【人の振り見て我が振り直せ】の意味と使い方や例文(由来・類義語)
【ことわざ】 人の振り見て我が振り直せ 【読み方】 ひとのふりみてわがふりなおせ 【意味】 他人の行いの善し悪しを見て参考にすることで、自分の行いを見直し欠点を改めるように心がけると良いというたとえ。 【語源・由来】 自...
【ことわざ】 人の振り見て我が振り直せ 【読み方】 ひとのふりみてわがふりなおせ 【意味】 他人の行いの善し悪しを見て参考にすることで、自分の行いを見直し欠点を改めるように心がけると良いというたとえ。 【語源・由来】 自...
「木に縁りて魚を求む」の意味(出典・類義語・英語訳) 【ことわざ】 木に縁りて魚を求む 【読み方】 きによりてうおをもとむ 【意味】 物事の一部分や細部に気を取られてしまうと、全体を見失うという事。手段を誤れば、何...
「北に近ければ南に遠い」の意味(類義語・英語訳) 【ことわざ】 北に近ければ南に遠い 【読み方】 きたにちかければみなみにとおい 【意味】 一方に都合がよければ、他方には都合が悪いという事。また、分かりきった事や、...
「机上の空論」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 机上の空論 【読み方】 きじょうのくうろん 【意味】 机上で考えただけで、実際には役に立たない案や意見。 【語源・由来】 机の上で考えただけの空しい...
【ことわざ】 親の心子知らず 【読み方】 おやのこころこしらず 【意味】 子供は親の気持ちをちっとも理解せず、勝手な振る舞いをすること。また、実際に親になってみなければ、親の気持ちというものは理解できないという意味。 【...
「親の光は七光」の意味(語源由来・対義語・英語訳) 【ことわざ】 親の光は七光 【読み方】 おやのひかりはななひかり 【意味】 本人にはそれほどの力はないのに、親の威光のおかげで得をするということ。 【語源・由来】 7と...
【ことわざ】 聞いて極楽見て地獄 【読み方】 きいてごくらくみてじごく 【意味】 人の話で聞いた内容と、実際に見た差がはげしいこと。 【語源・由来】 江戸時代に、農村の娘に綺麗な着物とおいしいご飯が食べられる極楽な場所が...
【ことわざ】 枯れ木も山の賑わい 【読み方】 かれきもやまのにぎわい 【意味】 役に立たないようなものでも、ないよりはましだということ。 【語源・由来】 たとえ枯れた木でも、何もない山よりは、にぎやかでよいということから...
【ことわざ】 雉も鳴かずば撃たれまい 【読み方】 きじもなかずばうたれまい 【意味】 言わなくてよいことを言ってしまったために、よくないことがおこるということ。 【語源・由来】 雉は鳴かなければ居所を知られないが、一声鳴...
【ことわざ】 飛んで火に入る夏の虫 【読み方】 とんでひにいるなつのむし 【意味】 自ら危険や災難に進んで、飛び込んでいく事。自らを滅ほろぼすような禍わざわいの中に、進んで身を投じる事。 【語源・由来】 虫は光に向かって...
「人の口に戸は立てられぬ」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 人の口に戸は立てられぬ 【読み方】 ひとのくちにとはたてられぬ 【意味】 世間の噂は防ぎきれない。 【語源由来】 家の戸と違い、人の口に戸を立て...
【ことわざ】 人の噂も七十五日 【読み方】 ひとのうわさもしちじゅうごにち 【意味】 人の噂は長く続くものではなく、七十五日もすれば忘れられてしまうものだということ。 【語源・由来】 噂を立てられても、人は飽きっぽいもの...
「人を謗るは鴨の味」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 人を謗るは鴨の味 【読み方】 ひとをそしるはかものあじ 【意味】 他人の欠点を見つけて、あれこれ言って貶すことは気分の良いものだというたとえ。 【語源...
「ひだるい時にまずい物なし」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 ひだるい時にまずい物なし 【読み方】 ひだるいときにまずいものなし 【意味】 空腹の時には、まずいと思う食べ物はなく、なんでもおいしく食べられ...
「肘鉄砲を食わせる」の意味(語源由来・英語訳) 【ことわざ】 肘鉄砲を食わせる 【読み方】 ひじでっぽうをくわせる 【意味】 誘った相手から拒絶されることのたとえ。 【語源・由来】 相手にひじでどんとつつかれて、押しのけ...
「引かれ者の小唄」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 引かれ者の小唄 【読み方】 ひかれもののこうた 【意味】 負けたり、失敗したにも関わらず、負け惜しみや強がりをいうことのたとえ。 追い詰められて、どうに...
「贔屓の引き倒し」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 贔屓の引き倒し 【読み方】 ひいきのひきたおし 【意味】 贔屓にしすぎたことで、その人を不利にしてしまうことのたとえ。 【語源・由来】 気に入っている人...
「針の穴から天を覗く」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 針の穴から天を覗く 【読み方】 はりのあなからてんをのぞく 【意味】 少しの知識しかないにも関わらず、大きな問題を解決しようとすることのたとえ。 【...
【ことわざ】 一年の計は元旦にあり 【読み方】 いちねんのけいはがんたんにあり 【意味】 一年の計画は、一年の最初である元旦に決めるのがよい。また、何事も最初にきちんと計画を立てるのが大切だ、ということ。 【語源・由来】...
「 衣食足りて礼節を知る」の意味 (出典・類義語・対義語・英語) 【ことわざ】 衣食足りて礼節を知る 【読み方】 いしょくたりてれいせつをしる 【意味】 生活が豊かになって初めて、道徳心が高まり礼儀を知るようになる。 【...
【ことわざ】 牛に引かれて善光寺参り 【読み方】 うしにひかれてぜんこうじまいり 【意味】 他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。 【語源・由来】 信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を...
【ことわざ】 氏より育ち 【読み方】 うじよりそだち 【意味】 氏素性のよさより子供から大人になる間の環境やしつけ、教育の方が、人間の形成に大きな影響を与える。 【語源・由来】 先祖代々の家柄や家系よりも、成長の過程でど...
【ことわざ】 嘘から出た実 【読み方】 うそからでたまこと 【意味】 初めは嘘のつもりで言ったことが、結果として本当になってしまうこと。 【語源・由来】 「江戸いろはかるた」の中の「う」です。 【類義語】 ・一犬影に吠ゆ...
【ことわざ】 嘘つきは泥棒の始まり 【読み方】 うそつきはどろぼうのはじまり 【意味】 嘘をついてはならないという戒め。 【語源・由来】 嘘を平気でつくようになると、平気で盗みを働くようになることから。 【類義語】 ・嘘...
「目は口ほどに物を言う」の意味(出典・類義語・英語訳) 【ことわざ】 目は口ほどに物を言う 【読み方】 めはくちほどにものをいう 【意味】 目は、口で話すのと同じくらい気持ちを表す。ごまかそうとしても、目を見ればわかると...
【ことわざ】 餅は餅屋 【読み方】 もちはもちや 【意味】 何事も、それぞれに専門家がいるので、まかせたほうがよい、素人はかなわないということ。 【語源・由来】 餅は、餅屋さんがついたものが一番おいしいということから。江...
【ことわざ】 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥 【読み方】 きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ 【意味】 自分の知らないことはそのままにせず、積極的に聞いたほうが良いという意味。 【語源・由来】 知らないことを聞...
「痒い所に手が届く」の意味(語源由来・類義語・対義語) 【ことわざ】 痒い所に手が届く 【読み方】 かゆいところにてがとどく 【意味】 相手の望むことを察し、細かいところまで気配りや配慮がなされている様をいう。 【語源・...
【ことわざ】 団栗の背比べ 【読み方】 どんぐりのせいくらべ 【意味】 どれもこれも似たり寄ったりで、飛び抜けてすぐれたものがいないということ。 【語源・由来】 団栗は形も大きさもほぼ同じで差が無い為に、背比べをしたとこ...
「泥棒を捕らえて縄を綯う」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語) 【ことわざ】 泥棒を捕らえて縄を綯う 【読み方】 どろぼうをとらえてなわをなう 【意味】 事が起こってからあわてて用意をすることのたとえ。 【語源...
「泥棒も十年」の意味(語源由来) 【ことわざ】 泥棒も十年 【読み方】 どろぼうもじゅうねん 【意味】 どんなことでも、習得するまでには長年の修行が必要な事。何事も時間をかけて、習得しなければ一人前といえないという...
「泥棒にも三分の道理」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 泥棒にも三分の道理 【読み方】 どろぼうにもさんぶのどうり 【意味】 悪事を働いたのには、それなりの理由があるものだという事。また、どんなに筋...
「元の木阿弥」の意味とは?(類義語) 【ことわざ】 元の木阿弥 【読み方】 もとのもくあみ 【意味】 苦労して一度はよくなったものが、またもとの好ましくない状態に戻ること。せっかくの苦労や努力が無駄になること。 【類義語...
【ことわざ】 目に入れても痛くない 【読み方】 めにいれてもいたくない 【意味】 たいそう可愛がっているようす。可愛くてたまらないようす。可愛がっている子供や孫についていうことば。 「目に入れても痛くない」の使い方 「目...
「親はなくとも子は育つ」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 親はなくとも子は育つ 【読み方】 おやはなくともこはそだつ 【意味】 世の中のことは、そう心配したものではないということ。 【語源・由来】...
「虎の尾を踏む」の意味(出典・類義語・英語訳) 【ことわざ】 虎の尾を踏む 【読み方】 とらのおをふむ 【意味】 極めて危険なことをするたとえ。 【出典】 『易経・履掛』から。 【類義語】 ・危うきこと虎の尾を踏...
【ことわざ】 当たるも八卦、当たらぬも八卦 【読み方】 あたるもはっけ、あたらぬもはっけ 【意味】 占いは当たる場合もあれば、当たらない場合もあるということ。 【類義語】 ・合うも不思議、合わぬも不思議 ・合うも合わぬも...
「腸がちぎれる」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 腸がちぎれる 【読み方】 はらわたがちぎれる 【意味】 耐えきれない、耐えがたい悲しみのたとえ。 【語源・由来】 昔、中国で猿の子供を捕らえて舟に乗せたと...
「借りてきた猫」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 借りてきた猫 【読み方】 かりてきたねこ 【意味】 普段の姿とは打って変わり、非常におとなしい様を指している。 【語源・由来】 ねずみが家に住み着...
【ことわざ】 鴨が葱を背負って来る 【読み方】 かもがねぎをせおってくる 【意味】 自分に好都合な出来事、また願っても無い好機が訪れることをいう。 【語源・由来】 鴨が葱を背負って来るとは、鴨鍋を作ろうとしていた時に、ま...
【ことわざ】 嘘も方便 【読み方】 うそもほうべん 【意味】 何かをすんなりと進めるためや、より良い結果を得るための手段として、嘘うそをつくのが必要なときもあるということ。 【語源・由来】 仏が仏道によって生きとし生ける...
「嘘を言えば地獄へ行く」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語) 【ことわざ】 嘘を言えば地獄へ行く 【読み方】 うそをいえばじごくへゆく 【意味】 嘘をつくのはとても悪い事だという意味です。 ほとんどの場合、子供に対し...
「物言えば唇寒し秋の風」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 物言えば唇寒し秋の風 【読み方】 ものいえばくちびるさむしあきのかぜ 【意味】 人の欠点、短所などの悪口やよけいなことを言うと、災いをまね...
【ことわざ】 物は考えよう 【読み方】 ものはかんがえよう 【意味】 何事も考え方しだいで、よくもとれるし悪くもとれるということ。 【英語訳】 It (all) depends on how you look at it...
「腹八分目に医者いらず」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 腹八分目に医者いらず 【読み方】 はらはちぶめにいしゃいらず 【意味】 満腹になるまで食べないで、八分目にしておくことで健康でい続けることができる...
「腹の虫が治まらない」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 腹の虫が治まらない 【読み方】 はらのむしがおさまらない 【意味】 怒りが抑えきれないことのたとえ。 腹が立って、しゃくにさわり我慢できないこと。 ...
【ことわざ】 溺れる者は藁をも掴む 【読み方】 おばれるものはわらをもつかむ 【意味】 非常に困難な状況に追い込まれた人は、普段なんの役にも立たないと見放されているものにでも、頼ろうとするものだ。 【語源・由来】 明治時...
【ことわざ】 論より証拠 【読み方】 ろんよりしょうこ 【意味】 物事は議論よりも、証拠によって明らかになるということ。また、具体的な事実にものをいわせるのは、説得への第一歩であるということ。 【語源・由来】 『江戸いろ...
「論語読みの論語知らず」の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 論語読みの論語知らず 【読み方】 ろんごよみのろんごしらず 【意味】 書物の内容は理解できても、実行がともなわないこと。また、そうし...
「流行り物は廃り物」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 流行物は廃り物 【読み方】 はやりものはすたりもの 【意味】 流行というものは、一時的なことですぐに廃れてしまうということのたとえ。 流行といっても、...
「生き馬の目を抜く」の意味(語源由来・類義語・英語) 【ことわざ】 生き馬の目を抜く 【読み方】 いきうまのめをぬく 【意味】 生きている馬の目を抜き取るほど、すばやく物事をする。油断のならないさま。 【語源・由来】 素...
【ことわざ】 烏の行水 【読み方】 からすのぎょうずい 【意味】 よく洗わないで、風呂からさっさと出てきてしまうようすのたとえ。 【語源・由来】 カラスが水浴びをするとき、数分で羽とくちばしを洗い整える姿からきている。 ...
「独活の大木」の意味(語源由来・類義語・対義語) 【ことわざ】 独活の大木 【読み方】 うどのたいぼく 【意味】 図体ばかりが大きくて、中身が伴わず、何の役にも立たない人のこと。見かけだおしの人を指していう。 【語源・由...
【ことわざ】 名物に旨い物なし 【読み方】 めいぶつにうまいものなし 【意味】 名は必ずしも実を伴わないこと。 評判と実際は一致しない場合が多いということ。 【語源・由来】 名物といわれる物でも実際に食べて見ると、美味し...
【ことわざ】 物は相談 【読み方】 ものはそうだん 【意味】 困ったときには一人で思い悩まずに、とにかく人に相談したほうがよいということ。 相談事を持ちかけるときに「物は相談だが・・・」と前置きのことば。 【類義語】 膝...
【ことわざ】 隣の花は赤い 【読み方】 となりのはなはあかい 【意味】 他人のものは自分のものよりよく見えるということ。 【語源・由来】 隣に咲いている花は、自分の家に咲いている花よりも美しく見えることから。 【類義語】...
【ことわざ】 捕らぬ狸の皮算用 【読み方】 とらぬたぬきのかわざんよう 【意味】 実際にまだ自分の物になっていない、手に入るかどうかもわからない不確かなものや利益に期待をかけて、計画を練る事。 【語源・由来】 まだ狸も捕...
【ことわざ】 鳶に油揚げを攫われる 【読み方】 とびにあぶらあげをさらわれる 【意味】 苦心の結果もう少しで手に入るばかりであった獲物を不意に他に奪い去られる表現。 【語源・由来】 鳶は普段はゆっくりと空に輪を描いて飛ぶ...
【ことわざ】 鳶が鷹を生む 【読み方】 とびがたかをうむ 【意味】 ごく普通の平凡な親から、優れた子供が生まれる事。 【語源・由来】 鳶も鷹も同じタカ目タカ科の鳥の仲間で、姿や大きさも似ているが、鳶を平凡なものとし、鷹を...
【ことわざ】 虎の威を借る狐 【読み方】 とらのいをかるきつね 【意味】 有力者の権勢をかさに着ていばる、つまらぬ者のこと。 【出典】 『戦国策・楚策』より。虎に捕まった狐が、虎に「わたしは神のつかいだ。後につい...
【ことわざ】 花より団子 【読み方】 はなよりだんご 【意味】 花見などという風流なことよりも、食べるほうが大事というたとえ。外観よりも実質を、虚栄より実益を重んじること。また、風流を解さないことのたとえにも用いる。 【...
「鳩が豆鉄砲を食ったよう」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 鳩が豆鉄砲を食ったよう 【読み方】 はとがまめでっぽうをくったよう 【意味】 突然の出来事に驚いて、あっけにとられてきょとんとしている様子のたと...
「這っても黒豆」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 這っても黒豆 【読み方】 はってもくろまめ 【意味】 自分が間違っていることが、はっきりとわかっていても、間違っていないと言い張って譲らないことのたとえ。...
「裸で物を落とす例なし」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 裸で物を落とす例なし 【読み方】 はだかでものをおとすためしなし 【意味】 なにも持っていなければ、損をする恐れがなく、気楽であるというたとえ。 ...
【ことわざ】 鵜の真似をする烏 【読み方】 うのまねをするからす 【意味】 自分にできることがどうかもよく考えずに、能力のある人のまねをして失敗する者のたとえ。 【語源・由来】 水にもぐることも泳ぐことも下手な烏からすが...
「鵜の目鷹の目」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 鵜の目鷹の目 【読み方】 うのめたかのめ 【意味】 鵜が魚を、鷹が小鳥をさがすように、一所懸命に物を探し出そうとするさま。また、その目つき。 【語源・由来...
「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」の意味(出典・類義語・対義語・英語) 【ことわざ】 馬には乗ってみよ人には添うてみよ 【読み方】 うまにはのってみよひとにはそうてみよ 【意味】 馬のよしあしは乗ってみなければわからず...
【ことわざ】 馬の耳に念仏 【読み方】 うまのみみにねんぶつ 【意味】 いくらよいことを言っても、相手がまるで理解できなかったり、まともに耳をかたむける気がない場合、なんの効果もないことのたとえ。 【語源・由来】 馬が念...
【ことわざ】 亀の甲より年の功 【読み方】 かめのこうよりとしのこう 【意味】 長年かけて身につけた知恵や経験は、貴重であるということ。 【語源・由来】 昔から亀は”万年”生きるといわれている。だが、いくら万年生きている...
「始めよければ終わりよし」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 始めよければ終わりよし 【読み方】 はじめよければおわりよし 【意味】 物事は始めがうまくいけば、全て順調に進み、最後に良い結果を得るこ...
「目の上の瘤」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 目の上の瘤 【読み方】 めのうえのこぶ 【意味】 自分よりも地位や実力が上で、とても目障りで邪魔な人。 【語源由来】 目の上にできたこぶは、とてもじゃまに感...
「目糞鼻糞を笑う」の意味(類義語・英語訳) 【ことわざ】 目糞鼻糞を笑う 【読み方】 めくそはなくそをわらう 【意味】 自分の欠点には気づかないで、他人の欠点をあざ笑うことのたとえ。あざ笑うものも、笑われるものも大した違...
【ことわざ】 瓜の蔓に茄子はならぬ 【読み方】 うりのつるになすびはならぬ 【意味】 平凡な親からは非凡な子供は生まれない。血統は争えないこととしていう。 【語源・由来】 瓜の蔓には瓜しか生らないように、ナスの木にもナス...
【ことわざ】 噂をすれば影がさす 【読み方】 うわさをすればかげがさす 【意味】 人の噂をすると、その人がちょうどやって来るものである。 【類義語】 ・呼ぶより謗そしれ 【英語】 Talk of the devil, a...
「馬脚を現す」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 馬脚を現す 【読み方】 ばきゃくをあらわす 【意味】 包み隠していたことがあらわれる。化けの皮が剥がれる。ぼろを出す。 【語源・由来】 元曲(陳州糶米、第三...
「朝起きは三文の徳」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 朝起きは三文の徳 【読み方】 あさおきはさんもんのとく 【意味】 早起きをすれば、なにかしらよいことがある。 【語源・由来】 「三文」は、一文...
「年寄りは家の宝」の意味(類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 年寄りは家の宝 【読み方】 としよりはいえのたから 【意味】 経験の豊かな年寄りは何でもよく知っているため、宝物のような存在だという事。そのため、大...
【ことわざ】 年寄りの冷や水 【読み方】 としよりのひやみず 【意味】 高齢者なのに不相応な、危ないことや差し出た振る舞いをする事。自分の年齢も考えずに無茶をすることは健康に良くないという事。 【語源・由来】 老人が強が...
「年寄と仏壇は置き所が無い」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 年寄と仏壇は置き所が無い 【読み方】 としよりとぶつだんはおきどころがない 【意味】 敬遠したいにも、処置に困って、持てあまして...
【ことわざ】 所変われば品変わる 【読み方】 ところかわればしなかわる 【意味】 場所が変われば、習慣や決まりごとなども変わるということ。言葉が変わり、品物の呼び方も変わる。 【類義語】 ・品川海苔は伊豆の磯餅 ・所変わ...
「読書百遍義自ずから見る」の意味(出典・類義語・英語訳) 【ことわざ】 読書百遍義自ずから見る 【読み方】 どくしょひゃっぺんぎおのずからあらわる 【意味】 何度も繰り返して読めば、意味の通じない所も自然にわかって...
【ことわざ】 六十の手習い 【読み方】 ろくじゅうのてならい 【意味】 60歳になって初めて習字を習うこと。晩学のたとえ。 【類義語】 ・老いの学問 ・白首窮経 【対義語】 ・年寄りの冷水 【英語訳】 ・Never to...
「雲泥の差」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 雲泥の差 【読み方】 うんでいのさ 【意味】 同じ基準で見ても、大きな違いがあったり、大きくかけ離れていたりと、大きな差があるという意味です。 【語源...
「得手に帆を揚げる」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 得手に帆を揚げる 【読み方】 えてにほをあげる 【意味】 自分の得意とすることを行う好機に恵まれ、張り切って物事を行うこと。 【語源・由来】 船は向か...
「掃き溜めに鶴」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 掃き溜めに鶴 【読み方】 はきだめにつる 【意味】 その場に似合わないような美しい人や優れた人がいるたとえ。 【語源・由来】 むさくるしいごみ捨て場に、鶴...
【ことわざ】 海老で鯛を釣る 【読み方】 えびでたいをつる 【意味】 小さなものを差し出して、大きな価値のあるものを得るたとえ。 【語源・由来】 海老を餌に釣りをして、より高価な鯛を釣ることから。この海老は、小さくて安い...
「ローマは一日にして成らず」の意味(語源由来・類義語・対義語) 【ことわざ】 ローマは一日にして成らず 【読み方】 ろーまはいちにちにしてならず 【意味】 大事業というものは、一朝一夕に成しとげられるものではないという意...
【ことわざ】 時は金なり 【読み方】 ときはかねなり 【意味】 時間は貴重で有効なものだから、大切に使うべきだということ。 【由来】 英語のことわざ「Time is money.」を日本語にしたもの。 【類義語】 ・一刻...
【ことわざ】 遠くの親戚より近くの他人 【読み方】 とおくのしんせきよりちかくのたにん 【意味】 いざというときに頼りになるのは、遠くに住んでいる親戚より、近くに住んでいる他人であるということ。 【語源・由来】 親戚でも...
【ことわざ】 豆腐に鎹 【読み方】 とうふにかすがい 【意味】 意見をしても、少しのてごたえもなく、ききめもないことのたとえ。 【語源・由来】 やわらかい豆腐に鎹を打ち込んでも、何の手応えもないこと。 【類義語】 ・石に...
「同病相憐れむ」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 同病相憐れむ 【読み方】 どうびょうあいあわれむ 【意味】 同じ苦痛を受けているものは、互いに理解し合い同情する念が深い。 【語源・由来】 「呉越...
【ことわざ】 灯台下暗し 【読み方】 とうだいもとくらし 【意味】 自分のことや身近なことは、かえって気がつきにくいということ。 【語源・由来】 灯台の周りは明るいが、すぐ真下は台に光がさえぎられて、暗いことから。 【類...
【ことわざ】 天は二物を与えず 【読み方】 てんはにぶつをあたえず 【意味】 一個の人間は、そう幾つもの才能や長所を持っているものではない。 「天は二物を与えず」の使い方 「天は二物を与えず」の例文 まさに天は二物を与え...
「馬鹿の一つ覚え」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 馬鹿の一つ覚え 【読み方】 ばかのひとつおぼえ 【意味】 習い覚えたひとつのことばかりをいう人を嘲っていうことのたとえ。 また、それしかないようにくり返...
「天に唾する」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 天に唾する 【読み方】 てんにつばする 【意味】 人に向かって何か害を与えようとすると、かえって自分が被害を受けるという事。 【語源・由来】 いくら...
「馬鹿と鋏は使いよう」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 馬鹿と鋏は使いよう 【読み方】 ばかとはさみはつかいよう 【意味】 愚かな人でも、使い方によっては役に立つというたとえ。 また、人には能力に応じた使...
【ことわざ】 縁の下の力持ち 【読み方】 えんのしたのちからもち 【意味】 目立たないところで他人を支えたり、陰で重要な役割を果たしている人やものを指す。 【語源・由来】 大阪四天王寺の経供養きょうくようで催もよおされた...
【ことわざ】 昔は今の鏡 【読み方】 むかしはいまのかがみ 【意味】 現在おこっていることは、昔にもあったことで手本になるので、参考にすれば役立つということ。 【類義語】 ・温故知新(おんこちしん) ・故きを温ねて新しき...
【ことわざ】 水清ければ魚棲まず 【読み方】 みずきよければうおすまず 【意味】 あまりにも清く正しい人は、人が近寄りがたく、友だちができにくいということ。 【語源・由来】 水があまりに清らかに澄みきっていると、隠れる場...
【ことわざ】 水を得た魚 【読み方】 みずをえたうお 【意味】 自分にふさわしい場所や得意の分野を得て、生き生きと活躍しているようす。 【語源由来】 魚は水がなければ生きていけないことから、切るに切れない関係のことのたと...
【ことわざ】 果報は寝て待て 【読み方】 かほうはねてまて 【意味】 幸福というものは人の力ではどうすることもできないから、やるべきことをやったら、自然に身を任せ気長に待つことが良いということ。 【語源・由来】 仏教の「...
【ことわざ】 壁に耳あり障子に目あり 【読み方】 かべにみみありしょうじにめあり 【意味】 内緒話をするときは、どこでだれが見たり聞いたりしているかわからないので、気をつけた方がよいという教え。 【語源・由来】 昔の家の...
「馬鹿があればこそ利口が引き立つ」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 馬鹿があればこそ利口が引き立つ 【読み方】 ばかがあればこそりこうがひきたつ 【意味】 世の中は、利口な人や愚かな人など、様々な人がいて...
「備えあれば憂いなし」の意味(語源由来・出典・類義語・対義語) 【ことわざ】 備えあれば憂いなし 【読み方】 そなえあればうれいなし 【意味】 平生から事に備えて準備をしておけば、何の心配もなくなるということ。 【語源・...
「縁は異なもの味なもの」の意味(出典・類義語・英語) 【ことわざ】 縁は異なもの味なもの 【読み方】 えんはいなものあじなもの 【意味】 男女の縁は不思議でおもしろいものであるということ。 【出典】 「江戸いろはかるた」...
【ことわざ】 袖振り合うも多生の縁 【読み方】 そでふりあうもたしょうのえん 【意味】 人とのちょっとしたかかわりも、決して偶然ではなく、深い縁があってのことだから、人には親切にしなさいという教え。 【語源・由来】 すれ...
「言うは易く行うは難し」の意味(出典・類義語・英語) 【ことわざ】 言うは易く行うは難し 【読み方】 いうはやすくおこなうはかたし 【意味】 口で言うのはたやすいけれども、それを実行することはむずかしい。 【出典】 「塩...
「総領の甚六」の意味(語源由来・英語訳) 【ことわざ】 総領の甚六 【読み方】 そうりょうのじんろく 【意味】 長男や長女は、大事に育てられたので、弟妹よりもお人好しでおろかだ。 【語源・由来】 「江戸いろはかるた」のひ...
「千里の道も一歩より起こる」の意味(出典・類義語) 【ことわざ】 千里の道も一歩より起こる 【読み方】 せんりのみちもいっぽよりおこる 【意味】 どんなに大きな仕事も、まずは手近なことの実行から始まるというたとえ。なにご...
【ことわざ】 前門の虎後門の狼 【読み方】 ぜんもんのとらこうもんのおおかみ 【意味】 困ったことや、災難から逃れることができたと思ったら、また困ったことや災難にあうというたとえ。 【語源・由来】 中国の「評史(ひょうし...
「天災は忘れた頃にやってくる」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 天災は忘れた頃にやってくる 【読み方】 てんさいはわすれたころにやってくる 【意味】 自然災害は、その恐ろしさや以前の被害を忘れた頃に...
【ことわざ】 出る杭は打たれる 【読み方】 でるくいはうたれる 【意味】 すぐれてぬけ出ているものは、とかく憎まれる。また、でしゃばったことをすると、ほかからねたまれる。 【語源・由来】 並べて打った杭の一本が高く出過ぎ...
「手も足も出ない」の意味(語源由来・英語訳) 【ことわざ】 手も足も出ない 【読み方】 てもあしもでない 【意味】 力が足りなくて、処理しようがない事。どうしようもないこと。 自分の能力を遥かに超えていて、施す手段...
【ことわざ】 右を踏めば左が上がる 【読み方】 みぎをふめばひだりがあがる 【意味】 一方によいことは他方には悪い、同時によいことはないというたとえ。 【類義語】 出船によい風は入り船に悪い(でふねによいかぜはいりふねに...
「無理が通れば道理引っ込む」の意味(類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 無理が通れば道理引っ込む 【読み方】 むりがとおればどうりひっこむ 【意味】 世の中で、まちがったことが堂々と行われれば、すじの通った正しいこと...
「老いては子に従え」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 老いては子に従え 【読み方】 おいてはこにしたがえ 【意味】 年をとってからは、何事も子に任せて従ったほうがよいということ。 【語源・由来】 ...
【ことわざ】 負うた子に教えられて浅瀬を渡る 【読み方】 おうたこにおしえられてあさせをわたる 【意味】 時には、自分よりも年下の者や未熟な者から教えられることがあることのたとえ。 【語源・由来】 川をわたる時、子どもを...
【ことわざ】 鉄は熱いうちに打て 【読み方】 てつはあついうちにうて 【意味】 鉄は熱して軟らかいうちに打って鍛えるように、人も純粋な気持ちを失わない若いうちに鍛練すべきである。また、物事を行うには、それに適切な時期を失...
「亭主の好きな赤烏帽子」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 亭主の好きな赤烏帽子 【読み方】 ていしゅのすきなあかえぼし 【意味】 一家の主人の好むものは、たとえ笑われるような異様な物事でも、家族はこ...
「爪に火を灯す」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 爪に火を灯す 【読み方】 つめにひをともす 【意味】 お金を節約すること。貧乏なこと。 【語源・由来】 ろうそくが買えないほど貧しいが、けちなので...
【ことわざ】 善は急げ 【読み方】 ぜんはいそげ 【意味】 よいことを思いついたら、すぐにやろうということ。 【類義語】 ・思い立ったが吉日きちじつ ・先んずれば人を制す ・先手必勝 【対義語】 ・急がば回れ ・急いては...
【ことわざ】 船頭多くして船山に上る 【読み方】 せんどうおおくしてふねやまにのぼる 【意味】 指図する人が多すぎると、方針が統一できずに、物事がうまく運ばないこと。 【由来】 船に船頭せんどうがたくさんいて、それぞれが...
【ことわざ】 実るほど頭を垂れる稲穂かな 【読み方】 みのるほどこうべをたれるいなほかな 【意味】 徳のあるすぐれた人物ほど謙虚であるというたとえ。 【語源・由来】 稲が実を熟すほど穂先が垂れ下がれることから生まれたこと...
【ことわざ】 風が吹けば桶屋が儲かる 【読み方】 かぜがふけばおけやがもうかる 【意味】 ある事が起きるとそれが原因となり、巡り巡って全く関係ない所に影響が及ぶ長い長い因果関係を意味しています。また現代では、論理の飛躍・...
【ことわざ】 背に腹は代えられぬ 【読み方】 せにはらはかえられぬ 【意味】 さし迫った苦痛を回避するためには、ほかのことを犠牲にしてもしかたない。大きなことをするためには、小さな犠牲には構っていられない、小さなことはど...
【ことわざ】 急いては事を仕損じる 【読み方】 せいてはことをしそんじる 【意味】 何事もあわててやると失敗することが多いので、落ち着いて行動しようということ。 【類義語】 ・急がば回れ ・急ぐことはゆるりとせよ ・走れ...
「昔取った杵柄」の意味(語源由来・英語訳) 【ことわざ】 昔取った杵柄 【読み方】 むかしとったきねづか 【意味】 若いときに、しっかりと鍛えて身につけた技量や腕前は、年をとった今でも自信がある。 【語源由来】 昔、杵柄...
【ことわざ】 水と油 【読み方】 みずとあぶら 【意味】 二つのものが調和しないこと。互いに気が合わず打ち解けないことのたとえ。 【語源・由来】 定説はありません。水と油が混じり合わないことから由来しているものと考えられ...
「陸に上がった河童」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語) 【ことわざ】 陸に上がった河童 【読み方】 おかにあがったかっぱ 【意味】 能力の高い人でも、自分に適した環境から離れると、本来の力を発揮する事ができず無能に...
【ことわざ】 驕る平家は久しからず 【読み方】 おごるへいけはひさしからず 【意味】 栄華を極めて勝手なふるまいをする人は長くその身を保つことができない。 【出典】 「平家物語」の書き出し部分「祗園精舎の鐘の声、諸行無常...
「同じ穴の狢」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 同じ穴の狢 【読み方】 おなじあなのむじな 【意味】 一見別に見えても、実は同類であるという意味。多く悪人についていう。 【語源・由来】 狢は、タヌキに似た...
【ことわざ】 鬼に金棒 【読み方】 おににかなぼう 【意味】 ただえさえ強い人が、何かを得たり、良い条件が加わったりして、さらに強さを増すこと。 【語源・由来】 素手でもとても強い鬼に、武器となる金棒を持たせたらより一層...
【ことわざ】 住めば都 【読み方】 すめばみやこ 【意味】 心の持ちようで、どんなに不便な土地でも都のように快適に思えることのたとえ。長く住むと、どんなところでも良く思えてくることのたとえ。 【類義語】 ・地獄も住処すみ...
「全ての道はローマに通ず」の意味(語源由来・類義語・英語) 【ことわざ】 全ての道はローマに通ず 【読み方】 すべてのみちはろーまにつうず 【意味】 多くのものが、中心に向かって集中しているということ。 あらゆることは、...
「無用の長物」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 無用の長物 【読み方】 むようのちょうぶつ 【意味】 あってもなんの役に立たないどころか、むしろ邪魔(じゃま)になるもののたとえ。 【語源由来】 タイ国の王...
【ことわざ】 三つ子の魂百まで 【読み方】 みつごのたましいひゃくまで 【意味】 幼いころの性格は、年をとっても変わらないということ。 【出典】 源氏物語げんじものがたりに「筆取る道と碁打つこととぞ、あやしう「魂」のほど...
【ことわざ】 鬼の居ぬ間に洗濯 【読み方】 おにのいぬまにせんたく 【意味】 きびしく注意する人や、こわい人がいない間に、思いっきりくつろいで息抜きをするという意味。 【語源・由来】 金棒を持った鬼が見張りをしている時は...
【ことわざ】 鬼の目にも涙 【読み方】 おにのめにもなみだ 【意味】 ふだん、どんなに思いやりのない人でも、ときには情け深いこともあることのたとえ。 【語源・由来】 ざんこくで、地も涙もないといわれている鬼でも、泣くこと...
「捨てる神あれば拾う神あり」の意味(語源由来・類義語) 【ことわざ】 捨てる神あれば拾う神あり 【読み方】 すてるかみあればひろうかみあり 【意味】 一方で見捨てる人がいるかと思うと、他方で救ってくれる人がいる。世間は広...
【ことわざ】 過ぎたるは猶及ばざるが如し 【読み方】 すぎたるはなおおよばざるがごとし 【意味】 物事をやりすぎることは、足りないことと同じようによくない。過不足なく、ほどほどがちょうどいいというたとえ。 【由来】 孔子...
【ことわざ】 帯に短し襷に長し 【読み方】 おびにみじかしたすきにながし 【意味】 どちらつかずで、中途半端で、何の役にも立たないたとえ。 【語源・由来】 帯にしようとすると短すぎるし、たすきにするには長すぎるので、どち...
「鑿と言えば槌」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 鑿と言えば槌 【読み方】 のみといえばつち 【意味】 色々な事に対して、細かな所まで気が利く事を意味しています。 【語源・由来】 鑿(のみ)も槌(つち)も...
【ことわざ】 暖簾に腕押し 【読み方】 のれんにうでおし 【意味】 相手の反応や手応えがない事や、張り合いがないという意味。 【語源由来】 ①暖簾を力いっぱい押しても空気を押すように手応えがない事から。 ②「腕押し」は「...
【ことわざ】 雀百まで踊り忘れず 【読み方】 すずめひゃくまでおどりわすれず 【意味】 子供のときに覚えた習慣やくせは、年を取っても直らないということ。 【由来】 雀は地面を歩く時に、ちょんちょんと踊りを踊るように飛び跳...
【ことわざ】 好きこそ物の上手なれ 【読み方】 すきこそもののじょうずなれ 【意味】 好きなことは一生懸命取り組み、工夫したり勉強したりするのでおのずと上達するというたとえ。好きであることが、上手になるためのよい条件にな...
【ことわざ】 負けるが勝ち 【読み方】 まけるがかち 【意味】 無理に相手と争うよりも、勝ちをゆずる方が結果的には得になる。 【類義語】 ・逃げるが勝ち ・損して得取る ・三十六計さんじゅうろっけい逃げるに如しかず 【英...
【ことわざ】 身から出た錆 【読み方】 みからでたさび 【意味】 自分でした悪い言動が原因で、苦しんだり、ひどい目にあったりすることのたとえ。 【語源・由来】 身とは刀身とうしんを指し、武士が刀の手入れを怠っていると、錆...
【ことわざ】 馬子にも衣装 【読み方】 まごにもいしょう 【意味】 身なりを整えれば、どんな人間でも立派に見えるというたとえ。 【語源・由来】 馬子(身分が低い人のたとえ)とは、昔の職業で、馬の背に荷物や旅人を乗せて目的...
「乗り掛かった船」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 乗り掛かった船 【読み方】 のりかかったふね 【意味】 一度関わった事、一度始めた事は、途中で止めるわけにはいかないという意味です。 【語源・由来】 乗...
【ことわざ】 喉元過ぎれば熱さを忘れる 【読み方】 のどもとすぎればあつさをわすれる 【意味】 どんな苦痛や苦労も、それが過ぎると、その苦痛も苦労も忘れてしまうということ。また、苦しい時に助けてもらった恩や恩人を、楽にな...
「上り坂あれば下り坂あり」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 上り坂あれば下り坂あり 【読み方】 のぼりざかあればくだりざかあり 【意味】 長い人生では、盛運の時期もあれば、衰運の時期もあり、苦楽が相伴うも...
「労多くして功少なし」の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 労多くして功少なし 【読み方】 ろうおおくしてこうすくなし 【意味】 苦労したわりには、たいしてむくいられず、がっかりしてしまうという...
【ことわざ】 礼も過ぎれば無礼になる 【読み方】 れいもすぎればぶれいになる 【意味】 礼儀もあまり度が過ぎると、お世辞になってみにくいという意味。 【類義語】 ・慇懃(いんぎん)も無礼のうち ・礼も過ぎればへつらいとな...
「類は友を呼ぶ」の意味(出典・類義語・英語訳) 【ことわざ】 類は友を呼ぶ 【読み方】 るいはともをよぶ 【意味】 同類は自然に集まるものだということ。 または、志の同じ者はお互いを引き寄せるという意味。 【出典】 『易...
【ことわざ】 的を射る 【読み方】 まとをいる 【意味】 物事の肝心な点を的確・確実にとらえること。 【英語訳】 直訳では hit the mark/target(的を射る) 意訳ではThat is the point....
【ことわざ】 まな板の鯉 【読み方】 まないたのこい 【意味】 自分の力ではどうすることもできず、相手の思うままになるしかない様。また、そのような運命にあることのたとえ。 【語源由来】 鯉は、まな板の上にのせたら、おとな...
「丸い卵も切りようで四角」の意味(類義語・英語訳) 【ことわざ】 丸い卵も切りようで四角 【読み方】 まるいたまごもきりようでしかく 【意味】 同じことでも、話し方、やり方によって受け取られかたが違ってしまいます。ものご...
【ことわざ】 ミイラ取りがミイラになる 【読み方】 みいらとりがみいらになる 【意味】 人を捜さがしに行った者がそのまま帰ってこないで、捜される立場になってしまうこと。また、人を説得に行った者が、かえって説得され、先方と...
【ことわざ】 残り物には福がある 【読み方】 のこりものにはふくがある 【意味】 誰かが取り残した物の中や、最後に残った物の中には、思いがけなく価値のある物が残っているという意味。 【出典】 江戸時代の浄瑠璃「伊賀越道中...
【ことわざ】 能ある鷹は爪を隠す 【読み方】 のうあるたかはつめをかくす 【意味】 実力や才能のある者は、むやみにそれを表に出さず、いざという時にだけその力を発揮するという意味。 【出典】 古いことわざ集「北条氏直時分諺...
【ことわざ】 念には念を入れよ 【読み方】 ねんにはねんをいれよ 【意味】 用心した上に、さらに重ねて用心するという意味です。 【語源・由来】 どんな事でも良く注意したつもりがどこかに手落ちがあるかもしれないので、手抜か...
「寝る子は育つ」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 寝る子は育つ 【読み方】 ねるこはそだつ 【意味】 よく眠る子供は、すくすく丈夫に育つということ。 【語源・由来】 心と体に問題がなく健康な子供は、良く眠...
「猫を追うより魚をのけよ」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 猫を追うより魚をのけよ 【読み方】 ねこをおうよりさかなをのけよ 【意味】 問題が発生したら、その場しのぎの事をせず、根本から正すべきという意味...
「月夜に提灯」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 月夜に提灯 【読み方】 つきよにちょうちん 【意味】 必要のないこと。役に立たないもののこと。 【語源・由来】 月夜は明るいので、提灯はいら...
【ことわざ】 月と鼈 【読み方】 つきとすっぽん 【意味】 二つのものを比べたら、あまりにちがっていることのたとえ。 【語源・由来】 すっぽんはカメににた生き物で甲羅こうらが丸い。月もすっぽんも、どちらも丸い形をしている...
【ことわざ】 沈黙は金 【読み方】 ちんもくはきん 【意味】 黙っていることが、時には雄弁よりも上策だということわざ。 【語源・由来】 19世紀、イギリスの思想家・歴史家のトーマス・カーライルの「衣装哲学」の「Speec...
【ことわざ】 塵も積もれば山となる 【読み方】 ちりもつもればやまとなる 【意味】 小さいことでも積み重ねれば大きなことになるということ。 【語源・由来】 塵のように小さなことやわずかなことでも、積もり積もれば山のように...
「長所は短所」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 長所は短所 【読み方】 ちょうしょはたんしょ 【意味】 失敗は多くその長所に頼る所から来るものだから、長所は見方を変えれば短所である。 【語源・由来】...
【ことわざ】 頭隠して尻隠さず 【読み方】 あたまかくしてしりかくさず 【意味】 悪いことや後ろめたいことをしたとき、すっかりかくしたつもりでいても、その一部が現れていること。 【語源・由来】 キジという鳥は追われると草...
【ことわざ】 金は天下の回り物 【読み方】 かねはてんかのまわりもの 【意味】 今、お金がない人でもいつか手に入れることができるし、お金持ちでも失うこともあるということ。 【語源・由来】 お金は一つのところにとどまるもの...
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」の意味(類義語・語源由来・英語訳) 【ことわざ】 蟹は甲羅に似せて穴を掘る 【読み方】 かにはこうらににせてあなをほる 【意味】 人は自分の身の丈に合った、考えや行動をとることが一番良いという...
「渇しても盗泉の水を飲まず」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 渇しても盗泉の水を飲まず 【読み方】 かっしてもとうせんのみずをのまず 【意味】 どんなに辛く苦しいことがあっても、決して悪いことはし...
【ことわざ】 火中の栗を拾う 【読み方】 かちゅうのくりをひろう 【意味】 自分ではなく他人の利益のために、そそのかされ危険をおかし、酷い目にあうことのたとえ。 【由来】 火中の栗を拾うの語源になったといわれているのが、...
【ことわざ】 河童の川流れ 【読み方】 かっぱのかわながれ 【意味】 どんなにその道の達人や名人であっても、時には失敗する、というたとえ。 【語源・由来】 日本の伝説上の動物・妖怪である河童は、川や沼に住み泳ぎを得意とす...
「風穴を開ける」の意味(語源由来・対義語・英語訳) 【ことわざ】 風穴を開ける 【読み方】 かざあなをあける 【意味】 悪習といった古い習慣により柔軟性に乏しく凝り固まった価値観をもつ組織や物事などに、新鮮な風(新たな価...
【ことわざ】 蛙の面に水 【読み方】 かえるのつらにみず 【意味】 どんな酷い目にあっても、顔色を変えることなく、平気なこと。または無神経なこと。図太いことのたとえとして使われる。 【語源・由来】 両生類である蛙は、生態...
「粋が身を食う」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 粋が身を食う 【読み方】 すいがみをくう 【意味】 花柳界や芸人社会の事情に通じて粋がることは、遂にはその道に溺れて身を滅ぼすことになる。 【語源...
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 心頭を滅却すれば火もまた涼し 【読み方】 しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし 【意味】 心から雑念(ざつねん)を払い無念無想(むねん...
「吝ん坊の柿の種」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 吝ん坊の柿の種 【読み方】 しわんぼうのかきのたね 【意味】 けちな人は、どんなつまらないものや、くだらないものでも執着(しゅうちゃく)して惜しがって手...
【ことわざ】 知らぬが仏 【読み方】 しらぬがほとけ 【意味】 知れば腹も立ち、悩んだりもするけれど、知らなければ仏のように心を動かされずに穏やかでいられるということ。 【類義語】 ・聞けば気の毒見れば目の毒 ・人生、字...
【ことわざ】 初心忘るべからず 【読み方】 しょしんわするべからず 【意味】 物事を始めたばかりの頃の、真剣で謙虚な気持ちを忘れるなというたとえ。何事も最初に始めた頃の気持ちを忘れずに、すなおな気持ちで取り組むべきだとい...
【ことわざ】 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ 【読み方】 しょうをいんとほっすればまずうまをいよ 【意味】 大きな目標を達成するためには、周辺のものから手にいれることが先決だというたとえ。相手を説得するためには、相手が信...
【ことわざ】 上手の手から水が漏れる 【読み方】 じょうずのてからみずがもれる 【意味】 名人でも、失敗をすることがあるということ。 【語源・由来】 「上手」とは、そのことに巧みな人という意味に由来。 江戸時代に、囲碁・...
「正直は一生の宝」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 正直は一生の宝 【読み方】 しょうじきはいっしょうのたから 【意味】 正直だということは、一生を通して守らなければならないような、大切なものであ...
【ことわざ】 朱に交われば赤くなる 【読み方】 しゅにまじわればあかくなる 【意味】 人は環境に支配されやすいので、付き合う友達によって良くも悪くもなるということ。 【出典】 中国晋代の「太子少傅箴たいししょうふしん」に...
「柔能く剛を制す」の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳) 【ことわざ】 柔能く剛を制す 【読み方】 じゅうよくごうをせいす 【意味】 柔軟なものが、そのしなやかさでかたいものの矛先をそらし、結局は勝つことになる...
「蛇の道は蛇」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 蛇の道は蛇 【読み方】 じゃのみちはへび 【意味】 同類のことは、同類がよく知っている。 その道の人間がその社会のことに、よく通じているというたとえ。 【語...
【ことわざ】 曲がらねば世が渡られぬ 【読み方】 まがらねばよがわたられぬ 【意味】 道理にかなった正しいことだけでは世の中をうまく渡ってはいけません。時には相手のすることや言うことが間違っていると思っていても、相手に合...
「猫糞を決め込む」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 猫糞を決め込む 【読み方】 ねこばばをきめこむ 【意味】 悪い事をしても、知らん顔を決め込むという意味です。 人の物を隠して、自分の物にしてしまうという...
「猫の額」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 猫の額 【読み方】 ねこのひたい 【意味】 土地や場所の面積がとても狭い事を意味します。 【語源・由来】 猫の額が狭い事に由来しています。 猫は顔に対して目や耳...
【ことわざ】 猫の手も借りたい 【読み方】 ねこのてもかりたい 【意味】 とても忙しいので、誰でも良いから手伝って欲しいという意味です。 【出典】 近松門左衛門作の浄瑠璃「関八州繋馬かんはっしゅうつなぎうま」とされます。...
【ことわざ】 猫に小判 【読み方】 ねこにこばん 【意味】 どれほど貴重なもの・高価なもの・価値のあるものでも、持ち主がそれを知らなければ何の値打ちもないことを意味します。すばらしいものを見せても、効果や反応がない事を意...
【ことわざ】 釈迦に説法 【読み方】 しゃかにせっぽう 【意味】 その道を知り尽くしている相手に、不必要なことを教えることのたとえ。 【由来】 仏教を開いた釈迦に対して、仏法を説くという愚かさをたとえたもの。 【類義】 ...
【ことわざ】 待てば海路の日和あり 【読み方】 まてばかいろのひよりあり 【意味】 今は思うようにいかなくても、あせらずに待っていれば、良いことはそのうちにやってくるということ。 【語源・由来】 海が荒れていて航海ができ...
【ことわざ】 理屈とこう薬はどこにでもつく 【読み方】 りくつとこうやくはどこにでもつく 【意味】 こう薬がどこへでもつけられるのと同じで、理屈もつけようと思えば、どうにでもつけられるということ。 【語源・由来】 こう薬...
「茶腹も一時」の意味(語源由来・類義語・英語訳) 【ことわざ】 茶腹も一時 【読み方】 ちゃばらもいっとき 【意味】 茶だけでも飲めば一時は空腹をしのぐことができる。わずかばかりのものでも一時しのぎになる。 【語源...
「蒔かぬ種は生えぬ」の意味(類義語・対義語) 【ことわざ】 蒔かぬ種は生えぬ 【読み方】 まかぬたねははえぬ 【意味】 何もしないで、良い結果を得ようとしても得られない。 【類義語】 ・打たねば鳴ならぬ ・物がなければ影...
「竹馬の友」の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳) 【ことわざ】 竹馬の友 【読み方】 ちくばのとも 【意味】 おさななじみのこと。 【語源・由来】 桓温が不仲の殷浩と並び称されることを不満に思い、幼時には殷浩...
【ことわざ】 短気は損気 【読み方】 たんきはそんき 【意味】 すぐにいらいらして短気を起こすと、喧嘩けんかをしたり、あぶない目にあったりして、結局は短気を起こした本人が損をするという事。 【語源・由来】 短気を起こすと...
「便りのないのは良い便り」の意味(語源由来・類義語) 【ことわざ】 便りのないのは良い便り 【読み方】 たよりのないのはよいたより 【意味】 平穏で無事な時や特になにもない時は、人はなかなか手紙を書かないものであるか...