗をくり返さないように心がければ、次の成功をもたらす原動力になるということ。

【英語での言い回し】

  • Failure teaches success.(失敗は成功を教えてくれる)

将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずうまをいよ)

大きな目標を達成するためには、周辺のものから手にいれることが先決だというたとえ。
相手を説得するためには、相手が信頼している人を先に説得するべきだということ。

【英語での言い回し】

  • He that would the daughter win,must with the mother first begin.(娘を獲得しようとするものは、まず母親から始めよ)

知らぬが仏(しらぬがほとけ)

知れば腹も立ち、悩んだりもするけれど、知らなければ仏のように心を動かされずに穏やかでいられるということのたとえ。
本人だけが何も知らずにいることを、嘲っていうたとえ。事情を知らないからと、責任逃れをする意味にも使う。

【英語での言い回し】

  • Innocence is bliss.(無知は至福)
  • Ignorance is bliss.(知らぬが至福)
  • What you don’t know can’t hurt you.(自分が知らないことで心が痛むことはない)
  • He that knows nothing doubts nothing.(何も知らぬものは何も疑わぬ)

人事を尽くして天命を待つ(じんじをつくしててんめいをまつ)

全力を出し尽くしてやれるだけのことはやったのだから、結果がどうなろうと天の意志に任せるしかないという心境をいったもの。

【英語での言い回し】

  • Do your best and leave the rest to Providence.(ベストを尽くして、残りは神に任せなさい。)
  • Man proposes, God disposes.(計画は人にあり、決裁は神にあり)
  • Man’s extremity is God’s opportunity.(人の窮境は神の機会である)
  • Do the likeliest, and God will do the best.(できる限りを尽くしなさい。そうすれば神が最善を成して下さる)
  • Do the best and leave the rest to God.(最善を尽くして、あとは神に任せよ)

過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)

物事をやりすぎることは、足りないことと同じようによくない。過不足なく、ほどほどがちょうどいいというたとえ。

【英語での言い回し】

  • More than enough is too much.(十分以上はあり過ぎ)
  • Too much water drowned the miller.(大量の水で(水車)粉屋が溺れた)
  • Less is more.(少なすぎるのは多すぎるのと同じだ)
  • Too much is as bad as too little.(多すぎるのは少なすぎるのと同じくらい悪い)
  • Overdone is worse than undone.

捨てる神あれば拾う神あり(すてるかみあればひろうかみあり)

一方で見捨てる人がいるかと思うと、他方で救ってくれる人がいる。世間は広く、世の中はさまざまだから、くよくよすることはない。

【英語での言い回し】

  • When one door shuts, another opens.(一つのドアが閉まれば、別のドアが開く)

住めば都(すめばみやこ)

心の持ちようで、どんなに不便な土地でも都のように快適に思えることのたとえ。
長く住むと、どんなところでも良く思えてくることのたとえ。

【英語での言い回し】

  • Home is where you make it.(我が家とは、自分で何とかする、やりくりする場である)
  • To every bird, his own nest is beautiful.(あらゆる鳥にとって、自分の巣が一番美しい)
  • There’s no place like home.(わが家にまさる所はない。)
  • Home is home however humble it may be.(いかに貧しくとも家は家)

青天の霹靂(せいてんのへきれき)

快晴に、急に雷が鳴ることから、突然に起こった出来事のたとえ。

【英語での言い回し】

  • A bolt from the blue.(青空から稲妻)

船頭多くして船山に上る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる)

指図する人が多すぎると方針が統一できずに、物事が目的の方向へ進んでしまうことのたとえ。

【英語での言い回し】

  • Too many cooks spoil the broth.(料理人が多すぎるとスープがうまくできない)

善は急げ(ぜんはいそげ)

よいことをするのにためらうなの意。

【英語での言い回し】

  • Never hesitate to do what you think is right.(正しいと思うことは迷わず実行せよ)
  • Make hay while the sun shines.(日が照っているうちに干し草を作れ)
  • Good deeds should be done quickly.(良い行いはすぐにするべきです)

千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)

どんなに大きな事業でも、まずは手近なことの実行から始まるということ。
何事も一歩一歩着実に進めることが大切だということ。

【英語での言い回し】

  • You have to learn to walk before you run.(走る前に歩くことを学ぶべきである)
  • Even the longest journey begins with a single step.(長い旅も一歩から始まる)
  • He who would climb the ladder must begin at the bottom.(梯子登りは最下段から始まる)
  • Little by little one goes far.(少しずつ歩いて、人は遠くまで行く)
  • Rome was not built in a day.(ローマは一日で作られたのではない)
  • A journey of a thousand miles begins with a single step.(千マイルの旅もたった一歩から始まる)

備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)

平生から事に備えて準備をしておけば、何の心配もなくなるということ。

【英語での言い回し】

  • You can never be too prepared.(準備のし過ぎはない)
  • Save for a rainy day.(雨の日に備えよ)
  • Lay up for a rainy day.(雨の日に備えて蓄えよ)
  • Better safe than sorry.(あとで後悔するよりは慎重にしたほうがいい、用心に越したことはない)
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「た行」の日本の有名なことわざ英語表現

他山の石(たざんのいし)

他人の失敗や、誤ったり劣っている言動は、自分の為に利用する事が出来るという事。知徳を磨いたり、反省材料にする際に参考になるという事。

【英語での言い回し】

  • The fault of another is a good teacher.(他の人の落ち度はよい教訓となる)
  • a whetstone for the wits(才知を磨く砥石)
  • The fault of another is a good teacher.(他人の失敗はよい教師である)

短気は損気(たんきはそんき)

すぐにいらいらして短気を起こすと、結局は短気を起こした本人が損をするという事。

【英語での言い回し】

  • Short temper causes loss.(短気は損になる)
  • Out of temper, out of money.(平静な気分を失うと、お金を失う)
  • Anger and haste hinder good counsel.(怒りと焦りはよい助言の邪魔になる)
  • Anger punishes itself.(怒りは自らを罰する)

塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)

塵のように小さなことや、わずかなことでも、積もり積もれば山のように大きなことになる事から、疎かにしてはいけないという事。

【英語での言い回し】

  • Many drops make a shower.(たくさんの水滴が雨を作っている)
  • Little and often fills the purse.(少しずつでも頻繁に続ければ財布が膨れる)
  • Many a little makes a mickle.(小さなものでも多く集まれば大きくなる)
  • Light gains make heavy purses.(ささやかな利益も、積み重なれば重い財布になる)
  • Every little bit counts.(少しずつが価値がある)

月と鼈(つきとすっぽん)

二つのものの間に非常に差のあることのたとえ。

【英語での言い回し】

  • As different as chalk and cheese.(チョークとチーズのような(大きな)違い)
  • As burr around the moon bodes wind and rain.(白墨とチーズの如し)
  • be as different as day from night(昼と夜ほどにも違う、対極的)

鉄は熱いうちに打て(てつはあついうちにうて)

鉄は熱して軟らかいうちに打って鍛えるように、人も純粋な気持ちを失わない若いうちに鍛練すべきである。また、物事を行うには、それに適切な時期を失してはいけない。

【英語での言い回し】

  • Strike while the iron is hot.(チャンスを逃すな)
  • Strike the iron while it is hot.

時は金なり(ときはかねなり)

時間は貴重で有効なものだから、むだに費やしてはならない。

【英語での言い回し】

  • Time is money.(時は金)

毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)

この場合の毒とは、悪やそれらに関わるものを指し、悪事には悪事を、悪人には悪人を利用してそれらを滅することを意味する。

【英語での言い回し】

  • Set a thief to catch a thief.(泥棒に泥棒を捕らえさせよ)
  • Meet evil with evil.(悪には悪で立ち向かえ)
  • Contraries cure contraries.(反対物は反対物を治療する)
  • It takes a thief to catch a thief.(泥棒を捕まえるのには泥棒が要る)

取らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)

実際にまだ自分の物になっていない、手に入るかどうかもわからない不確かなものや利益に期待をかけて、計画を練る事。

【英語での言い回し】

  • Don’t count your chickens before they are hatched.(卵がかえる前にひなを数えるな)
  • Catch the bear before you sell its skin.(皮を売る前に熊を捕らえよ)

泥棒を捕らえて縄を綯う(どろぼうをとらえてなわをなう)

事が起こってからあわてて用意をすることのたとえ。

【英語での言い回し】

  • It is too late to lock the stable when the horse has been stolen.(馬が盗まれてから馬小屋にカギをかけても遅すぎる)
  • Have not thy cloak to make when it begins to rain.(雨が降りはじめてからレインコートを作らせるな)
  • Don’t lock the stable door after the horse has been stolen.(馬が盗まれてから馬小屋に鍵をかけるな)
  • It is too late to lock the stable when the horse has been stolen.(馬が盗まれてから馬小屋に鍵をおろしても遅すぎる)

「な行」の日本の有名なことわざ英語表現

無い袖は振れない(ないそではふれない)

実際にないものはどうにもしようがない。持っていないものは出せない。

【英語での言い回し】

  • A man cannot give what he hasn’t got.(所有してないものを与えることはできない)
  • You can’t get blood out of stone.(石から血を搾り取ることはできない)
  • Where nothing is, nothing can be had.(何も無いところでは、何も手に入れることはできない)
  • An empty bag will not stand upright.(中身の入っていない袋はまっすぐに立たない)
  • Nothing comes from nothing.(無からは、何も出てこない)

長いものには巻かれろ(ながいものにはまかれろ)

目上の者、権力のある者、手に負えないほどの相手とは争わず、反抗的な態度を取らず、おとなしく従ったほうが得策だという意味です。そのほうがトラブルもなく、自分のために良いからです。

【英語での言い回し】

  • If you can’t beat them, join them.(打ち負かすことができなければそれに従え)
  • You can’t fight city hall.(行政当局を相手に争っても無駄だよ.お上には逆らえないよ)
  • It is no medding with our betters(目上の人々と争うことはできない)

泣き面に蜂(なきつらにはち)

苦痛で泣いている人や、辛い出来事があって泣いている人の所に蜂が飛んできて、その人を刺してさらに苦痛を与えることです。
そこから、悪い事が起きた中で、更に悪い事が重なって起きる様子を表します。泣きっ面を蜂が刺すとも。

【英語での言い回し】

  • Misfortunes never come singly.(不幸は単独では来ない)
  • When it rains, it pours.(降れば、いつもどしゃぶり)
  • It never rains but it pours.(雨が降れば必ず土砂降り)
  • Misfortunes never come alone.(悪いことは重なる)
  • Misfortunes never come singly.(不幸は続くものだ)
  • One misfortune rides upon another’s back.(災難は別の災難の背中におんぶして(乗っかって)やってくる)

情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)

情けを人にかけておけば、巡り巡って自分によい報いが来る。人に親切にしておけば、必ずよい報いがある。

【英語での言い回し】

  • One good turn deserves another.(一つの善行はもう一つの善行をもたらす)
  • He who gives to the poor, lends to the Lord.(貧者に施すものは主なる神に功徳を積むことになる)
  • A kindness is never lost.(親切が消えてなくなることはない)
  • Compassion is not for other people’s benefit.

名は体を表す(なはたいをあらわす)

名前というものは、その人本人の性格やその物の実体など本質を表しているという意味。

【英語での言い回し】

  • Names and natures do often agree.(名前と性質は一致することが多い)

習うより慣れろ(ならうよりなれろ)

物事は、人に教わるよりも自分で直接体験してゆく方が身につくということ。

【英語での言い回し】

  • Custom makes all things easy.(慣れればどんなことでも簡単にできる)

憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはばかる )

人に憎まれるような人ほど、世渡り上手で、世間では出世したり成功したりする、厚かましい人は嫌われるけど長生きできるという意味です。人に憎まれるくらいの方が、世の中上手くいくという例えです。

【英語での言い回し】

  • Ill weeds grow apace.(雑草はたちまちはびこる)
  • Ill weeds are sure to thrive.(雑草は速やかに生い茂る)
  • Ill weeds grow fast.(雑草は伸びるのが早い)
  • The more knave, the better luck.(悪党ほど運がある)
  • An ill stake standeth longest.(悪い杭に限って最後まで立っている)
  • The devil’s children have the devil’s luck.(悪魔の子は悪運が強い)

二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)

欲を出して2つの事を同時にやろうとすると、結局どちらも失敗するという意味です。

【英語での言い回し】

  • Grasp all, lose all.(すべてをつかもうとすれば、すべてを失う)
  • A man cannot whistle and drink at the same time.(口笛を吹きながら飲み物を飲むことはできない)
  • If you chase two rabbits, you will not catch either.
  • He who runs after two hares will catch neither.

二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)

二度も同じようなことがあると、さらにもう一度続いておこる可能性が高くなる。物事は繰り返されることが多いので油断してはならないという意味です。良いことが続くことというよりも、悪いことが続くことについて使用することわざです。

【英語での言い回し】

  • History repeats itself.(歴史は繰り返す)
  • One loss brings another.(一つの損失は別の損失をもたらす)
  • What happens twice will happen three times.
  • Never twice without three times.(二度あることは三度ある)

喉元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる)

どんな苦痛や苦労も、それが過ぎると、その苦痛も苦労も忘れてしまうという意味です。また、苦しい時に助けてもらった恩や恩人を、楽になったら人は簡単に忘れてしまうという戒めの意味もあります。

【英語での言い回し】

  • Danger past, God forgotten.(危険が去ると神を忘れる)
  • Vows made in storms are forgotten in calms.(嵐のとき立てた誓いは、凪になれば忘れるもの)
  • The danger past and God forgotten.(危険が過ぎると神様は忘れられる)
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「は行」の日本の有名なことわざ英語表現

背水の陣(はいすいのじん)

背後に川などがあると後退できないので、軍勢は必死に戦う。同じように一歩も退けない覚悟で全力を尽くして事に当たること。

【英語での言い回し】

  • fighting with one’s back to the wall(壁を背にして戦う)
  • last stand.(最後の抵抗、最後の砦)
  • from strategy of general Han Xin in the Battle of Jingxing.

花より団子(はなよりだんご)

花見などという風流なことよりも、食べるほうが大事というたとえ。外観よりも実質を、虚栄より実益を重んじることのたとえ。

【英語での言い回し】

  • Pudding rather than praise.(賛辞よりプリン)
  • Bread is better than the songs of birds.(鳥のさえずりよりパン)
  • The belly is not filled with fair words.(美辞麗句で腹は膨れない)

歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ)

思ったとおり、人にかくさずいう。ずけずけとものをいう。

【英語での言い回し】

  • Call a spade a spade.(スコップをスコップと呼ぶ)

早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)

早起きをすれば、なにかしらよいことがある。

【英語での言い回し】

  • The early bird catches the worm.(早起きの鳥は虫にあずかる)
  • The cow that’s first up, gets the first of the dew.(最初に起きる牛は最初に朝露を吸う)

人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)

人の噂は長く続くものではなく、七十五日もすれば忘れられてしまうというたとえ。

【英語での言い回し】

  • A wonder lasts but nine days.(驚きも9日で終わり)

人の振り見て我が振り直せ(ひとのふりみてわがふりなおせ)

他人の行いの善し悪しを見て参考にすることで、自分の行いを見直し欠点を改めるように心がけると良いというたとえ。

【英語での言い回し】

  • One man’s fault is another man’s lesson.(ある人の落ち度は他の人への教訓だ)
  • Learn from the follies of others.(人の愚行から学べ)

火の無い所に煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ)

火種のないところに煙が立たないことから、原因のない所に噂は立たないというたとえ。

【英語での言い回し】

  • There’s no smoke without fire.
  • Where there’s smoke, there’s fire.

百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)

何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうがまさる。

【英語での言い回し】

  • Seeing is believing.
  • A picture is worth a thousand words.

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる(へたなてっぽうもかずうちゃあたる)

下手でも何度もやればうまくいくこともある。

【英語での言い回し】

  • He who shoots often, hits at last.(何度も打てば、ついには当たる)
  • He that is always shooting must sometimes hit.

仏の顔も三度まで(ほとけのかおもさんどまで)

どんなに温厚な人でも、度重なるひどい仕打ちや、何度も無礼なことをされると、怒るというたとえ。

【英語での言い回し】

  • To try the patience of a saint.(聖人の我慢をためす)

「ま行」の日本の有名なことわざ英語表現

負けるが勝ち(まけるがかち)

時には、あえて争わないで相手に勝ちを譲ったほうが、結果的には自分に有利となって勝利に結びつくことがあるということ。

【英語での言い回し】

  • To lose is to win.(負けることは勝つことだ)
  • Stoop to conquer.

待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)

今は思うようにいかなくても、あせらずに待っていればチャンスはそのうちにやってくるということのたとえ。

【英語での言い回し】

  • It is a long lane that has no turning.(どんな長い道もどこかに曲がり角があるはず)
  • Everything comes to him who waits.(何事も待っている人のところにやってくる)

三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)

幼い頃の性質は、年をとっても変わらないということ。

【英語での言い回し】

  • An old dog cannot alter his way of barking.(老犬も鳴き声は変わらず)
  • The child is father to the man.(子どもは大人の父)
  • What is bred in the bone will not go out of the flesh.(骨までしみ込んだ育ちは肉の外に出ていくことはない)

目には目を歯には歯を(めにはめをはにははを)

自分が受けた害と同じことをして、仕返しをすること。

【英語での言い回し】

  • An eye for an eye, a tooth for a tooth.

餅は餅屋(もちはもちや)

物事はそれぞれの専門家があるということ。

【英語での言い回し】

  • Every man knows his own business best.(自分の仕事は自分が一番知っている)

求めよさらば与えられん(もとめよさらばあたえられん)

ひたすら神に祈り求めれば、神は正しい信仰心を与えてくださるだろうという意味。転じて、積極的に努力すればよい結果が得られるということ。

【英語での言い回し】

  • Ask, and it shall be given to you.

「や行」の日本の有名なことわざ英語表現

焼け石に水(やけいしにみず)

焼け石にすこしの水をかけても冷えないように、努力や援助がわずかでは効果がほとんど期待できないことのたとえ。

【英語での言い回し】

  • To cast water into the Thames.(テムズ川に水を投げ入れるようなもの)

安物買いの銭失い(やすものがいのぜにうしない)

安いからといって物を買っても、品質が悪かったり、使い道がなかったり、役に立たなくて、結局損をすることになる。

【英語での言い回し】

  • Penny wise and pund foolish.(ペニー(小銭)に賢く、ポンド(大金)に愚か)

雄弁は銀沈黙は金(ゆうべんはぎんちんもくはきん)

巧みな弁舌は素晴らしいが、それを銀ほどの値打ちとすれば、沈黙を守っているのはそれ以上の金ほども値打ちがあるという意味。

【英語での言い回し】

  • Speech is silver, silence is golden.

弱い犬ほどよく吠える(よわいいぬほどよくほえる)

力をもっていない人ほど威張り散らしたり、横柄な態度をとるという意味。

【英語での言い回し】

  • A barking dog seldom bites.(吠える犬はめったに噛まない)

「ら行」の日本の有名なことわざ英語表現

良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)

良い薬は、苦くて飲みにくい。人の忠言は聞きずらいものだが、ためになる。という事のたとえ。

【英語での言い回し】

  • A good medicine tastes bitter.

類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)

同類は自然に集まるものだということ。
または、志の同じ者はお互いを引き寄せるという意味。

【英語での言い回し】

  • Birds of a feather flock together.(同じ羽の鳥は共に群れる)

ローマは一日にして成らず(ろーまはいちにちにしてならず)

大事業というものは、一朝一夕に成しとげられるものではないという意味。

【英語での言い回し】

  • Rome was not built in a day.

論より証拠(ろんよりしょうこ)

物事は議論よりも、証拠によって明らかになるということ。
また、具体的な事実にものをいわせるのは、説得への第一歩であるということ。

【英語での言い回し】

  • Example is better than precept.(実例は教訓に勝る)
  • The proof of the pudding is in the eating.(プリンの味は食べてみなければわからない)

「わ行」の日本の有名なことわざ英語表現

若い時の苦労は買ってでもせよ(わかいときのくろうはかってでもせよ)

若いときの苦労は自分を鍛えてくれて将来役立つ貴重な経験が出来ることから、自から求めてしたほうがよいということ。また、ほかの人が辛いと思うこと事、嫌がることを進んでやることで自らを錬磨(れんま)できるという意味です。

【英語での言い回し】

  • A young idler, an old beggar.(若い時の怠け者は年老いて乞食)
  • Heavy work in youth is quiet rest in old age.(若い時の重労働は老年の安穏(につながる))

笑う門には福来たる(わらうかどにはふくきたる)

いつも笑いが溢(あふ)れている人たちやその家には、自然と幸福がやって来るということです。同じように、苦しい時や悲しい時でも、落ち込んだりせずに希望を持って朗らかに生きていけば、幸せが訪れるという意味もあります。

【英語での言い回し】

  • Laugh and grow fat.(笑って太れ)
  • Fortune comes in at the merry gate.
  • Good fortune and happiness will come to the home of those who smile.

割れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)

「綴じ蓋」とは、壊れた部分を修理した蓋のこと。割れた鍋でもそれに似合う修繕した蓋があるという意味で、どんな人にもふさわしい配偶者が見つかるというたとえ。また、条件が釣り合った組み合わせがよいという意味。

【英語での言い回し】

  • Every Jack has his Jill.(どの男にも見合った女がいるものだ)
  • Let beggars match with beggars.(乞食の相棒は乞食に)