一まとまりの決まった言いまわしを持つ慣用句は、わたしたちの日常の生活の中で数多く用いられています。
慣用句の種類はたくさんあり、おぼえるのが大変ですが、それぞれの意味を知ると面白い発見があります。
この記事では、沢山ある慣用句の中でも、厳選して有名な慣用句を100個にしぼり意味付きで掲載しました。
また、それぞれの慣用句の上の⭐️印は知っておきたい慣用句の重要度を表しています。
絶対知っておこう よく使われるから知っておこう 一応、知っておこうあなたが知っている慣用句はいくつありますか?
有名なことわざは、【ことわざ100選】有名なことわざ意味付きをご覧ください。
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【索引】有名な慣用句
あ行 | か行 | さ行 |
た行 | な行 | は行 |
ま行 | や行 | わ行 |
「あ行」の慣用句意味付き
人の話を聞きながら、うなずいたり、「はい」「いいえ」などと調子を合わせたりすること。
人の言いまちがいや言葉の一部分だけをとらえて、困らせる。
へとへとに、疲れること。体の疲労だけでなく、大きな仕事や問題を抱え、自分の力ではどうすることもできず、困り果てた場合にも使う。
朝食前(ちょうしょくまえ)のわずかな時間でもできるほど、簡単でたやすいこと。
用意していたより多く、お金を使ってしまうこと。「足」とは、取引の時のお金の不足分を指す言葉。
人の成功をじゃますること。大勢で何かする時、一人だけうまくできず、みんなに迷惑をかけてしまう場合にも使う。
味わいがなく、おもしろみに欠ける。
歩きすぎや、立ちっぱなしで、足がひどく疲れること。
相手に対して借りや弱みがあって、対等につきあえない。
間に合わず、手おくれになってしまうこと。ちょうどよい機会を逃してしまい、後悔している時にも使う。
もともとは、雑談でむだに時間をつぶす、の意味。現在は主に、「寄り道をする」という意味で使う。
どんな小さな音もたてないよう、息をするのにも気をつかい、じっとしていること。
一瞬息が止まるほど驚く。
お互いに同じことをくりかえし、物事が前に進んでいかないこと。
人が大勢いて、こみあっている様子。
後に残してきたものが気がかりで、頭の後ろの髪の毛を引っ張られるように、先へ進むことができないこと。
自分の技術や能力を発揮したくて、じっとしていられないこと。「腕」とは「腕前」の意味。
お互いに気持ちがぴったり合い、相性がいいこと。
ほかのことに気をとられて、集中できない様子。
ひどくしかられること。「大目玉を食らう」ともいう。だれかをしかる時は、「大目玉を食わす」「大目玉を食らわす」と使う。
子供がひとり立ちできる年齢になっても自立せず、親に養ってもらうこと。