【可もなく不可もなし】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)
「可もなく不可もなし」の意味(語源由来・出典) 【慣用句】 可もなく不可もなし 【読み方】 かもなくふかもなし 【意味】 特によくもなく、悪くもない。ふつうである。 【語源由来】 言行が中道を得て過不足がない。 とりたて...
「可もなく不可もなし」の意味(語源由来・出典) 【慣用句】 可もなく不可もなし 【読み方】 かもなくふかもなし 【意味】 特によくもなく、悪くもない。ふつうである。 【語源由来】 言行が中道を得て過不足がない。 とりたて...
「金に目が眩む」の意味(語源由来) 【慣用句】 金に目が眩む 【読み方】 かねにめがくらむ 【意味】 金が欲しいあまり分別や良心を失う。 【語源由来】 「眩む」が、ある物事に心を奪われて、よしあしの判断ができなくなるとい...
「金に糸目を付けない」の意味(語源由来) 【慣用句】 金に糸目を付けない 【読み方】 かねにいとめをつけない 【意味】 金銭を惜しみなく使う。 【語源由来】 凧の表面につけ、あがり具合・つりあいを調節する糸。転じて資金上...
「金が物を言う」の意味(語源由来) 【慣用句】 金が物を言う 【読み方】 かねがものをいう 【意味】 物事を解決、進展させるのにお金が威力を持つ。 【語源由来】 金が発言する、意見を言うという意味から。 「金が物を言う」...
「角が立つ」の意味(語源由来) 【慣用句】 角が立つ 【読み方】 かどがたつ 【意味】 物事が穏やかでなく、人との関係を損なう。荒立つ。 【語源由来】 角が張っていて尖っている様子から。 「角が立つ」の解説 「角が立つ」...
「合点がいかない」の意味(語源由来) 【慣用句】 合点がいかない 【読み方】 がてんがいかない 【意味】 納得がいかない。承知することができない。 【語源由来】 「合点」はうなずくこと。 「合点がいかない」の解説 「合点...
「活を入れる」の意味(語源由来) 【慣用句】 活を入れる 【読み方】 かつをいれる 【意味】 気力を失った人に刺激を与えて元気づける。 【語源由来】 気絶した人の息を吹き返させることから。 「活を入れる」の解説 「活を入...
「買って出る」の意味(語源由来) 【慣用句】 買って出る 【読み方】 かってでる 【意味】 自分から進んで物事を引き受ける。 【語源由来】 「花札」から出た言葉。 「買って出る」の解説 「買って出る」の使い方 「買って出...
「勝ち馬に乗る」の意味 【慣用句】 勝ち馬に乗る 【読み方】 かちうまにのる 【意味】 有利な方につく。勝った方に味方して便乗する。勝負事に勝った人、事業などで成功した者、力のある人の側について恩恵を受ける。 「勝ち馬に...
【慣用句】 算盤を弾く 【読み方】 そろばんをはじく 【意味】 不利にならないよう損得を考える。 「算盤を弾く」の使い方 「算盤を弾く」の例文 社長の息子の心証をよくしておくことは、自分達の商売に得があると算盤を弾いた者...
【慣用句】 算盤が合う 【読み方】 そろばんがあう 【意味】 採算がとれる。計算が合う。 「算盤が合う」の使い方 「算盤が合う」の例文 大量生産でコストを下げれば算盤が合うが、社長である父は拡大路線を嫌うから会議で否決さ...
「反りが合わない」の意味 【慣用句】 反りが合わない 【読み方】 そりがあわない 【意味】 気心が合わず、しっくりこないようす。 【語源・由来】 「反り」とは刀身の曲がり具合。これが鞘と合わないと刀身が中に収まらない意か...
「側杖を食う」の意味 【慣用句】 側杖を食う 【読み方】 そばづえをくう 【意味】 杖で殴り合って喧嘩をしている人たちのそばにいたために、杖がそれて打たれることから、自分とはかかわりのないことで思わぬ災難を受けるたとえ。...
【慣用句】 袖にする 【読み方】 そでにする 【意味】 今まで親しかった人を、相手にしなくなる。 【語源・由来】 手を袖の中に入れて何もしないという意味。 「袖にする」の使い方 「袖にする」の例文 小さい頃から付き合いの...
「底を突く」の意味 【慣用句】 底を突く 【読み方】 そこをつく 【意味】 ①蓄えてあったものが、使っているうちになくなる。 ②一番安くなる。 「底を突く」の解説 「底を突く」の使い方 「底を突く」の例文 彼らが持ってい...
【慣用句】 相好を崩す 【読み方】 そうごうをくずす 【意味】 喜んで顔をにこにこさせる。 【語源・由来】 「相好」は顔つき・表情の意味。 「相好を崩す」の使い方 「相好を崩す」の例文 健太くんが褒められると、我が子を褒...
【慣用句】 千秋楽 【読み方】 せんしゅうらく 【意味】 相撲や芝居などの、いく日か続けて行われる興行の最後の日のこと。 【語源・由来】 もと、雅楽(ががく)の曲の名で、仏教の集まりの時、最後にこの曲を演奏したことから。...
【慣用句】 切羽詰まる 【読み方】 せっぱつまる 【意味】 追い詰められてどうしようもなくなる。 【語源・由来】 「切羽」は、刀のつばに使う金具のことで、これが詰まると刀が抜けなくなることから。 「切羽詰まる」の使い方 ...
【慣用句】 堰を切る 【読み方】 せきをきる 【意味】 抑えられていた物事が、一気に激しく動き出すこと。 【語源・由来】 川の流れを止めておく「せき」をはずしたために、沢山の川の水が、一度にどっと流れ出すという意味から。...
【慣用句】 関の山 【読み方】 せきのやま 【意味】 これ以上は出来ないという、ぎりぎりの境目。また、例えうまくやれても、やっとそれくらいである様子。 【語源・由来】 「関の山」とは三重県関町(現亀山市)の八神神社の祭礼...
「席の暖まる暇もない」の意味(故事) 【慣用句】 席の暖まる暇もない 【読み方】 せきのあたたまるいとまもない 【意味】 一か所に落ち着いていられないくらい、非常に忙しい様子。 【故事】 韓愈「諍臣論」から。忙しくて、腰...
「図に乗る」の意味とは? 【慣用句】 図に乗る 【読み方】 ずにのる 【意味】 いい気になって勢いづく。調子に乗る。つけあがる。 「図に乗る」の語源由来 【語源由来】 「図」とは、声明しょうみょう(お坊さんが仏教の教文を...
【慣用句】 図に当たる 【読み方】 ずにあたる 【意味】 計画や予想がそのとおりになる。 【語源・由来】 「図」は、計画・狙いの意味。 「図に当たる」の使い方 「図に当たる」の例文 身代金の受け渡し場所に指定された公園内...
【慣用句】 涼しい顔 【読み方】 すずしいかお 【意味】 何のかかわりもないような、そしらぬ顔。 「涼しい顔」の使い方 「涼しい顔」の例文 三日も居場所が分からず連絡がつかなかった息子が、家族の心配をよそに涼しい顔で「た...
「杜撰」の意味(故事) 【故事成語】 杜撰 【読み方】 ずさん 【意味】 ①著作で、誤りが多く、いい加減なこと。 ②いい加減なやり方で、手落ちの多いこと。ぞんざい。 【故事】 中国の故事で、詩人である杜黙(ともく)の詩が...
「水泡に帰す」の意味 【慣用句】 水泡に帰す 【読み方】 すいほうにきす 【意味】 あっけなく消え失せてしまう水の泡のようになるという意味で、それまでの努力や苦労がすべて無駄になることのたとえ。 「水泡に帰す」の解説 「...
「尻から抜ける」の意味(語源由来) 【慣用句】 尻から抜ける 【読み方】 しりからぬける 【意味】 頭のほうから入ったことが、そのまますぐに尻のほうから抜けるという意味で、見たり聞いたりしても片端から忘れるたとえ。 【語...
【慣用句】 辛抱が大事 【読み方】 しんぼうがだいじ 【意味】 何事もがまん強く、最後までやり抜くことが肝心であるということ。 「辛抱が大事」の使い方 「辛抱が大事」の例文 練習の途中でくじけそうになり、足を止めようかと...
【慣用句】 真に迫る 【読み方】 しんにせまる 【意味】 いかにも本物らしく見える。 「真に迫る」の使い方 「真に迫る」の例文 夢というものは、それを見ている人にとっては真に迫った現実性を持っている。 僕の結婚が失敗に終...
【慣用句】 心血を注ぐ 【読み方】 しんけつをそそぐ 【意味】 心身の力のありったけを尽くして行う。 「心血を注ぐ」の使い方 「心血を注ぐ」の例文 どんな薬にも、その開発と運用に心血を注いできた人間は存在するが表に出るこ...
「白い目で見る」の意味とは? 【慣用句】 白い目で見る 【読み方】 しろいめでみる 【意味】 憎しみをこめて見る。冷淡な目つきで見る。 「白い目で見る」の故事 【故事】 三国時代末期、魏に「竹林の七賢(ちくりんのしちけん...
【慣用句】 知る人ぞ知る 【読み方】 しるひとぞしる 【意味】 広く知られてはいないが、ある一部の人にはその存在が非常によく知られている。 「知る人ぞ知る」の使い方 「知る人ぞ知る」の例文 彼女と一緒に向かったのは、夕食...
【慣用句】 時流に乗る 【読み方】 じりゅうにのる 【意味】 その時代の風潮を利用して物事を進める。 「時流に乗る」の使い方 「時流に乗る」の例文 そのスーパーマーケットは、時流に乗って次々に店舗を増やしていった。 彼が...
【慣用句】 尻目に懸ける 【読み方】 しりめにかける 【意味】 人をさげすむ。無視する。 【語源・由来】 目を動かして相手をちょっと見るだけで、まともには相手にしない態度をとる意味から。 「尻目に懸ける」の使い方 「尻目...
【慣用句】 白を切る 【読み方】 しらをきる 【意味】 知っていても、知らないふりをする。しらばっくれる。 【語源・由来】 「白」は「知らぬ」の「しら」の意味。 「白を切る」の使い方 「白を切る」の例文 白を切っても、証...
【慣用句】 触手を伸ばす 【読み方】 しょくしゅをのばす 【意味】 欲しいものを得ようとして働きかける。 「触手を伸ばす」の使い方 「触手を伸ばす」の例文 隣の国が、こちらの国に触手を伸ばしてくるのも時間の問題だと思われ...
「少年よ大志を抱け」の意味(語源由来・英語) 【慣用句】 少年よ大志を抱け 【読み方】 しょうねんよたいしをいだけ 【意味】 洋々たる前途を持つ若者たちは大きな志を持って勉学に努め、成し遂げたいことを持って世の中に出るべ...
【慣用句】 将棋倒し 【読み方】 しょうぎだおし 【意味】 次々に折り重なって倒れること。 【語源・由来】 将棋の駒を立てて並べ、端の駒を倒すと次々と倒れていくところから。 「将棋倒し」の使い方 「将棋倒し」の例文 オー...
【慣用句】 終止符を打つ 【読み方】 しゅうしふをうつ 【意味】 物事に決着をつけ、終わりにする。 【語源・由来】 「終止符」は、欧文などで文の終わりに打つ符号のこと。 「終止符を打つ」の使い方 「終止符を打つ」の例文 ...
「癪に障る」の意味(語源由来) 【慣用句】 癪に障る 【読み方】 しゃくにさわる 【意味】 物事が気にいらなくて不快に思う。 【語源由来】 「癪」は胸や腹のあたりが急に痙攣して激痛が走ることで、「さしこみ」のこと。 腹が...
【慣用句】 始末に負えない 【読み方】 しまつにおえない 【意味】 どうにも処理できない。 「始末に負えない」の使い方 「始末に負えない」の例文 冗談としてなら一流なのだけれども、あいにく本人はいたって本気なのだから始末...
【慣用句】 私腹を肥やす 【読み方】 しふくをこやす 【意味】 不当な利益を得ること。 「私腹を肥やす」の使い方 「私腹を肥やす」の例文 彼は、党の政治活動費を悪用して、私腹を肥やしていたことが露見して、記者会見を開くこ...
「痺れを切らす」の意味 【慣用句】 痺れを切らす 【読み方】 しびれをきらす 【意味】 長い間待って、一刻も我慢できないようす。 「痺れを切らす」の解説 「痺れを切らす」の使い方 「痺れを切らす」の例文 いつもならよくタ...
【慣用句】 自腹を切る 【読み方】 じばらをきる 【意味】 自分で代金を負担する。必ずしも自分で支払うには及ばない金を、あえて自分で負担する場合にいう。 【語源・由来】 「自腹」とは「懐」と同じ比喩表現で、自分で持ってい...
【慣用句】 尻尾を掴む 【読み方】 しっぽをつかむ 【意味】 他人が隠している秘密や悪事の証拠を握ること。 【語源・由来】 化けた狐や狸の尻尾をつかんで正体を暴くという意味から。 「尻尾を掴む」の使い方 「尻尾を掴む」の...
「十指に余る」の意味(語源由来) 【慣用句】 十指に余る 【読み方】 じっしにあまる 【意味】 数え上げていくと、かなりの数になる。 【語源・由来】 十本の指では数えきれない意から。 「十指に余る」の解説 「十指に余る」...
「地団駄を踏む」の意味(語源由来) 【慣用句】 地団駄を踏む 【読み方】 じだんだをふむ 【意味】 悔しさや怒りのあまり、足で地面を激しく踏み鳴らすこと。 【語源・由来】 「地団駄」は「地踏鞴」(足で踏んで風を送る大きな...
「下にも置かない」の意味(語源由来) 【慣用句】 下にも置かない 【読み方】 したにもおかない 【意味】 人の事を、大変丁寧にもてなしたり、扱ったりするたとえ。 【語源・由来】 「下」は、下座のことで、身分や位の低い人...
【慣用句】 舌足らず 【読み方】 したたらず 【意味】 ①舌がよく動かないので、しゃべる事がはっきりしない様子。 ②言葉や文の言い表し方が足りなくて、意味がはっきりしない様子。 【語源・由来】 舌の長さが足りない、という...
【慣用句】 舌が肥える 【読み方】 したがこえる 【意味】 味のよしあしを識別する能力が高くなる。 「舌が肥える」の使い方 「舌が肥える」の例文 料理番組のリポーターをやっているだけあって、彼はいろんな店を食べ歩き、舌が...
【慣用句】 舌打ちする 【読み方】 したうちする 【意味】 ①悔しかったり、不愉快だったりして、舌を鳴らす。 ②舌つづみを打つ。 「舌打ちする」の使い方 「舌打ちする」の例文 電話が鳴ったので、受話器を取ったが無言だった...
【慣用句】 自責の念に駆られる 【読み方】 じせきのねんにかられる 【意味】 自分で自分のあやまちを責めとがめること。 【語源・由来】 「自責」は、自分で自分の過ちを責める、という意味。 「自責の念に駆られる」の使い方 ...
「地獄耳」の意味(語源由来) 【慣用句】 地獄耳 【読み方】 じごくみみ 【意味】 ①一度聞いたら忘れないこと。 ②他人の秘密などをすばやく聞き込む耳のこと。 【語源・由来】 ①の由来・・・地獄は、一度落ちると抜けられな...
【慣用句】 試金石 【読み方】 しきんせき 【意味】 金属をこすりつけ純度を判定する石英質の黒い粘板岩。転じて、物事の価値、人物の力量を見極めるための物事。 「試金石」の使い方 「試金石」の例文 第一希望の就職先に入社し...
【慣用句】 時間の問題 【読み方】 じかんのもんだい 【意味】 すでに見通しがついていて、近いうちにそうなること。 「時間の問題」の使い方 「時間の問題」の例文 この車は、20年近く乗っているが、壊れるのも時間の問題だろ...
【慣用句】 思案に暮れる 【読み方】 しあんにくれる 【意味】 なかなか良い考えがうかばないので、どうしようかと、ずっと考え込んでいる様子。 「思案に暮れる」の使い方 「思案に暮れる」の例文 彼は思案に暮れる時には、自分...
【慣用句】 思案に余る 【読み方】 しあんにあまる 【意味】 いくら考えても、良い考えが浮かばないようす。 「思案に余る」の使い方 「思案に余る」の例文 彼は、優しく「また、君一人で思案に余ることがあったら、いつでも相談...
【慣用句】 思案投げ首 【読み方】 しあんなげくび 【意味】 困った問題にぶつかってどうしてよいかわからず、思案にあまって首を傾けている様子。 【語源・由来】 「投げ首」は「思案無げ(思案なさそう)」の「無げ」を「投げ」...
「猿の人真似」の意味 【慣用句】 猿の人真似 【読み方】 さるのひとまね 【意味】 しっかりした考えもなしに人のまねをすることをあざけっていう言葉。 「猿の人真似」の解説 「猿の人真似」の使い方 「猿の人真似」の例文 彼...
「薩摩守」の意味(語源由来) 【慣用句】 薩摩守 【読み方】 さつまのかみ 【意味】 ただ乗り。無賃乗車のこと。 【語源・由来】 平家一門の薩摩守忠度の「忠度」に「ただ乗り」を掛け、「薩摩守」としゃれて言ったもの。「薩摩...
【慣用句】 察しがつく 【読み方】 さっしがつく 【意味】 その場の状況や相手の表情から、大体のことが推察できること。 【語源・由来】 「察し」は、たぶんこうだろうと考える事。 「察しがつく」の使い方 「察しがつく」の例...
「左遷」の意味(語源由来) 【慣用句】 左遷 【読み方】 させん 【意味】 それまでよりも低い地位に落とすこと。 【語源・由来】 昔、中国で右を尊び、左を卑しんだことから。 「左遷」の解説 「左遷」の使い方 「左遷」の例...
【慣用句】 今昔の感 【読み方】 こんじゃくのかん 【意味】 昔に比べて、現在が非常に変わったという思い。 「今昔の感」の使い方 「今昔の感」の例文 久しぶりに帰省したが、故郷の発展ぶりには今昔の感を禁じえなかった。 私...
【慣用句】 存亡の機 【読み方】 そんぼうのき 【意味】 存亡の分かれ目となる重大な時機。引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。 「存亡の機」の使い方 「存亡の機」の例文 国家の存亡の機に迫ってい...
【慣用句】 怖いもの見たさ 【読み方】 こわいものみたさ 【意味】 見れば怖いくせに、恐ろしい物があると聞けば人間は興味をそそられて見たくなる。そうした人間の好奇心についていったことば。 「怖いもの見たさ」の使い方 「怖...
【慣用句】 小耳に挟む 【読み方】 こみみにはさむ 【意味】 ちらりと聞く。ちょっと耳にする。 「小耳に挟む」の使い方 「小耳に挟む」の例文 パパとママが、「りこんする」ことは、なんとなく察していたが、この表現は、いつだ...
【慣用句】 言葉を濁す 【読み方】 ことばをにごす 【意味】 はっきりと言わずに、あいまいにする。 「言葉を濁す」の使い方 「言葉を濁す」の例文 友人に遅刻の理由をたずねられたが、寝過ごしたとも言えず、言葉を濁してごまか...
【慣用句】 小手調べ 【読み方】 こてしらべ 【意味】 本番前に試しにちょっとやってみること。 「小手調べ」の使い方 「小手調べ」の例文 この後の大きなレースの小手調べとして、これに掛けてみようと思う。 石膏像の首を切っ...
【慣用句】 腰巾着 【読み方】 こしぎんちゃく 【意味】 腰にさげる巾着(=金銭などを入れる袋)から転じて、いつも同じ人につき従っていて離れない人。目上の人のそばでご機嫌うかがいばかりしている人をさげすんでいう言葉。 「...
【慣用句】 心を許す 【読み方】 こころをゆるす 【意味】 大きな気持ちで相手を受け入れる。信頼する。 「心を許す」の使い方 「心を許す」の例文 彼は、よほど心を許した相手にでなくては自分の気持ちを言わない男だから、君が...
【慣用句】 心惹かれる 【読み方】 こころひかれる 【意味】 (興味や魅力を感じて)心がひきつけられる。 「心惹かれる」の使い方 「心惹かれる」の例文 どんな男性でも彼女のような可愛い女性の魅力に、心惹かれずにはいられま...
【慣用句】 心を捉える 【読み方】 こころをとらえる 【意味】 人の気持ちを自分の方へ引きつける。 「心を捉える」の使い方 「心を捉える」の例文 このドラマは放送時は人々の心を捉えることができなかったが、再放送され、口コ...
【慣用句】 心を込める 【読み方】 こころをこめる 【意味】 愛情や配慮、願い、祈りなどの気持ちを十分に含ませることを表す言い回し。また、そうした気持ちのもとに物事を行うことを意味する。 「心を込める」の使い方 「心を込...
【慣用句】 心を配る 【読み方】 こころをくばる 【意味】 周囲の人や物事などに細かい注意を払う。 「心を配る」の使い方 「心を配る」の例文 夫が部屋持ち親方になってからは、私は夫を立てることに心を配りました。 司会者と...
【慣用句】 心を奪われる 【読み方】 こころをうばわれる 【意味】 ほかのことに関心が向かないほど、ある対象に夢中になる。 「心を奪われる」の使い方 「心を奪われる」の例文 何かに心を奪われているような彼女の眼は、ぼんや...
【慣用句】 心を打たれる 【読み方】 こころをうたれる 【意味】 深い感動を与えられる。 「心を打たれる」の使い方 「心を打たれる」の例文 彼の犠牲的精神に基づく行動に、村の人々は心を打たれ、村人はみな彼に続いたのであっ...
【慣用句】 功を奏する 【読み方】 こうをそうする 【意味】 効果を現す。成功する。奏功する。 【語源・由来】 功績を天子に奏上するという意味から。 「功を奏する」の使い方 「功を奏する」の例文 この対策が功を奏して、祖...
【慣用句】 心を痛める 【読み方】 こころをいためる 【意味】 あれこれと思い悩む。 「心を痛める」の使い方 「心を痛める」の例文 君は知らないだろうけれども、彼は問題の打開策について一人で、日夜心を痛めていたのだよ。 ...
【慣用句】 心許ない 【読み方】 こころもとない 【意味】 頼りにならなそうで不安。心配。 「心許ない」の使い方 「心許ない」の例文 最初の予定では百五十人分の記者席を用意していたけれども、前回の閑散とした記者会見を思え...
【慣用句】 心に触れる 【読み方】 こころにふれる 【意味】 あることに共鳴し深く感動する。 「心に触れる」の使い方 「心に触れる」の例文 僕は、絵の展覧会に行っても、全部を見ないで、心に触れた物だけを見ていくことにして...
【慣用句】 心に留める 【読み方】 こころにとめる 【意味】 常に意識して忘れないでおく。 「心に留める」の使い方 「心に留める」の例文 今日の日のことは、よく心に留めて、忘れないようにしなくてはならないと思った。 夢の...
【慣用句】 心に刻みつける 【読み方】 こころにきざみつける 【意味】 忘れないように、しっかりと覚えこむ。心に強く印象づける。 「心に刻みつける」の使い方 「心に刻みつける」の例文 彼女は、あとで友人に、今、見た男性の...
【慣用句】 心に浮かぶ 【読み方】 こころにうかぶ 【意味】 考えつく。思い浮かぶ。 「心に浮かぶ」の使い方 「心に浮かぶ」の例文 卒業式のシーズンが近づくと、学校から仰げば尊しが聴こえてくるが、目を瞑ると私の卒業式が心...
【慣用句】 志を立てる 【読み方】 こころざしをたてる 【意味】 ある事を成し遂げようという気持ちをしっかりもつ。 「志を立てる」の使い方 「志を立てる」の例文 何が父の隠された才能を呼びさましたものか、父は二十歳の時、...
【慣用句】 心が弾む 【読み方】 こころがはずむ 【意味】 喜びや楽しい期待のために、心がうきうきする。 「心が弾む」の使い方 「心が弾む」の例文 新しい出発であるはずの引っ越しの日だというのに、少しも心が弾まないし、そ...
【慣用句】 心が残る 【読み方】 こころがのこる 【意味】 すっきりと忘れられず、いまだに気になる。心残りがある。 「心が残る」の使い方 「心が残る」の例文 借りている住まいを、あまり念入りに手を入れるのもどうかと思う、...
【慣用句】 心が通う 【読み方】 こころがかよう 【意味】 互いに理解し気持ちが通じ合う。 「心が通う」の使い方 「心が通う」の例文 彼とは、言葉が通じることはなかったが、サッカーを通して心が通ったので、よく一緒に遊んだ...
【慣用句】 心が重い 【読み方】 こころがおもい 【意味】 物事をするのに気が進まない。億劫 (おっくう) である。 「心が重い」の使い方 「心が重い」の例文 姉が私に対して実にやさしく、親切であればあるほど、私は自分の...
【慣用句】 小首を傾げる 【読み方】 こくびをかしげる 【意味】 首を少しかたむけて思案する。不審に思う。 「小首を傾げる」の使い方 「小首を傾げる」の例文 小首を傾げ、ちょっと困ったような笑みを浮かべながら、訊いてくる...
【慣用句】 黒白をつける 【読み方】 こくびゃくをつける 【意味】 物事の正邪・善悪・是非をはっきりさせる。白黒 (しろくろ) をつける。 【語源・由来】 囲碁は黒石と白石で勝負をつけることから。 「黒白をつける」の使い...
【慣用句】 業を煮やす 【読み方】 ごうをにやす 【意味】 腹立たしくていらいらする。 【語源・由来】 「業」は仏教語で、意志による心身の活動・行為や、人が担っている運命をいい、この場合は心の動きを表す。 「煮やす」は激...
「口角泡を飛ばす」の意味(語源由来) 【慣用句】 口角泡を飛ばす 【読み方】 こうかくあわをとばす 【意味】 激しくしゃべりまくったり、議論したりすることの形容。 【語源・由来】 「口角」は口の左右の端。そこから唾液の泡...
【慣用句】 甲乙付け難い 【読み方】 こうおつつけがたい 【意味】 優劣の差がなく、どちらがよいか決められない。 【語源・由来】 「甲乙」は第一と第二。二者間の優劣。 「甲乙付け難い」の使い方 「甲乙付け難い」の例文 審...
【慣用句】 けんもほろろ 【読み方】 けんもほろろ 【意味】 人の頼みなどをまったく取りあわず、無愛想に拒絶するようす。 【語源・由来】 「けん」「ほろろ」は雉(きじ)の鳴き声。「けんつく(剣突)」「けんどん(慳貪)」な...
【慣用句】 言質を取る 【読み方】 げんちをとる 【意味】 交渉事などで、後で証拠となるような言葉を相手から引き出す。 【語源・由来】 「ち」は人質や抵当の意味。のちの証拠となる言葉。ことばじち。 「言質を取る」の使い方...
【慣用句】 言語に絶する 【読み方】 げんごにぜっする 【意味】 言葉で言い表すことができない状況・程度である。言葉では表現できない。 「言語に絶する」の使い方 「言語に絶する」の例文 地震による火災で、生まれ育った町を...
【慣用句】 けりをつける 【読み方】 けりをつける 【意味】 決着をつける、物事を終わらせるということ。 【語源・由来】 和歌や俳句などでは、助動詞の「けり」で終わるものが多く、また平曲などの語り物や謡い物では「そもそも...
【慣用句】 芸が無い 【読み方】 げいがない 【意味】 工夫がない。面白味がない。 「芸が無い」の使い方 「芸が無い」の例文 昨日と同じお弁当では芸が無いので、今回は色々とおにぎりの具に凝ってみたら華やかになって喜ばれた...
「軍配が上がる」の意味(語源由来) 【慣用句】 軍配が上がる 【読み方】 ぐんばいがあがる 【意味】 勝敗の判定を下すこと。 【語源由来】 相撲で、行司が勝った力士の方に軍配をあげることから。 「軍配が上がる」の解説 「...
「車の両輪」の意味 【慣用句】 車の両輪 【読み方】 くるまのりょうりん 【意味】 車の両側の車輪は二つそろわないと役に立たないことから、二つのうちの片方が欠けても成り立たないような密接な関係のたとえ。 「車の両輪」の解...
【慣用句】 首を切る 【読み方】 くびをきる 【意味】 免職する。解雇する。 打ち首にする。 「首を切る」の使い方 「首を切る」の例文 経営が行き詰りかけているから、今のうちに二千人規模で首を切って、業務縮小をしないと遅...
【慣用句】 首が飛ぶ 【読み方】 くびがとぶ 【意味】 失敗などで免職になること。 「首が飛ぶ」の使い方 「首が飛ぶ」の例文 不正融資の責任を問われ、支店長の首が飛ぶと思われていたのだが、出向になったので、みんな不思議が...
「苦杯を嘗める」の意味 【慣用句】 苦杯を嘗める 【読み方】 くはいをなめる 【意味】 苦しくてつらい経験をする事。 「苦杯を嘗める」の解説 「苦杯を嘗める」の使い方 「苦杯を嘗める」の例文 優勝を目指してきびしい練習を...
【慣用句】 口にする 【読み方】 くちにする 【意味】 食べる。飲む。 話題にする。言葉にすること。 「口にする」の使い方 「口にする」の例文 部下の顔に緊張が消えたのを見てから、このことはもう口にすることはなかった。 ...
「口車に乗せられる」の意味とは? 【慣用句】 口車に乗せられる 【読み方】 くちぐるまにのせられる 【意味】 うまい言い回しにだまされる。 「口車に乗せられる」の語源由来 【語源由来】 「口車」が相手をおだてたりだました...
【慣用句】 口から先に生まれる 【読み方】 くちからさきにうまれる 【意味】 おしゃべりな人をあざけって言う言葉。 「口から先に生まれる」の使い方 「口から先に生まれる」の例文 彼女は、日ごろから、口から先に生まれたよう...
【慣用句】 口が回る 【読み方】 くちがまわる 【意味】 よどみなくしゃべる。すらすらと話す。 「口が回る」の使い方 「口が回る」の例文 君は、本当によく口が回るやつだなあ、少しは僕にも彼女としゃべる時間をくれよ。 無口...
【慣用句】 口が滑る 【読み方】 くちがすべる 【意味】 ついうっかり言ってしまう事。 「口が滑る」の使い方 「口が滑る」の例文 彼は酒に酔うと口が滑って何を言い出すかわからないから、あなたが責任をもって飲ませないように...
【慣用句】 口裏を合わせる 【読み方】 くちうらをあわせる 【意味】 事前に打ち合わせて話の筋道が合うようにする。 「口裏を合わせる」の使い方 「口裏を合わせる」の例文 そういう線で口裏を合わせておいたほうが、この場にい...
【慣用句】 釘付けにする 【読み方】 くぎづけにする 【意味】 その場所から動きのとれないようにする。 【語源・由来】 釘を打ち付けて物を固定させる意味から。 「釘付けにする」の使い方 「釘付けにする」の例文 電気屋のテ...
【慣用句】 ぐうの音も出ない 【読み方】 ぐうのねもでない 【意味】 完全に参ってしまって、一言も言いかえせない。 【語源・由来】 「ぐう」は息が詰まった時の声を表現する言い回し。 「ぐうの音も出ない」の使い方 「ぐうの...
【慣用句】 食うか食われるか 【読み方】 くうかくわれるか 【意味】 相手を倒すか、自分が倒されるか。 「食うか食われるか」の使い方 「食うか食われるか」の例文 見た目は華やかな芸能界だが、実際は食うか食われるかの厳しい...
「金字塔」の意味 【慣用句】 金字塔 【読み方】 きんじとう 【意味】 ①「金」の字の形の塔。ピラミッドをいう。 ②後世に永く残る立派な業績。偉大な作品や事業。 「金字塔」の解説 「金字塔」の使い方 「金字塔」の例文 オ...
「気を許す」の意味 【慣用句】 気を許す 【読み方】 きをゆるす 【意味】 相手を信用して警戒心や緊張を解く。油断する。 「気を許す」の解説 「気を許す」の使い方 「気を許す」の例文 気を許していた友人に裏切られ、ショッ...
「気を揉む」の意味 【慣用句】 気を揉む 【読み方】 きをもむ 【意味】 あれこれと心配すること。 「気を揉む」の解説 「気を揉む」の使い方 「気を揉む」の例文 彼は、健太くんの名付け親なのだから、健太くんが今どうしてい...
「気を回す」の意味 【慣用句】 気を回す 【読み方】 きをまわす 【意味】 あれこれと余計なことまで心配したり想像したりする。 「気を回す」の解説 「気を回す」の使い方 「気を回す」の例文 息子の帰宅が遅いと、つい気を回...
「気を吐く」の意味 【慣用句】 気を吐く 【読み方】 きをはく 【意味】 意気込みを示す。威勢のよいことを示す。 「気を吐く」の解説 「気を吐く」の使い方 「気を吐く」の例文 店長は、自分が本社に戻るために業績を上げよう...
「気を取り直す」の意味 【慣用句】 気を取り直す 【読み方】 きをとりなおす 【意味】 気落ちした状態から、思い直して元気を出す。 「気を取り直す」の解説 「気を取り直す」の使い方 「気を取り直す」の例文 台風の直撃で、...
「気を取られる」の意味 【慣用句】 気を取られる 【読み方】 きをとられる 【意味】 ほかのことに注意を奪われる。 「気を取られる」の解説 「気を取られる」の使い方 「気を取られる」の例文 彼女は、何か他のことに気を取ら...
「気を落とす」の意味 【慣用句】 気を落とす 【読み方】 きをおとす 【意味】 がっかりする。失望する。 「気を落とす」の解説 「気を落とす」の使い方 「気を落とす」の例文 彼は、大学受験に失敗してしまい、気を落としてい...
「気を失う」の意味 【慣用句】 気を失う 【読み方】 きをうしなう 【意味】 意識を失う。気絶する。 意欲を失う。気落ちする。 「気を失う」の解説 「気を失う」の使い方 「気を失う」の例文 その事件の現場は人の多い場所だ...
「虚を衝く」の意味 【慣用句】 虚を衝く 【読み方】 きょをつく 【意味】 相手の弱点や無防備につけ込んで攻撃する。 「虚を衝く」の解説 「虚を衝く」の使い方 「虚を衝く」の例文 彼とエレベーターで談笑していたが、到着し...
「興に乗る」の意味 【慣用句】 興に乗る 【読み方】 きょうにのる 【意味】 おもしろさを感じて何かをする。興に乗ずる。 「興に乗る」の解説 「興に乗る」の使い方 「興に乗る」の例文 音楽を聞くと、彼女は興に乗って、どこ...
「今日という今日」の意味 【慣用句】 今日という今日 【読み方】 きょうというきょう 【意味】 今日こそ。 「今日という今日」の解説 「今日という今日」の使い方 「今日という今日」の例文 今日という今日、話を一歩先へ進め...
「牛耳る」の意味(語源由来) 【慣用句】 牛耳る 【読み方】 ぎゅうじる 【意味】 指導者となって、思うままに支配する。 【語源由来】 古代中国では、諸侯が同盟を結ぶときには、その中心人物である盟主が牛の耳を裂き、各々が...
「肝を冷やす」の意味 【慣用句】 肝を冷やす 【読み方】 きもをひやす 【意味】 危険を感じてぞっとする。ひやっとする。 「肝を冷やす」の解説 「肝を冷やす」の使い方 「肝を冷やす」の例文 静かに戸を押すと、音をたてて、...
「肝を潰す」の意味 【慣用句】 肝を潰す 【読み方】 きもをつぶす 【意味】 突然のことで、非常にびっくりすること。たいそう驚くこと。 「肝を潰す」の解説 「肝を潰す」の使い方 「肝を潰す」の例文 手紙を見た父は、ぺたり...
「肝が太い」の意味 【慣用句】 肝が太い 【読み方】 きもがふとい 【意味】 何事にも動じない。大胆である。 「肝が太い」の解説 「肝が太い」の使い方 「肝が太い」の例文 彼は新人だけれども肝が太い上に、アイディアが他の...
「肝が小さい」の意味 【慣用句】 肝が小さい 【読み方】 きもがちいさい 【意味】 度量が小さい。度胸がない。 「肝が小さい」の解説 「肝が小さい」の使い方 「肝が小さい」の例文 彼は、父の跡を継いで社長になるのは自分以...
「肝が据わる」の意味 【慣用句】 肝が据わる 【読み方】 きもがすわる 【意味】 度胸があって、めったなことでは驚かない。 「肝が据わる」の解説 「肝が据わる」の使い方 「肝が据わる」の例文 彼は幾多の修羅場をくぐってき...
「肝が大きい」の意味 【慣用句】 肝が大きい 【読み方】 きもがおおきい 【意味】 何事にも驚いたり物おじしたりしない。 「肝が大きい」の解説 「肝が大きい」の使い方 「肝が大きい」の例文 あの人は、私と同い年なのに、こ...
「きまりが悪い」の意味(語源由来) 【慣用句】きまりが悪い 【読み方】 きまりがわるい 【意味】 他に対して面目が立たない。恥ずかしい。 きちんと整っていない。しまりがつかない。 【語源由来】 「決まり」とは、動詞「決ま...
「気骨が折れる」の意味(語源由来) 【慣用句】 気骨が折れる 【読み方】 きぼねがおれる 【意味】 いろいろと神経を使って、気疲れする。 【語源由来】 「気骨(きぼね)」が心づかい。気苦労という意味であることから。 「気...
「踵を返す」の意味(語源由来) 【慣用句】 踵を返す 【読み方】 きびすをかえす 【意味】 引き返す。後戻りする。 【語源由来】 「踵」はかかとのこと。「くびす」ともいう。かかとを来た方向に向けることから。 「踵を返す」...
「着の身着のまま」の意味 【慣用句】 着の身着のまま 【読み方】 きのみきのまま 【意味】 着ているもののほかは何も持っていないこと。 「着の身着のまま」の解説 「着の身着のまま」の使い方 「着の身着のまま」の例文 防寒...
「気に病む」の意味 【慣用句】 気に病む 【読み方】 きにやむ 【意味】 悪い方に考えて思い悩む。 「気に病む」の解説 「気に病む」の使い方 「気に病む」の例文 彼は急に理由もなく体重が減ったので、何か病気なのではないか...
「気に障る」の意味 【慣用句】 気に障る 【読み方】 きにさわる 【意味】 不愉快になる。気分を害する。 「気に障る」の解説 「気に障る」の使い方 「気に障る」の例文 人の意見にとりあえず反対しようとする彼の態度は気に障...
「気に食わない」の意味 【慣用句】 気に食わない 【読み方】 きにくわない 【意味】 自分の気持ちに合わないので、不満に思う。気に入らない。 「気に食わない」の解説 「気に食わない」の使い方 「気に食わない」の例文 男性...
「気に掛ける」の意味 【慣用句】 気に掛ける 【読み方】 きにかける 【意味】 心にとめて考える。心配する。 「気に掛ける」の解説 「気に掛ける」の使い方 「気に掛ける」の例文 誰もがこの会社は安泰だと、この時点ではそう...
「軌道に乗る」の意味(語源由来) 【慣用句】 軌道に乗る 【読み方】 きどうにのる 【意味】 計画どおりに物事が順調に進む。 【語源由来】 「軌道」は汽車、電車の線路、レール。 「軌道に乗る」の解説 「軌道に乗る」の使い...
「気で気を病む」の意味 【慣用句】 気で気を病む 【読み方】 きできをやむ 【意味】 必要のない心配をして、自分で自分を苦しめる。 「気で気を病む」の解説 「気で気を病む」の使い方 「気で気を病む」の例文 彼は、家の外は...
「聞き耳を立てる」の意味 【慣用句】 聞き耳を立てる 【読み方】 ききみみをたてる 【意味】 注意して聞き取ろうとすること。 「聞き耳を立てる」の解説 「聞き耳を立てる」の使い方 「聞き耳を立てる」の例文 彼女に言葉を発...
「気が長い」の意味(対義語) 【慣用句】 気が長い 【読み方】 きがながい 【意味】 ゆったりしていてあせらないこと。おっとりしてがまん強く、心が広い性格の人もさす。 【対義語】 ・気が短い 「気が長い」の解説 「気が長...
「気がない」の意味(語源由来) 【慣用句】 気がない 【読み方】 きがない 【意味】 関心や興味がなく、その気にならないこと。 【語源由来】 その気がないという意味から。 「気がない」の解説 「気がない」の使い方 「気が...
「気が咎める」の意味(語源由来) 【慣用句】 気が咎める 【読み方】 きがとがめる 【意味】 罪の意識を感じる。後ろめたい。やましさを感じる。 【語源由来】 「咎める」があやまちや罪を取り立てて、非難する。なじる。という...
「気が遠くなる」の意味(語源由来) 【慣用句】 気が遠くなる 【読み方】 きがとおくなる 【意味】 物事の規模がはなはだしく大きいようす。 【語源由来】 意識が薄れてぼうっとなるような感じだの意味から。 「気が遠くなる」...
「気が付く」の意味 【慣用句】 気が付く 【読み方】 きがつく 【意味】 ①そのことに注意がむく。考え付く。 ②気を失っていた人が、意識を取り戻す。また、眠っていた人が目を覚ます。 ③細かなところまで、注意が行き届く。 ...
「気が急く」の意味(語源由来) 【慣用句】 気が急く 【読み方】 きがせく 【意味】 心があせって落ち着かない。 【語源由来】 急ごうと気持ちがあせることから。 「気が急く」の解説 「気が急く」の使い方 「気が急く」の例...
「気が済む」の意味(語源由来) 【慣用句】 気が済む 【読み方】 きがすむ 【意味】 気持ちが収まる。気がかりなことがなくなり落ち着く。 【語源由来】 気になっていたことが終わることから。 「気が済む」の解説 「気が済む...
「気が進まない」の意味(語源由来) 【慣用句】 気が進まない 【読み方】 きがすすまない 【意味】 そのことをしようという意欲がわかない。 【語源由来】 自ら進んで物事をしようと思わないことから。 「気が進まない」の解説...
「気が重い」の意味 【慣用句】 気が重い 【読み方】 きがおもい 【意味】 よくない結果が予想されたり、負担に感じることがあって、気持ちが沈むこと。 「気が重い」の解説 「気が重い」の使い方 「気が重い」の例文 明日も気...
「気落ちする」の意味(語源由来) 【慣用句】 気落ちする 【読み方】 きおちする 【意味】 がっかりして力を落とすこと。落胆。 【語源由来】 気持ちが沈み、力を落とすことから。 「気落ちする」の解説 「気落ちする」の使い...
「気炎を揚げる」の意味(語源由来・類義語) 【慣用句】 気炎を揚げる 【読み方】 きえんをあげる 【意味】 炎のように盛んな意気を示し、威勢のよい言葉を吐くこと。 【語源由来】 燃え上がるように盛り上がること。またその意...
「黄色い声」の意味 【慣用句】 黄色い声 【読み方】 きいろいこえ 【意味】 女性や子供のかん高い声。きいきい声。 「黄色い声」の解説 「黄色い声」の使い方 「黄色い声」の例文 アイドルがテレビ局から出てくると、出口で待...
「還暦」の意味(語源由来) 【慣用句】 還暦 【読み方】 かんれき 【意味】 数え年六十一歳のこと。また、六十一歳のお祝い。 【語源由来】 「環」は、元に戻る意味。昔の暦の数え方で、六十年で暦が一回りして元に返ってくる。...
「間髪を入れず」の意味(出典・故事) 【慣用句】 間髪を入れず 【読み方】 かんはつをいれず 【意味】 事が差し迫っている状況、また、間をおかずに直ちにするたとえ。 【出典】 『説苑』正諌 【故事】 髪の毛一本入れる余地...
「癇に障る」の意味(語源由来) 【慣用句】 癇に障る 【読み方】 かんにさわる 【意味】 気に入らないで腹立たしく思うこと。 【語源由来】 「癇」は過敏な神経を指すことから「癇に触る」とも書く。 「癇に障る」の解説 「癇...
「噛んで含める」の意味(語源由来) 【慣用句】 噛んで含める 【読み方】 かんでふくめる 【意味】 十分に理解するように詳しく丁寧に言うこと。 【語源由来】 親が、食物をかんで柔らかくして子供の口に含ませてやることから。...
「肝胆を砕く」の意味 【慣用句】 肝胆を砕く 【読み方】 かんたんをくだく 【意味】 持てる知恵をすべて傾け、全力を尽くして事に当たること。苦心するたとえ。 「肝胆を砕く」の解説 「肝胆を砕く」の使い方 「肝胆を砕く」の...
「我を張る」の意味 【慣用句】 我を張る 【読み方】 がをはる 【意味】 自分の考えや主張を押し通すこと。 「我を張る」の解説 「我を張る」の使い方 「我を張る」の例文 捨て猫を見たからといって、いちいち感傷的になってい...
「至れり尽くせり」の意味(出典) 【慣用句】 至れり尽くせり 【読み方】 いたれりつくせり 【意味】 何もかも十分に行き届いている様。これ以上ないくらいに、心遣いが行き届いていること。 【出典】 「荘子」斉物論 「至れり...
「肩身が狭い」の意味とは?(対義語) 【慣用句】 肩身が狭い 【読み方】 かたみがせまい 【意味】 ひけ目を感じて、はずかしい思いをすること。または、いごこちが悪いこと。 【対義語】 ・肩身が広い 「肩身が狭い」の語源由...
「片棒を担ぐ」の意味(語源由来) 【慣用句】 片棒を担ぐ 【読み方】 かたぼうをかつぐ 【意味】 ある計画や仕事に協力する。 【語源由来】 かごなどの一方の棒を担ぐ意味から。多く悪い仕業について言う。 「片棒を担ぐ」の解...
「片腹痛い」の意味(語源由来) 【慣用句】 片腹痛い 【読み方】 かたはらいたい 【意味】 「傍(かたはら)痛し」から転じて、おかしくて見ていられない。はたから見て気の毒だ、いやな気分になる。 【語源由来】 中世以降、文...
「型にはまる」の意味(対義語) 【慣用句】 型にはまる 【読み方】 かたにはまる 【意味】 決まりきった形式におさまっていて、工夫や面白みがないこと。 【対義語】 ・型を破る 「型にはまる」の解説 「型にはまる」の使い方...
「固唾を呑む」の意味とは?(類義語・対義語) 【慣用句】 固唾を呑む 【読み方】 かたずをのむ 【意味】 どうなるかと気になって、じっと見つめていること。静かに止まってしまっていること。 【類義語】 ・息を殺す ・声をの...
「肩透かしを食う」の意味(語源由来) 【慣用句】 肩透かしを食う 【読み方】 かたすかしをくう 【意味】 勢いをそらされ、無駄に終わる。 【語源由来】 「肩透かし」は相撲の決まり手の一つ。相手が押してくる時に、差し手で相...
「影も形もない」の意味 【慣用句】 影も形もない 【読み方】 かげもかたちもない 【意味】 何ひとつ形跡をとどめない。 「影も形もない」の解説 「影も形もない」の使い方 「影も形もない」の例文 三億年前というと、地球上に...
「影が薄い」の意味(語源由来) 【慣用句】 影が薄い 【読み方】 かげがうすい 【意味】 何となく元気がなく見える。また、目立たない。 【語源由来】 光が透過して影が薄く見えるという事から、存在感がないという意味。 「影...
「顔を潰す」の意味(語源由来) 【慣用句】 顔を潰す 【読み方】 かおをつぶす 【意味】 面目を失わせる。名誉を傷つける。 【語源由来】 「顔」は対面、面目、名誉の意味であることから。 「顔を潰す」の解説 「顔を潰す」の...
「顔を立てる」の意味(語源由来) 【慣用句】 顔を立てる 【読み方】 かおをたてる 【意味】 名誉などが保たれるようにする。 【語源由来】 「顔」が対面、面目。「立てる」が損なわずに保つことという意味であることから。 「...
「顔が立つ」の意味(語源由来) 【慣用句】 顔が立つ 【読み方】 かおがたつ 【意味】 対面が保たれる。 【語源由来】 「立てる」に物事を好ましい形で成り立たせたり維持させたりするという意味があり、そこから転じて対面を損...
「恩に着せる」の意味(語源由来) 【慣用句】 恩に着せる 【読み方】 おんにきせる 【意味】 恩を施したことをことさら感じさせようとする。 【語源由来】 「着せる」に他に押しつけ負わせる、こうむらせるという意味があること...
「音頭を取る」の意味(語源由来) 【慣用句】 音頭を取る 【読み方】 おんどをとる 【意味】 先頭に立って物事の計画、指導をする。 【語源由来】 合唱で先に歌って調子をとることから。 「音頭を取る」の解説 「音頭を取る」...
「折り紙付き」の意味(語源由来) 【慣用句】 折り紙付き 【読み方】 おりがみつき 【意味】 人物や品物について、その人柄や品質が確かなものだとうけあうこと。鑑定書のついているもの。 【語源由来】 「折り紙」は、紙を横半...
「重荷を下ろす」の意味(語源由来) 【慣用句】 重荷を下ろす 【読み方】 おもにをおろす 【意味】 責任を果たして気持ちが楽になる。 【語源由来】 背負っていた責任から解放されるという事。 「重荷を下ろす」の解説 「重荷...
「尾鰭を付ける」の意味(語源由来) 【慣用句】 尾鰭を付ける 【読み方】 おひれをつける 【意味】 事実以外のことを付け加える。誇張する。 【語源由来】 尾と鰭を体に付け加えるという意味から。 「尾鰭を付ける」の解説 「...
「御百度を踏む」の意味(語源由来) 【慣用句】 御百度を踏む 【読み方】 おひゃくどをふむ 【意味】 頼み事があって同じ所を何度も訪問する。 【語源由来】 願い事がかなうように社寺の境内の一定の距離を百回往復し、拝む意味...
「尾羽打ち枯らす」の意味(語源由来) 【慣用句】 尾羽打ち枯らす 【読み方】 おはうちからす 【意味】 それまで羽振りの良かった者が、落ちぶれて以前の威勢のいいおもかげを失うたとえ 【語源由来】 鷹の尾や羽が傷んでみすぼ...
「音に聞く」の意味(語源由来) 【慣用句】 音に聞く 【読み方】 おとにきく 【意味】 1 人伝えに聞く。うわさに聞く。 2 名高い。有名である。 【語源由来】 「音」がうわさ、評判という意味があることから。 「音に聞く...
「御猪口になる」の意味(語源由来) 【慣用句】 御猪口になる 【読み方】 おちょこになる 【意味】 さしていた傘が、風にあおられて、柄(え)とは逆の向きに開くこと。 【語源由来】 開いた傘が風にあおられて、裏返しになると...
「お茶の子さいさい」の意味(語源由来) 【慣用句】 お茶の子さいさい 【読み方】 おちゃのこさいさい 【意味】 たやすくできることのたとえ。 【語源由来】 「お茶の子」はお茶菓子。腹にたまらないことから、容易にできること...
「お高くとまる」の意味 【慣用句】 お高くとまる 【読み方】 おたかくとまる 【意味】 気位を高くもってすましたり、人を見下した態度をとったりする。 「お高くとまる」の解説 「お高くとまる」の使い方 「お高くとまる」の例...
「押しも押されもせぬ」の意味(語源由来) 【慣用句】 押しも押されもせぬ 【読み方】 おしもおされもせぬ 【意味】 どこへ出ても圧倒されることがない。実力があって堂々としている。誰からも力があると認められている様子。 【...
「押しが強い」の意味 【慣用句】 押しが強い 【読み方】 おしがつよい 【意味】 どこまでも自分の考えを押し通そうとする、あつかましい様子。 「押しが強い」の解説 「押しが強い」の使い方 「押しが強い」の例文 会議では気...
「教えの庭」の意味(語源由来) 【慣用句】 教えの庭 【読み方】 おしえのにわ 【意味】 文語的な表現で学校という意味。 【語源由来】 「仰げば尊し」の歌より。 「教えの庭」の解説 「教えの庭」の使い方 「教えの庭」の例...
「御座敷がかかる」の意味(語源由来) 【慣用句】 御座敷がかかる 【読み方】 おざしきがかかる 【意味】 ①芸人などが客に呼ばれる。 ②人から招待される。また、参加することを求められる。 【語源由来】 芸者や芸人などが、...
「後れを取る」の意味(語源由来) 【慣用句】 後れを取る 【読み方】 おくれをとる 【意味】 先を越される。負ける。劣る。 【語源由来】 「後れ」が「うしろ、あと」からついて行くという意味。そこから転じて、取り残されると...
「臆面もなく」の意味(語源由来) 【慣用句】 臆面もなく 【読み方】 おくめんもなく 【意味】 恥ずかしがったり、気おくれしたりする様子もなく、ずうずうしく。 【語源由来】 「臆面」が気後れした顔つき。臆したようすという...
「お株を奪う」の意味(語源由来) 【慣用句】 お株を奪う 【読み方】 おかぶをうばう 【意味】 人の得意とすることをほかの人がうまくやってのける。 【語源由来】 「お株」がその人の得意とするわざ、また、特有の癖を意味する...
「大目に見る」の意味(語源由来・類義語) 【慣用句】 大目に見る 【読み方】 おおめにみる 【意味】 多少の不正や欠点をきびしくとがめないで、思いやりをもつことをいう。 【語源由来】 「大目」の「目」は形容詞・動詞の語幹...
「大目玉を食う」の意味とは? 【慣用句】 大目玉を食う 【読み方】 おおめだまをくう 【意味】 ひどくしかられること。 「大目玉を食う」の語源由来 【語源由来】 大きく目を見開いてしかることから。「大目玉」は酷く怒ってい...
「大向こうを唸らせる」の意味(語源由来) 【慣用句】 大向こうを唸らせる 【読み方】 おおむこうをうならせる 【意味】 役者が、うまい芸で大向こうの観客を感嘆させる。また、一般にすぐれた技巧で多くの人々の人気を博すること...
「大見得を切る」の意味(語源由来) 【慣用句】 大見得を切る 【読み方】 おおみえをきる 【意味】 大げさな態度で自信のほどを示す。 【語源由来】 「見得」は歌舞伎で見せる大げさな動作や表情のこと。歌舞伎で、目立った顔つ...
「大きな口をきく」の意味(類義語) 【慣用句】 大きな口をきく 【読み方】 おおきなくちをきく 【意味】 実力もないのに、威張った態度で、大げさなことを言う。 【類義語】 大口をたたく 「大きな口をきく」の解説 「大きな...
「大きな顔をする」の意味(語源由来) 【慣用句】 大きな顔をする 【読み方】 おおきなかおをする 【意味】 力がないのに、威張っていること。また、悪いことをしながら、平気な態度をとること。 【語源由来】 「大きな顔」がい...
「王手をかける」の意味(語源由来) 【慣用句】 王手をかける 【読み方】 おうてをかける 【意味】 相手のいちばん大事なところをついて、追い詰めること。成功や勝利まであと一歩となること。 【語源由来】 「王手」は将棋で直...
「遠慮会釈もない」の意味(語源由来) 【慣用句】 遠慮会釈もない 【読み方】 えんりょえしゃくもない 【意味】 相手の意向を考えないで強引に事を進めるようす。 【語源由来】 「遠慮」が言動を控えめにすること、「会釈」が人...
「縁起を担ぐ」の意味 【慣用句】 縁起を担ぐ 【読み方】 えんぎをかつぐ 【意味】 それが良いことの前触れか、悪いことの前触れかを気にかける。縁起がいいとか悪いとか言って気にする。 「縁起を担ぐ」の解説 「縁起を担ぐ」の...
「英気を養う」の意味(語源由来) 【慣用句】 英気を養う 【読み方】 えいきをやしなう 【意味】 事にそなえて十分に休養をとること。 【語源由来】 「英気」が活動しようとする元気、「養う」が力を保ち育てるという意味である...