【性格・気質】のことわざ一覧と意味付き

性格・気質のことわざ

この記事では、性格・気質に関することわざを、様々なカテゴリーに分けて意味付きで五十音順に掲載しました。

誠実

仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)

自分自身の行いにも心にも、なにもやましいことがないというたとえ。
やましいことがなにもなければ、天を見ても神に対しても恥ずべきことはないということ。

ことわざ博士
仰いで天に愧じずは、天に向かっても恥ずべきところがないほど、公明正大であることをいうんだよ。
助手ねこ
人目の有無にかかわらず、自分の行いを正しいと信じて胸を張れる場面に用いるニャン。

家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)

家が貧しいと、子どもの孝行ぶりがはっきり表れるということ。
暮らしが苦しいときに家族を支えようとする姿から、困難な状況でこそ人の真心が明らかになる、というたとえでもある。

ことわざ博士
「孝子」は、親によく仕える子を指しているよ。
助手ねこ
貧しさや困難の中で、家族を支える者の真心や働きが明らかになる場面に用いるニャン。

陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)

人目につかなくても善行を積んだ人には、よい報いが目に見えて現れる。

ことわざ博士
陰徳は人に知られない善行、陽報ははっきりと現れるよい報いを指しているんだよ。
助手ねこ
人にほめられるためではなく、目立たない親切や努力が後によい結果となって返る場面で用いるニャン。

忠臣は二君に仕えず(ちゅうしんはにくんにつかえず)

心から忠義(ちゅうぎ)を尽くす臣下(しんか)というものは、その生涯で一人の主君にしか仕えないということ。

ことわざ博士
「忠臣は二君に仕えず」ということわざは、忠実な臣下は一生を通じてただ一人の主君にのみ忠義を尽くし、二人目の主君には仕えないという意味だよ。 これは、一貫した忠誠心を持つことの重要性を示しているんだ。
助手ねこ
主君に一生仕えるという昔の忠義の考え方を表す言葉なんだニャ。

尾生の信(びせいのしん)

約束したことは必ず守ることのたとえ。また、融通がきかない馬鹿正直のたとえ。

ことわざ博士
「尾生の信」という表現は、中国春秋時代の魯の尾生が示した極端な誠実さを表す言葉だよ。 固く約束を守る姿勢と、それが行き過ぎると融通が利かなくなる、いわゆる「ばか正直」な振る舞いの象徴とされているんだ。
助手ねこ
約束を守ることは大切だけれど、行き過ぎた頑固さを戒める場面にも使うニャン。

水清ければ魚棲まず(みずきよければうおすまず)

水があまりに清らかに澄みきっていると、隠れる場所がなくて魚がすみつかないように、人もきちんとしすぎていると、人が寄り付かず孤立するというたとえ。

ことわざ博士
清らかすぎる水に魚がすみにくいように、あまりに潔癖だと人が寄りつかなくなるというたとえだよ。
助手ねこ
正しさだけでなく、人への寛容さも必要だと考える場面で使うニャン。

律儀者の子沢山(りちぎもののこだくさん)

生真面目で義理堅い人は、品行方正で夫婦仲が良いので、子供が多くなるということ。

ことわざ博士
律儀な人は夫婦仲もよく子が多いとされた、昔の生活観を表すことわざだよ。
助手ねこ
今の家族の人数や幸せを決めつける言葉ではない、と覚えておくニャ。

丁寧

衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)

生活が豊かになって初めて、道徳心が高まり礼儀を知るようになる。

ことわざ博士
「衣食足りて礼節を知る」は、生活の基盤が整ってはじめて、人の心に礼儀や道徳を考えるゆとりが生まれるということわざなんだよ。
助手ねこ
貧しさや不安で生活が追いつめられている人に、礼儀や節度だけを先に求めても難しいという場面に用いるニャン。

礼も過ぎれば無礼になる(れいもすぎればぶれいになる)

礼儀も度を越すと、かえって不自然で失礼になることがあるという戒め。

ことわざ博士
礼儀も度を越すと、かえって不自然で無礼に見えるという戒めだよ。
助手ねこ
相手が気を遣いすぎないよう、ほどよい丁寧さを大切にしたいニャン。

素朴・温和

剛毅木訥仁に近し(ごうきぼくとつじんにちかし)

無欲で意志が強く、飾り気がなく口数の少ない人物こそ、道徳の理想である仁に最も近いものであるというたとえ。

ことわざ博士
「剛毅」は意志が強いこと、「木訥」は飾り気がなく口数が少ないことをいうんだ。そうした人柄は、人を思いやる「仁」に近いと説く言葉だよ。
助手ねこ
口先で飾るよりも、誠実で芯の強い人を評価するときの言葉だニャ。

深い川は静かに流れる(ふかいかわはしずかにながれる)

思慮深い人は無意味に騒ぎたてることなく、悠然と行動するというたとえ。

ことわざ博士
「深い川は静かに流れる」ということわざは、深い川がその深さのために表面が穏やかで静かに見えることから、思慮深い人は静かで、決して大げさに振る舞わず、冷静に行動するという意味なんだよ。 これは、内面が豊かで深い人は、表面上は静かで落ち着いていることが多いという比喩だね。
助手ねこ
落ち着いて話す人の深い考えをたとえる場面で使えるニャン。

仏の顔も三度まで(ほとけのかおもさんどまで)

どんなに温厚な人でも、度重なるひどい仕打ちや、何度も無礼なことをされると、怒るというたとえ。

ことわざ博士
温厚な人でも、何度も無礼なことをされればついには怒るというたとえだよ。
助手ねこ
「三度」は数を厳密に数えるより、繰り返しを表す言い方なんだニャ。

度量が広い

清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)

度量が大きいことをいう。

ことわざ博士
「清濁併せ呑む」は、よい面も悪い面も含めて受け入れるほど、心が広く度量が大きいことを表すんだよ。善悪の判断をしないという意味ではなく、人のさまざまな面を受け止める大きさをいうんだ。
助手ねこ
長所も短所も見極めながら、人を受け入れる度量の大きさをいうニャ。

こだわらない

馬の耳に風(うまのみみにかぜ)

人の意見や忠告を聞いても少しも心に留めず、聞き流すことのたとえ。「馬耳東風」ともいう。

ことわざ博士
「馬耳東風」から出た言い方で、「馬の耳に念仏」と同じ意味で用いるよ。
助手ねこ
注意や忠告を受けても反省せず、知らない顔をしている場面に用いるニャン。

馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)

いくら説き聞かせても、何の効もないたとえ。

ことわざ博士
馬の耳に念仏は、聞く気がない相手や、内容のありがたみを理解しない相手には、よい忠告も届かないという意味を表すよ。
助手ねこ
何度注意しても改めない人、真剣な助言を受け止めようとしない人に対して用いるニャン。

蛙の面に水(かえるのつらにみず)

どんな酷い目にあっても、顔色を変えることなく、平然とし鈍感なこと。

ことわざ博士
蛙の面に水は、蛙の顔に水をかけても平気なところから、人の注意や非難が少しもこたえない態度をいうんだよ。
助手ねこ
叱責、注意、嫌味などを受けても、相手がしゃあしゃあとしている場面で用いるニャン。

浩然の気(こうぜんのき)

のびのびとした、おおらかな気持ちのこと。
なんの制約もなく、解放された気分のこと。

ことわざ博士
「浩然の気」という表現は、天地を満たしている、万物の生命力や活力の源となる気を指すんだよ。 これは、物事にこだわらず、広くおおらかな心持ちを持つことを意味しているんだ。
助手ねこ
心が大きく、のびのびとした気分を表すときに使うニャ。

弘法筆を選ばず(こうぼうふでをえらばず)

物事に巧みな人は道具などに文句をつけないというたとえ。

ことわざ博士
腕の優れた人は道具の良し悪しをむやみに言い訳にしない、というたとえだよ。
助手ねこ
道具に不満を言う前に、まず自分の技術を磨こうとするときに使うニャ。

対岸の火事(たいがんのかじ)

他人にとっては重要な事でも、自分にとっては関係がないため、痛くも痒くもない事。

ことわざ博士
「対岸の火事」は、遠くの火事を自分には関係のないものと考えることから生まれたたとえだよ。ほかの人の問題でも、自分には関係がないと思っているときに使うんだ。
助手ねこ
人に起きたことを自分には関係ないと思って、気にかけない様子を表すニャン。

盗人猛猛しい(ぬすびとたけだけしい)

盗みや悪事を働いておきながら、ずぶとく平然としているさま。また、盗みや悪事を見咎められて居直ったり、逆に食ってかかることをいう。

ことわざ博士
「盗人猛猛しい」という言葉は、犯罪や不正を働いているにも関わらず、それを平然としていたり、非難された時に逆ギレするような厚かましい態度をとる人を批判する表現なんだよ。
助手ねこ
悪いことをしたのに開き直る態度を強く非難するときの言葉だニャン。

蛇が蚊を呑んだよう(へびがかをのんだよう)

少しも感じないで、けろりとしている事。また、物足りない様子だという事。あまりに少量で,腹の足しにならない事。

ことわざ博士
蛇が小さな蚊を飲み込んでも何ともないように、影響がごく小さいことや、量が足りず物足りないことを表すよ。
助手ねこ
ほんの少しのことでは平然としている様子にも使えるニャン。

柳に風(やなぎにかぜ)

柳が風になびくように、逆らわなければ災いを受けないということ。
相手に逆らわず、さらりと受け流してあしらうことのたとえ。

ことわざ博士
柳が風を受け流すように、相手に正面から逆らわず、さらりとかわすことを表すよ。
助手ねこ
嫌な言葉を受けても、むきにならず受け流す場面だニャ。

のんき

明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)

未来のことは前もって知ることはできない。それを言うのは気が早いと、からかいの気持ちを含めていう。

ことわざ博士
明日の事を言えば鬼が笑うは、先のことを分かったように言う軽率さを戒める表現なんだよ。
助手ねこ
近い先の予定や結果を決めつけて話す人を、やわらかくたしなめる場面で用いるニャン。

芋の煮えたもご存じない(いものにえたもごぞんじない)

芋が煮えたのか煮えてないのかの区別もつかない。世間を知らずや、甘やかされて育った人を、からかったり、あざけたりする言葉。

ことわざ博士
「芋の煮えたも御存じない」は、日常のごく基本的なことさえ分からないほど世間知らずであることを表しているよ。
助手ねこ
育ちがよくて実生活の苦労や常識にうとい人を、からかいを含めていう場面で用いるニャン。

紺屋の明後日(こうやのあさって)

紺屋、つまり、染物屋の「明後日にはできる」という返事のように、約束の期日が当てにならないこと。

ことわざ博士
「紺屋の明後日」という言葉は、約束や期日を守ることが難しい、または約束が不確実で当てにできない状況を指すたとえとして使われるよ。
助手ねこ
いつ仕上がるのか分からない、当てにならない約束をいうニャ。

総領の甚六(そうりょうのじんろく)

長男や長女は、甘やかされて大事に育てられるので、弟や妹に比べると、おっとりしていて世間知らずが多いということのたとえ。

ことわざ博士
「総領の甚六」は、跡継ぎの長子が大切に育てられると、おっとりして世間知らずになりやすいとからかった昔のことわざだよ。実際の人柄が生まれた順番で決まるという意味ではないんだ。
助手ねこ
長子への古い決めつけを含むから、現代の人を一律に評価する言葉ではないニャ。

左団扇で暮らす(ひだりうちわでくらす)

左手で団扇を使いながら気楽に毎日を送るということで、生活の苦労がなく、のんきに暮らすたとえ。

ことわざ博士
「左団扇で暮らす」という表現は、非常に楽で心配のない生活を意味しているんだ。「左団扇」は、利き手ではない左手でゆったりと団扇を使うほど、暮らしに余裕がある様子から来た言い方だよ。 この言葉は、経済的な心配が全く必要なく、のんびりと安楽に過ごせる状態を指すことが多いね。
助手ねこ
暮らしに追われず、ゆったりと過ごしている様子を表すニャン。

来年の事を言えば鬼が笑う(らいねんのことをいえばおにがわらう)

まだ先の話をあれやこれや言って、見通しのたつはずのない未来について予測するのは、意味がないということ。

ことわざ博士
「来年の事を言えば鬼が笑う」ということわざは、将来のことは予測できないから、色々とあれこれ言っても始まらない、という意味があるんだよ。
助手ねこ
来年のことは、今からでは分からないことも多いニャ。先のことを決まったことのように話すときに使う表現ニャンよ。

思い切りがいい

後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)

今がどうにかなれば、後はどうにでもなれということ。

ことわざ博士
後は野となれ山となれは、目前の用事だけを済ませて、その先の責任や影響を気にしない考え方を表すんだよ。
助手ねこ
困った結果が予想されても、投げやりに開き直る場面で用いるニャン。

清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)

覚悟を決め、思い切って大きな決断をする事。

ことわざ博士
清水の舞台から飛び降りるは、失敗する不安や大きな負担があっても、覚悟を決めて一歩を踏み出すことを表すんだよ。
助手ねこ
高価な品物を買うときや、人生を左右する選択をするときなどに用いるニャン。

立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)

立ち去る者は、跡を見苦しくないようによく始末すべきである。また、退き際はいさぎよくあるべきである。

ことわざ博士
立つ鳥跡を濁さずは、水鳥が飛び去った後も水面を濁さない様子を、人の去り際の心得に重ねた表現だよ。
助手ねこ
ニャルほど! 使った場所をきれいにして、次の人が困らないようにするんだニャ。オラも、帰る前に片づけをするニャン!

意志が固い

剛毅木訥仁に近し(ごうきぼくとつじんにちかし)

無欲で意志が強く、飾り気がなく口数の少ない人物こそ、道徳の理想である仁に最も近いものであるというたとえ。

ことわざ博士
「剛毅」は意志が強いこと、「木訥」は飾り気がなく口数が少ないことをいうんだ。そうした人柄は、人を思いやる「仁」に近いと説く言葉だよ。
助手ねこ
口先で飾るよりも、誠実で芯の強い人を評価するときの言葉だニャ。

疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)

艱難にあって初めて節操の固いこと、意志の強いことがわかるたとえ。

ことわざ博士
「疾風に勁草を知る」は、逆境や困難な状況の中で初めて、人の真価や強さが明らかになるという意味だよ。
助手ねこ
困難なときほど、その人の本当の強さが分かるという表現だニャン。

断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)

決意を固くして断行すれば、何者もこれを妨げることはできない。

ことわざ博士
「断じて行えば鬼神も之を避く」は、強い決意と行動力があれば、どんな障害も乗り越えられるということを示しており、断行すれば成功が約束されるという楽観的な信念を表しているんだ。
助手ねこ
強い決意を持って行動する勢いを表す、力強い言い方だニャン。

忠臣は二君に仕えず(ちゅうしんはにくんにつかえず)

心から忠義(ちゅうぎ)を尽くす臣下(しんか)というものは、その生涯で一人の主君にしか仕えないということ。

ことわざ博士
「忠臣は二君に仕えず」ということわざは、忠実な臣下は一生を通じてただ一人の主君にのみ忠義を尽くし、二人目の主君には仕えないという意味だよ。 これは、一貫した忠誠心を持つことの重要性を示しているんだ。
助手ねこ
主君に一生仕えるという昔の忠義の考え方を表す言葉なんだニャ。

泥中の蓮(でいちゅうのはす)

けがれた境遇にあってもこれに染まらず、清らかさを保つことのたとえ。

ことわざ博士
「泥中の蓮」という表現は、汚れた泥の中から美しい蓮の花が咲く様子を表していて、どんなに環境が悪くても、その中で清らかで美しいものが存在することのたとえなんだよ。 これは、不適切な環境や困難な状況の中でも、その影響を受けずに品格や美徳を保つことができるという意味を持っているんだ。
助手ねこ
周囲に流されず、心の清らかさを守る人のたとえだニャ。

梃子でも動かない(てこでもうごかない)

どういう手段を使っても動かせない。決心・信念などを変えない。

ことわざ博士
「梃子でも動かない」という慣用句は、どんなに強い力や手段を使っても、物や人が決して動かないことを表しているんだ。 これは、物理的に動かないことだけでなく、人が頑固に意見を変えない様子にも使われることがあるよ。
助手ねこ
いくら説得しても考えを変えない、頑固な人の様子を表すニャ。

尾生の信(びせいのしん)

約束したことは必ず守ることのたとえ。また、融通がきかない馬鹿正直のたとえ。

ことわざ博士
「尾生の信」という表現は、中国春秋時代の魯の尾生が示した極端な誠実さを表す言葉だよ。 固く約束を守る姿勢と、それが行き過ぎると融通が利かなくなる、いわゆる「ばか正直」な振る舞いの象徴とされているんだ。
助手ねこ
約束を守ることは大切だけれど、行き過ぎた頑固さを戒める場面にも使うニャン。

武士に二言はない(ぶしににごんはない)

武士は信義を重んずるので、いったん言ったことを取り消すようなことはしない。

ことわざ博士
「武士に二言はない」ということわざは、武士が一度言ったことは変えない、つまり約束を必ず守るという信義を重んじる精神を表しているんだよ。 これは、一度決めたことを堅守するという武士の誠実さを象徴しているんだね。
助手ねこ
いったん口にした約束を軽々しく変えない態度を示すニャ。

我慢強い

韓信の股くぐり(かんしんのまたくぐり)

大きな志を持っていたり、大望を抱いたりしている者は、どんな屈辱にも耐え我慢しなければならないというたとえ。

ことわざ博士
韓信の股くぐりは、一時の屈辱をこらえて、将来の大きな目的を失わないことを表すんだよ。
助手ねこ
相手に侮られても、そこで感情的に争わず、先を見て耐える場面に用いるニャン。

心頭を滅却すれば火もまた涼し(しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし)

心から雑念(ざつねん)を払い無念無想(むねんむそう)の境地(きょうち)に達すれば、火でさえも熱くは感じないというたとえ。心の持ちようで、どんな苦労や苦痛もつらさを感じないものというたとえ。

ことわざ博士
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」は、雑念を取り払い、心を静めれば苦難にも動じない境地に至れるというたとえなんだ。火の熱さやけがの痛みを本当に感じなくなる、という意味ではないよ。
助手ねこ
精神を集中する強さのたとえで、実際の火傷を防げるという意味ではないニャ。

成らぬ堪忍するが堪忍(ならぬかんにんするがかんにん)

これ以上我慢できない事をさらに我慢してこそ、本当の忍耐であるという意味です。

ことわざ博士
「成らぬ堪忍するが堪忍」ということわざは、本当に我慢が難しいことを耐え忍ぶことこそが、真の忍耐であると教えているんだ。 つまり、容易に我慢できることではなく、本当に我慢するのが難しいことを我慢する力が、本当の忍耐力なんだよ。
助手ねこ
こらえるのが難しいときに、なお辛抱することこそ本当の堪忍だ、という意味ニャ。ここでの「堪忍」は我慢することを指すニャンよ。

忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん)

忍耐はあらゆる道理に到達する入口であり、物事を成功させる基となるものだという意味。

ことわざ博士
「忍の一字は衆妙の門」という言葉は、忍耐がすべての素晴らしい成果や深い理解への入り口であるということを示しているんだよ。
助手ねこ
耐える力が、学びや成功のきっかけになるという教えだニャン。

武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)

武士は物を食べなくても、食べたようなふりをして楊枝を使って空腹を人に見せない。

ことわざ博士
「武士は食わねど高楊枝」ということわざは、武士が食事をしていなくても、他人には食べた後のように楊枝を使って見せることで、自分の貧しい状況を隠すという意味なんだよ。 これは、どんな困難な状況でも誇りと品位を保つべきだという教えを示しているんだね。
助手ねこ
生活が苦しくても、人前では誇りを保とうとする姿を表すニャン。

柳に雪折れなし(やなぎにゆきおれなし)

柳の枝はよくしなうので、雪が積もっても振り落としてしまって折れない。そこから、柔軟なものは堅固なものより適応性があって困難に耐えるというたとえ。

ことわざ博士
しなやかな柳の枝は雪の重みにも折れにくいことから、柔軟な方が困難に耐えられるというたとえだよ。
助手ねこ
頑固に突っぱるより、状況に合わせて工夫する強さを表すニャン。

慎重

浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)

物事の大きさや、相手の強さに関わらず、何事も慎重に取り組むべきだというたとえ。

ことわざ博士
このことわざは、見た目には簡単そうなことでも、思わぬ失敗につながるおそれを忘れるなという教えを表しているよ。
助手ねこ
準備や確認を軽く見やすい場面で、気を引き締めて行動するべきだという意味で用いるニャン。

羮に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)

たった一度の失敗に懲りて、必要以上に注意深くなることを表している。

ことわざ博士
羹に懲りて膾を吹くは、慎重であること自体ではなく、過去の失敗に引きずられて、必要のない警戒までしてしまう状態を表すんだよ。
助手ねこ
少し似た場面に出会っただけで、実際の危険以上に避けたりためらったりする場合に用いるニャン。

石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)

堅固な石橋をたたいて、堅固さを確かめてから渡る。用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。

ことわざ博士
「石橋を叩いて渡る」は、安全そうに見えることでも油断せず、さらに確かめてから行動する姿勢を表すことわざなんだよ。
助手ねこ
契約、発表、旅行、受験、仕事の確認など、失敗したときの影響が大きい場面で用いるニャン。

急がば回れ(いそがばまわれ)

急いでいる時は、少しぐらい危険でも近道をしたくなるが、遠回りでも安全な道を行ったほうが結局は早いことが多いということ。急ぐ仕事はかえって丁寧に、確実なやり方でやれという意味でも使われる。

ことわざ博士
急がば回れは、速さだけを求めるとかえって失敗しやすいという考えを表すよ。
助手ねこ
急いで課題を終えたいとき、道順を選ぶとき、大事な仕事を進めるときなど、確実さを優先する場面で用いるニャン。

馬に乗るとも口車に乗るな(うまにのるともくちぐるまにのるな)

うまい話や巧みな言葉にうっかり乗ると、ひどい目にあうから気をつけるべきだという事。都合のいい話には、用心すべきだと言う事。

ことわざ博士
「口車」は、口先だけの巧みな言い回しで、人をだまし誘うことを指すよ。
助手ねこ
都合のよすぎる誘い、もうけ話、強くすすめられる話などを、よく考えずに信じそうな場面で用いるニャン。

勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)

物事において成功や決着がついたからといって気を緩めてしまいそうになるが、緩めるのではなくさらに気を引き締めないといけないと言う意味。

ことわざ博士
勝って兜の緒を締めよは、よい結果が出たあとほど気をゆるめず、次に備えるべきだという教えを表すんだよ。
助手ねこ
試合、受験、仕事、発表などで成功したあと、さらに注意深く努力を続ける場面で用いるニャン。

瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)

疑念を招くような行為は避けたほうが良いという事。

ことわざ博士
瓜田に履を納れずは、悪い心がなくても、誤解を招きやすい行動を慎むべきだという戒めを表すんだよ。
助手ねこ
人の物が近くにある場所、公平さが求められる立場、秘密や金品を扱う場面などで用いるニャン。

君子危うきに近寄らず(くんしあやうきにちかよらず)

教養があり徳のあるひとは、身を慎んで危険なものごとにむやみにちかよらない。

ことわざ博士
君子危うきに近寄らずは、危険を予想したうえで、それを避ける慎重な態度を表すんだよ。
助手ねこ
怪しい誘いや争いごとなど、関われば災いを招きかねない場面から離れるときに用いるニャン。

転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)

つまずいて転ばぬように、前もって杖を突いて歩くということから、あらかじめ失敗を防ぐための準備をしたり、用心したりしておくべきだというたとえ。

ことわざ博士
転ばぬ先の杖は、悪い結果になってから慌てるのではなく、先に手を打つ大切さを表すことわざだよ。
助手ねこ
災害への備え、忘れ物の防止、仕事や行事の事前準備など、先を見越して行動する場面に用いるニャン。

三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)

休むことを急がず、やるべきことを念入りに確かめ、手落ちがないようにしてから休もうという戒め。

ことわざ博士
「三遍回って煙草にしょ」は、物事を急がず、慎重にやることの大切さを表す言葉だよ。手を抜かず、ちゃんと確認を取りながら進めることで、後からの手直しが不要になるという考えが含まれているんだ。
助手ねこ
休む前に、やり残したことがないか十分確かめようという戒めだニャ。

将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずうまをいよ)

大きな目標を達成するためには、周辺のものから手にいれることが先決だというたとえ。
相手を説得するためには、相手が信頼している人を先に説得するべきだということ。

ことわざ博士
大きな目的に直接向かうより、まず周囲のものから押さえる方が効果的だというたとえだよ。
助手ねこ
相手を説得するとき、身近な協力者から理解を得るような場面にも使うニャ。

備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)

平生から事に備えて準備をしておけば、何の心配もなくなるということ。

ことわざ博士
「備えあれば憂いなし」は、日ごろから準備をしておけば、予想外の出来事が起きても慌てずに対処しやすくなるという教えだよ。準備をすれば災害や事故を完全に防げるという意味ではないんだ。
助手ねこ
日頃から備えておけば、いざというときの不安を減らせるニャン。

その手は桑名の焼き蛤(そのてはくわなのやきはまぐり)

うまいことをいっても、そんな計略には引っかからないというたとえ。

ことわざ博士
「その手は桑名の焼き蛤」という表現は、巧みな言葉や策略に乗らないという意味を持っているんだよ。 つまり、どんなに巧妙な誘いや計略でも騙されない、またはそれに乗らないという意思の表明をしているんだ。
助手ねこ
うまい誘いにも「その手には乗らない」と断るときに使うニャ。

知恵は小出しにせよ(ちえはこだしにせよ)

自分が持っている知恵を一度に出してしまっては、あとで苦境に立たされたときに打つ手がなくなってしまうので、その場その時に合わせて少しずつ披露することが賢明であるということ。

ことわざ博士
「知恵は小出しにせよ」という言葉は、持っている知識や知恵をすべて一度に示すのではなく、状況に応じて少しずつ、適切なタイミングで使用することが望ましいという教訓を含んでいるんだ。
助手ねこ
知恵を状況に合わせて出すことが肝心だという考え方だニャン。

濡れぬ先の傘(ぬれぬさきのかさ)

雨に濡れる前に傘をさすということで、失敗しないように手回しよく準備するたとえ。

ことわざ博士
雨に濡れる前に傘を用意するように、困る前から準備しておくことのたとえだよ。
助手ねこ
出かける前に天気を調べたり、必要な物をそろえたりする場面だニャ。

念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)

用心した上に、さらに重ねて用心するという意味です。

ことわざ博士
一度確認したことでも、さらに慎重に確かめるよう勧める言葉だよ。
助手ねこ
大切な書類や予定をもう一度見直すときに使えるニャン。

人を射んとせば先ず馬を射よ(ひとをいんとせばまずいまをいよ)

敵将を討ち取ろうと思ったら、まずその敵将の乗っている馬を射倒せということで、目標に直接ぶつからずに周囲から攻略するほうが効果的だという意味。

ことわざ博士
「人を射んとせば先ず馬を射よ」という言葉は、直接的な目標を達成する前に、その支援や基盤となる部分を先に攻める戦略を教えているんだ。これは戦場での戦術から来ている表現で、例えば敵の指導者を倒すためには、彼の乗る馬を先に射るという意味だよ。 これを現代の様々な状況に応用すると、大きな問題を解決するためには、まず周辺の小さな問題や支えとなる要素を対処するべきだという戦略的なアプローチを示しているね。
助手ねこ
目標に直接向かうのではなく、周囲から働きかける考え方だニャン。

深い川は静かに流れる(ふかいかわはしずかにながれる)

分別のある人や思慮深い人は、ゆったりとしていてやたらに騒がないという事。また中身がある人は悠然としていて余裕が有るが、出来ていない人ほど騒々しいものだという事。

ことわざ博士
「深い川は静かに流れる」ということわざは、深い川がその深さのために表面が穏やかで静かに見えることから、思慮深い人は静かで、決して大げさに振る舞わず、冷静に行動するという意味なんだよ。 これは、内面が豊かで深い人は、表面上は静かで落ち着いていることが多いという比喩だね。
助手ねこ
落ち着いて話す人の深い考えをたとえる場面で使えるニャン。

蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる)

度が過ぎるほどの用心をすること。

ことわざ博士
「蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる」ということわざは、一度蛇に噛まれた経験がある人が、後でただの朽ちた縄を見ても、それが蛇かもしれないと恐怖を感じるという意味だよ。 一度ひどい目に遭うと、それに似たものを見ただけで怖くなる心理を表しているんだ。
助手ねこ
一度怖い目に遭うと、似たものにも必要以上におびえる様子だニャ。

李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)

人から疑われるような、まぎらわしい行動は避けよというたとえ。

ことわざ博士
「李下に冠を正さず」という言葉の意味は、他人に誤解されるような行動は避けるべきだ、ということだよ。
助手ねこ
李の木の下で帽子を直すと、実を盗んでいると誤解されかねないというたとえだニャ。

軽率

尻馬に乗る(しりうまにのる)

誰かが乗った馬の後方、尻の上あたりに便乗するように、他人の言うことや行うことに無批判に同調するたとえ。

ことわざ博士
「尻馬に乗る」という言葉は、他人の言動に無分別に同調し、軽はずみな行動を取ることを指しているんだよ。 自分の判断や考えを持たずに、他人の行動を盲目的に模倣することの問題点を示しているんだ。
助手ねこ
「尻馬に乗る」は、人の言動をよく考えずにまねすることなんだニャ。オラも、周りに流されず、自分で確かめて行動したいニャン。

問うに落ちず語るに落ちる(とうにおちずかたるにおちる)

秘密というものは、人に問われたときは漏らさないよう用心するものだが、自分から話し出したときはついうっかり口をすべらせて本当のことを話してしまうものだということ。

ことわざ博士
「問うに落ちず語るに落ちる」ということわざは、人から質問されたときは慎重になり、秘密を漏らさないが、自分から話し始めると油断してしまって秘密をうっかり口にしてしまう状況を表しているんだよ。
助手ねこ
聞かれると黙っていても、自分から話して秘密を漏らすことがあるニャ。

張り子の虎(はりこのとら)

見かけだけは強そうだが、実は弱い人。虚勢を張る人。首を振る癖のある人。

ことわざ博士
「張り子の虎」という表現は、見た目は虎のように怖そうでも、実際は何の実力もないことを意味しているんだよ。 元々は首を振る張り子の虎のおもちゃから来ていて、虚勢を張ったり見かけばかりを気にする人をからかって言う言葉なんだ。
助手ねこ
見た目だけは威勢がよくても、実力が伴わない相手を皮肉る言葉だニャン。

向こう見ず

暗闇の鉄砲(くらやみのてっぽう)

向こう見ずにことを行うたとえ。狙い定めようのない暗闇に鉄砲を撃つ意から。

ことわざ博士
暗闇の鉄砲は、目標や手がかりを十分に確かめず、見当任せに行動することを表すんだよ。
助手ねこ
成功の見込みを考えない試みや、狙いの定まらない判断を批判する場面に用いるニャン。

蟷螂の斧(とうろうのおの)

自分の力が弱いことに気づかずに大敵に刃向かうこと。向こう見ず。はかない抵抗。

ことわざ博士
「蟷螂の斧」とは、ちっぽけな力で大きな力に立ち向かうことを表す言葉だよ。 これは、自分がどれだけ弱いかを考えずに、強い相手に戦いを挑むような無駄な抵抗を示すんだ。
助手ねこ
力の差を考えず大きな相手に向かう、無謀な抵抗のたとえだニャン。

闇夜に鉄砲(やみよにてっぽう)

目標の見えない暗闇で鉄砲を撃つことから、当てずっぽうにやるたとえ。さらに、向こう見ずにやることのたとえ。

ことわざ博士
暗闇で的も見ずに鉄砲を撃つように、見当をつけず当てずっぽうに行うたとえだよ。
助手ねこ
根拠を確かめずに答えを決めるような場面で使うニャン。

若気の至り(わかげのいたり)

若さに任せて無分別な行動をしてしまうこと。また、その結果。「至り」は、物事の成り行きや結果の意味として使う。

ことわざ博士
若い頃の未熟さから、後で振り返ると軽率だったと思う行いを指すよ。
助手ねこ
昔の失敗を振り返って「若気の至りだった」と言う場面があるニャ。

流されやすい

一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)

一人の行動が、他の大勢の行動を駆り立ててしまうことのたとえ。
群衆とは付和雷同(ふわらいどう)しやすいということ。

ことわざ博士
「一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う」は、集団の中で一人の騒ぎや迷いが大きな広がりを生むことを表す言い方なんだよ。
助手ねこ
冷静さを失った一人の行動に、まわりの人まで引きずられて混乱する場面で用いるニャン。

尻馬に乗る(しりうまにのる)

誰かが乗った馬の後方、尻の上あたりに便乗するように、他人の言うことや行うことに無批判に同調するたとえ。

ことわざ博士
「尻馬に乗る」という言葉は、他人の言動に無分別に同調し、軽はずみな行動を取ることを指しているんだよ。 自分の判断や考えを持たずに、他人の行動を盲目的に模倣することの問題点を示しているんだ。
助手ねこ
「尻馬に乗る」は、人の言動をよく考えずにまねすることなんだニャ。オラも、周りに流されず、自分で確かめて行動したいニャン。

煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず)

欲望などの煩悩というものは、払っても払っても心から離れないということのたとえ。

ことわざ博士
煩悩を犬にたとえ、追い払おうとしても欲や迷いが再び生じることをいうよ。
助手ねこ
欲しい気持ちを抑えたつもりでも、また気になる場面を表すニャ。

ミイラ取りがミイラになる(みいらとりがみいらになる)

人を連れ戻しに行った者が、連れ戻せなくてその人自身も帰ってこないことのたとえ。
人を説得しようとした者が、逆に相手に説得されてしまうことのたとえ。

ことわざ博士
人を連れ戻しに行った人まで戻らなくなることから、説得する側が逆に説得されることも表すよ。
助手ねこ
友達を誘い戻しに行ったのに、オラまで一緒に夢中になるような場面だニャ。

融通が利かない

株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ)

偶然うまくいったことに味をしめて、同じようにしてもう一度成功しようとするたとえ。時勢が移り変わっていることを知らずに、かたくなに旧を守ることのたとえ。融通がきかないこと。

ことわざ博士
株を守りて兎を待つは、偶然を必然と思い込む愚かさと、過去の方法に縛られる融通のなさを表すよ。
助手ねこ
まぐれの成功を当てにして努力をやめる場面や、事情が変わったのに昔の方法を繰り返す場面に用いるニャン。

木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ)

情に動かされない人。また融通のきかない人のたとえ。

ことわざ博士
木仏金仏石仏は、木・金属・石の仏像のように、心が動かない人をたとえる表現だよ。
助手ねこ
相手の気持ちや場の情趣を受け止めず、決まりや自分の考えを少しも変えない人をやや批判していう場面で用いるニャン。

尾生の信(びせいのしん)

約束したことは必ず守ることのたとえ。また、融通がきかない馬鹿正直のたとえ。

ことわざ博士
「尾生の信」という表現は、中国春秋時代の魯の尾生が示した極端な誠実さを表す言葉だよ。 固く約束を守る姿勢と、それが行き過ぎると融通が利かなくなる、いわゆる「ばか正直」な振る舞いの象徴とされているんだ。
助手ねこ
約束を守ることは大切だけれど、行き過ぎた頑固さを戒める場面にも使うニャン。

人と屏風は直ぐには立たず(ひととびょうぶはすぐにはたたず)

屏風は折り曲げなければ立てられないが、人も正義を主張したり、正直さを守るだけでは世渡りは困難だということ。時には妥協も必要になるというたとえ。

ことわざ博士
「人と屏風は直ぐには立たず」という表現は、屏風が折り曲げられなければ立てられないように、人もあまりに真っ直ぐで正直すぎるだけでは社会でうまくやっていくのが難しいという意味を持っているんだ。 このことわざは、適度な柔軟性や妥協が必要であることを教えているね。
助手ねこ
正しさを守りつつ、ときには柔軟に振る舞うことも必要だというたとえだニャ。

曲がらねば世が渡られぬ(まがらねばよがわたられぬ)

道理にかなった正しいことだけでは世の中をうまく渡ってはいけません。時には相手のすることや言うことが間違っていると思っていても、相手に合わせることが必要であるということ。

ことわざ博士
自分の主張を通すだけでは世渡りが難しく、ときには周囲に合わせる必要があるという昔の教えだよ。
助手ねこ
何でも我慢するべきという意味ではなく、柔軟さを考える表現だニャン。

臆病

犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)

臆病な人が陰で虚勢を張り、または他人を攻撃すること。

ことわざ博士
「犬の遠吠え」という表現は、臆病な人が安全な場所から大声で言ったり、他人の陰で悪口を言うような行為を指す言葉なんだよ。
助手ねこ
相手のいないところで威張ったり、悪口を言ったりする様子だニャン。

義を見てせざるは勇無きなり(ぎをみてせざるはゆうなきなり)

そうするのが人間として正しい道だとわかっていながら、自分の利益や保身のためにしようとしないのは真の勇気がないからだという意味。

ことわざ博士
正しさを理解するだけでなく、それを行動に移す勇気の大切さを説く言葉だよ。
助手ねこ
恐れや不利益にひるみ、なすべきことをためらう人を励ます場面で用いるニャン。

二の足を踏む(にのあしをふむ)

ためらう。しりごみする。

ことわざ博士
「二の足を踏む」という表現は、なかなか前に進めず、躊躇したり、ちょっと引き気味になることを表しているんだ。
助手ねこ
やろうと思っているのに、迷ってなかなか踏み出せないときに使うニャ。

負け犬の遠吠え(まけいぬのとおぼえ)

臆病で弱い者が、陰でこそこそと虚勢を張って強がってみたり、威張ったりすること。
弱い者は面と向かって相手に何も言えないので、隠れて相手の悪口をいうこと。

ことわざ博士
負けた者が面と向かって言えず、陰で相手をけなしたり強がったりする様子をいうよ。
助手ねこ
人を見下す響きが強いから、相手に向けて使うときは注意が必要だニャ。

ずる賢い

足下を見る(あしもとをみる)

相手の弱みにつけこむ。

ことわざ博士
「足下を見る」という表現は、他人の弱点を探り出し、それを利用しようとする意図を示す言葉なんだよ。
助手ねこ
困っている相手の弱みにつけこんで、こちらに有利に動く態度だニャ。

牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)

歩みの遅い牛を捨てて速い馬に乗り換えるように、不利なほうをやめて好都合なほうに切り替えることのたとえ。

ことわざ博士
歩みの遅い牛から速い馬へ乗り換える姿に、条件のよいものを選び直すことを重ねた表現だよ。
助手ねこ
よりよい手段に替える場面のほか、利益を求めて有力な側へ移る人を批判的に評する場面にも用いるニャン。

怠惰

油を売る(あぶらをうる)

むだ話をして、仕事を怠ける。

ことわざ博士
「油を売る」は、仕事や用事の途中で無駄話をするなどして、時間を費やすことをいうんだよ。やるべきことを後回しにしている場面で使う言葉なんだ。
助手ねこ
仕事の途中で長話をして、つい時間を使ってしまう場面で使うニャン。

怠け者の節句働き(なまけもののせっくばたらき)

人々が働いているときは怠けているものに限って、人々が休んでいるときに働き出し、あたかも自分は働き者のように周囲に思わせる者をいう。

ことわざ博士
普段は怠けているのに、周囲が休む日になると働く人を皮肉った言い方だよ。
助手ねこ
本当に休日に働く人を一律に批判する言葉ではないニャ。

蛇稽古(へびげいこ)

稽古事などが長続きしない事。

ことわざ博士
「蛇稽古」は、習い事などを始めても途中でやめてしまい、長続きしないことをいう言葉だよ。何かを習ってはすぐにやめるような様子を表しているんだ。
助手ねこ
習い事を始めても、すぐやめて長続きしない様子をいうニャン。

傲慢

ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)

人の意見や忠告に対して、いろいろ理由や理屈を言って従わない。

ことわざ博士
ああ言えばこう言うは、相手の言葉を受け止めず、次々に反論や言い訳を返す態度を表すんだよ。
助手ねこ
注意や助言をしても理屈ばかりが続き、話が前へ進まない場面で用いるニャン。

井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)

自分の目で見たり耳で聞いたりするなどして得た体験や知識が圧倒的に少なく、それでいて自分の乏しい見聞にこだわってしまうという意味です。見聞が乏しいにも関わらず、自分は何でも知っているように勘違いしたり、得意になっている人を指す事もあります。
また、世間知らずという意味もあります。

ことわざ博士
井の中の蛙大海を知らずは、自分の知っている小さな世界だけをすべてだと思い込むことを表すよ。
助手ねこ
ニャルほど! 井戸の中だけにいると、広い海があることに気づけないんだニャ。オラも、自分の知っていることだけで全部を決めつけないようにするニャン!

驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)

栄華を極めて勝手なふるまいをする人は長くその身を保つことができない。

ことわざ博士
「平家」は、平安時代末期に栄華を極めたのち没落した平氏一門を指すよ。
助手ねこ
成功や権力に慣れて謙虚さを失った個人や集団を戒める場面で用いるニャン。

月満つれば則ち虧く(つきみつればすなわちかく)

何事も盛りに達すればやがては衰え始める。物事には必ず盛衰があるという意。

ことわざ博士
「月満つれば則ち虧く」とは、満月の後には必ず月が欠けていくように、物事が頂点に達するとその後は衰えるという自然の法則を表す言葉だよ。 これは、盛りに達した後の衰退は避けられないという、人生や事象のサイクルを示しているんだ。
助手ねこ
絶好調の状態が永遠に続くとは限らないという戒めだニャン。

虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)

有力者の権勢をかさに着ていばるつまらぬ者のこと。

ことわざ博士
力のある者の威光を利用し、自分まで強いかのように威張ることのたとえだよ。
助手ねこ
自分の実力ではない力を借りて、周囲を脅すような態度を表すニャン。

鳥なき里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり)

本当にその分野の優れた人がいないところでは、少し詳しいだけであたかもその分野の専門家のように威張り、偉そうにする人を意味する。

ことわざ博士
「鳥なき里の蝙蝠」という言葉は、優れた者や強い者がいない場所で、取るに足らない者が勢力を誇る様子を表すたとえなんだよ。
助手ねこ
優れた人がいない場所で、少しの実力を誇る人を皮肉った言葉だニャン。

張り子の虎(はりこのとら)

見かけだけは強そうだが、実は弱い人。虚勢を張る人。首を振る癖のある人。

ことわざ博士
「張り子の虎」という表現は、見た目は虎のように怖そうでも、実際は何の実力もないことを意味しているんだよ。 元々は首を振る張り子の虎のおもちゃから来ていて、虚勢を張ったり見かけばかりを気にする人をからかって言う言葉なんだ。
助手ねこ
見た目だけは威勢がよくても、実力が伴わない相手を皮肉る言葉だニャン。

右と言えば左(みぎといえばひだり)

人の言うことに、いちいち反対することのたとえ。

ことわざ博士
相手が右と言えば左と言うように、何かにつけて反対する態度のたとえだよ。
助手ねこ
話の内容を考える前に、反対することが目的になっている場面だニャン。

遼東の豕(りょうとうのいのこ)

世の中のことを知らずに、自分だけが得意になること。独りよがり。

ことわざ博士
自分では珍しく立派だと思っていても、世間ではありふれたことだと知らずに得意がる、というたとえだよ。
助手ねこ
珍しいと思って自慢したことが、ほかの土地ではありふれていたような場面だニャ。

欲深い

虻蜂取らず(あぶはちとらず)

強欲なあまり、同時に2つのものを得ようとするが、結局どちらも得ることはできなかったという戒め。

ことわざ博士
虻蜂取らずは、あれもこれもと欲張ったために、どちらの目的も達成できないことを表すんだよ。
助手ねこ
二つとも欲張って、結局どちらも手に入らない場面を戒めるニャン。

蛇の口裂け(くちなわのくちさけ)

欲深さで身を滅ぼすこと。

ことわざ博士
蛇の口裂けは、自分の力や限度を考えず、さらに多くを求めて、得ていたものまで失うことを戒める表現だよ。
助手ねこ
十分な利益や成果を手にしているのに、欲張って危険を重ねる場面などに用いるニャン。

転んでもただでは起きぬ(ころんでもただではおきぬ)

たとえ失敗しても何か利益を得ようとする。強欲であることのたとえ。また根性のあることのたとえ。

ことわざ博士
「転んでもただでは起きぬ」ということわざは、失敗やトラブルの中でも、何かの利益や学びを得ることのたとえだよ。 また、いつも自分の利益を追求する、欲深い人の特徴を示す言葉でもあるんだ。
助手ねこ
失敗しても利益を得ようとする、したたかな人への評価にも皮肉にも使えるニャ。

鱣は蛇に似たり、蚕は蠋に似たり(せんはへびににたり、さんはしょくににたり)

利益のためならば、どんなことでもやるというたとえ。

ことわざ博士
「鱣は蛇に似たり、蚕は蠋に似たり」ということわざは、人間が利益のためなら恐ろしいことや不快なことも平気で行う傾向があるという意味があるんだよ。
助手ねこ
得になるなら嫌なことでも受け入れる、人の欲得を表す言い方だニャン。

大欲は無欲に似たり(たいよくはむよくににたり)

大きな欲を持っている者は、目先の小さな利益には関心を示さないので、まわりの人には無欲に見えるということ。また、欲の深い者は欲張りすぎてしまい、なんの利益も得られないので、結局は欲のない者に見えるということ。

ことわざ博士
「大欲は無欲に似たり」とは、二つの異なる視点から、極端な欲望が結果的に無欲に似た状態を生むという意味の言葉だよ。 一つ目は、非常に大きな目標や欲望を持つ人が、小さな利得には目もくれず、そのために一見すると無欲のように見えること。彼らは大きな目標に集中するため、小さな誘惑には動じないんだ。二つ目は、欲が深い人が結局は欲望のために失敗しやすく、その結果、何も得られない状態、つまり無欲と同じ結果に陥ることを指しているんだ。
助手ねこ
大きな目的を持つ人は小さな得にこだわらず、無欲に見えることもあるニャ。

二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっともえず)

欲を出して2つの事を同時にやろうとすると、結局どちらも失敗するという意味です。

ことわざ博士
二兎を追う者は一兎をも得ずは、二匹の兎を同時に捕まえようとして、どちらにも逃げられる様子から、目標をしぼる大切さを表すことわざだよ。
助手ねこ
勉強、仕事、習い事、進路などで、あれもこれも同時に欲ばって中途半端になりそうな場面で用いるニャン。

煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず)

欲望などの煩悩というものは、払っても払っても心から離れないということのたとえ。

ことわざ博士
煩悩を犬にたとえ、追い払おうとしても欲や迷いが再び生じることをいうよ。
助手ねこ
欲しい気持ちを抑えたつもりでも、また気になる場面を表すニャ。

欲と二人連れ(よくとふたりづれ)

欲得ずくで行動すること。打算によって行動すること。

ことわざ博士
損得をいつも考え、自分の利益のために行動することをいうよ。
助手ねこ
人への親切に見えても、裏に打算があるような場面で使うニャン。

欲の熊鷹股裂くる(よくのくまたかまたさくる)

欲が深ければ禍を受けることのたとえ。

ことわざ博士
欲を張りすぎると、かえって災いや損失を招くという戒めだよ。
助手ねこ
欲しいものを一度に抱え込み、身動きが取れなくなるような場面だニャ。

隴を得て蜀を望む(ろうをえてしょくをのぞむ)

一つの望みを達すると、さらに次の望みがわいてくる。人間の欲望に限りがないこと。

ことわざ博士
一つ望みをかなえると、さらに次の望みが生じる、人の欲の限りなさを表すよ。
助手ねこ
一つ手に入れても満足できず、もっと欲しくなる場面で使うニャン。

下品

下衆の勘繰り(げすのかんぐり)

心が卑しい者は、ひがみっぽくて邪推(じゃすい)するというたとえ。

ことわざ博士
「下衆の勘繰り」は、確かな根拠もないのに人の言動を悪い方へ疑い、隠れた思惑があると決めつけることをいうんだよ。
助手ねこ
根拠がないのに、相手の言動を悪い方向に疑う様子をいうニャ。

ずうずうしい

蛙の面に水(かえるのつらにみず)

どんな酷い目にあっても、顔色を変えることなく、平然とし鈍感なこと。

ことわざ博士
蛙の面に水は、蛙の顔に水をかけても平気なところから、人の注意や非難が少しもこたえない態度をいうんだよ。
助手ねこ
叱責、注意、嫌味などを受けても、相手がしゃあしゃあとしている場面で用いるニャン。

面の皮を剥ぐ(つらのかわをはぐ)

悪人や恥知らずな者の正体をあばき、こらしめること。

ことわざ博士
「面の皮を剥ぐ」という言葉は、図々しく振る舞う人の本当の姿を明らかにして、その人の面目を失わせることを意味しているんだよ。 これは、文字通りに顔の皮を剥くという意味ではなく、人の偽りや虚偽を暴き出して、その人が恥をかくようにすることを表しているんだ。
助手ねこ
隠していた悪事や本性をあばいて、恥をかかせることをいうニャン。

憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはばかる)

人に嫌われるような厚かましい人が、かえって世間で幅を利かせることがあるという皮肉。人に憎まれるほうがよいという教えではない。

ことわざ博士
人に嫌われるような図太い人が、かえって世間で勢いを得るという皮肉だよ。
助手ねこ
嫌われる方がよいという勧めではなく、世の中の一面を風刺した言葉だニャ。

盗人猛々しい(ぬすびとたけだけしい)

盗みや悪事を働いておきながら、ずぶとく平然としているさま。また、盗みや悪事を見咎められて居直ったり、逆に食ってかかることをいう。

ことわざ博士
「盗人猛猛しい」という言葉は、犯罪や不正を働いているにも関わらず、それを平然としていたり、非難された時に逆ギレするような厚かましい態度をとる人を批判する表現なんだよ。
助手ねこ
悪いことをしたのに開き直る態度を強く非難するときの言葉だニャン。

蛇が蚊を呑んだよう(へびがかをのんだよう)

少しも感じないで、けろりとしている事。また、物足りない様子だという事。あまりに少量で,腹の足しにならない事。

ことわざ博士
蛇が小さな蚊を飲み込んでも何ともないように、影響がごく小さいことや、量が足りず物足りないことを表すよ。
助手ねこ
ほんの少しのことでは平然としている様子にも使えるニャン。

面皮を剥ぐ(めんぴをはぐ)

かくれて悪事をはたらく者をあばき、あるいは厚かましく振る舞う者に恥をかかせてこらしめる。

ことわざ博士
隠された悪事や厚かましい態度を明らかにし、相手に恥をかかせることを表すよ。
助手ねこ
本当に顔の皮を剥ぐのではなく、不正や本性をあばく比喩なんだニャ。

したたか

煮ても焼いても食えない(にてもやいてもくえない)

始末におえないものや、やりようのないもののことをいう。

ことわざ博士
「煮ても焼いても食えない」という言葉は、どのような方法を試しても上手くいかず、扱いが難しい状況や人物を指しているんだよ。 この表現は、いくら努力しても思い通りにならない、制御が効かないことを示しているんだね。
助手ねこ
どう接しても手ごわく、扱いに困る相手をたとえるニャ。

厳しい

泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)

ルールを守るためには、たとえ肉親や親しい人であろうと己の情を捨て、切り捨てないといけないという意味である。

ことわざ博士
「泣いて馬謖を斬る」という言葉は、中国の三国時代の故事から来ているんだ。 たとえ愛する者や信頼する者であっても、規律や法を守るためには厳しく処分する必要があるということを表しているんだよ。
助手ねこ
私情を抑え、決まりに従って厳しく処置する場面を表す言葉だニャン。

冷たい

鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)

冷酷で無慈悲な人でも、時には他人の苦しみや悲しみに憐れみや同情を感じて涙を流す事もあるという意味です。現在では、怖い人や厳しい人に対して使われることが多いです。

ことわざ博士
「鬼の目にも涙」は、冷酷に見える人にも人間らしい情があることを表すよ。
助手ねこ
いつも人情を示さない人物が、他人の悲しみや真心に動かされて涙を見せたり、情け深い行動を取ったりする場面で用いるニャン。

木で鼻を括る(きではなをくくる)

無愛想に応対し、相手を冷たくあしらうこと。「木で鼻をこくる」ともいう。

ことわざ博士
「木で鼻を括る」という表現は、非常に冷たい態度や無関心な態度を示すことを意味するんだよ。
助手ねこ
相手の話にそっけなく応じる、冷たい態度を表すニャン。

木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ)

融通の利かない堅い人の事。また、人情や風流への理解の薄い人の事。

ことわざ博士
木仏金仏石仏は、木・金属・石の仏像のように、心が動かない人をたとえる表現だよ。
助手ねこ
相手の気持ちや場の情趣を受け止めず、決まりや自分の考えを少しも変えない人をやや批判していう場面で用いるニャン。

取り付く島もない(とりつくしまもない)

頼ろうとしても、冷たくあしらわれたりして頼るに頼れない状態を意味する。

ことわざ博士
「取り付く島もない」という表現は、助けを求めたり頼ろうとしても、どこにも頼ることができない、または冷たく拒絶されるような状況を意味しているんだよ。
助手ねこ
助けを求めても、相手が冷たくて話しかける余地さえない状態だニャ。

偏屈・強情

蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ(へびはたけのつつにいれてもまっすぐにならぬ)

生まれつき根性が曲がっている者は、真っすぐに直すことはむずかしいということ。

ことわざ博士
「蛇は竹の筒に入れても真っすぐにならぬ」ということわざは、蛇をどんなに真っすぐな竹の筒に入れても、本質的に曲がっているものは曲がったままという意味だよ。 これは、根本的な性質や習性が曲がっている人や物を、簡単には変えられないという教訓を表しているんだ。
助手ねこ
人の性質は簡単には変わらないという、昔の厳しい見方を表した言葉だニャ。



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