中学生用に、高校受験やテストによく出題される慣用句を集めました。
中学生が絶対に覚えておくべき慣用句を厳選しましたので、この記事で紹介している慣用句は全て確実に覚えておきましょう!
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目次
「あ行」の【中学生用】高校入試によく出る慣用句
愛想を尽かす
あきれて好意や親愛の情をなくす。見限る。
開いた口が塞がらない
相手の態度やようす、言った言葉を受けて、思っていたよりすごかった為、驚きどう反応していいか分からず、ことばも出ないようすなどのことです。
相槌を打つ
相手の話に同感の意思を伝えるために、うなずいたり調子を合わせたりすること。
合いの手を入れる
歌や踊りに合わせて手拍子を打ったり、掛け声をかけること。また、人との会話で、相手の話を促したり、うまく話題を展開したりするために、言葉を挟むこと。
阿吽の呼吸
「阿吽」とは吐く息と吸う息のことで、二人以上が一緒にある物事をする時のお互いの微妙な調子の合い具合。
青菜に塩
ものごとがうまくいかず、元気がなくなり、しょんぼりしている人の様子。
揚げ足を取る
言葉尻をとらえたり、言い間違いにつけこんだりして相手をやりこめること。
挙げ句の果て
物事の最後の結果、最後の最後ということ。
顎で使う
高慢な態度で人をつかうこと。
朝飯前
かんたんにできること。わけないこと。
足を洗う
汚れた足をきれいに洗うことから、悪いおこないや悪い仲間とのつながりをやめて、まじめに生活すること。
足が出る
はじめの予定よりも多くのお金がかかる。赤字になる。
足が付く
身元や足取りが分かること。
足が棒になる
身元や足取りが分かること。
足下を見る
相手の弱みにつけこむ。
足を引っ張る
みんなで力を合わせてよい結果を出そうとしているとき、だれかがそれを妨げるような行いをすること。
頭が痛い
心配ごとがあって、頭が痛くなるほど思い悩むこと。
頭が下がる
感心したり、尊敬したりする気持ちになるという意味。
頭が上がらない
相手に引け目を感じて、相手と同等の気持ちになれないこと。
当てにする
何かに期待すること。何かを頼りにする事。
後の祭り
物事が終わった後に後悔をしても手遅れであるということ。
脂が乗る
仕事などの調子が出て、意欲的に取り組んでいる。
油を売る
むだ話をして、仕事を怠ける。
油を絞る
①あれこれと言葉で厳しく叱ったり責めたりする。
②できない問題や難問を出して力を厳しく試す。
天の邪鬼
何事によらず人の意見に逆らった行動ばかりするひねくれ者。
泡を食う
突然のことに驚き慌てる。
案の定
予想していたとおりに事が運ぶさま。
息を呑む
はっと驚いたり、感動したりする。
意地を張る
自分の考えをおし通そうとする。
鼬ごっこ
二人が手の甲を交互につねり、その手を重ねてゆく遊び。両方がたがいに同じことを繰り返して結着がつかないこと。
韋駄天走り
全速力で、しかも猛烈な勢いと速さで走る様子をいう。
板につく
その地位や仕事がその人にぴったりあってくる。また、服などがその人になじんでくる。
一か八か
上手くいくかどうかわからないが成り行きに任せて。
一目置く
相手を自分より優れたひととしてうやまって一歩譲ることのたとえ。
一夜漬け
①一晩だけ漬けた漬物。はやづけ。
②間に合わせに急に準備すること。
一線を画す
境界線を引いて、きちんと区別するということで、他との違いをはっきり示すたとえ。
糸を引く
操り人形を、糸を引いて動かすことから、裏で指図して人を操る。影響などが長く続いて絶えない。ねばついて糸を張ったような状態になる。ボールなどが、まっすぐ空中を動いていく。
犬と猿
とても仲が悪いというたとえ。
茨の道
茨の生えている道を歩くことはつらいことから、苦しみや困難が多い人生のたとえ。
因縁を付ける
相手を困らせるために言いがかりをつける。「因縁」は、ここでは言い掛かりの意味。
牛の歩み
牛は動作がのろいことから、ものごとの進み方がおそいことのたとえ。
後ろ指を指される
人格や行動を他人に否定されたり、さげすまれること。
嘘八百
嘘を数多くつき、何もかも嘘だらけなこと。さらに、まったくのでたらめということ。
有頂天になる
いい気になる。喜びに我を忘れる。
うつつを抜かす
他のことには見向きもしないほど、あることに夢中になる。
打つ手がない
うまく切り抜ける方法や手段が見つからない。
腕に覚えがある
自分の力に自信がある。
腕を振るう
自分の力を十分にあらわす。
腕を磨く
もっと上手になろうとして練習する。
鰻登り
気温・物価・評価などが見る間に上がったり、物事の件数・回数が急激に増えたりすること。
鵜呑みにする
人のいう事を疑わず、そのまま信じるたとえ。
馬が合う
相手と気持ちが通じ合う。
裏をかく
予想外の行動に出て相手を出し抜く。
瓜二つ
容貌(ようぼう)が見分けがつかないほどよく似ていることのたとえ。
悦に入る
思い通りになって満足する。「悦」は、喜び。
襟を正す
身なりや姿勢をきちんとする。また、気持ちを引き締めること。
大きな顔をする
威張った顔つきやようすをすること。また、悪いことをしながら、平気な態度をとる。
同じ釜の飯を食う
寝食をともにしたことがある仲間、または同じ職場で働いたことのある同僚のこと。
思う壷
期待したとおりになること。
お茶を濁す
いいかげんなことをいったり、したりして、その場をうまくごまかす。
恩を仇で返す
恩を受けたのに、その人にひどいことをする。
「か行」の【中学生用】高校入試によく出る慣用句
顔が利く
名が知られていて便宜を図ってもらえること。
顔が広い
交際範囲が広く、多方面に知人があること。
顔から火が出る
恥ずかしくて顔が真っ赤になる様子。
我が強い
自分勝手、思うところに凝り固まって人の言にしたがわないこと。
顔に泥を塗る
その人の言動で他人の体面を汚すこと。恥をかかせること。
風の便り
どこからともなく伝わってくるうわさ。
肩の荷が下りる
重い責任や負担から解放されること。
片棒を担ぐ
ある計画や仕事に協力する。
肩を並べる
相手と同等の能力を持ち対等の立場に立つこと。
角が立つ
物事が穏やかでなく、人との関係を損なう。荒立つ。
烏の行水
よく洗わないで、風呂からさっさと出てきてしまうようすのたとえ。
蚊帳の外
無視され、不利な扱いを受けること。また、物事に関与できない位置に置かれること。内情がわからない立場に置かれること。
間一髪
髪の毛一本の隙間の意味で、ほんのわずかなところで、ということ。
黄色い声
女性や子供のかん高い声。きいきい声。
気が置けない
緊張したり遠慮するなどの、気遣いの必要がなく、親しく付き合えること。
気が利く
細かなところまで注意や配慮が行き届き、臨機応変な対応ができること。
機が熟す
ものごとをするのにちょうどよい時期になること。
木で鼻を括る
きわめてそっけない、または冷淡な態度をとること。
牛耳る
指導者となって、思うままに支配する。
灸をすえる
灸で、病気を治そうとする意味で、厳しく注意をして行動を改めさせようとすること。
釘付けにする
その場所から動きのとれないようにする。
釘をさす
間違いのないように念を押す。
口裏を合わせる
事前に打ち合わせて話の筋道が合うようにする。
口が滑る
ついうっかり言ってしまう事。
口をぬぐう
何か悪いことをしていながら、知らないふりをすること。知っているのに知らないふりをすること。
口を割る
かくしていたことなどをしゃべる。白状する。
口車に乗せられる
うまい言い回しにだまされる。
屈託無い
気がかりなことが何もない。こだわらない。「屈託」は、何かをきにしてくよくよすること。「屈託の無い」ともいう。
首が回らない
やりくりがつかない様子。
首を長くする
今か今かと待ち焦がれる様子。
芸が細かい
細かいところまで気を配って、やり方が綿密であること。芸事で、細部まで行き届く演技をすることが本来の意味。
けりが付く
物事の結末がつく。決着する。
けりをつける
決着をつける、物事を終わらせるということ。
言質を取る
交渉事などで、後で証拠となるような言葉を相手から引き出す。
心に刻む
よく覚えて、忘れないようにする。
心を鬼にする
かわいそうだと思う気持ちを振り捨て、相手のためを考え、あえて厳しい態度で当たること。
腰が低い
人にたいして、いばったりしないでていねいである。
腰巾着
腰にさげる巾着(=金銭などを入れる袋)から転じて、いつも同じ人につき従っていて離れない人。目上の人のそばでご機嫌うかがいばかりしている人をさげすんでいう言葉。
言葉の綾
いくとおりにも解釈できるような複雑な言い回し。
言葉を濁す
はっきりと言わずに、あいまいにする。
「さ行」の【中学生用】高校入試によく出る慣用句
匙を投げる
医者が治療の方法が見つからないと、薬の調合用の匙を投げだすことから、物事に成功する見込みがなくて、あきらめてしまうこと。医者が病人の治療をあきらめるほと、病状が悪化して、手の施しようがないこと。治療や病人に対してだけではなく、これ以上どのように努力をしても、もう成功する見込みがないと悟り、あきらめてしまうこと。
左遷
それまでよりも低い地位に落とすこと。
鯖を読む
自分の利益になるように、数をごまかすたとえ。
三度目の正直
一度目や二度目では思い通りにならないことも三度目にはうまくいくものだということ。
試金石
金属をこすりつけ純度を判定する石英質の黒い粘板岩。転じて、物事の価値、人物の力量を見極めるための物事。
地獄耳
①一度聞いたら忘れないこと。
②他人の秘密などをすばやく聞き込む耳のこと。
舌鼓を打つ
①あまりのおいしさに舌を鳴らす。
②不満げに舌打ちをする。
舌を巻く
驚いたり感心したりする様子。
しのぎを削る
はげしく争う。
助長
①その傾向を伸ばすこと。
②結果として、よくない傾向を強めてしまうこと。
尻馬に乗る
誰かが乗った馬の後方、尻の上あたりに便乗するように、他人の言うことや行うことに無批判に同調するたとえ。
水泡に帰す
あっけなく消え失せてしまう水の泡のようになるという意味で、それまでの努力や苦労がすべて無駄になることのたとえ。
雀の涙
ほんのわずかな量のたとえ。
図に乗る
いい気になって勢いづく。調子に乗る。つけあがる。
千秋楽
相撲や芝居などの、いく日か続けて行われる興行の最後の日のこと。
相好を崩す
喜んで顔をにこにこさせる。
袖にする
今まで親しかった人を、相手にしなくなる。
袖の下
① 袂(たもと)に隠すようにしてそっと渡すもの。賄賂。また、心付け。そでした。
② 人目をはばかって、内証で渡すこと。
「た行」の【中学生用】高校入試によく出る慣用句
太鼓判を押す
間違いないと請け合うこと。確かに保証すること。
箍が緩む
緊張が緩んだり年をとったりして、だらしなくなる。規律が緩む。
高を括る
あなどる。大したことはないとあまく見る。
駄々をこねる
子供が親などに甘えてわがままを言い張り、すねること。
棚上げ
問題の解決・処理を一時保留しておくこと。
商品を一時貯蔵して市場に出さないこと。
たんかを切る
威勢のいいことばで、歯切れよくまくし立てる。
潰しが効く
本来の仕事だけでなく、別な仕事でも十分やっていける能力がある。
鶴の一声
意見がまちまちであるとき、みんなに文句を言わせずにいうことをきかせる。有力者の一言。
爪に火を灯す
非常にけちである事。また、極端に倹約する事。ひどく貧しい生活をする事。
爪の垢を煎じて飲む
優れた人に似る様子。
手塩に掛ける
自分で直接世話して育てる。
手取り足取り
一つ一つ、ていねいに、めんどうをみること。
手に汗を握る
はらはらする。
手に余る
自分の力では片付けられない。もてあます。
手前味噌を並べる
自分で自分のことを誇ること。自慢すること。
手を切る
それまであった関係を絶つ。主に好ましくない人物との縁を切るのに使われる。
手を引く
①相手の手をとって、導く。
②相手との関係をなくして、今までやってきたことや、これからやろうとすることをやめる。
手を抜く
手順や作業を省いて、いいかげんにする。
手を焼く
処置や対応に窮する。持て余す。てこずる。
手ぐすねを引く
十分な準備のもとに、いざ来いと待ち構えている様子のたとえ。
手玉に取る
人を自分の思うままに操る。
峠を越す
ものごとの一番盛んな時、また、一番難しい時が過ぎること。
堂に入る
・ある事に熟達(じゅくたつ)していてみごとでさまになっていること。
・学問・技芸の真髄(しんずい)をきわめていること。
とどのつまり
最終的にたどり着つくところを意味する。
飛ぶ鳥を落とす勢い
勢いが非常に盛んなようす。権力・威力などが血気盛んであることを意味する。
途方にくれる
どうしたらよいか方法が分からず、困り果てる。
取り付く島もない
頼ろうとしても、冷たくあしらわれたりして頼るに頼れない状態を意味する。
「な行」の【中学生用】高校入試によく出る慣用句
泣き寝入り
①泣きながら寝てしまうこと。
②不服のままあきらめること。
なしのつぶて
電話をしても、手紙を出しても一向に返事がないことを意味している。
何食わぬ顔
知っているのに何も知らないような顔つき。そしらぬ顔。
二の足を踏む
ためらう。しりごみする。
二の舞を演じる
人の後に出てそのまねをすること。また、前の人の失敗を繰り返すこと。
濡れ衣を着せられる
していないのにしたといわれ、罪を負わされること。
猫撫で声
猫が人になでられたときに発するような、きげんを取るためのやさしくこびる声。
猫の額
土地や場所の面積がとても狭い事を意味します。
猫をかぶる
もともとの性質を隠して、人の前ではおとなしそうにふるまう。
根も葉もない
事実であるという何の根拠もないこと。
音を上げる
もう耐えられないと弱気になる。
念を押す
重ねて注意する。また、注意して確かめる。
「は行」の【中学生用】高校入試によく出る慣用句
歯が立たない
かたくて歯でかめない。自分の力ではとてもかなわない。
白紙に戻す
もとの何もなかった状態に戻す。
鼻が高い
人に自慢できることがあって、得意になる様子。
鼻にかける
他よりも優れていることを自慢する。
鼻につく
いやな臭いが鼻を刺激する。また、飽きてきて、見るのも聞くのも不快に感じる。
鼻であしらう
相手の言葉を問題とせず、すげない態度をとる。
花を持たせる
相手を喜ばせるために、勝利や名誉・功績などを譲り、相手を立てること。
羽目を外す
調子にのって、程度が過ぎる。
腹をさぐる
それとなく相手の考えを知ろうとする。
腹を割る
つつみかくさずに、ほんとうの気持ちや考えを打ち明ける。本心をさらけだす。
膝が笑う
傾斜の急な山道をくだるときなどに、疲れて膝ががくがくする。
額に汗する
汗を流して一生懸命に働く。
人を食う
人を人とも思わない態度をとる。馬鹿にすること。
火に油を注ぐ
火が燃えているときに油を注ぐことで、さらに勢いが強まることから、勢いの盛んなものがさらに勢いづくことのたとえ。本来は、その結果が望ましくないときに使う。
非の打ち所がない
欠点が全くない。完全である。
火の車
経済状態が極めて苦しいこと。
氷山の一角
ものごとのほんのわずかな部分だけが表にあらわれていることのたとえ。
ピンからキリまで
始めから終わりまで。最高のものから最低のものまで。
袋のねずみ
袋の中に追い詰められた鼠のように、まわりをすっかり囲まれてどこにも逃げ場がないことのたとえ。
ほとぼりが冷める
事件などの後に残っていた興奮が収まったり、関心が薄れたりする。「ほとぼり」は余熱のこと。
法螺を吹く
実際にはあり得ないようなことを大げさに言ったり、大きなことを言ったりする。
本腰を入れる
本気で物事に取りかかる。「本腰」は、本気で取り組もうとする姿勢。
物議を醸す
世の中に議論や批判を引き起こす。
懐が暖かい
所持金が十分にある。
筆が立つ
文章を書くのが上手である。
ふに落ちない
納得がいかない様子。
棒にふる
それまでしてきた努力や苦労を、無駄にしてしまうことのたとえ。
「ま行」の【中学生用】高校入試によく出る慣用句
枚挙に暇がない
あまりにも数が多すぎて、いちいち数えてはいられないこと。
間が悪い
①なんとなくきまりが悪い。
②運が悪い。不運である。
見栄を張る
うわべを飾る。外観を繕う。
水に流す
前にあったいざこざやもめごとなどを、全部なかったことにする。
水を差す
上手くいっているものごとに横から邪魔をする。
道草を食う
まっすぐに帰らないで、途中で寄り道をしたりして時間を費やすこと。
身に余る
身分に釣り合わない。過分である。
身に覚えがない
自分が悪いことをしたという記憶がない。
身に付く
①自分の所有となる。自分のものとして持つ。
②知識・習慣・技術などが、自分自身のものとなる。
身を立てる
①世の中に出て立派な地位につく。
②職を持って生活していけるようになる。
実を結ぶ
いろいろと努力したり苦労したりしたことで、その結果が良いものとして現れること。
耳が痛い
自分のあやまちや弱みをついていて、聞くことがつらいという意味。
耳にたこができる
同じ話を何度も聞かされて嫌になるという意味。
虫がいい
自分勝手で、ずうずうしい。
虫が知らせる
はっきりした理由はないが、何かが起こりそうな気がすること。
虫の息
弱り果てて、今にも絶えそうな呼吸。また、その状態。
虫の居所が悪い
機嫌が悪く、怒りっぽい。
胸に秘める
思惑を表に出さず、心の中にしまっておくこと。
胸をなでおろす
心配していたことがなくなり、安堵すること。問題も起こらず思い通りにことが運び安心すること。
胸を張る
あることについて自信に満ちた態度を取ること。堂々とした態度を取ること。
目がない
①夢中になって、思慮分別をなくすほど好きである。
②ものを見分ける力がない。
目から鼻へ抜ける
①抜け目がなくやる事素早い様子。
②非常に利口で賢いさまのたとえ。
目に余る
①黙って見ていられ泣いほど、あまりにもひどい様子。
②数が多くて一目で見渡すことができない。
目を三角にする
怒って、怖い目つきをするという意味。
目を見張る
感心したりおどろいたりして、目を大きく見開く。
「や行」の【中学生用】高校入試によく出る慣用句
八百長
前もって打ち合わせておく不正な勝負。転じて馴れ合いで物事を行うこと。
野次馬
自分に関係のないことに、興味本位で騒ぎ立て、見物すること。また、人のしりについて騒ぎ回ること。また、その人々。父馬。老いた牡馬。また、気性の強い馬。
山を張る
うまくあたるように推測で何かをする。
藪から棒
物事の仕方が思いがけないさまのたとえ。だしぬけであるさま。
要領がいい
①ものごとの処理の方法がうまく、手ぎわがいい。
②自分が有利になるように巧みに立ち回ることができる。
横車を押す
道理に合わないことを無理に押し通すこと。
横槍を入れる
よこやりをいれる
余念がない
他のことを考えないで、そのことに夢中になっている様子。
世を渡る
この世の中に生きて、暮らしていく。生活をする。
「ら行」の【中学生用】高校入試によく出る慣用句
埒があかない
物事の決着がつかないこと。事態が進展しないこと。
「わ行」の【中学生用】高校入試によく出る慣用句
渡りに船
・困っている状況(じょうきょう)の時に、思いもかけない助けがあること。
・望んでいるものが、都合(つごう)よく得られること。
藁にも縋る
せっぱつまって、頼りになりそうにないものにまで頼り、助けを求めていくさま。
割に合わない
損になる。
われに返る
①気を失っていた人が、気がつく。
②物事に夢中になっていた人が、はっと気がついて、普段の自分にもどる。
我を忘れる
じぶんのことを忘れるほど、ものごとに心を奪われる。
輪を掛ける
あるものよりも、いっそう程度が激しくなる。また、さらに大げさにする。