【新たに沐する者は必ず冠を弾く】の意味と使い方や例文(語源由来)
【ことわざ】 新たに沐する者は必ず冠を弾く 【読み方】 あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく 【意味】 清廉潔白な人は、自分の身が穢れないよう俗世間とのかかわりを避ける。 【語源・由来】 「楚辞」から。髪を洗っ...
【ことわざ】 新たに沐する者は必ず冠を弾く 【読み方】 あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく 【意味】 清廉潔白な人は、自分の身が穢れないよう俗世間とのかかわりを避ける。 【語源・由来】 「楚辞」から。髪を洗っ...
【ことわざ】 蟻の塔を組む如し 【読み方】 ありのとうをくむごとし 【意味】 蟻のように弱く小さなものでも努力を重ねていけば大きな事業を成し遂げることができる。 【語源・由来】 小さな蟻が落ち葉や土を積み上げることで高い...
【ことわざ】 蟻の熊野参り 【読み方】 ありのくまのまいり 【意味】 多くの人が列をなして絶え間なく行き来するさま。 【語源・由来】 昔は和歌山県の熊野詣が盛んで、参詣する人が蟻のように列をなしていたことから。 【類義語...
【ことわざ】 有りての厭い、亡くての偲び 【読み方】 ありてのいとい、なくてのしのび 【意味】 人が生きている間は悪い点が目につき疎ましく思うことが多いが、亡くなると良い点ばかりが思い出される。 【類義語】 ・有っての厭...
【ことわざ】 有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金 【読み方】 ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん 【意味】 人の経済状況を外見から判断するのは難しいが、裕福な人は意外に少なく、借金をしている人...
【ことわざ】 蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨 【読み方】 ありがたいならいもむしゃくじら 【意味】 「ありがたい」を「蟻が鯛(ありがたい)」にかけた語で、「ありがとう」と言われた時に混ぜ返して言う。 【類義語】 ・蟻が十なら芋虫ゃ二...
【ことわざ】 蟻集まって樹を揺るがす 【読み方】 ありあつまってきをゆるがす 【意味】 蟻のような小さく弱いものでもたくさん集まると大きな力になる。また、身分不相応な望みを抱くこと。 【類義語】 ・蟻の塔を組む如し 【ス...
【ことわざ】 嵐の後には凪がくる 【読み方】 あらしのあとにはなぎがくる 【意味】 今は苦境にあっても、いつか好転する時が来るということ。 【類義語】 ・石の上にも三年 ・待てば海路の日和あり ・果報は寝て待て ・雨の後...
【ことわざ】 過つは人の性、許すは神の心 【読み方】 あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ 【意味】 人は過ちを犯すもので、それを許すのは神の心。 【語源・由来】 イギリスの詩人アレキサンダー・ポープの「世界論」か...
【ことわざ】 過ちを観て斯に仁を知る 【読み方】 あやまちをみてここにじんをしる 【意味】 人の過失の原因などをしっかり見極めればその人の仁の程が分かる。 【語源・由来】 「論語」の「人の過ちや、各々その党たぐいに於いて...
【ことわざ】 過ちを文る 【読み方】 あやまちをかざる 【意味】 過失を改めようとしないで、取り繕うことでごまかすこと。 【語源・由来】 「論語」の「小人の過つや、必ず文る」から。 【類義語】 ・過ちて改めざる、是これを...
【ことわざ】 過ちは好む所にあり 【読み方】 あやまちはこのむところにあり 【意味】 好きな事や得意な事をしている時に失敗しやすいという戒め。 【語源・由来】 「淮南子」の「夫それ善く游ぐおよぐ者は溺おぼれれ、善く騎のる...
【ことわざ】 過ちては則ち改むるに憚ること勿れ 【読み方】 あやまちてはすなわちあらたむるにはばかることなかれ 【意味】 過ちを犯したと気が付いたら、ためらわずにすぐに改めるべきだということ。 【語源・由来】 「論語」か...
【ことわざ】 怪しきを見て怪しまざれば、怪しみ却って破る 【読み方】 あやしきをみてあやしまざれば、あやしみかえってやぶる 【意味】 怪しく不思議なことをみても怪しまず、おそれ騒がなければ自然に消えるということ。 「怪し...
【ことわざ】 危うきを見て命を致す 【読み方】 あやうきをみてめいをいたす 【意味】 国家の危機には自分の命を投げ出してでも忠義をつくすこと。 【語源・由来】 「論語」にある「土は危うきを見ては命を致し、得るを見ては義を...
【ことわざ】 危うきこと累卵の如し 【読み方】 あやうきことるいらんのごとし 【意味】 極めて不安定で危険な状態のこと。 【語源・由来】 「韓非子・史記」の「その君の危うきこと、猶累卵のごときなり」から。割れやすい卵を積...
【ことわざ】 危うきこと朝露の如し 【読み方】 あやうきことちょうろのごとし 【意味】 人の運命や生命が、はかない朝露のように極めて危険な状態にあること。 【語源・由来】 「史記」の「君の危うきこと朝露の若し」から。 【...
【ことわざ】 飴を舐らせて口をむしる 【読み方】 あめをねぶらせてくちをむしる 【意味】 口先だけの言葉で相手を喜ばせ、うまく心の内を聞き出すこと。 「飴を舐らせて口をむしる」の使い方 「飴を舐らせて口をむしる」の例文 ...
【ことわざ】 雨を冒して韮を剪る 【読み方】 あめをおかしてにらをきる 【意味】 友人の来訪を心から喜びもてなすこと。また、友情に厚いこと。 【語源・由来】 『郭林宗別伝』より。中国後漢の郭太かくたいが、夜で雨にもかかわ...
【ことわざ】 雨晴れて笠を忘る 【読み方】 あめはれてかさをわする 【意味】 困難が過ぎ去ると、その時に助けてもらった恩を忘れるということ。 【語源・由来】 笠のおかげで雨に濡れずに済んだのに、晴れると笠のありがたみを忘...